[jp]ngi groupが投資部門トップに新たな人材を採用

ngi groupは投資部門の責任者として三菱UFJキャピタルから渡辺洋行氏を迎え入れた。渡辺氏は2007年に三菱UFJキャピタルに入社し、ベンチャーキャピタリストとしていくつかのスタートアップ企業に投資をしているが、中でもクリック証券に投資をして、6月10日に韓国のKOSDAQ市場での上場の承認を導き、日本のスタートアップ企業の海外上場への道筋を作った功績は大きい。

一方、ngi groupはフラクタリストやFringe81(旧RSS広告社)などの企業を傘下に収め、自社でも現在ソーシャルアプリの開発や投資を行っている。ベンチャー投資部門では現在およそ30億円の投資ファンドを運用している。古くはミクシィ(当時はイー・マーキュリー)の出資などで知られているが、ミクシィ以降、大きなIPOはなかった。

現在のポートフォリオとしては、ソーシャルゲームのウノウやモバイル向け位置連動広告のシリウステクノロジーズ、iPhone向けアドネットワークのノボット、広告配信のアトランティスなどがある。

低迷が続いているベンチャーキャピタル業界だが、DeNAの大型出資で知られるインキュベイトファンドやインフィニティベンチャーズサミットの開催で知られるインフィニティ・ベンチャーズLLPなど少人数のチームで構成するベンチャーキャピタルがにわかに活気づいている。渡辺氏のngi groupへの参加によって、同様のスタートアップが活性化する活動を期待したい。

なお、渡辺氏と筆者らはインターネット関連のスタートアップ企業が集まるVenture BEAT projectを組織していることを付記しておく。