OLPCのXO-3タブレットがCESでお目見え

One Laptop Per Child(OLPC)事業が数年がかりで開発したXO-3と呼ばれるタブレットの、ほぼ最終的な形が、来週のCESで披露される、とプロジェクトの創設者であるNicholas Negroponteが発表した。左の画像は最新のものだが、しかし最新の製品の画像ではないかもしれない。
彼によると、そのタブレットの価格は100ドル未満で、さらにそれに、さまざまなオプションが付く。画面は8インチの従来型LCDだが、省エネとeペーパーふうの機能を持たせるためにPixel Qiのディスプレイにアップグレードされる可能性もある。最初の仕様どおりなら、防水性があって長寿命、厚さは約1/4インチとなる。今回の展示品はOSがAndroidだが、そのバージョンは不明だ。
ソーラーパネルや手回し発電機、外付け大型電池などのアクセサリも提供されるが、それらの価格も不明。単品で買えるのか、学校などのバルク購入のみか、それも不明だ。
つい最近は、インドの大衆向けタブレットAakashが評判になった。すでに数千台売れているが、関心を持つ人びとの数は数百万のオーダーになるだろう。それに比べるとOLPCのタブレットは高そうだが、しかし品質は上のようだ。ただしこれらの低価格タブレットの将来性は流動的だし、iPadなどの商用製品と比較すべきものでもない。
Negroponteによると、今後はこれらの製品を使って長期的な実験を行う。とくに、インドやタンザニア、シエラレオネなどで3〜8歳の子どもたちが、どんなものを読むかというデータを集める。ということは、読むための基本機能が提供され、それが児童の使用実態を録音録画して収集し、今後の改良に役立てていくのだろう。Negroponteはこのラップトップについて、”うまくいけば、これまで行ったものの中でいちばん重要なものになる”、と言っている。この言葉が、へき地にはデバイスを空中から投下するという彼の計画と関係あるのか、それは分からない。
もちろん、本誌のCES記事も、この製品とNegroponteを(会場に彼がいたら) 取り上げるだろう。本誌の来週の2012年CES特集をお楽しみに。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


