タグ: 月(用語)
月に関する記事一覧

月着陸船開発のispaceが30億円調達、新着陸船プラットフォームを公開
数年以内に民間月着陸船の月面投入を目指しているスタートアップのひとつ、ispace(アイスペース)は、シリーズBラウンドで30億円を調達した。2022年と2023年に計画している打ち上げまでに商用着陸船の開発資金の継続にあてる。資金調達の報告に伴い、この日本のスタートアップは、新たなデータプラットフォーム事業も発表した。これは、同社が月面で収集するデータを活用し、他の企業、宇宙機関、研究機関などに、それらが計画する独自の月面ミッションや、ゆくゆくは月の商用開発に役立つ情報に基づく基盤を提供するものだ。 280万ドルのシリーズB投資は、…続きを読む

NASAとJAXAがアルテミス有人月面探査における協力で正式合意
NASAと日本は新しい協定に調印した(NASAリリース)。両国はISS(国際宇宙ステーション)における現在の協力を継続すると同時に、NASAのアルテミス計画に日本の宇宙開発機関であるJAXAが協力していく。 日本時間7月11日にNASAのJim Bridenstine(ジム・ブライデンスタイン)長官と日本の萩生田光一文科相がリモート会議でそれぞれ協定文書に署名した。 この文書は共同声明(JEDI)の形式で、 ロボットおよび有人の月面探査を含むアルテミスプロジェクトにおける両国の役割を具体的に定めるプラットフォームとなるものだ。 日本は…続きを読む

NASAが月面の水源探査車VIPERの輸送に民間企業のAstroboticを指名
NASAは、月面探査車のVIPER(バイパー)ローバーを月面に送り届ける企業を選定した。このミッションは、月面のどこにどのようにして人が長期滞在するかを決める手がかりをもたらすものであり、Artemis(アルテミス)計画にとって決定的なステップとなる。現在2023年に予定されている月着陸ミッションでペイロードの輸送を担うのは、民間パートナーのAstrobotic(アストロボティック)であると米国時間6月11日に発表した。 VIPERとは「Volatiles Investigating Polar Exploration Rover」(…続きを読む

民間初の月面貨物輸送を請け負うIntuitive Machinesが着地点と打ち上げ日を決定
民間企業として初めて、NASAに代わって月への科学機器輸送を担当するIntuitive Machines(インテュイティブ・マシンズ)が、着地点とミッションの目標日付を決定した。同社の月面着陸機、Nova-C(ノヴァC)は、Vallis Schröteri(シュレーター谷)と呼ばれる月面最大の谷への着地を目指している。そこは比較的平坦で十分な太陽光が当たり、着地を妨げる大きなクレーターや岩石はない。 Intuitive Machinesは2021年10月21日の打ち上げを目指しており、不可能だった場合のための予備日も決められている。同…続きを読む

NASAは月面ロボット探査車隊に搭載する超小型科学装置のアイデアを募集
NASAのジェット推進研究所(JPL)は、アルテミス計画やその他の月面ミッションで使用する超小型月面探査車に搭載できる科学装置のアイデアの一般公募を開始した。このアイデアチャレンジは、クラウドソーシング・プラットフォームであるHeroX(ヒーローエックス)にて「Honey, I Shrunk the NASA Payload」(ねえ、NASAのペイロードを縮めちゃったよ)と、31年前の映画「ミクロキッズ」(原題「Honey, I Shrunk the Kids」)のタイトルを現代風にもじった見出しで公開されている。求めているのは、最大…続きを読む

NASAが2022年の月への貨物輸送にMasten Space Systemを指名、同社の月着陸船XL-1と連携
NASAは月面探査プロジェクトのパートナーとして、Commercial Lunar Payload Services(商用月輸送サービス、CLPS)参加企業の中から、カリフォルニア州モハベを拠点とするMasten Space System(マステン・スペース・システム)を指名した。同社はNASAの依頼を受けて、科学以外および技術機器など8つの積載物を2022年に月の南極に運ぶ。 MastenはCLPSプログラムの下で月輸送契約を結んだ4番目の会社であり、NASAは2019年5月に、Astrobotic(アストロボティック)、Intui…続きを読む

ホワイトハウスが新たな「国際月協定」推進を示唆
国際社会は宇宙や月の資源を収集、利用することに関する規則の制定で何十年も苦闘を続けている。米国をはじめとする宇宙開発国はすべて、最もよく知られた試みである1979年の「月協定」を却下したが、月探査の新たな競争によって、ホワイトハウスは新しい国際協定を受け入れる意志があることを発表するにいたった。 米国時間4月6日に発行された大統領命令でトランプ政権は 、これを「宇宙資源の国および民間による回収と利用の国際的支援の促進」を進める政策であることを示唆した。 命令は何かを強制するものではなく単なる政策の表明なので、第一歩にすぎない。しかしこ…続きを読む

NASAの月ロケット打ち上げは計画から2年遅れで予算オーバーとの内部報告
2024年に人類を月に立たせるというNASAの意欲的な計画は間近に迫ってきた。と同時に、同局の監察総監室が報告した現在の予算超過と遅延から察するに実現性が遠のいている。 「SLS(Space Launch System、大型打ち上げロケットシステム)計画のコストとスケジュールの管理に苦戦を続けるNASAの状況は、同局の(有人月飛行計画である)アルテミス計画の意欲的な目標に影響する恐れがある」と米国時間3月10日に公開された報告書には書かれている。「アルテミス1号のSLS(ロケット本体、ICPS、ブースター、RS-25アダプテーション、…続きを読む

アリアンスペースが初の月へのライドシェアミッションを2023年に提供
ヨーロッパの打ち上げ事業者ことArianespace(アリアンスペース)は米国時間10月22日、国際宇宙会議で月探査に関するいくつかの刺激的なニュースを発表した。同社でCEOを務めるStéphane Israël(ステファン・イスラエル)氏によると、今後打ち上げられるAriane 6ロケットは、4年後に月へのライドシェア・ミッションを行う予定だという。 「我々は2023年までに、Ariane 6による月への最初のライドシェアミッションを提供する予定で、政府や民間の顧客を検討している」 と、イスラエル氏はイベントのステージで語った。 こ…続きを読む

NASAが月面用新型宇宙服を開発、人体3Dスキャンでジャストフィット、HDカメラ搭載で高速通信も可能に
次に月面に足を下ろす米国人は、まったく新しい宇宙服を着て行くことになる。それは1970年代に最後に月面を歩いたオリジナルのアポロスーツをベースにしながらも、大幅に改良されたものだ。簡単に装着でき、楽に動けて、コミュニケーション能力も向上する。体が自由に動かせない制約の大きかった過去のものとは雲泥の差があるが、それでも家の中を着て歩けるような代物ではない。 Exploration Extravehicular Mobility Unit(xEMU、探査船外活動移動ユニット)と呼ばれるこの新型宇宙服は、まだ開発初期段階だが仕様はほぼ固まっ…続きを読む

NASAが月面の3DデータをCGアーティストとクリエイター向けに公開
映画やゲームの舞台を月面に設定したいと思えば、見栄えのする画像を探すのは、それほど難しくない。しかしNASAは、単に美しいだけでなく、さまざまな用途に使えるデータをクリエーター向けにリリースした。画像だけでなくデプスデータを含んでいるので、非常に詳細な月面の3Dマップも簡単に作成できる。 これは「CGI Moon Kit」と呼ばれるもので、NASAのゴダード宇宙飛行センターが公開した。科学的なデータの視覚化の専門家、アーニー・ライト(Ernie Wright)氏が、元は別の目的で構成したものだが、3Dアーティストの注目を集めることが分…続きを読む

NASAが月ミッションに向けOrion宇宙船最大12機をロッキード・マーチンに発注
NASAは少なくとも6機、最大で12機のOrion宇宙船をLockheed Martin(ロッキード・マーティン)に発注した。Orionは同社が有人宇宙飛行ミッションのために特別に設計/製造した宇宙船で、最初のOrionは来年に予定されている初の月ミッションの準備に先立ち最近完成した。 今回の契約は、NASAが2024年の目標として掲げている月への有人飛行を実現する最初のミッションと、2030年9月30日までの期間におよぶ追加ミッションを対象としたものだ。当面の具体的なミッションはArtemis III〜Artemis Vで、契約額は…続きを読む

インドの月面探査機、着陸ミッション中に信号途絶
インドによる無人探査機を初めて月の南極に軟着陸させる試みは失敗に終わったと、同国の宇宙機関は米国時間8月7日に発表した。 月面から2マイル(約3.2km)未満の上空で、着陸機のVikra(ヴィクラ、インドの宇宙開発の父ことVikram Sarabhai、ヴィクラム・サラバイ氏にちなんだ名前)と管制室との通信がロストした。 インドのNASAに相当するISRO(インド宇宙研究機関)からのライブ中継は、管制室がランダーからの信号を受信できず、科学者たちが緊迫する様子を流した。 着陸の試みを見守っていたインド首相のNarendra Modi(…続きを読む

日本のispaceは2021年の月面着陸、2023年のローバー月探査を目指す
民間月面探査機のミッションを目指している民間企業の1社がその計画のスケジュールを変更したが、その任務の重要さを考えれば、驚くようなことではない。日本初のスタートアップのispaceは、2021年の初めての月面着陸と、2023年のローバー(探査車)による月面探査を予定しているのだ。 ispaceの「HAKUTO-R」プログラムは、当初は2020年にペイロードと搭載しない技術実証目的の月周回衛星を送る予定だったが、かわりに2021年までに商用顧客の実際のペイロードを届けることに注力することとなった。 同社によると、この変更の目的は世界市場…続きを読む

日本の宇宙開発企業ispaceの子会社が欧州宇宙機関による月の水探査プロジェクトに参加
日本の宇宙開発企業のispace(中国のiSpaceとは別会社)の子会社でルクセンブルクを拠点とするispace Europeは、欧州宇宙機関(ESA)が2024年〜2025年に実施する南極での水探査ミッションことPROSPECTに参加する。 PROSPECTは「Pprospecting」(展望)のクールな言い回しであるだけではない。これは「資源観測パッケージおよび探査、商業利用および輸送のための現地調査(Package for Resource Observation and in-Situ Prospecting for Expl…続きを読む

次の月探査プロジェクトに期待してはいけない
私が育った家には、額に入れられた新聞の一面記事が飾られていた。そこには「MAN ON THE MOON」(人類、月に立つ)という見出しが、歓喜にあふれる重々しい書体で書かれていた。小見出しにはもちろん、あの「人類にとって偉大な飛躍」などの言葉が並んでいた。 一歩前進三歩後退。その新聞は50年前の7月20日に発行された。人間が低地球軌道以遠に行った最後のミッション、アポロ17号計画は1972年12月に実行された。現存する人類の大部分が生まれる前のことだ。 宇宙旅行はSF小説の出来事ではない。それは歴史書の中の、過ぎし日の、ざらついた白黒…続きを読む

NASAのオリオン宇宙船が初の月ミッションに向け準備完了
NASAによる50周年記念は過去の偉業の見返しにとどまらず、2020年6月以降に予定されているアポロプログラム以来となる、Orion宇宙船が月周辺を飛行する最初の旅の準備が整ったことを認めた。 Orionの最初の月ミッションでは宇宙飛行士を乗せないかわりに、Artemis 1の一部としてSpace Launch System(SLS)ロケットを利用し、6日間の月周辺飛行を含む合計3週間を宇宙で飛行し、地球へと帰還する。帰還後は大気圏への高速再投入に関する重要なテストを実施し、2022年にArtemis 2で宇宙飛行士を輸送するためのO…続きを読む

インドの月探査機チャンドラヤーン2号、7月22日に打ち上げ日を再設定
インド宇宙研究機関(ISRO)は先週、月の南極点にローバー(探査車)を送るチャンドラヤーン2号の打ち上げを予定していたが、打ち上げ1時間前に発見された「技術的な障害」のために、計画は延期された。そして、ISROは米東部時間の7月22日の月曜日5時13分に、打ち上げを実施すると正式発表した。 チャンドラヤーン2号は月着陸機とローバーを搭載した探査機を月に届けることを目標としている。月の南極にローバーを軟着陸させるというのは初の試みで、またインドにとっても科学実験装置を搭載し耐衝撃シールドを搭載した着陸機を探査機から発射するのではなく、ラ…続きを読む

Googleがアポロ11号宇宙飛行士と月面着陸50周年を祝う
月面着陸から50周年を迎えた今、Google(グーグル)がこのマイルストーンを祝うことに驚きはない。このイベントを記念して、GoogleはNASAとNeil Armstrong(ニール・アームストロング)船長やBuzz Aldrin(バズ・オルドリン)操縦士が月へと降り立つ間にアポロ宇宙船のコマンドモジュールを担当したMichael Collins(マイケル・コリンズ)操縦士と協力した。 Googleのチームはいたずら書きやアニメーションのほかに、コリンズ操縦士が彼の視点から一連の出来事を語る動画を制作した。熱いコーヒーを飲みながら月…続きを読む

トヨタとJAXAが燃料電池動力の有人月面探査車開発で3年計画に調印
トヨタ自動車とJAXA (宇宙航空研究開発機構)は「有人与圧ローバ」と呼ばれる燃料電池動力の有人月面探査車の開発で正式に提携した。当面、2029年に予定されている月面探査で利用できることを目標とする。両社が月面探査車両の開発で協力することは以前から知られていたが、今回、3年間にわたって「有人与圧ローバー」のプロトタイプを共同開発することで正式に合意し、契約に調印した。 プロトタイプ開発にあたって3年間のそれぞれの年には異なる目標が設定されている。初年度は必要とされるテクノロジーや解決すべき技術的問題の洗い出しに当てられ、仕様が決定され…続きを読む


