ザッカーバーグには10億ドル!―Facebookの上場で誰がどのくらいの売却代金を得る?

今日(米国時間4/3)Facebookは株式上場に伴い、1株当たり28ドルから35ドルで1億8千万株を売り出すと発表した。これ以外に社員その他の既存株主が1億5741万5352株を売却する。これらFacebookの初期からの投資家や社員による株式の売却総額は最大で55億ドルに上る見込みだ。既存投資家の株式売却代金は一切Facebookには配分されない。
ファウンダー、CEOのマーク・ザッカーバーグは3020万株を売却し、最大10億.500万ドルを受け取る。この代金のほとんどはザッカーバーグがストック・オプションを行使する際に直面する税金の支払に充てられることになるだろう。ザッカーバーグのストック・オプションはクラスB普通株1億2千万株に上る。オプション行使価格6セントだ。このストック・オプションを行使するときに生ずる利益に対して莫大な所得税が発生する。それがザッカーバーグが3020万株を売却しなければならない理由だ。
しかし上場に伴って株式を売却した後も、4億7千万株について取り消し不可能な委任を受けているためザッカーバーグは57.3%の株式議決権を保有し続ける。これらの株式の所有者は議決権を自ら行使すること放棄して、ザッカーバーグにその行使を無期限に委任している。
大口の株式売却を行うのはザッカーバーグだけではない。Facebookに対する最初期の投資家であるAccel Partnersのジム・ブライヤー、PayPalの共同ファウンダー、ピーター・ティール、LinkedInのファウンダー、リード・ホフマン、Zyngaのファウンダー、CEO、マーク・ピンカスなども株式を売却する。またAccelとDSTなどの機関投資家も同様だ。実際、ブライヤーと彼がパートナーを務めるベンチャー・ファンド、Accelが今回の株式上場によって最大の利益を受けることになる。
一方、今回株式を売らない株主もいる。初代CEOのショーン・パーカー、現COOのシェリル・サンドバーグ、共同ファウンダーのダスティン・モスコヴィッツは株式を売らない。
もう一つ注意すべきなのは、株式を売却する株主にしても、全株式を手放す者は誰もいないないという点だろう。全員が持株の10分の1から最大でも4分の1程度を売却するにすぎない。
S-1上場申請書に添付された既存株主による株式売却予定と一覧と今回の売却で誰がいくらくらいの売却益を得るか計算した表を下にエンベッドしておく。
*原注:2行目のJim Breyerの売却株式には個人所有分とAccel Partners所有分が合算されている。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)




