タグ: タンパク質 / プロテイン(用語)

タンパク質 / プロテインに関する記事一覧

  • Mirukuは動物ではなく植物から乳製品を生み出す

    Mirukuは動物ではなく植物から乳製品を生み出す

    Mirukuはニュージーランドのフードテック企業で、分子農業の手法を利用して植物の細胞を小さな工場へとプログラミングし、タンパク質や脂肪、糖分など、従来は動物が作ってきた分子を生産しようとしている。 同社は2020年にAmos Palfreyman(アモス・パルフリーマン)氏とIra Bing(イラ・ビン)氏、Harjinder Singh(ハージン・ダーシン)氏そしてOded Shoseyov(オデッド・ショセヨフ)氏ら、全員が乳業や植物科学の経験があるメンバーが創業した。現在、企業や研究開発者とのパートナーシップにより、Miruk…続きを読む

  • ビールの醸造かすを生分解性フィルムに変えるMi Terroが1.7億円調達

    ビールの醸造かすを生分解性フィルムに変えるMi Terroが1.7億円調達

    あるやり手の起業家が、ビール醸造大手AB Inbev(ABインベブ)と家庭用品の大手Unilever(ユニリーバ)が主催する100以上のアクセラレータープログラムに参加し、あるパターンを発見した。醸造所には大量の醸造かすがあり、家庭用消費財にはプラスチック問題がある。この2つの問題の架け橋となるべく登場したのが、農業廃棄物をタンパク質に加工し、プラスチック代替品や飼料などとして利用できるようにするMi Terro(ミテロ)だ。同社は、生産規模を拡大するために150万ドル(約1億7000万円)を調達した。 Mi Terroの創業者Rob…続きを読む

  • バイオ分子に照準を合わせて新薬を生み出すGandeeva Therapeuticsが46億円調達

    バイオ分子に照準を合わせて新薬を生み出すGandeeva Therapeuticsが46億円調達

    かつて冗談交じりに「ブロボグラフィー(抽象的な芸術作品の一種)」と呼ばれていた分野が大きく進展した。 低温電子顕微鏡法は、現在、生体の最小構成要素を最も忠実に観察できる手法の1つで、バイオ分子のアモルファス(非晶質=結晶ではない)画像を提供する。米国時間1月31日、4000万ドル(約46億円)のシリーズAラウンドを完了し、その存在を世に知らしめた新しいバイオテック企業Gandeeva Therapeutics(ガンディーバセラピューティクス)は、これを重要な柱として、低温電子顕微鏡法による高解像度画像と機械学習ツールを組み合わせて、創…続きを読む

  • 「生きた細胞の中」を覗ける超解像蛍光顕微鏡を活用する創薬プログラムEikon Therapeuticsが約598億円調達

    「生きた細胞の中」を覗ける超解像蛍光顕微鏡を活用する創薬プログラムEikon Therapeuticsが約598億円調達

    Lux Capital(ラックス・キャピタル)のパートナーであるAdam Goulburn(アダム・ゴールバーン)氏は、Eikon Therapeutics(エイコン・セラピューティクス)が行った超顕微鏡による薬の開発を説明するピッチで、創業者のEric Betzig(エリック・ベッツィヒ)氏の「生きている生命を見ないで、どうしてそれを理解できるでしょうか?」というシンプルな問いかけに最初に感銘を受けた。 「それはとてもシンプルな言葉でしたが、私にとっては興味を掻き立てられるものでした」とゴールバーン氏はTechCrunchに語った。…続きを読む

  • 非動物由来のプロテイン製品開発に成功したThe EVERY Co.、卵市場に変化をもたらす

    非動物由来のプロテイン製品開発に成功したThe EVERY Co.、卵市場に変化をもたらす

    エッグプロテインという非動物由来のタンパク質を作る精密発酵技術を開発したThe EVERY Co.の2021年の業績が好調だ。 以前はClara Foodsとして知られていた同社は、4月にAB InBevの投資部門であるZX Venturesの投資先であるBioBrewと契約を結び、非動物由来のタンパク質を大規模に醸成することに成功した。EVERYの初の非動物性エッグプロテインは、2021年後半に最初の小売顧客との共同ブランド食材として発売される予定だ。 関連記事:「バドワイザーは卵を作る」食料大手が代替タンパク質産業に相次いで参入、…続きを読む

  • 純粋数学もタンパク質生成も、人工知能におまかせを

    純粋数学もタンパク質生成も、人工知能におまかせを

    人工知能(AI)が興味深い分野である理由の1つに、AIは何が得意なのかを誰も知らない、ということがある。12月2日号の「Nature」に掲載された最先端の研究所による2つの論文では、機械学習(ML)は、タンパク質生成のような技術的に難しい作業、純粋数学のような抽象的な作業のどちらにも対応し得ることが示されている。 最近話題になった、Google(グーグル)が買収したDeepMind(ディープマインド)やワシントン大学David Baker(デビッド・ベイカー)研究室による、タンパク質の物理的構造(フォールディング)の予測に対するAIの…続きを読む

  • 霜降り技術が売りの植物性ステーキ開発Juicy Marblesが5.1億円を調達

    霜降り技術が売りの植物性ステーキ開発Juicy Marblesが5.1億円を調達

    スロベニアのスタートアップJuicy Marbles(ジューシーマーブルズ)のおかげで、肉を食べる人に対し、環境にやさしい食事をするよう説得することが(それが矛盾に聞こえなければ)少し楽になるかもしれない。同社は、植物性のホールミートカット(塊肉)を作る方法を開発した。 「Fancy Plant Meat(すてきな植物性肉)」は、フィレミニョンステーキやその他の(動物)肉の「プライム」カットに代わる、ヴィーガン向けの同社製品を表現する力強い売り文句だ。 リュブリャナを拠点とするこのスタートアップは、植物性タンパク質の最高級品を市場に投…続きを読む

  • フードテックPerfeggtが植物由来の代替卵販売に向け3.2億円調達

    フードテックPerfeggtが植物由来の代替卵販売に向け3.2億円調達

    世界市場では、乳製品や肉などの植物由来の代替品の売上が急増しており、Perfeggtは卵でも同じことをしたいと考えている。 ベルリン拠点のフードテック企業Perfeggtは、2022年第1四半期にドイツ、スイス、オーストリアでニワトリが存在しない卵製品をデビューさせようとしている。まず製品を立ち上げ、その後2022年後半にヨーロッパで事業を拡大すべく、同社は現地時間11月25日、初のラウンドで280万ドル(約3億2000万円)を調達したことを発表した。 このラウンドの出資者は、EVIG Group、Stray Dog Capital、…続きを読む

  • 植物由来のタンパク質を利用して安価に細胞肉を生産するTiamat Sciences

    植物由来のタンパク質を利用して安価に細胞肉を生産するTiamat Sciences

    細胞培養培地とは、実験室で育てた食肉を低コストで生産する細胞農業の構成要素だ。しかしそのための成長因子すなわち試薬を作る従来からの方法はそれ自体が高費用で、大量生産が困難だった。 報道によると、実験室で育てた食肉を使ったバーガーは1個が約50ドル(約5750円)になるが、新技術はそれを2030年までにはもっとリーズナブルな1ポンド(約450g)3ドル(約340円)にまで下げるという。 Tiamat Sciencesは、高価なバイオリアクターに代わるコスト効率の良い生物分子を開発しているバイオテックスタートアップの1つだ。米国時間11月…続きを読む

  • 「動物なし」のモッツァレラチーズの商品化を進めるNew Cultureが約28億円を獲得

    「動物なし」のモッツァレラチーズの商品化を進めるNew Cultureが約28億円を獲得

    Allied Market Research(アライド・マーケット・リサーチ)によると、チェダーやモッツァレラの販売に牽引され、米国のチーズ市場だけでも2019年には343億ドル(約3兆9300万円)、2027年には455億ドル(約5兆2200万円)に達し、年平均成長率は5.25%になると予測されている。 それに比べて、ヴィーガンチーズの業界は小さく、同社の調査によると、2019年の市場規模は約12億ドル(約1370億円)、2027年には44億ドル(約5050億円)に達すると予測されている。 しかし、このような大きなギャップにもかかわ…続きを読む

  • タンパク質ベースの医薬品を開発するGenerate BiomedicinesがシリーズBで422億円調達

    タンパク質ベースの医薬品を開発するGenerate BiomedicinesがシリーズBで422億円調達

    医薬品開発の分野に引き寄せられる投資が増え続けている。米国時間11月18日には、Generate Biomedicines(ジェネレート・バイオメディシンズ)が3億7000万ドル(約422億円)のシリーズBラウンドを発表した。 同社は、プラットフォームをベースとした医薬品開発のアプローチをうたっているが、独自のひねりを加え、タンパク質に取り組んでいる。 同社の仮説はシンプルだ。自然界(あるいは多くの場合、科学的なデータや文献)にすでに存在するタンパク質とターゲットを結びつけるのではなく、全体像を理解することを目指している。つまり、どの…続きを読む

  • ヒトタンパク質を使い母乳に最も近い乳児用ミルクを開発するHelainaが約22億円を調達

    ヒトタンパク質を使い母乳に最も近い乳児用ミルクを開発するHelainaが約22億円を調達

    世界初となる乳児用ミルクを製造しているHelaina(ヘライナ)は、最初の製品の製造と商業化プロセスを開始して次の成長段階へ進むため、シリーズAで2000万ドル(約22億円)を調達したと発表した。 ニューヨーク大学で食品科学を教えている食品科学者のLaura Katz(ローラ・カッツ)氏は2019年に同社を設立した。「機能性ヒトタンパク質を食品用に製造する初の企業」とうたっている。 これを実現すべくHelainaは、母乳に含まれるものとほぼ同じタンパク質を開発するために酵母細胞をプログラムして製造のハブとなるように教える精密な発酵プロ…続きを読む

  • バイオテックのスタートアップShiruが新規資金で植物由来原料の「発酵」を促進

    バイオテックのスタートアップShiruが新規資金で植物由来原料の「発酵」を促進

    タンパク質生化学者のJasmin Hume(ジャスミン・ヒューム)博士は、代替食料分野に取り組んでいる。テクノロジーを進化させることで、世界の食品産業が動物への依存を減らせる機会があると考えたからだ。 関連記事 熟成期間が長いハードチーズを動物性原料を使わずに作るBetter Dairyが約25.3億円を調達 Zero Acre Farmsが微生物(と約43億円)を使って植物油の代替品開発に取り組む 植物性由来のミールキットを配達するSplendid Spoonが約13.8億のシリーズB資金を獲得 同氏は2019年にShiru(シル)…続きを読む

  • 細胞データの「新たなレイヤー」、プロテオーム解析用機器のIsoPlexisがIPO

    細胞データの「新たなレイヤー」、プロテオーム解析用機器のIsoPlexisがIPO

    細胞の周辺におけるタンパク質の活動を調べるツールを開発するIsoPlexisの株式が、米国時間10月8日からマーケットに出回った。同社はこのIPOで1億2500万ドル(約140億円)の調達を狙っており、資金で同社技術の商用化のためのチームを作り、精密医療の創造において重要な役割を果たすという同社の計画を進めようとしている。 IsoPlexisは2013年に創業した、薬学の研究でラボに出入りしているようなタイプの企業だ。同社は主に、シングルセルのプロテオーム解析(タンパク質とそれらの相互作用の研究)に力を入れてきた。同社は主に、免疫細胞…続きを読む

  • タンパク質シーケンシングを超高速化、Glyphic Biotechnologiesが6.6億円調達

    タンパク質シーケンシングを超高速化、Glyphic Biotechnologiesが6.6億円調達

    DeepMind(ディープマインド)のおかげでヒトのプロテオーム(ある細胞に含まれているすべてのタンパク質)はすべて自由に閲覧できるようになるようだが、バイオテクノロジーの最先端では、毎日新しいタンパク質が作られ、テストされている。ここで重要になるのがタンパク質のシーケンシング(配列決定)だ。Glyphic Biotechnologies(グリフィックバイオテクノロジーズ)は、時間のかかるシーケンシングを高速化して、医薬品の開発期間を大幅に短縮しようとしている。 関連記事:DeepMindがAlphaFoldで折りたたみを行った人体の…続きを読む

  • DeepMindがAlphaFoldで折りたたみを行った人体のすべてのプロテオームをオンライン化

    DeepMindがAlphaFoldで折りたたみを行った人体のすべてのプロテオームをオンライン化

    DeepMind(ディープマインド)と数社の研究開発パートナーは、人体を構成するほぼすべてのタンパク質の3次元構造が格納されたデータベースをリリースした。この3次元構造は、2020年実証された画期的なタンパク質フォールディングシステムAlphaFoldを使って、コンピューター上で算出したものだ。無料で利用可能なこのデータベースは、数百の分野や領域に及ぶ科学者たちに大幅な進歩と利便性の向上をもたらし、生物学と医学において新しい段階の礎を形成する可能性が高い。 AlphaFoldタンパク質構造データベースは、DeepMind、欧州バイオイ…続きを読む

  • タンパク質探索プラットフォームのAbsciが市場デビューを果たす

    タンパク質探索プラットフォームのAbsciが市場デビューを果たす

    バンクーバーを拠点とし、多面的な医薬品開発プラットフォームを開発するAbsci Corpは米国時間7月22日、株式を公開した。一般的にリスクが高いと言われている医薬品開発事業だが、これはこの分野における新しいアプローチへの関心が著しく高まっていることを示唆するニュースである。 Absciは前臨床段階での医薬品開発の加速化に注力しており、薬の候補を予測し、潜在的な治療ターゲットを特定し、治療用タンパク質を何十億もの細胞でテストして、どれが追求する価値のあるものかを特定することができる複数のツールを開発、取得している。 Absciの創業者…続きを読む

  • 世界の食糧難に対処するためBeta Hatchは家畜の飼料となるミールワームを生産

    世界の食糧難に対処するためBeta Hatchは家畜の飼料となるミールワームを生産

    筆者がこの前、香港に行ったとき、あるスタートアップ企業がおやつにミールワームの瓶をくれた。見た目は少々奇妙だが、食べるとパリパリとしている(焼いた幼虫の入った瓶から想像するとおり)。だが、味はあまりしないので、自分で調味料を用意したほうがいいかもしれない。 持続可能な社会を実現するために、人間やその他の生物にとっての代替タンパク源には、大きな関心が寄せられている。Beta Hatch(ベータハッチ)という会社は、明らかにその後者、つまり家畜やペットを主要な対象とし「実質的に廃棄物を出さない」農法に取り組んでいる。 セントルイスを拠点と…続きを読む

  • 代替タンパク質開発の豪v2Foodがアジアや欧州進出に向け約58億円調達

    代替タンパク質開発の豪v2Foodがアジアや欧州進出に向け約58億円調達

    v2Food(ブイツーフード)は代替タンパク質分野で競争を展開している数多くの新規参入社の1社だ。創業地はオーストラリアだが、いま欧州やアジア、その他の地域に狙いをつけている。同社は競争においていくつかの鍵となる有利点を持っていて、新たに調達した4500万ユーロ(約58億円)でユーロ圏参入の道筋をつける。 同社はオーストラリアで大きく成長し、まず最初の目標は同国トップとなることだとCEOで創業者のNick Hazell(ニック・ハゼル)氏は話した。同氏はMasterFoodsとPepsiCoのR&D部門で働いた経歴を持つ。一方でv2F…続きを読む

  • 大きな塊にもできる植物由来肉を開発したPlanted、シュニッツェルはじめさまざまな料理に

    大きな塊にもできる植物由来肉を開発したPlanted、シュニッツェルはじめさまざまな料理に

    スイスの代替プロテイン企業Plantedが2021年の2度目のラウンドで、1900万スイスフラン(約23億円)を「プレB」の成長資金および製品開発資金として調達した。米国進出も予定にはあるが、当面はPlantedの顧客はヨーロッパに限定され、彼らだけが新製品の純植物性シュニッツェルを味わうことができる。 関連記事:スイスの代替肉メーカーPlantedが製品の多様化と市場拡大に向けシリーズAで約19.8億円を調達 Plantedは2019年に、スイスのチューリッヒ工科大学からのスピンオフとして登場した。同社の共同創業者たちは、植物のタン…続きを読む