レストランが配達アプリの混乱をコントロールできるようにするリスボンのKitchが4.4億円調達

Kitchの創業者たち

リスボンのKitchというフードデリバリースタートアップは、フードデリバリーアプリの混雑ぶりに悩まされているレストランの手に、コントロールを取り戻そうとしている。そのためにKitchは、複数のアプリをタブレット上の1つのプラットフォームにまとめる。そうするとレストランは、すべてのデリバリーのオーダーを1カ所で管理でき、すべての配達人を追跡し、すべてのデリバリーアプリに対してメニューをアップデートできる。

同社はAtlantic Food Labsが率い、Market One Capitalと初期からの投資家SeedcampとリスボンのMustard Seed MAZEが参加したシードラウンドで、およそ400万ドル(約4億4000万円)を調達した。

2020年3月にローンチしたKitchは、チェーンなどに属さない独立したレストランをサポートする独自の技術を開発した。Kitchの共同創業者でCEOのRui Bento(ルイ・ベント)氏によると「私たちは、レストランが自己の独立性を維持でき、デジタルビジネスのコントロールを自分の手中に奪い返すことに集中して開発を続けている」という。

Atlantic Food LabsのパートナーであるPatrick Huber(パトリック・フーバー)氏は「Kitchは急成長が続いている市場で、すごく目立つほど、極めて短期間で熱心なファンとユーザーを増やした」という。

Kitchアプリを利用することで、レストランはオンラインストアを作成し、デリバリーやテイクアウトで料理を販売することができ、顧客との関係を自分のものにすることができる。Kitchは支払い、配送、カスタマーサポートを行い、Uber Eats、Glovo、Deliverooなどのアプリと連携している。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Kitch、資金調達、フードデリバリー、リスボン、アプリ

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(文:Mike Butcher、翻訳:Hiroshi Iwatani)