株式市場はラリー・ペイジのCEOぶりに失望―「-1」を投票

先週木曜日の行われたGoogleの第1四半期の営業報告のプレス向けテレカンファレンスはLarry PageがCEOに復帰して最初の四半期報告だったが、結果は芳しくなかった。売上はたしかに27%アップしたが、経費はそれ以上に34%もアップした。主要な原因は広範囲に行われた給与のアップと各種の人材引き止め策だ。
翌日、Googleの株価は急降下した。金曜日の終値は$530で、木曜日に比べて$50のダウンだった。一夜にしてなんと$15B(150億ドル)がGoogleの株価総額から失われたことになる。一日の下落幅としては2008年以来だ。この反応は単にGoogleの一株あたり利益が事前の予想を3セントばかり下回ったからというだけではない。主要な原因はLarry Page自身にある。これまでGoogleは株式市場でもっとも安定した利益を稼ぎ出している会社だった。しかしウォールストリートの投資家はLarry PageがCEOとしてGoogleでこれから何をするつもりなのか、強い懸念を抱いた。
テレカンファレンスにおけるペイジのパフォーマンスの貧弱さはこの懸念を深刻な形で裏付けることになった。Pageは冒頭で短い原稿を読み上げただけでそそくさとCFOその他の経営幹部にマイクを譲ってしまった。利益は予想より悪く、社内では重要な変革が行われている最中だというのに、Pageは質疑応答の場にもいなかった。こんなことだったらPageが始めから出席しない方がましだった。
http://investor.google.com/webcast.html
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現在Googleに対するもっとも大きな疑問は「+1」と名づけられたソーシャルツールの成否だ。しかしBソーシャル担当副社長のVic Gundotraはその場に居合わせず、いたのはローカル担当の Jeff Huberと広告責任者のSusan Wojcickiだった。
投資家がLarry PageとGoogle +1に対して一致して「 -1」と投票したことは不思議ではない。投資家はGoogle株を大量に売ることで意志を表明した。
Pageは今はそんなことを気にしないかもしれない。彼が考えているのはGoogleの長期戦略で、投資家の短期の利益ではないのだろう。最終的には成果が出せるのかもしれない。しかし問題は長期戦略を成功させるためには常に利益が予想を上回るような成長を続けていなければならないということだ。もし株価の下落が続くようだと、Pageは投資家対策を真剣に考え始めねばならなくなる。また優秀な人材は株価が上昇している会社に引き寄せられる。ソーシャル、ローカル、モバイルを始めとする新しいマーケットで成功するためにGoogleは以前にも増して優秀な人材を必要としていることは確かだ。
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)


