Facebook、写真を自動アップロードするPhoto SyncをiOSでもテスト中

もう、Androidだけじゃない。Facebookは、バックグラウンドで自動アップロードする方法を解明し、少人数のiOSユーザーと共にPhoto Syncをテストしている。通報者からスクリーンショットが送られ、Facebookに確認したところ、iOS版Photo Syncは、2ヵ月前から続いているAndroid版によるテストの延長だということだ。これで、Google+のインスタントアップロードを排除し、Facebookの生命源である写真をさらにシェアさせることができるかもしれない。

Facebook Photo Syncの仕組みはこうだ(少なくとも、テストに参加している幸運な人たちの間では)。しっかり警告しておくが、これはFacebookが提供するのをやめて捨てられるかもしれない機能だ。ともあれ、まずiOS版Facebookアプリのナビゲーションバーまたはタイムラインの写真セクションを下までスクロールする。するとPhoto Syncを確認後有効にするオプションが表れる。 通報者のYoloFahadが送ってくれた写真による(ちなみに彼はInstagrammerのスーパーユーザー)。

すると、ユーザーが撮った写真は自動的にアップロードされ、自分だけに見える非公開アルバムに入る。そこから公開したい写真を選ぶ。詳しい説明は、Facebookのヘルプセンターに書かれている。ここにこの機能がiOSにあると説明されていることを本誌は発見した。通常Facebookは、直ちに写真をアップロードするが、設定を変えて通信料金がパンクしないようにもできる。

この機能はFacebookにとって非常に重要だ。写真はユーザーの再訪問と滞在時間を増やす重要な要素だからだ。殆どの人は、Facebookにアップロードする以上に写真を撮っているが、Facebookとしてはこの差を縮めたい。手動で写真を選びアップロードされるのを待つ代わりに、Photo Syncは非常に少ない抵抗でこれを行うことによって、公開される写真を劇的に増やす可能性を持っている。

それならなぜFacebookはこの機能をiOSにまだ入れていないのか。理由は2つある。一つはプライバシー。誰にも見られたくない写真の自動アップロードは、デリケートな話題だ。Facebookは、ユーザーがパニックを起こさないよう完璧な情報伝達を行う必要がある。間違えれば、恥ずかしいパーティー写真をおばあちゃんに見られることになる。

第二の理由は技術的な問題だ。Androidではデベロッパーがおよそ何でもやりたいことをできるので、Photo Syncの実現は簡単だった。Facebookが9月にこの機能のテストを始めたことをThe Vergeが報じている。厳格に管理されたiOSでは?そう簡単ではない。アップデート:Facebookは、バックグラウンドアップロードを利用し、iOS 6に深く統合されている位置情報APIには頼っていないと言っている。

この機能によって、Google+のインスタントアップロードを恐れる必要がなくなるかもしれない。Googleは2011年6月に同機能を初披露した。一年後のI/Oカンファレンスでは、パーティーモードと呼ばれるGoogle+のイベントときれいに統合され、これを見た私はすぐに、iOSとFacebookに対抗する強力なセールスポイントになると思った。実際Facebookがパーティーモードの競合品を検討しているという噂も聞いた。

Photo SyncはDropboxに本格的脅威を与えるものではない。Dropboxの主目的は写真を全部バックアップすることで、共有の準備をすることではない。しかし、BumpのFlockなどいくつかスタートアップは、なにがしかの差別化要因を失うことになるかもしれない。このアプリには自動アップロード機能があり、現在誰でも利用できる。

今現在、毎日3億枚アップロードされる画像とInstagramに挟まれて、Facebookは写真レースで断然トップを走っている。もし、iOSとAndroidの全ユーザーにPhoto Syncを提供して軌道に乗れば、追いつくためにはオリンピックの奇跡が必要だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)