写真管理のクラウドサービスguPixを手がけるリプレックスが産業革新機構などから8億円の資金調達
スタートアップのリプレックスが産業革新機構とリード・キャピタル・マネージメントから第三者割当増資で8億円の資金調達を実施したことを発表した。リプレックスの名前は知らないかもしれないが、彼らが提供する年賀状をウェブで送れるウェブポの名前は聞いたことがあるかも知れない。現在リプレックスが注力しているのは写真のプラットフォームとなるguPixで、今回調達した資金はこのguPixの開発とマーケティングなどに充当するのだという。
guPixは現在はウィンドウズとAndroidで動くプロダクトで、デジタルカメラやスマートフォン、パソコン、メモリカードなどにある写真をクラウド上で管理しようとするものだ。一見、flickrやPicasa、iCloudなどと競合するようにも思えるものだが実際にはクラウドのサービスを含めて補完するサービスとなっている。
具体的にはguPixアプリケーション(ウィンドウズ、Androidともに)がオリジナルの写真のサイズを小さくしたものをguPixのクラウド上のサーバーに送り届ける。この写真データはウィンドウズやAndroidのguPixアプリケーションと連携するため、guPixのアプリケーションを見るとどの場所にどの写真のオリジナルファイルがあるかがわかるようになっている。Dropboxとも連携するためDropbox上に貯めた写真も探し出せるようになっている。写真のサイズが小さといっても閲覧するには十分なサイズなので、写真をAndroidデバイスで見たり、ソーシャルメディアでシェアするといったことにも対応できる。
今後はこのguPixの拡大のために写真に関連した企業やサービスとのアライアンスなどを考えているという。将来的には海外展開も見据えているようだ。
リプレックスは過去には3回増資を行っており、リードキャピタルマネージメント、東京海上キャピタル、日本アジア投資などど7社から7億円ほど調達している。リプレックスの創業者で代表取締役の直野典彦氏はシリコンバレーに拠点を置く半導体関連のラムバス本社での副社長職と日本法人の社長を務めている海外でのマネージメント経験がある数少ない日本の経営者でもある。


