マーク・アンドリーセン、FacebookのIPOについて「公開市場はIT株が大嫌い」

FacebookのIPOが大惨事であるかどうかの議論も少々飽きられてきたようだが、アスペンで開催中のFortune Brainstorm Techカンファレンスで、編集主幹のAndy SerwerはベンチャーキャピタリストのMarc Andreessenに聞かずにはいられなかった。間接的にではあったが。

AndreessenはFacebookの取締役なので、IPOについて彼に尋ねたくなる気持は抑えがたいが、それは具体的な話ができないという意味でもある。代わりに彼はIPO市場一般について、TechCrunch読者にはお馴染みの主張を披露した。彼によると、IPOには解決困難な問題がある、なぜなら、初日に100%高騰するような値付けをすればポジティブな反響が多くなるが、「会社は膨大な金額をテーブルに置いてくることになる」。

最良のアプローチは、企業が「初日の値上がりでわずかばかり儲ける」程度で、劇的な値上がりはしない値付けだとAndreessenは言う。中には、自分たちが初日に持ち金を2倍にする「権利」を持っていると信じている投資家たちがいることをAndreessenは認めつつ、そうした期待を裏切るのは「おそらく良いこと」だろうと主張した。

しかしそれでIPO市場が冷え込むのでは? Andreessenは、「そもそも市場は十分冷え込んでいる」と反論し、特にIT関連がそうであり、ダウ平均と比べてもここ30年の最安値で取引されていると語った。

「公開市場はIT株が大嫌い」とAndreessenは言った。

このIPO談義は、彼の会社であるAndreessen Horowitzによる巨大投資(最も近くはGitHubbへの1億ドルラウンド)の説明にもなっている。敵対的なIPO市場を踏まえて「優れた新会社の多くは上場したがらない」。これは非公開でいる期間が長くなり、 上場を待つ間に大規模な民間投資を受けることを意味している。

さらにAndreessenは、彼の会社が大型ラウンドを高い評価額で行っているという評判には誇張があり、特に評価額がそうであると語った。実際、2011年7月からの1年間、Andreessen Horowitzは評価額2億ドル以上のラウンドには一切参加しなかったと彼は語った。

Andreessenが語ったのは投資戦略だけではなく、YahooがGoogleからMarissa Mayerを新CEOに迎えた決断を称賛した。

そして彼は、映画「ダークナイトライジング」のプレミア公演に参加できる機会を捨ててBrainstorm Techに出席したことにも言及した: 「代わりに、バットマンの扮装でアスペンを走り回って悪と戦うつもりだ」。

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(翻訳:Nob Takahashi)