FirefoxからChromeへ: なに?7000万か?じゃあ3億レイズするぞ

今朝(米国時間5/19)のGoogle I/Oで、同社のWebブラウザChromeのユーザ数が7000万に達したと発表された。でっかい数字だし、しかも前年比で100%以上の増加だ。でもちょっと待った。MozillaのAsa Dotzlerが一言言いたいらしい。

彼は今夜のブログで、Chromeのアクティブユーザ数7000万はけっこうだが、 Firefoxは3億7000万近いアクティブユーザがいる、と述べている。それにChromeのユーザ数は昨年に比べ4000万増だが、Firefoxのユーザ数は同じ期間に1億以上増えている…1億といえばChromeの全ユーザ数よりも多い。彼は同じ話題で、おもしろいチャットも公開している。

この話は、昨日Firefoxの協同ファウンダBlake Rossが、今後3年か5年でFirefoxのシェアは大きく落ち込むだろうと語ったニュースを思い起こさせる。Rossは、今のMozillaは官僚的で決断力がなく、ブラウザの進化を阻害している、と考えている。一方、新人のChromeはすごく勢いがよい。しかし、Dotzlerが作ったグラフを見ると、Firefoxの伸びもけっこう急峻だ。

問題は、Firefoxの新規ユーザのほとんどがMicrosoftのInternet Explorerからの移行であることだ。IEのシェアは初めて60%を割ったが、しかしMicrosoftはIE9以降で徹底的に改良し盛り返す気でいる。それほど完全な製品でなくても、FirefoxがInternet Explorerから奪うユーザ数はかなり減るだろう。そのほかのブラウザは、ユーザ数が減っていないからFirefoxに食われてはいない。だから唯一の望みは、Webの新規ユーザが増えて、彼らが最初からFirefoxを使ってくれることだ。

今後数年の大きな疑問は、ChromeがFirfoxとIEから奪うユーザの数と、FirefoxがIEだけから奪う数の、どっちが大きいかだ。また、モバイルやタブレット機のブラウザはその間(かん)、どれぐらい増えるのか? その成長が今すでに急速であることは、肌で分かる。その感覚は、ほかの人たちも共有している。

Dotzlerのグラフでおもしろいこと: クリスマスシーズンにはFirefoxのユーザが1000万ぐらい落ちている。それは正常だとDotzlerは言うが、Chromeにはそんな落ち込みがない。

[原文へ]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))