[jp]mixiファンド投資一号のコミュニティファクトリーがミクシィから1.8億円を調達

ミクシィが自身のオープン化を促進するために立ち上げた投資プログラム「mixiファンド」の一号案件だったのがコミュニティファクトリーだった(その後、空飛ぶ、Pikkleに投資している)。コミュニティファクトリーは2009年4月にmixiファンドから2,000万円を調達して、今回4度目の資金調達として再度ミクシィから第三者割当増資で1.8億円を調達した。

mixiオープン化時にアプリ提供をスタートさせたコミュニティファクトリーは、ソーシャルアプリを提供する企業として、ある意味、国内ではパイオニア的存在だ。現在のヒットアプリケーションは昨年4月に公開した「みんなのケンテイ」で、登録者数は570万人を超えるという。彼らが得意とするのは、バーチャルな人とのつながりよりも、よりリアルな人とのつながりを重視したアプリケーションで、このためリアルなソーシャルグラフを持つミクシィに対して増資をもとめたのだという。

ヒット作は出ているものの、ソーシャルアプリの業界は一頃よりは騒然さもなくなり、いよいよプレイヤーの勝ち負けが決まりつつあると言われている。

コミュニティファクトリーは、彼ららしく他のプレイヤーとは違ってケータイのゲームに固執するというよりは、リアルなソーシャルグラフを活用したアプリケーションやサービスを開発していき、競争を勝ち抜きたいということろだろう。実際、今後はスマートフォン向けのアプリの強化や、ソーシャルアプリではないmixi Connectを使ったコミュニケーションサービスも提供することを考えているようだ。

コミュニティファクトリーは、Googleが提供するSNSのOrkut向けにもゲームを提供していて、ブラジル向けに(なんとOrkutはブラジルで大人気)現地のパートナー企業と共同で開発にあたっている。

ミクシィは最近はサイバーエージェントとソーシャルアプリ開発を行う「グレンジ」を設立しているが、今回のコミュニティファクトリーへの投資額のほうがはるかに大きい。なお、ミクシィはこの資金提供によってコミュニティファクトリーの40パーセント近いシェアを持つのだとミクシィ側の話からわかった。

コミュニティファクトリーは、この資金調達以前には、2010年6月に1.3億円をみずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、ニッセイキャピタルから、またそれ以前に額は明らかにされていないが(ウィキペディアには6,340万円とあるが)2009年11月にサイバー・コミュニケーションズから投資を受けている。