タグ: 火星(用語)
火星に関連する記事一覧

NASAが火星ヘリコプターの任務を9月まで延長
火星で多忙な1年を過ごしたNASAのヘリコプター「Ingenuity(インジェニュイティ、創意工夫という意味)」だが、今後もその勢いが衰えることはなさそうだ。21回の飛行を行った後も、依然として機体は良好な状態にあるため、NASAはその任務を少なくとも9月まで延長することにした。 Ingenuityは2021年2月18日に、NASAの探査車「Perseverance(パーサヴィアランス、忍耐という意味)」とともに赤い惑星に到着した。その元々のミッションは、単に火星の薄い大気圏でヘリコプターを飛ばす能力を実証することだった。3回の飛行で…続きを読む

イーロン・マスク氏のSpaceX Starshipイベントで残る大型ロケットをめぐる多くの疑問
Elon Musk(イーロン・マスク)氏は、テキサス州ボカチカにあるStarship(スターシップ)開発現場から、同社の次世代打ち上げ宇宙船Starshipの進捗と計画について最新情報を提供した。StarshipとSuper Heavyブースターを組み合わせた高さ約400フィート(約121メートル)の打ち上げ機について、これまで印象的な説明があった。しかし今回、同氏がStarshipについて語ったことの多くは目新しいものではなかった。飛行試験と開発の次のステップに関してプロジェクトが置かれている実際の状況について同氏が共有できたことは…続きを読む

NASA、火星からサンプルを持ち帰る宇宙機MAVの開発に向けロッキード・マーティンと契約
NASA/ESA/JPL-Caltech 火星探査ローバーのPerseveranceには、火星の地表にある岩石や堆積物、大気を含むサンプルを採取してパッキングする役割があります。しかしNASAにはまだそれを地球へと持ち帰る手段がありません。NASAはそのサンプルを手に地球へ持ち帰る宇宙機Mars Ascent Vehicle (MAV)の開発製造企業としてロッキード・マーティンを選定しました。 これはNASAの火星サンプルリターン計画において、無人機で地球にサンプルを持ち帰る最初の往復ミッションになります。このミッションではMAVを搭…続きを読む

作物栽培システム「宙農」で地球の循環型農業の発展と宇宙農業を目指すTOWINGが約1.4億円のプレシリーズA調達
循環型栽培のシステム開発を展開するTOWING(トーイング)は12月20日、プレシリーズAラウンドにおいて第三者割当増資による約1億4000万円を資金調達を実施したことを発表した。引受先は、Beyond Next Ventures、epiST Ventures、NOBUNAGAキャピタルビレッジ。累計調達額は約1億8000万円となった。 調達した資金により、持続可能な次世代の作物栽培システム「宙農」(そらのう)のサービス開発に向けて、愛知県刈谷市に自社農園を立ち上げて宙農の実証を開始する。研究者・農園長・エンジニアの採用による研究開発…続きを読む

NASA、InSight探査機の地震計から火星の「環境音」データを生成し地下構造を分析
ETH Zurich 今から3年前の11月16日に火星のエリシウム平原に降り立ったNASAの探査機InSightが送ってきた火星の環境騒音データから、科学者らは地殻からマントル、核に至るまでの最初の数十mの状態を分析し、画像化しました。 我々の住む地球では、環境騒音といえば海、人間などの活動、風、そして大地そのものなど、多様な音源からのごちゃ混ぜの音になっています。しかし、大気がほとんどなく水の海もない火星では、上に挙げたなかの”大地そのもの”からの音が環境騒音の大部分を占めます。 InSightは搭載する地震計のデータから火星の環境…続きを読む

フロリダ工科大学と食品調味料のハインツが火星環境を再現し栽培・収穫したトマトで作ったケチャップ発表
Florida Institute of Technology / Heinz フロリダ工科大学と食品調味料のハインツが、火星基地内の環境を再現した環境で栽培・収穫したトマトから作ったケチャップに「Heinz Marz Edition」と名付けて発表しました。映画『オデッセイ』では、火星基地に取り残されたマット・デイモン演じる主人公ワトニーがジャガイモを栽培して生きながらえましたが、ハインツはこれと同じ条件でトマト栽培をおこなったわけです。 関連記事 NASAが火星ヘリコプターの任務を9月まで延長 イーロン・マスク氏のSpaceX S…続きを読む

3Dプリントの家を建設するICONが228億円獲得、月や火星の基地建設も計画
3Dプリンティングロボットを使ってホームレスの人々のための1世帯住宅を作る。米航空宇宙局(NASA)と協力して月面、ひいては火星にインフラや居住環境を構築するための建設システムを開発し、北米最大の3Dプリント建築物になるとみられるテキサス州の軍事部門の兵舎を納入する。 これらは、テキサス州オースティンに拠点を置く建設テックスタートアップICONが取り組んできたことのごく一部だ。 そして同社は2021年8月下旬、シリーズBで2億700万ドル(約228億円)という巨額の資金調達を達成した。 筆者はICONについて、2018年10月に同社が…続きを読む

アラブ首長国連邦が2028年にアステロイドベルトに探査機打ち上げ、小惑星への着陸を目指す
アラブ首長国連邦(UAE)の宇宙機関は、火星と木星の間にある小惑星帯に探査機を送り、2030年代初頭には最終的に小惑星に着陸させることを目指している。これはアラブ首長国連邦の民間宇宙企業にとって、大きな弾みがつくミッションとなることは間違いない。 このミッションは2028年に打ち上げが予定されている。そこから宇宙機は、長く曲がりくねった旅に出る。5年間で36億キロメートルの距離を移動し、金星と地球をブーメランのように回りながら十分な速度を得て、最終的には2030年に火星の先にある小惑星帯に到達する予定だ。UAEでは、2033年に探査機…続きを読む

NASAが火星の岩石サンプル採取に成功、初回の失敗ふまえPerseveranceローバーのカメラで慎重に確認
NASAが火星の岩石サンプル採取に成功、初回の失敗ふまえPerseveranceローバーのカメラで慎重に確認 NASA/JPL-Caltech View Slideshow Previous Next Exit 先月、火星で初の回収用土壌サンプルの採取に失敗してしまった探査ローバーのPerseveranceですが、先週トライした2回目の採取にはどうやら成功した模様です。NASAによれば、サンプルチューブの中には岩石からくりぬいた、さびた鉄のような色のサンプルが入っており、正常に処理して地球に回収する準備ができていることが確認できたとの…続きを読む

Rocket Labの火星ミッションにNASAがゴーサイン
Rocket Lab(ロケット・ラボ)は、同社の宇宙機、Photon(フォトン)が次の科学ミッションに向けてNASAの承認を受けるための一歩を進めた。すべてが計画通りに進めば、2基の人工衛星は2024年に打ち上げられ、11カ月後に火星に到着し、赤い惑星の磁気圏を探査する。 このミッションはEscape and Plasma Acceleration and Dynamics Explorers(ESCAPADE、大気流出・プラズマ加速・力学探査機)と呼ばれ、去る2019年に小型衛星科学プログラムとして提案され、最終的にファイナリストに…続きを読む

NASA火星探査ミッション用にRocket Labが双子の軌道上宇宙機の開発契約を獲得
Rocket Lab(ロケットラボ)では、火星の気候が時間とともにどのように変化してきたか理解を深めるため、火星を周回して磁気圏の研究を行うPhoton(フォトン)プラットフォームをベースにした2つの宇宙機を開発している。この科学ミッションはNASAのSIMPLEx(Small Innovative Missions for Planetary Exploration)プログラムから授与されたもので、2024年に、NASAがライドシェアロケットとして契約したまだ明らかにされていない商業打ち上げ用ロケットに搭載して火星に飛ぶ予定だ。 こ…続きを読む

スペースXが初の海上スペースポートを建設中、2022年にStarship打ち上げを予定
SpaceX(スペースX)は、同社初の浮体式スペースポート(宇宙港)プラットフォームの建設をすでに進めており、早ければ2022年に打ち上げを開始する予定だという。SpaceXのElon Musk(イーロン・マスク)CEOは、同社が開発中の再使用型ロケット「Starship(スターシップ)」の浮体式発射・着陸施設に改造するために2021年初めに購入した、石油掘削リグ2基のうちの1つである「Deimos(ダイモス)」の進捗状況についてその詳細を共有した。 SpaceXが2021年1月に購入した2基の掘削リグは、火星の月にちなんで名付けられ…続きを読む

NASAが火星でのヘリコプター初飛行に成功、歴史にその名を刻む
米航空宇宙局(NASA)は火星で初めて動力により航空機を飛行させるという、地球外探査計画における重要な節目を迎えた。この飛行ミッションは米国時間4月19日早朝に行われ、NASAはIngenuityヘリコプターが火星で飛行したことを確認するテレメトリーを、Perseverance探査機の中継により受信した。火星の大気が非常に薄いため、Ingenuityのように大気を利用して揚力を得ることができるローター駆動の機体を作ることは非常に難しい挑戦であることを考えると、これは大きな成果だといえる。 今回のIngenuityの初飛行は自律的な遠隔…続きを読む

NASAが自律型軌道離脱システムや金星でも使えるバッテリーの研究に補助金
NASA(米航空宇宙局)のSBIRプログラム(中小企業技術革新研究プログラム)は定期的に将来有望な中小企業や研究プログラムに補助金を出している。そしてその補助金が交付されたリストを調べるのは常に興味深い。今回のリストから、特に説得力のあるもの、あるいは宇宙業界のミッションと産業にとって新たな方向を示している1ダースほどの企業と提案を紹介しよう。 残念なことに、現在提供できるのは下記のような短い説明だけだ。補助金対象となった企業や提案は往々にしていくつかの方程式やナプキンの裏に描いた図の他に提示するものがないほど初期段階にある。しかしN…続きを読む

NASAが火星で初となるヘリコプターの飛行を4月8日に計画
エキサイティングな火星探査車「Perseverance(パーセベランス)」のミッションで、我々地球人が最も楽しみにしているイベントの1つは「Ingenuity(インジェニュイティ)」と呼ばれるヘリコプターの初飛行だろう。何度もチェックを重ねた後、Perseveranceチームは地球以外の惑星で初めて制御された動力飛行に挑戦する日付を4月8日に設定した。 関連記事:パーセベランスが火星着陸に成功、最初の火星表面画像を送信 すべてが順調に進めば、約2週間後にIngenuityは、火星の地上から約3メートルの高さで、初のホバリング飛行を行う…続きを読む

NASAの火星を飛ぶヘリコプター「インジェニュイティー」はクアルコム「Snapdragon 801」搭載
NASA/JPL-Caltech 日本時間2月19日朝に火星へ着陸したNASAの火星探査車「パーセペランス」。同探査車は史上初めて地球以外の惑星を飛行するヘリコプター「インジュニュイティ」を搭載しています。 同ヘリコプターについてクアルコムは、主にスマートフォンに使われる同社製のSnapdragonプロセッサーを内蔵した「Qualcomm Flight Platform」を搭載していると明らかにしました。 この「Qualcomm Flight Platform」は自律飛行を念頭に開発されたドローン用の基板で、Xperia Z3など20…続きを読む

NASAが火星に降下するパーセベランス探査機の高精細度動画を公開
NASAは、火星探査機Perseverance(パーセベランス)とその着陸モジュールローバーが撮影した動画を公表した。これは火星大気圏突入から着陸までの「恐怖の7分間」をPOV(一人称視点)で記録している。先週公開された画像はごく一部の予告編だった。こちらが完全な記録であり、史上初めて撮影された火星着陸動画だ。 関連記事:火星探査車降下途中の「恐怖の7分間」がリアルに感じられる写真 ローバーの降下と任務についてはこちらで随時ツイートされているが、ここではまず概要を説明しておこう。 惑星間を高速で航行してきた探査機は、ヒートシールドを前…続きを読む

火星探査車降下途中の「恐怖の7分間」がリアルに感じられる写真
火星探査車「Perseverance(パーセベランス)」は日本時間2月19日朝、無事に火星に着陸したが、その直前には火星の大気圏に高速で突入し、NASAのチームが「恐怖の7分間」と呼ぶ着陸に向けた一連の複雑な操作が行われた。NASAはその時に撮影されたゾクゾクする写真を公開している。火星の大地の上に、ジェットパックから細いワイヤーでぶら下がっている探査車を見れば、チームの「恐怖」を容易く理解することができるだろう。 関連記事:パーセベランスが火星着陸に成功、最初の火星表面画像を送信 パーセベランスのTwitter(ツイッター)アカウン…続きを読む

パーセベランスが火星着陸に成功、最初の火星表面画像を送信
火星探査車Perseverance(パーセベランス)は、スカイクレーンのロケットが作動する直前に着地地点を特定するという手に汗握る降下の後、無事に着陸を果たした。すると早速、パーセベランスは今回のミッションで探検することになっているジェゼロクレーターの最初の映像を送ってきた。 緊張を隠せないものの成功を信じる担当チームは、数時間前からパーセベランスが最終アプローチに入る様子を見守り、古代の三角州に位置し今回の探査対象となっているジェゼロクレーターのど真ん中へのコースを辿っていることを確認した。 火星の大気に突入した際に着陸船の周囲が高…続きを読む

有人火星面着陸を2024〜2026年に実現させるとイーロン・マスク氏
SpaceX(スペースX)の創設者でCEOのElon Musk(イーロン・マスク)氏は、米国時間12月1日に大手メディア企業Axel Springer(アクセル・シュプリンガー)から賞を贈られたが、そこで彼は腰を据え、宇宙、Tesla(テスラ)、AIなど、幅広い話題にわたるインタビューに応えた。マスク氏はまず、SpaceXの火星への野心について語り、SpaceXの次世代宇宙船Starship(スターシップ)で赤い惑星へ到達するまでの現在のタイムラインを示した。彼らは、今週末までにこの宇宙船の新たな高高度試験飛行が実施できればと考えてい…続きを読む


