タグ: 磁石 / 磁力 / 磁気 / マグネット(用語)

磁石 / 磁力 / 磁気 / マグネットに関する記事一覧

  • 東北大学と東芝、半分のレアアース量でネオジムボンド磁石と同等の磁力を持つサマリウム鉄系等方性ボンド磁石を開発

    東北大学と東芝、半分のレアアース量でネオジムボンド磁石と同等の磁力を持つサマリウム鉄系等方性ボンド磁石を開発

    東北大学(杉本諭教授)と東芝の研究グループは2月24日、電気自動車などに使用する小型モーター向けとして、高性能で安価に生産が可能な等方性ボンド磁石を開発したと発表した。レアアースの使用量はネオジムボンド磁石の約半分でありながら、性能は同等。耐熱性はネオジムボンド磁石よりも高い。 等方性とは、全方位に磁力が均一な磁石のこと。ボンド磁石とは、磁石粉末を樹脂やゴムに混ぜて成形した磁石のことをいう。そのため等方性ボンド磁石は、着磁方向が自由に選べ、形状の自由度や寸法精度が高く、製造工程が簡略で生産性が高いといった特徴を持つ。研究グループが開発…続きを読む

  • エネルギー効率1000倍・ノイズ100分の1に改善、高感度で広帯域な計測が可能な低消費電力磁気センサーを開発

    エネルギー効率1000倍・ノイズ100分の1に改善、高感度で広帯域な計測が可能な低消費電力磁気センサーを開発

    (a)MI素子の概要図。(b)開発した磁気センサーのブロック図。(c)MI素子向け計測用ASICのチップ写真 産業技術総合研究所(産総研)は2月19日、低ノイズ、広帯域な磁気センサーを開発したと発表した。従来の方式であるフラックスゲート型磁気センサーと比較して、アナログ回路の動作エネルギー効率を示す性能指標「正規化エネルギー」が1000倍改善され、正規化エネルギーの低い(電気効率が高い)集積化フラックスゲート型磁気センサーに比べて、ノイズは1/100を実現した。生体磁気計測や産業用計測における、小型、高感度、低消費電力のセンシングシス…続きを読む

  • 顕微鏡開発の歴史を塗り替える成果、原子分解能磁場フリー電子顕微鏡を利用し磁力の起源となる原子磁場の直接観察に成功

    顕微鏡開発の歴史を塗り替える成果、原子分解能磁場フリー電子顕微鏡を利用し磁力の起源となる原子磁場の直接観察に成功

    新開発の超高感度・高速分割型検出器。写真左:原子分解能磁場フリー電子顕微鏡の外観。写真中央:電子顕微鏡下部に装着した新型検出器。写真右:40個の検出領域に分割した検出面 東京大学と日本電子は2月10日、新開発の原子分解能磁場フリー電子顕微鏡により、世界で初めて、原子磁場の直接観察に成功したことを発表した。原子が持つ微小な磁場を直接観測できる技術は、磁石、鉄鋼、半導体デバイス、量子技術などの最先端マテリアル研究を大きく推進させるものであり、顕微鏡開発の歴史を塗り替える画期的な成果だとしている。 これは、科学技術振興機構(JST) 先端計…続きを読む

  • マスクに磁石で固定する「顔用FitBit」はヘルストラッキングに加えフィットもモニター

    マスクに磁石で固定する「顔用FitBit」はヘルストラッキングに加えフィットもモニター

    おそらく2022年は、コンシューマーヘルストラッキングが手首から他の場所へと広がる年になるだろう。ここ数年Ouraの台頭を見てきたが、CESではいくつかのリング型フィットネストラッカーが登場した。Google(グーグル)がNest Homeにバイタルや睡眠トラッキング機能を追加したのに続き、Sengledはスマート電球に健康状態の測定機能を追加している。 では、マスクはどうだろうか?健康に関連したフェイスカバーは中国など多くの国で古くから定着しており、現在のパンデミックワールドではいたるところに存在する。米国での一般的なマスクの利用が…続きを読む

  • 東北大学が電子のスピンをナノモーターの駆動力として提案、アインシュタインらによる実験で発見された磁気回転効果利用

    東北大学が電子のスピンをナノモーターの駆動力として提案、アインシュタインらによる実験で発見された磁気回転効果利用

    東北大学は1月5日、アインシュタインが生涯で唯一かかわった実験で発見された磁気回転効果が、ナノモーターの動作原理に利用できることを量子論によって解明したと発表した。カーボンナノチューブと強磁性電極のハイブリッド構造で、ナノモーターの実現を目指すとしている。 ナノモーター(ナノ回転子)とは、電気モーターのように軸が回転するナノサイズの機構のこと。2層のカーボンナノチューブの外側のナノチューブを軸受けに、内側のナノチューブを軸にして回転させることでナノモーターを作る方法は以前から提案されていたが、その駆動方法については研究が進んでいなかっ…続きを読む

  • 産総研が強磁場発生装置を用いない量子抵抗標準素子の開発に成功、国家計量標準と同等精度の電気測定が手軽に

    産総研が強磁場発生装置を用いない量子抵抗標準素子の開発に成功、国家計量標準と同等精度の電気測定が手軽に

    産業技術総合研究所は12月14日、強磁場発生装置を使わずに、電気抵抗の精密測定ができる新しい量子抵抗標準素子を開発したことを発表した。新材料「トポロジカル絶縁体」によって発現する「量子異常ホール効果」を応用したもので、ホームセンターでも購入できる安価な材料を使い、国家計量標準と同等の8桁の精度を持つ量子抵抗標準素子を作り上げた。 電気抵抗は、超低温の強磁場下では量子ホール効果という現象を生じる。そのときの抵抗値は常に一定(量子化抵抗値)であるため、国際的な抵抗値の基準に使われている。そうした量子ホール効果を生む量子ホール素子を使った電…続きを読む

  • 大阪大学、磁気を使ったセンサーシステムによりコンクリートに埋蔵された鉄筋の透視に成功

    大阪大学、磁気を使ったセンサーシステムによりコンクリートに埋蔵された鉄筋の透視に成功

    大阪大学産業科学研究所は12月13日、磁気を使ったセンサーシステムにより、コンクリートに埋蔵された鉄筋の様子を透視することに成功した。また、2次元スキャンロボットによるコンクリート内部の鉄筋の状況を可視化する計測技術を確立。老朽化した建屋の検査、施工確認などが安価にスピーディーに行えるようになるという。 大阪大学産業科学研究所の千葉大地教授らによる研究グループは、2020年「永久磁石法」という手法を開発し、新たな鉄筋探査方法になり得ることを発表している。現在、鉄筋の探査方法として広く用いられている中でコンパクトなものに、電磁波レーダー…続きを読む

  • GMが米国のレアアース磁石生産を強化する2つの契約を締結

    GMが米国のレアアース磁石生産を強化する2つの契約を締結

    General Motors(GM、ゼネラルモーターズ)はこの1年間、2020年代末までに生産する数百万台の電気自動車のために、バッテリーセルの製造や正極活物質、リチウム、さらにはスクラップを原材料に変えるリサイクルなど、国内のサプライチェーンを確保してきた。 関連記事 ・GMがポスコケミカルと合弁会社を設立、バッテリーの重要材料「正極活物質」を製造する新工場を北米に建設 ・GMとLG化学のバッテリー合弁会社が製造廃棄物の処理でリサイクル会社と提携 現在、GMC Hummer EC、Cadillac Lyriq、Chevrolet S…続きを読む

  • 米GMとGEがEV製造に使われるレアアース材料のサプライチェーン構築で提携合意

    米GMとGEがEV製造に使われるレアアース材料のサプライチェーン構築で提携合意

    自動車メーカー各社がサプライチェーンの変化を先取りしようとしているさらにもう1つのサインとして、General Motors(GM、ゼネラルモーターズ)は、EV(電気自動車)やクリーンエネルギー機器の製造に使用されるレアアース材料の供給に関して、General Electric(GE、ゼネラル・エレクトリック)と了解覚書(MOU)を締結したと発表した。 拘束力のないこの契約は、GEのクリーンエネルギー部門であるGE Renewable Energyとのもの。レアアース希土類に加えて、磁石、銅、電気用鋼の供給を改善する方法も検討されてい…続きを読む

  • Wrightが大型機の動力源になる2メガワット電動旅客機用モーターの試験を開始

    Wrightが大型機の動力源になる2メガワット電動旅客機用モーターの試験を開始

    自動車業界と同様に、航空業界も電動化を目指している。だが、バッテリー駆動のパワーユニットで空を飛ぶことは、地上を走るよりも難しい。Wright(ライト)は、小型機以上の規模で電動化を実現しようとしているスタートアップ企業の1つで、その2メガワットのモーターは、第一世代の大型電動旅客機の動力源となる可能性がある。 電気自動車はすでに大きな成功を果たしているものの、自動車は飛行機と違って、自らの重量を空中に保つために十分な揚力を発生させる必要がないという利点がある。だが、電気旅客機の場合は、そもそも乗客を乗せて遠くまで飛ぶために必要なバッ…続きを読む

  • 初実験で致命的な脳腫瘍を30%縮小させた磁気ヘルメット

    初実験で致命的な脳腫瘍を30%縮小させた磁気ヘルメット

    脳腫瘍を発見するヘルメットやAIはこれまでにもあったが、実際に脳腫瘍を治療することもできる新しいヘルメットが登場した。 神経学上の最新ブレイクスルーの一環として、研究者たちは、磁場を発生させるヘルメットを使い、致命的な腫瘍を3分の1縮小した。この治療を受けた53歳の患者は、最終的には無関係の負傷で死亡したが、彼の脳を解剖したところ、短期間で腫瘍の31%を除去したことがわかった。この実験は、致命的な脳腫瘍である膠芽腫に対する初めての非侵襲的な治療法となる。 このヘルメットには3つの回転マグネットが搭載されており、それらはマイクロプロセッ…続きを読む

  • Correlated Magnetics Researchの磁石は極性や強度をプログラマブルに変えられる–その消費者向け用途は?

    Correlated Magnetics Researchの磁石は極性や強度をプログラマブルに変えられる–その消費者向け用途は?

    Correlated Magnetics Researchのプログラマブルな磁石を、本誌は昨年初めて取り上げた。同社は、磁界の形状を自由にコントロールできる磁石の製造技術で特許を取得している。 同社の磁石は、まるであとからその上に印刷でもするみたいに、極性の向きをプログラミングできる。いろんな構成が可能なので、さまざまな工業的利用がありえる。 でも、こんな技術に消費者向けの用途はあるのだろうか? 今年のSXSW 2014では、その例のひとつとして、壁に絵をかける、という例を見た。 CMRの磁石は南北の極性だけでなく、磁石の強さも変えら…続きを読む

  • プログラミングにより極性や強度を変えられる磁石

    プログラミングにより極性や強度を変えられる磁石

    磁石は今やありふれた存在だ。異極同士は引きあい、同極同士は反発する。冷蔵庫にメモを貼るために使う。でも、磁石がプログラマブルになり、プログラムによって反応を変えると、どうなるだろう? アラバマ州ハンツビルのCorrelated Magnetics Researchが作ったそんな磁石は、びっくりするようなことができる。中には、ちょっとこわいのもある。 これらの磁石は、人間が手で触らずに、全部を一箇所にあつめたり、逆にばらばらにしたりできる。磁石を使ったモーターのような動きもする。CMRのVPのStephen Strausがやって見せたク…続きを読む