Hiroshi Iwatani の記事

8500万人が利用するiCloud。iOSデバイスの販売ペースを上回って利用者増加中
AppleがiCloudのサービスを開始したのは3ヵ月少々前のことだった。以来これまでに8500万の人々がiCloudのもたらすパーソナルクラウドを通じてデバイス間同期を行なっている。数字を発表したのはAppleのVice President兼Chief Financial OfficeのPeter Oppenheimerだ。2012年第1四半期の収支報告会で発表されたもの。 利用者の増加率も非常に大きく、当該期間中に売れたiOSデバイスの合計よりも多くの人がiCloudを使うようになっている。Dropboxの2011年末における利用…続きを読む

在宅勤務が全世界的に増加傾向–リモートコラボレーションツールの充実が焦眉の課題に
IpsosiとReutersが世界の労働者11000名に対して行った最近の調査によると、在宅勤務はますます増加傾向で、とくに非西欧諸国で著しい。増加していること自体は、それほど意外ではないと思われるが、でもその数字は、一部の予想を上回っていると言えるかもしれない。インドとメキシコとインドネシアでは労働者の30%が定常的に在宅勤務をしていて、また、”毎日”が在宅勤務である者は10%にのぼる。 在宅勤務が可能なのは“知識労働”である、と思いたくなるかもしれないが、しかし世界中にそれほど多くの知識労働者の需要はない。インターネットは非常にさ…続きを読む

ティム・クック:いずれタブレット市場がパソコン市場より大きくなる日が来る
今期Appleに投げかけられている大きな疑問の一つは、iPadの販売の急成長が続くのかどうかだ。昨年AmazonはKindel Fireを200ドル(iPadのエントリー価格500ドルを大きく下回る)で投入し、熱烈なAppleファンでさえ今年中に発売が噂されるiPad 3が来るまでタブレットの購入を控えるのではないかと懸念されている。しかし、iPadの販売台数は予想をはるかに超える1540万台だった。今や〈91億ドル〉のビジネスである。2010年の発売以来総計5500万台のiPadが販売されている。 iPadの売れ行きは、CEO Ti…続きを読む

クラウド・フィットネス・モニターのFitbit、1200万ドルを調達―新しいスマート体重計Ariaを発表
FitnessテクノロジーのスタートアップでTechCrunch 50で最優秀賞候補になったFitbitがシリーズCのラウンドで既存の投資家、Foundry Group、True Ventures,、SoftTech VC、Felicis Venturesから1200万ドルの資金を調達した。 このスタートアップはFitbit Trackerというフィットネス・デバイスとウェブでそのデータを解析するテクノロジーを提供していいる。Trackerが測定するのは体重、栄養、運動、睡眠その他の健康に関連するデータだ(詳しくはこの記事参照)。 こ…続きを読む

ScholarPro、学生と奨学金をインテリジェントにマッチングするサービスを提供開始
シカゴのScholarProが、学生と奨学金を結びつける「インテリジェント・マッチング」とでもいうべき面白いサービスを開始した。利用できる奨学金の検索と申請を簡略化するのに使うことができる。ScholoarProでは適応型マッチングエンジンを使って、より性格に利用できる奨学金のリストを提供することができる。一般的に、申請可能な奨学金を探すには時間がかかり、また膨大な手間暇がかかる。さらに本来なら申請できるはずの奨学金を見つけることができないなどということもある。ScholarProは、そういった問題を解決してくれるものだ。 利用するに…続きを読む

ティム・クック:Apple TVはまだホビー、でも私はこれなしでは生きていけない
Apple TVはまだホビーである。この言葉を発したのは、それでも同製品を支持するApple CEO、Time Cookだ。彼は、Appleが昨年度Apple TVを280万台販売し、2012年Q1にその内140万台(新記録)を売ったと語った。 「当社のApple TVは非常に好調だ・・・しかし、われわれは全体の中でApple TVをホビーと位置づけている。今後もいろいろ追加していくつもりだ。最新機種を持っている人は ― 少なくとも私は、これなしでは生きていけない。それ以外はノーコメント」とCookは言った。 Apple HDTVに関…続きを読む

Appleの2012年Q1収支:収益463億ドル、iPhoneは3700万台、iPadは1540万台
Appleの2012年第1四半期の収支会見が終ってからまだ間もない ― しかし、予想通りその生の数値は、少々予想を上回っていた。そしてそれは・・・驚異としか言いようがない 注:Appleがなぜ、2012年Q1の収支を1月に報告しているのか疑問に思っている方は、これが〈会計〉第1四半期であることに注意されたい ― これはAppleの場合、2011年9月25日から12月31日にあたる。言い換えれば、この四半期にはiPhone 4S発売(10月14日)〈および〉ホリデーシーズン売上の両方が含まれている。 内訳は次の通り: 収益:463億ドル…続きを読む

モバイルビデオ閲覧デバイスの割合はAndroidがiOSを急追中
現在2億5000万台のAndroidデバイスが利用されており、また日々70万台以上が新たに使われ始めている。そのような中、動画についてもしだいにAndroid携帯ないしタブレットで閲覧される比率があがってきている。依然としてAppleのiOSがリードはしているが、その差は急速に縮まってきている。 ビデオエンコーディングサービスおよびURL短縮サービスを提供しているVid.lyによると、1年前の2011年1月にはモバイルビデオの閲覧は87%がiOSデバイスによって占められていた。当時、Androidの割合は僅か5%に過ぎなかった。それが…続きを読む

Facebookタイムライン、いよいよ強制適用へ―不都合な写真を隠す猶予は1週間
さあいよいよ逃げ切れなくなってきた。Facebook史上でウォールに次ぐ最大のインタフェースの変更、Facebook タイムラインが全ユーザーに強制される。Facebookによれば、ここ数週間以内に全ユーザーにタイムラインの利用が適用されるという。 重要なのは次の点だ。適用後7日するとタイムラインは公開される。自分のタイムラインをプレビューして他人に見られて困るようなコンテンツを隠すには1週間しかない。 詳しくない読者のためにおさらいしておくと、Facebookタイムラインはなによりまず自分の投稿を過去に遡って一覧するのに非常に便利な…続きを読む

SoundCloud、利用者数1000万を達成。あわせてスライド映写会を彷彿させる新サービスを発表
以前、SoundCloudがKleiner Perkinsの主導により$5000万ドルの資金を調達したという記事を掲載した。但しSoundCloudは、依然としてこのことを公式には認めていない。そのSoundCloudがミュンヘンで行われているDLDカンファレンスにて、大きな区切りとなる数字を発表した。利用者数が1000万に達したというのだ。このSoundCloudは、サウンド版YouTubeともいうべきサービスを展開している。APIを公開しており、API経由でさまざまな処理が行えるようになっていて、アプリケーションも多数存在している…続きを読む

Mark ZuckerbergがFacebook新本社の壁にスプレー缶で落書きをする
Facebookの新本社の壁に、Mark Zuckerbergが落書きを描いている。上のビデオでは、壁画を依頼されたグラフィッティ・アーチストのDavid Choeが、Facebookのファウンダが描いた棒線画をそのまま取り入れて、トロルを思わせる怪人を描いている。Zuckerbergが最初に描いた棒線画の人物も腕を振り上げているのだが、完成した不思議な怪人も、タンクトップを着て拳(こぶし)を振り上げている。でもその制作過程は、元の絵からのすごい変貌ぶりだ。 Zuckerbergは最初に練習をすべきだった。彼も、“スプレーで絵を描くの…続きを読む

Sonyの新型RGBWセンサーがカメラの露光を改良, 低照明下でもきれいな写真が撮れる
Sonyがこのたび発表した新型のイメージセンサーは、必ずや今後の多くのスマートフォンが採用するだろう。それは、すでに天井を打っていると思われる画素数の増大ではなく、画像中の画素を作り出す感光井(light-sensitive wells)の配置の改良だ。 新型のセンサーには、従来の赤(red)、緑(green)、青(blue)をフィルタする画素のほかに、フィルタリングをしない画素成分があり、それはどんな波長の光でも受け取る。それは色の判定には使われないが、(Sonyによると)画素に感光度と輝度の要素を加える。要するに同社がやったのは、…続きを読む

サンタのおかげで米国タブレット・電子リーダー普及率が約2倍に
タブレットと電子書籍リーダーのユーザー数は、年末にかけて爆発的な伸びを見せた。- 実際、 アメリカでは2倍近くに増えたことが、Pew Research Centerの「インターネッおよびアメリカの暮らし」プロジェクトの最新調査でわかった。 この調査は、12月中旬と1月に実施された電話アンケートに基づくもので、どちらのタイプのデバイスも、1か月の間に約2倍に増えている。いまやアメリカの成人の29%が、タブレットまたはEリーダーまたはその両方を所有している。 この飛躍的成長は、2011年秋の停滞していたとみられる時期に続いて起こった。Th…続きを読む

YouTube、閲覧されるビデオは1日あたり40億本。アップロードされるビデオは1秒あたり1時間分
Googleの提供するビデオ共有サービスのYouTubeで、1日あたりの閲覧回数が40億を超えたとのことだ。Reutersが今朝掲載していた記事によれば、YouTubeの閲覧数はこの8ヵ月で25%の伸びを示しているのだそうだ。また、YouTubeには毎分60時間分のビデオがアップロードされるのだという。5月時点では毎分48時間分ということになっていた。 YouTubeが前回統計データをリリースしたのは2011年5月のことだった。ちょうどYouTubeが6歳の誕生日を祝っていたときの話だ。そのときに公開された数値によれば、1日あたりの閲…続きを読む

FacebookとTwitterとMySpaceのエンジニアたちが、Googleの"Search Plus Your World"を斬る
一番素晴らしい人々でも競争の圧力に直面すると〈邪悪〉で愚かな判断をすることがある。Googleが、ウェブ上のソーシャルデータに関してFacebookに負けそうだと気づいたときに起きたことはまさにそれだ - 次々と間抜けなことを始めた。Google BuzzとWave を作り、最近では“Search Plus Your World”という、一般人からは、”Search Plus Google+”に見えるものをスタートさせた。 そこで、Twitter、Facebook、MySpaceのエンジニア多数が協力して、Googleに本来の優先順位…続きを読む

連邦判事の裁定: 暗号解読のためのパスワードの提供を被告に強制しても違憲ではない
6月に本誌も取り上げたが、詐欺で告発された女性に対し検察が、彼女のコンピュータ上のデータにアクセスするためのパスワードの提供を求めた。データは正規のパスワードでアクセスしないかぎり、暗号化されていて読めないので、そのままでは検察側の証拠とならない。検察は彼女にパスワードの開示を強制する許可を得たが、しかし弁護側は、それは憲法違反である、その情報を提供することは本質的に、(米国憲法修正第5条で被告の黙秘が認められている)自己に不利な…自己負罪な…証言にあたる、と主張した。 弁護側と検察が対立し、しかも過去に明白な判例等もない。同様の問題…続きを読む

ミュージシャン(などのメディアクリエイター)の乱雑なファイル構造をすっきり管理するGobblerが$1.75Mを調達
ResourceSpaceやNorthplainsなどと並んでデジタル資産管理アプリケーションを提供するGobblerは、音楽やビデオ、写真など高帯域メディアのバックアップ、転送、および組織化を行う、いわば“高級なDropbox”だ。このアプリケーションがなぜ、いかに、クールであるかをMike(本誌前編集長Michael Arrington)が詳しく書いている。そのGobblerがこのほど、新たに$1.75M(175万ドル)の資金を調達した。投資家は、ff Venture Capital、Black Ocean Group、Mindj…続きを読む

誰でも安全に飛ばせるお手頃価格の無人空撮ヘリeye3がKickstarterから登場
数年前に私はある音楽ビデオの制作に参加したことがある。撮影にはRED Oneカメラとカスタムメイドのリモコン空撮ヘリが使われた。監督とオペレータがこのすごいシステムを使って撮影を行う様子を見るのはたいへん面白かったが、無人ヘリの極めて高度な構造には驚かされた。このヘリはAerialPan Imagingがスクラッチで開発したもので、とうてい個人が使えるような価格ではない。 Kickstarterに新しく登録されたeye3というプロジェクトの目的は、誰でも安全に使える自動操縦でしかも低価格な空撮プラットフォームを開発することにある。ey…続きを読む

Google+、実名以外のユーザー名を許容―ただし「すでに広く認められた名前に限る」
Google+のボスの一人、ブラッドリー・ホロヴィッツがさきほどGoogle+で発表したところによると、「より包括的なユーザー名の利用規約」の一環として実名以外のユーザー名をGoogle+で許可することにしたという。 Google+における従来の「実名主義」の方針は、さまざまな議論を呼び起こした。これに対してGoogle自身も「さまざまなユースケースに対応できるよう〔方針を〕修正する必要がある」と認めていた。ただし今回のユーザー名の範囲拡大に関して、Googleは誰でも好き勝手な名前でアカウントを開設できるようにしたわけではない。 ホ…続きを読む

AndroidにSiriのライバル登場―英True Knowledgeから音声認識アシスタントEviがローンチ
iPhone 4Sで初めてSiriを見たとき、こんな機能を作れるチームが他にあるだろうかと考えた。まず自然言語を利用できる検索エンジンが必要だ。優秀な音声認識機能に加えて人口知能によって回答を生成しなければならない。 自ずと頭に浮かんだのはイギリスのケンブリッジに本拠を置くTrue Knowledgeだった。そこで彼らに連絡してみた。「きみたちはひょっとしてSiriタイプのアプリを開発していないか?」と私は尋ねてみた。彼らは「いい質問だ」と答えたきり黙りこんでしまった。 しかしここに来てTrue Knowledgeがこれまで何をしてい…続きを読む


