Googleマップが近日中に新型コロナ感染者レイヤー表示を追加
Google(グーグル)は米国時間9月23日、Googleマップのアップデートを発表(Googleプレスリリース)した。新型コロナウイルスの感染は多くの国で広がり続けており、多くの人々が第2の波を恐れているが、Googleマップのユーザーは新しい機能を有効することで、人口10万人あたりの症例数に基づいて色分けされたマップを見ることができる。
このデータは、Googleマップが現在サポートしている220の国と地域のすべてで利用できるようになる。可能な場合は、データは都市レベルにまで粒状で参照できる。精度については、あくまでもグーグルが参照するデータに依存する。同社は現在、これらのデータを、新型コロナウイルス感染者の世界的な統計情報を収集しているJohns Hopkins(ジョンズ・ホプキンス)大学のは、The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)とWikipedia(ウィキペディア)などのソースを元にしたもので、それらの情報は地方自治体や政府間組織から入手したものだという。つまり、グーグルが検索結果ページに新型コロナウイルス関連の情報を表示する際に利用している情報源と同じものだ。
この新しいレイヤーは今週から順次、AndroidとiOSのGoogleマップで展開されているので、表示されるまでには数日かかるかもしれない。一方、Googleマップのデスクトップですぐに利用できるようにする計画はなさそうだ。
画像クレジット:Kanawa_Studio / Getty Images
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(翻訳:TechCrunch Japan)