タグ: 広島大学(組織)

  • 原子間力顕微鏡を用いて世界で初めて個別のDNA損傷を直接観察することに成功、がんや老化のメカニズム解明に期待

    原子間力顕微鏡を用いて世界で初めて個別のDNA損傷を直接観察することに成功、がんや老化のメカニズム解明に期待

    今回の技術を用いて撮像したさまざまなDNA損傷形態の原子間力顕微鏡(AFM)画像。糸状に見えるDNA鎖に、明るいドット(損傷に結合しているアビジン・卵白に含まれるタンパク質の一種)が確認できる。これを観察することで、DNA損傷の位置を可視化できた。観察の結果、通常の孤立した塩基損傷以外に、塩基損傷が集中して生じた領域であるクラスター損傷、DNAの末端に塩基損傷があるタイプの損傷、塩基損傷が複数個固まったような高複雑度クラスター損傷など、多彩なDNA損傷を見ることができ、損傷の「種類分け」に成功した 量子科学技術研究開発機構(QST)は…続きを読む

  • 放射線治療で必要な臓器の自動認識と輪郭作成をAIで高精度に高効率に行うシステムを開発

    放射線治療で必要な臓器の自動認識と輪郭作成をAIで高精度に高効率に行うシステムを開発

    広島大学は3月11日、放射線治療で欠かせない腫瘍や臓器の輪郭作成を、AIで自動的に高精度に行うシステム「Step-wise net」を開発したと発表した。CTやMRIの画像から臓器の輪郭を自動的に抽出し、輪郭作成を行うというものだ。従来の方式に比べて、精度が「著しく向上」したという。 放射線治療では、臓器ごとに線量分布を評価できるように、CTやMRIの医療画像上で腫瘍の領域や正常な臓器の輪郭を作成する。臨床試験では、この輪郭作成は統一したルールの下で行われなければいけない。そのためにも、自動輪郭作成ツールの需要が高まっている。そこで広…続きを読む

  • 広島大学が発光効率最大80%のシリコン量子ドットの合成に成功し、シリコン量子ドットLEDを開発

    広島大学が発光効率最大80%のシリコン量子ドットの合成に成功し、シリコン量子ドットLEDを開発

    (a)は出発素材。(b)はaの粉末体で、(c)はbを焼成した生成物。(d)は赤色発光するシリコン量子ドット(溶液中に分散)。(e)はdの電子顕微鏡像 広島大学は、発光効率が最大80%という世界トップレベルの赤色発光シリコン量子ドットの合成に成功し、それを用いたシリコン量子ドットLEDを開発したと発表した。 10nm(ナノメートル)以下の発光性の半導体ナノ結晶「量子ドット」は、すでにタブレットや大画面テレビなどの発光体に利用され始めているが、現在はインジウム系(レアメタル)、カドミウム系や鉛系などの重金属で作られており、自然環境保護の観…続きを読む

  • 暗黒物質の候補となりうるアクシオンなど未知素粒子を探索する国際共同実験「SAPPHIRES」が始動

    暗黒物質の候補となりうるアクシオンなど未知素粒子を探索する国際共同実験「SAPPHIRES」が始動

    広島大学は、国際共同実験「SAHHPIRES」(サファイアズ)において、2色の強力なレーザーを用いた暗黒物質の探索を始動したことを発表した。目標とするのは、暗黒物質の候補となりうるアクシオンなどの未知の素粒子。波長の異なる強力な2つのレーザー光を真空中で混ぜ合わせることで、未知粒子(アクシオン的粒子)を介した散乱を誘導し、未知粒子を生成、崩壊させるという実験を開始し、その探索結果を公表した。 実験では、真空容器内に波長の異なる2つのレーザー光を照射し光子を衝突させ、そこで起きる未知粒子の生成と崩壊を介した散乱から生じる信号光を観測した…続きを読む

  • ポリウス開発の建築用3Dプリンターを利用し排水土木構造物製造の実証試験を実施、産官学が国内初連携

    ポリウス開発の建築用3Dプリンターを利用し排水土木構造物製造の実証試験を実施、産官学が国内初連携

    建設用3Dプリンターを開発するスタートアップ企業Polyuse(ポリウス)は12月21日、国土交通省が主導する「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」(PRISM)において、加藤組と共同で建設用3Dプリンターによる施工DXの共同実証の実施を発表した。これは、国土交通省中国地方整備局広島国道事務所と広島大学も参画した、産官学による日本初の取り組みとなった。 この実証は、2021年12月13日から17日まで、令和2年度安芸バイパス寺分地区第4改良工事の現場にて行われた。加藤組の施工管理のも…続きを読む

  • 理化学研究所ら日本の研究グループが参加するX線偏光観測衛星IXPE打ち上げ、ブラックホールの詳細な観測が可能に

    理化学研究所ら日本の研究グループが参加するX線偏光観測衛星IXPE打ち上げ、ブラックホールの詳細な観測が可能に

    理化学研究所(理研)は12月8日、X線偏光観測衛星「IXPE」(Imaging X-ray Polarimetry Explorer)がケネディー宇宙センターから打ち上げられることを発表した(日本時間9日午後3時に打ち上げられた)。ブラックホールに落ち込む物質の形、ブラックホール周辺の空間の歪み具合、中性子星の強い磁場で歪められた特異な真空などの「これまでの観測とはまったく質の異なるデータが得られる」と期待されている。 これは、理化学研究所開拓研究本部玉川高エネルギー宇宙物理研究室の玉川徹主任研究員、山形大学学術研究院の郡司修一教授、…続きを読む

  • 重力制御装置やロボットで中枢神経系疾患の完治を目指すスペース・バイオ・ラボラトリーズが約1億円調達

    重力制御装置やロボットで中枢神経系疾患の完治を目指すスペース・バイオ・ラボラトリーズが約1億円調達

    地上で模擬的に微小重力環境を再現する「重力制御装置 Gravite」(グラビテ) 再生医療とリハビリロボットのスペース・バイオ・ラボラトリーズ(SBL)は8月18日、第三者割当増資による約1億円の資金調達を実施したことを発表した。引受先は、エネルギア・コミュニケーションズと、びんごIPO倶楽部の複数の会員。またSBLは同時に、広島県の令和3年度(2021年度)「健康・医療関連産業創出支援事業費補助金」と尾道市の「尾道市実証実験サポート事業」に採択されたことも発表した。 SBLは、中枢神経系疾患の完治を目指した再生医療システムの構築に取…続きを読む