次のOLPC機はタブレットでジャングルの村々にヘリコプターから投下する

OLPCプロジェクトのリーダーNicholas Negroponte(MIT Media Lab)が、今日(米国時間11/2)のOpen Mobileサミットで、このプロジェクトの次の製品であるタブレットコンピュータXO-3の配布計画を説明した。へき地の村々にパラシュートで投下し、1年後にその効果を見る、というものだ。
馬鹿げた話のようだが、でも、つねに超野心的なNegroponteは、まさにその通りにやる気でいる。このやり方には先例があり、しかもそれは、映画The Gods Must Be Crazy〔邦題: 「ブッシュマン」〕の中だけではない。彼が言及したある研究によると、放任主義の教育方法はきわめて効果的だ。子どもたちにツールを与えて、あとは彼らの好きなようにさせる。子どもには好奇心と知性があり、そんな彼らに大量の自由な時間を与えた場合の効果を、侮(あなど)ってはいけない。
そのタブレット(上の画像のようなデザイン)には本が100冊最初から載っていて、言語は地域の言語にローカライズされている。それらによって子どもたちに、コンピュータリテラシの基礎と十分な読書能力を身につけてもらう。ワイヤレスでインターネットに接続される予定だが、そのためのプロトコルやプロバイダなどは未定だ。
このプロジェクトのこれまでの成果は、当初の目標に照らすと、好悪相半ばしている。うまくいったところでは、めざましい効果を上げている。たとえばペルーでは数十万の子どもたちが使っていて、どうやら親たちの文盲解消にも寄与しているようだ。使用現場で壊れたことがほとんどないので、その堅牢性と長寿命も証明されている。
しかし、これまでに判明した最大の難関が、その配布だ。そこでNegroponteが考えついたのが、ヘリコプターからの散布だ: “比喩ではなくまさに文字どおり、タブレットをヘリから投下する”。そのタブレットは、とても使いやすいので取説やマニュアルは不要だ。…という想定だが、1年後に再訪して結果をチェックする。想定される最悪のシナリオは: “年長の子たちが取り上げてポルノばかり見ている…どこへ行っても人間は同じだね”。
タブレットの完成は2012年の後半、デザインはMarvellの製品がベースになる。充電用のソーラーパネル付きで、ディスプレイはPixel Qiタイプだ。サイズはほぼ10インチで、アスペクト比は4:3となる。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


