カテゴリー: セキュリティ
情報セキュリティ、コンピュータセキュリティ、プライバシー保護などセキュリティ関連の最新ニュース

FBIがハッキングされたMicrosoft Exchangeサーバーのバックドアを塞ぐ作戦を実行
ヒューストンの裁判所は、米国内にある数百のMicrosoft Exchange(マイクロソフト・エクスチェンジ)メールサーバーのバックドアの「コピーと削除」を行うというFBIの作戦に許可を与えた。数カ月前、そのサーバーの4つの未発見の脆弱性を突いたハッカー集団が、数千ものネットワークに攻撃を加えている。 米国時間4月13日、米司法省はこの作戦を公表し「成功した」と伝えた。 2021年3月、Microsoftは、新たな中国の国家支援型ハッカー集団Hafnium(ハフニウム)が、企業ネットワークが運用するExchangeメールサーバーを狙…続きを読む

リスク管理のスタートアップLogicGateが自らのデータ漏洩を認める
リスクとコンプライアンスのスタートアップであるLogicGate(ロジックゲート)がデータ漏洩を認めた。ただし、顧客でない限り本件について聞いていないだろう。 LogicGateが2021年4月初めに顧客宛に送ったメールによると、2月23日、同社の主要プラットフォームであるRisk Cloudの顧客のバックアップファイルを保存しているAmazon Web Serviceのクラウド・ストレージ・サーバーの認証情報を、権限のない第三者が入手した。Risk Cloudは企業が自社のリスクとコンプライアンスを確認・管理するためにデータ保護とセ…続きを読む

1Passwordが企業秘密管理のSecretHubを買収、法人向け総合サービス展開へ
LastPassやBitWardenと競合するパスワード管理サービスの1Passwordは米国時間4月13日、パスワード管理を超えてインフラ秘密管理の分野に参入すると発表した。このために1Passwordは秘密管理サービスのSecretHubを買収し、新たに1Password Secrets Automationサービスを立ち上げる。 1Passwordは買収価格を明らかにしなかった。CrunchBaseによると、オランダ拠点のSecretHubは今日まで機関投資家から資金を調達したことはない。 1Passwordのような会社にとって…続きを読む

サイバーセキュリティ事業のFlatt Securityがセキュアコーディング向けeラーニング「KENRO」正式公開
サイバーセキュリティ事業を展開するFlatt Securityは4月13日、ウェブエンジニアのセキュアコーディング習得を支援するSaaS型eラーニングサービス「KENRO」(ケンロー)を正式リリースした。正式リリースにあわせて、β版時のサービス名「Flatt Security Learning Platform」からKENROに変更した。 また、一部制限されたコンテンツを除いて、自由に試用できるトライアルを現在無料で提供している。まずはサービスに実際に触れて利用を検討してみたい、コンテンツを精査したいという場合は問い合わせるよう呼びか…続きを読む

サイバーセキュリティ訓練スタートアップのHack The BoxがシリーズAで約12億円調達
ギリシャ発のサイバーセキュリティ訓練のスタートアップHack The Boxが、Paladin Capital GroupがリードしOsage University Partners、Brightye Ventures、そして既存投資家のMarathon Venture Capitalが参加したシリーズAのラウンドで1060万ドル(約12億円)を調達した。資金は事業拡大のために使われる。最近同社はHack The Box Academyを立ち上げた。 2017年に創業したHack The Boxは、サイバーセキュリティ技術を訓練するた…続きを読む

バイデン政権がサイバーセキュリティ・ドリームチームを結成
Joe Biden(ジョー・バイデン)米大統領は、初代国家サイバーディレクターを含む米政府のサイバーセキュリティ上級職に、元国家安全保障局(NSA)のベテラン2名を指名した。 米国時間4月12日に発表された今回の人事は、2021年初め、2度にわたり外国政府とつながりがあるサイバー攻撃が発覚した後でのことだ。ロシアのスパイ活動によって米国の大手ソフトウェア企業であるSolarWindsの技術にバックドアが仕込まれ、少なくとも9つの連邦政府機関にハッキングされた事件や、中国政府に支援を受けたハッカーに関連してMicrosoft Excha…続きを読む

ジャマイカの新型コロナアプリ失敗の経緯、サイバー攻撃ではなく単に安全ではなかった
2020年3月に新型コロナウイルスのパンデミックが宣言され、各国の政府が次々とロックダウンを発令する中、一部の国では国境の再開に向けた計画が進められていた。2020年6月、ジャマイカは国境を開放した最初の国の1つとなった。 ジャマイカ経済の約5分の1を占める観光業。2019年だけでも400万人の旅行者がジャマイカを訪れ、300万人の住民に多大な雇用をもたらしている。しかし夏が近づくにつれ新型コロナウイルスの影響が忍び寄り、ジャマイカは経済の急落に直面する。同国にとっては観光業が復活の道への唯一の希望である。たとえそれが公衆衛生の犠牲を…続きを読む

Androidの人気野良アプリストア「APKPure」公式クライアントに悪質なアドウェアが含まれていたと発覚
セキュリティ研究者らによると、Google(グーグル)のアプリストア以外から古い / 打ち切られたAndroidアプリをインストールするための非公式マーケットとして広く普及している「APKPure」の公式アプリに、被害者のデバイスに不要な広告を氾濫させる悪意のあるアドウェアが含まれていたという。 Kaspersky Labによると、APKPureアプリの直近のバージョンである3.17.18には、被害者の知らないうちに端末からデータを吸い上げ、端末のロック画面やバックグラウンドにプッシュ型の広告を表示し、バックグラウンドでアドウェア運営…続きを読む

フェイスブックがマルウェアが仕込まれた偽「PC版Clubhouse」アプリの広告を掲載
TechCrunchが入手した情報によると、サイバー犯罪者らは、PCユーザー向けのClubhouseアプリを装ったFacebookの広告多数掲載し、無防備な被害者を狙ってマルウェアを仕込んでいるという。 TechCrunchが米国時間4月7日に得た警告によると、いくつかのFacebookページに結びついている複数の広告がClubhouseになりすましているという。ClubhouseはiPhoneでしか利用できないオーディオチャットアプリだ。広告をクリックすると偽Clubhouseのウェブサイトが開き、そこには存在しないPCアプリがどの…続きを読む

アマゾンの元セキュリティ担当幹部による中国企業がサイバー脅威に対抗するためのツール「ThreatBook」
ThreatBookの創業者兼CEOであるフェン・シュー氏。 中国では、経済活動や公共活動がよりオンライン化するようインターネット社会を推進している。その過程で、大量の市民や政府のデータがクラウドサーバーに転送され、情報セキュリティへの懸念が高まっている。ThreatBookというスタートアップは、この革命にチャンスを見出し、悪意のあるサイバー攻撃から企業や官僚を守ることを約束している。 設立6年目になるThreatBookの創業者兼CEOであるFeng Xue(フェン・シュー)氏は、TechCrunchのインタビューに答えてこう語っ…続きを読む

社員のアクセスリクエストの審査を自動化するConductorOneがシードで5.5億円調達
Alex Bovee(アレックス・ボビー)氏とPaul Querna(ポール・ケルナ)氏は、これまでの経験からSaaSアプリケーションとクラウドインフラストラクチャーの利用が爆発的に普及しているものの、従業員にそれらの利用を許可するプロセスが遅れていることに気づいた。 2人はアイデンティティ管理のOktaでプロダクトを担当し、ゼロトラストの戦略を率先していたため、体験的にその問題をよく知っていた。ゼロトラストとは、企業の外部だけでなく内部も、これまでのように惰性的に信用してはいけない、システムのアクセスを認める前には、相手が誰でも検査…続きを読む

米政府がShopify顧客データを盗んだ容疑でカリフォルニア州の当時18歳前後の男性を起訴、賄賂は暗号資産と偽レビュー
米連邦大陪審が100以上のマーチャントのShopify(ショッピファイ)顧客データを盗んだ容疑で、カリフォルニア在住の人物を起訴したことが明らかになった。 起訴状によると、Tassilo Heinrich(タシロ・ハインリッヒ)容疑者は、Shopifyのカスタマーサポートエージェント2人と協力して「それらのマーチャントからビジネスを奪い」競争力を高めるためにShopifyの顧客からマーチャントおよび顧客データを盗んだとされ、加重個人情報窃盗および電信詐欺の共同謀議で起訴されている。また、起訴状では、疑惑のスキームの時点で18歳前後だっ…続きを読む

Ciscoが買収した認証サービスDuoがパスワードレスに
Cisco(シスコ)が2018年に23億5000万ドル(約2600億円)で買収した認証サービスDuoは米国時間3月30日、セキュリティキーやApple(アップル)のFace ID、Microsoft(マイクロソフト)のWindows Helloのようなプラットフォーム生体認証を通じて、Duoで保護されたサービスにログインできるパスワード不要の認証サービスをローンチする計画を発表した。このインフラストラクチャに依存しないサービスは、今夏にパブリックプレビューが開始される予定だ。 Ciscoのセキュリティビジネスグループでシニアヴァイスプ…続きを読む

「ゼロトラストモデル」のおかげでスタートアップ企業もパスワードレスに
「時が経てば、人々がパスワードに頼らなくなることは間違いありません【略】パスワードは、本当に安全性を確保したい場合の課題を満たしていません」と、Bill Gates(ビル・ゲイツ)氏は言った。 今から17年前のことだ。パスワードはいくらか魅力を失ったものの、これまで何度も死滅の危機を乗り越えてきた。 高額な費用と厄介な実行という認識から、一部の中小企業はパスワードの廃止に踏み切れないでいる。しかし、パスワードに代わるものは、手頃な価格で簡単に導入でき、より安全であることが、Extra Crunchが収集した業界の洞察で明らかになった。…続きを読む

「システムアップデート」を装ったAndroidの新たなスパイウェアはデバイスを完全に制御する
セキュリティ研究者らによると、重要なシステムアップデートを装った新しい強力なAndroidのマルウェアは、被害者のデバイスを完全に制御し、データを盗むことができるという。 このマルウェアは、AndroidデバイスのアプリストアであるGoogle Play以外の場所からインストールされた「System Update(システムアップデート)」という名のアプリにバンドルされていることが判明した。ユーザーがインストールするとこのアプリはその姿を隠し、被害者の端末から攻撃者のサーバーにデータを密かに流出させる。 悪意のあるアプリを発見したモバイ…続きを読む

アップルがiPhoneやiPad、Watch向けにゼロデイ脆弱性に対するセキュリティアップデートをリリース
Apple(アップル)はハッカーによる活発な攻撃を受けているiPhone、iPadおよびApple Watch向けに、セキュリティ脆弱性を修正するアップデートをリリースした。 このセキュリティアップデートはiOS 14.4.2およびiPadOS 14.4.2としてリリースされており、iOS 12.5.2などの旧機種に対するパッチも含まれている。さらに、watchOSも7.3.3にアップデートされる。 Appleによると、この脆弱性はGoogle(グーグル)のProject Zeroのセキュリティ研究者によって発見されたもので、ハッカー…続きを読む

衣料大手の英FatFaceが顧客に同社のデータ漏洩を「極秘」にするよう指示
衣料品大手のFatFaceはデータ漏洩を起こしたが、そのことを誰にも話して欲しくないようだ。 今週FatFaceは顧客にメールを送り、1月17日に初めてデータ流出を検出したことを明らかにした。ハッカーは顧客の氏名、電子メール、住所、クレジットカードの下4桁の情報を盗み出している。通知では「決済カードの全情報は流出していない」と繰り返し述べている。 「当社は経験豊富なセキュリティ専門家の協力を得て、直ちに調査を開始しました。専門家による徹底した調査の結果、同月上旬に当社が運用する特定のシステムに不正な第三者がアクセスしたと判断しました」…続きを読む

LINEがデータガバナンスに関する現状認識を発表、海外保管のトークデータを完全国内移転へ
LINEは本日(3月23日)に記者会見を開き、今後のデータガバナンスについて説明しました。現時点で日本ユーザーの個人情報に対する中国からのアクセスを完全遮断しているほか、海外で保管しているトークデータの完全国内移転を順次実施します。 LINE側は現状の課題認識について、個人情報にアクセスできる業務を中国拠点に委託していた点、また、トーク上の画像や動画を韓国のサーバーで保管していた点、そして、それらに関してプライバシーポリシーで国名を明示していなかった点を挙げました。なお、本件で個人情報の流出は発生していないといいます。 その上で、今後…続きを読む

Windows PCを標的とするワーム侵入する新たな「ボットネット」が急速に拡大中
研究者によると、Windowsパソコンを標的にしたボットネット(botnet)が急速に拡大している。マルウェアがコンピューターからコンピューターへと拡散することを可能にする新たな感染テクニックのためだ。 Purle Fox(パープル・フォックス)というマルウェアが最初に発見されたのは2018年で、フィッシングメールやエクスプロイトキットを通じて拡散した。犯行グループが既存のセキュリティ欠陥を利用して機器を感染させる手段だ。 セキュリティ企業Guardicoreの研究者であるAmit Serper(アミット・サーパー)氏とOphir H…続きを読む

つぎはぎされた「フランケンクラウド」モデルは最大のセキュリティーリスクなのか
本稿の著者Howard Boville(ハワード・ボビル)氏は、IBM Hybrid Cloud(ハイブリッド・クラウド)の上級副社長。19カ国および6地域18対応ゾーンにまたがる60以上のデータセンターによるIBMのグローバルネットワークを統括している。 ーーー 先日、米国上院議会で行われたSolarWinds(ソーラーウィンズ)への大規模な攻撃に関する証言に、目が覚める思いをした人が大勢いた。この証言から、公共のクラウドはハイブリッドクラウドのアプローチよりも安全なのかという議論が浮上してきたように私は感じた。 だがそこでは、どち…続きを読む


