Hiroshi Iwatani の記事

ビルを建設する無人クァドコプター: そのビデオをやっと入手
この前の、ダンスするクヮドコプターに関する記事を書いたときには、残念なことにビデオがなかった。そして、その待望のビデオがやっと入手できた(上のビデオ)。 この空飛ぶロボットたちが、互いに協調しながら小さな塔を建設していく様子は、IEEEにその大量の写真と、最新のビデオがある。これは途方もないプロジェクトだし、途方もないテクノロジだが、重要なのは、今後この技術で本物のビルを建設できることだ。ロボットたちは、ぼくらの家も建ててくれるかもしれないし、未来の世界でロボットが反乱を起こしたときには、解体ロボットが登場して都市を粉々にするかもしれ…続きを読む

イギリスの良質な出会いサイトBadooが年商1億ドルを達成–その収益化の秘密を聞く
ネット上で新しい出会いを提供するBadooが、登録ユーザ数1億3000万、年商1億ドルに達した。ロンドンのSilicon Roundaboutにオフィスを置くBadooは、これをソーシャルネットワークと呼べるならば、世界第四位のソーシャルネットワークだ。しかしBadooの使われ方は、ユーザは全世界に分布していても、もっぱらローカルだ。たとえばイギリスではデートの相手探しに使われ、チェコ共和国では結婚相手を探す。インドネシアでは、ブルカを着た女性たちが自分を表現するために使う。ヨーロッパのスタートアップ、Badooの大成功の理由を知りた…続きを読む

comScoreレポート:スマートフォン利用者の38%が、買い物でもスマートフォンの利用経験あり
モバイルショッピングが成長を続けているということについて反論を言う人はいないだろう。comScoreもこのトレンドを裏付けるようなレポートを本日(米国時間12/5)リリースした。さまざまなデータ分析を行なっているcomScoreのレポートするところでは、スマートフォン利用者の38%が、手持ちのスマートフォンを使って最低1回は買い物を行なっているとのことだ。 9月中、スマートフォンを利用した買い物で多く売れたのはデジタルグッズ、服やアクセサリ、チケット、クーポンなどであったようだ。また9月に限った行動分析を行なってみると、スマートフォン…続きを読む

99ドルの中国製タブレットは、MIPSベースでAndroid 4.0が走る
あなたがこのAinovo Novo7なる中国製7インチAndroidタブレットを見過ごしたとしても許される。偽iPhoneやバルクケーブル売り場の隣にあるそっくりデバイスがまた一つ増えただけだろうから。ある意味でそれは当たっている。100ドルで、iPadやもっと新しいGlaxy Tab並みに良くできているはずもないし、サイズもデザインも誰かを魅了するとは思えない。しかし、注目すべき点が二つある。Ice Cream SandwichとMIPSだ。 もちろん多くの人たちにとっては、どちらも大して意味を持たない。殆どの人が気にするのは、Ne…続きを読む

KinectアプリShopper Trackerは小売店(物理店舗)のためのGoogle Analyticsだ
物理店舗のオーナーが、自分の店の陳列効果などを知るために、Webサイトのアドミンが使っているような分析ツールを使える。アルゼンチンのAgile Routeが作ったShopper Trackerは、MicrosoftのKinectを利用し、お客の動きを分析して動線やヒートマップなどのデータを提供し、お客がよく立ち止まる棚や、よく触る、あるいは手に取る商品を報告する。とくに、コンバージョンデータ(実際に買われた物のデータ)を商品のSKU*に結びつけると、各商品の陳列場所の最適化ができる。〔*: SKUの説明。〕 同様の調査を、人海戦術や専…続きを読む

Facebook、Gowallaを買収―チームはFacebookに移籍、サービスは来年1月に閉鎖へ
GowallaがFacebookに買収されたという報道があった直後にGowalla自身がそれを確認するコメントを出した。 これによると、ファウンダーと一部の社員はFacebookに移籍し、パロアルトの本社で勤務することになるという。これに伴い、Gowallaの位置情報サービスは来年1月一杯で運用に幕を下ろすことになる。ユーザーに対してはデータのエクスポートの手段が提供される予定。GowallaのCEO、Josh Williamsは「今年のFacebook f8カンファレンスで同社の技術に強い感銘を受けた。その直後にFacebookから…続きを読む

BBC、1時間のFacebook特番を放送―ザッカーバーグの執務デスクにはザック人形が
イギリスのBBCが1時間のFacebook特番を制作、放映した。マーク・ザッカーバーグ、シェリル・サンドバーグへのインタビューはもちろん、ベンチャー・キャピタリストのロン・コンウェイ、『フェイスブック若き天才の野望』の著者、デビッド・カークパトリックなども出演してコメントしている。全編がYouTubeにアップロードされている。 アップデート: 最初のリンク先のビデオはBBCの抗議で削除されたが、別のバージョンがアップされている。しかしこれも削除されるかもしれない。アメリカでBBCを宣伝する絶好のチャンスなのに惜しいことだ。イギリス居住…続きを読む

2011年のTwitterハッシュタグのベスト10―5位はJapan
早くも今年のベスト10を振り返る季節になった。Twitterは今年を振り返るさまざまな記事をウェブサイトに順次発表中だ。 ストーリーで振り返る1年を皮切りに、2011年にTwitterに加わった有名人(チャーリー・シーン〔映画スター〕、ショーン・パーカー〔Napsterファウンダー、Facebook初代社長〕など)」、人気のトピックスが発表されている。人気のトピックスで映画(1位は『マイティー・ソー』だという)、俳優(チャーリー・シーン)、世界のニュース(ムバラク辞職、オサマ・ビン・ラディン襲撃など)、ハッシュタグ、の3カテゴリーに分…続きを読む

Kindle Fire大ヒットのヒット具合はどのくらい? 今四半期では390万台を出荷見込み
Kindle Fireは絶好調のスタートを切ったと言って間違いないだろう。IHS iSuppliの最新の計算によると、Amazonは今四半期に390万台のKindle Fireを販売することになるとのことだ。これはつまりiPad 2(1860万台が売れたそうだ))に続いて2番目に売れたタブレットだということになる。また、Kindle Fireは2位以下に大差をつけてAndroidタブレットで1位ということになる(SamsungのGalaxy Tabが2番手で、140万台出荷されている)。 390万台という数字はいったいどの程度のものな…続きを読む

ベンチャーキャピタリストの「リーン」資金モデル
最近ベンチャーキャピタル業界は、数多くの破壊的変革を経験している。最近聞いた中でも納得がいった説明は、先週TechCrunch Tokyoですばらしい講演を行ったBullpen CapitalのDuncan Davidsonによるものだ。私がステージ外で彼をインタビューしたところ、彼の見解を要約してくれた。 今や、製品を作るために多くの資金を必要としない「リーン・スタートアップ」が数多く出現しているのと同じように、Davidsonは「リーン資金モデル」も必要であると主張する。「われわれは〈安値の時代〉にいる。考え方の基本は、市場の正当…続きを読む

ゴールドマン・サックスが、最有力IPO候補と考えるスタートアップ一覧
極く極く秘かに(Googleにも足跡が殆どない)、投資銀行・証券会社のGoldman Sachsが「非上場インターネット企業」カンファレンスを今週ラスベガスで行った。2日間のカンファレンスは11月29~30日に開催され、数多の企業が銀行家、投資家、同業者たちからなる聴衆に向けて、騒々しくそのビジネスモデルについてプレゼンテーションを行った。 参加者は、A16ZのMarc AndreessenとSquareのKeith Rabois(火曜夜のキーノート講演)のスピーチに聞き入った。SV AngelのRon Conwayも一個人として参加…続きを読む

頓智ドットの井口CEO、300万ダウンロード、拡張現実、新アプリを語る
先日日本に行った際、TechCrunch TokyoカンファレンスでTonchidotの井口尊仁CEOと遭遇した。私は仮設ステージに彼を引っぱ出して即席のインタビューを行い、拡張現実とモバイルアプリに関する現状を聞き出した。Tonchidot(頓智・)はSekai Cameraアプリを2008年のTechCrunch50で初披露した。それはまだ誰も拡張現実アプリが可能であると信じる前のことだった。彼らは聴衆の一番のお気に入りだった。 上のビデオで井口氏は、セカイカメラのダウンロード数が300万回(主に日本)で、APIを通じてパートナー…続きを読む

Flickrのライバル500px、利用者待望のLightroom用プラグインをリリース
多くの人が待ち望んでいた機能がついに実装された。トロントの写真コミュニティサービスを運営する500pxが、待望のLightroomパブリッシャー用プラグインをリリースしたのだ。500pxはしばしばFlickrのライバルだと言われる(TechCrunchでもしばしばそう言っている)。しかし実のところ500pxは利用者としてプロの写真家を想定しているサービスなのだ。子供の写真や休暇期間中の写真を公開しておく場所を求める一般的なコンシューマを対象とするのではなく、写真を売ることで生計を立てている人を主要利用者層として位置づけているのだ。 こ…続きを読む

TwitterがGoogleとFacebook Connectを統合(深夜の劇的展開?)
私が間違ってるかもしれないけど、これまではTwitterにログインしたとき、Gmailの連絡先を見つけるためのプロンプトは出ないし、また自分のツイートをFacebookとシンクすることもできなかったよね。 金曜日(米国時間12/2)の深夜過ぎ、つまり土曜日の零時に、あるスイッチがonになったのよ、本当よ、だって上に書いたことができるようになったんだから。しかもそれは、なにか変よ。Twitterのアカウントにログインしたら、Settingsへ行って、自分のプロフィールの写真をクリックするの。それだけ。うそじゃないわ。私は幻覚を見たのかし…続きを読む

かつてインターネットを作ったDARPAがシュレッダーにかけた文書を復元するコンテスト
サンフランシスコのチームが、DARPAの「シュレッダーコンテスト」に優勝した。この、かつてインターネットの母体を作った政府機関は、一般公募により、シュレッダーで切り裂いた5点の文書を復元するコンテストを行った。優勝チームは、チーム名を”All Your Shreds Are Belong to U.S.”(シュレッダー屑も合衆国の所有物)と名乗り、600人時で33日を費やし、アルゴリズムを自ら構築して、10000片あまりの紙くずから文書を復元した。 参加したチームの数は9000、優勝チームは合衆国財務省から賞金50000ドルをもらう。…続きを読む

モバイルソーシャルゲームで世界展開しNintendoの王座をねらうGREE–CEOインタビュー
今日本で急成長している企業の一つがGREEだ。モバイルソーシャルゲームを制作提供する社員900名のこの公開企業は、今年の年商が17億ドルに達する見込みだ。今週行われたTechCrunch Tokyoの会場で、GREEのファウンダでCEOのYoshikazu Tanaka に、通訳を介してインタビューした。そのビデオを2本、ここでお見せしよう(もう一本のビデオが、GREEとZyngaの財務状況を比較したこの記事にある)。 上のビデオでは、彼は4月に合衆国でOpenFeintを買収した理由を語り、Nintendoに倣って売上の80%を海外…続きを読む

巨大ゲーム企業Zyngaが日本のGREEなどより極端に低利益なのはなぜ?このままでいいの?
今日(米国時間12/2)は、ZyngaのIPOという話題作がついに封切られた。Mark PincusがWeb上に築いたソーシャルゲームの巨大怪物に、衆目が集まっている。しかしソーシャルゲームの未来は…今日ではそのほかのあらゆるものがそうだが…モバイルにある。でもZyngaは、IPOの提出書類(S-1)の中で、モバイルに関しては”限られた経験しかない”と認めている。しかしソーシャルゲームがモバイル化したらどれだけ儲かるか、それを知りたかったら、GREEやDeNAのような日本のソーシャルモバイルゲーム企業を見るべきだ。今週はTechCru…続きを読む

学生や専門家の調査研究を助ける検索エンジンHelioidは「語」でなく「カテゴリー」を重視
シリコンバレーの地表には、失敗した検索スタートアップの遺骸が散乱している。Microsoftのような大金持ちでもなく、旅行サイトKayakのように目的を明確に絞り込んでもいない新参者たちは、Googleからユーザを奪うことができなかった。 ニューヨークで生まれた小さなスタートアップHelioidは、情報のカテゴリーを重視することによって、この状況を打破しようとしている。想定ユーザは、特定の疑問や質問への答えを求めるのではなく、一つのテーマについて広く深く研究したいと願っている学生や専門職の人たちだ。 その検索結果のページは、左側にカテ…続きを読む

TechCrunch Tokyo 2011の優勝・入賞・選外作品をすべてご紹介
TechCrunch Japanが火曜日に行なった、当日かぎりのイベントTechCrunch Tokyo 2011に、600名の人たちが集まり、来年はできればTechCrunch Disrupt Tokyoとして開催されることが期待される。参会者には、日本だけでなくアジア各国や合衆国のWeb/モバイル業界の人びともいた(本誌の編集長Erick Schonfeldも出席し、彼にとっては10年ぶりの来日となった)。 プレゼンテーションとパネルディスカッション(ここにそのビデオ)のほかに、数時間を割いて、日本10社、韓国1社のスタートアップ…続きを読む

社員7万人の世界的大企業がメールの使用禁止を計画中
ヨーロッパの某テク系大企業のCEOはメールが嫌いなので、42か国74000人の全社員に、メールをするな、と命じたい。その問題のCEO、AtosのThierry Bretonは、彼の”ゼロメールポリシー”を、1年後には実現したいと言っている。彼はDaily Mailの取材に対して、重要なメールは10%しかないと述べ、”メールはもはや適切なツールではない。メールに対する考え方を、そろそろ変えるべきだ”、と言っている。 本誌のライターたちも、ずいぶん前からメールの過剰に悩まされている。1か月前にメールをやめたMG Sieglerは、彼のその…続きを読む


