アドテクノロジーのジーニーがグリーベンチャーズから1億円を調達

広告テクノロジーのプラットフォームを提供するジーニーがおよそ1億円の資金調達を実施した。投資をしたのはグリーのベンチャーキャピタル子会社のグリーベンチャーズだ。ジーニーはいわゆるSSP(Supply Side Platform)と言われる媒体側の広告枠の収益を最大化するサービスで、同様のサービスは大手広告企業も提供しているし、ほかにも以前に記事にしたようなKauliのようなスタートアップもある。

ジーニーが創業されたのはいまから2年前で、リクルートでアドネットワーク事業の立ち上げに携わっていた工藤智昭氏によってである。現在ジーニーの代表取締役CEOを務める工藤氏によれば、ジーニーは現在まで順調に成長してきていて、月間100億インプレッションまで在庫を持つようになっているのだという。社員も50名までになっているという。今回の資金調達で強化するのは海外への事業展開だ。アジア・パシフィック地域で3カ所の営業所をこれから準備するという。そのための人材獲得などに充当される。

米国ではPubMaticやRubicon ProjectのようなSSP事業者が存在するが、そういった企業と規模で競争していきたいというのが工藤氏の考えだ。

SSPをとりまくディスプレイ広告の取引市場はリアルタイムに広告の入札が行われるRTB(Real TIme Bidding)経由へと移行が進んでいるが、このRTB市場はマイクロアドによれば、2012年には国内で256億円市場に、また2016年には1,000億円を突破する市場と見られている。DSP(Demand Side Platform)と対になって、この市場はまだ成長性があることがわかる。

今回の資金調達以前にはジーニーは昨年9月にベンチャーキャピタルのグローバルブレインから7,000万円を調達している。