Ryuichi Nishida の記事

  • AnyPerkはどうやってできたのか―日本人初のY Combinator卒業生の半年間(前編)

    AnyPerkはどうやってできたのか―日本人初のY Combinator卒業生の半年間(前編)

    テクノロジー業界でスタートアップを起こして、これから活動をして行こうとしている人たちにとって、Y Combinator(以下、YC)の存在は輝いて見えるに違いない。それは米国だとしてもそうだろうし、日本にいる多くのスタートアップにとってもその憧れは変わらないだろう。 AnyPerkはYCを卒業したばかりのスタートアップである。ただ、ほかの数多くのYC卒業生とわれわれから見て違うところは、日本人チームとして採択されて卒業した初のYCスタートアップということだ。国内ではmiepleというスタートアップとして活動していた彼らがYCに採択され…続きを読む

  • ソーシャルゲーム6社連絡協議会がコンプガチャ自主規制発表で一応の終息となるのか

    ソーシャルゲーム6社連絡協議会がコンプガチャ自主規制発表で一応の終息となるのか

    ここ一連のソーシャルゲームのコンプガチャに関する問題は、今日のKlabの終了宣言に続き、プラットフォーム事業者であるDeNAやグリーなども自社タイトルのコンプガチャの導入を取りやめることを発表した。そして、ようやくグリー、DeNA、サイバーエージェント、NHN Japan、ドワンゴ、ミクシィからなる6社協議会もコンプガチャについて、自主規制することを発表した。 これによって、プラットフォーム事業者の見解が揃ったところで、サードパーティーとなるソーシャルゲームプロバイダーも追随することになるのだろう。コンプガチャについて言えば、一応の事…続きを読む

  • DeNAはコンプガチャに関しては順次廃止を明言

    DeNAはコンプガチャに関しては順次廃止を明言

    現在DeNAの決算発表会が行われているが、DeNAの代表取締役社長の守安功氏は、一連の報道にあるコンプガチャについて同社のゲームについては順次廃止していくことを明言した。 「企業として、当然の務めとして法令を遵守している、(コンプガチャについては)ただちに現行法の法令に違反するものとは思っていない」が昨日の消費者庁の松原大臣の発言や社会的な問題を認識して、「当社としましてはコンプガチャについては順次、廃止していく」という。 これ以外にもどこまでがNGでオーケーなのか、消費者庁の明確な基準がないところで、今後は自社の基準や6者協議会で差…続きを読む

  • グリー決算発表「指摘があった場合には適切に対応していきたい」

    グリー決算発表「指摘があった場合には適切に対応していきたい」

    今日はグリーの決算発表だった。いつもの報道機関向けの決算発表会とは違って緊張感があったのは、この数日間話題となっているコンプリートガチャを中心としたソーシャルゲームの問題が取りざたされているからだ。これに対して何か新たな見解なり声明がグリー側から出されるという期待もあったが、代表取締役社長の田中良和氏は、(消費者庁から)「当社および関連企業による6社協議会に指摘があった場合は適切に対応していきたい」と語り、具体的な話には「基本的にはコメントを差し控えたい」ということだった。 松原消費者担当大臣も「ソーシャルゲームの問題性が大きくなる前…続きを読む

  • あのFacematchが装いも新たにPitapatとして登場

    あのFacematchが装いも新たにPitapatとして登場

    ゴールデンウィークのまっただ中で、周りは休暇を楽しく過ごしているのに、自分には遊ぶ相手すらいないという人もいるかもしれない。そういうときにはFacebookでの新たな出会いを期待するのもありかもしれないね。今日リリースされたPitapatは昨年話題になったFacebookと連携するiOSアプリのFacematchのリニューアル版だ。このアプリは簡単にいえば、Facebookで気になる人に密かに思いを伝えて、お互いに気になる存在であれば、互いにメッセージを交換することができて最終的にはそれが誰だかわかるというものだ。 Pitapatは、…続きを読む

  • FxCameraを買収したビットセラーが4.2億円をジャフコから調達

    FxCameraを買収したビットセラーが4.2億円をジャフコから調達

    AndroidのカメラアプリのFxCameraを買収したビットセラーがジャフコから4.2億円もの資金調達をしたことを発表した。ビットセラーは買収によってFxCameraというプロダクトを手中におさめたが、その核となるプロダクトはステルスモードで開発中の写真のストレージサービスのCellarである。未だメインのプロダクトがリリースされていない中で、これだけの資金を調達したのは国内のスタートアップとしては珍しいことだ。 ビットセラーの代表取締役社長の川村亮介氏によれば、今回の資金調達によってまずはFxCameraをアップグレードさせるのだ…続きを読む

  • Google Playの米国売上1位になったMobageゲームのKPIは日本のソーシャルゲームと同じらしい

    Google Playの米国売上1位になったMobageゲームのKPIは日本のソーシャルゲームと同じらしい

    DeNAのプライベートカンファレンスのMobageオープンプラットフォームが今日開催された。ここでは何か大きな新たな発表はなかったのだが、このカンファレンスでDeNA代表取締役社長の守安功氏がどうしても伝えたかったのは、日本のソーシャルゲームでも実績を出せるので、みんなでMobageと一緒に海外に進出しようということだった。 その根拠となるのは、4月22日時点で米国Google Playでサイバーエージェント子会社のCygamesのRage of Bahamutが売上の1位になったことだ(原稿執筆時点でも1位)。Rage of Bah…続きを読む

  • Gmailの利用容量が25Gバイトを超えている人はGoogle Driveの利用に注意

    Gmailの利用容量が25Gバイトを超えている人はGoogle Driveの利用に注意

    Google Driveの発表が大いに賑わっているが、これまでGmailのためにストレージを購入してきた人は注意が必要だ。というのもなぜならGoogle Driveの登場によって、Gmailのストレージは最大で25Gバイトまでになったからだ。無料プランで提供されるGmailのストレージは10Gバイトで、新しいストレージプラン(すなわちGoogle Driveを月額で有料で使うプラン)に変更すると25Gバイトまでは拡張される。 もちろん、これでも普通の人なら十分な容量だと思うが、大きなデータファイルなんかをやりとりしているとそれでも長期…続きを読む

  • ソーシャルリクルーティングのウォンテッドリィがアーキタイプなどから3,000万円の資金調達

    ソーシャルリクルーティングのウォンテッドリィがアーキタイプなどから3,000万円の資金調達

    以前にも紹介したウォンテッド(サービスの日本語での正式名称は現在ではウォンテッドリィになっている)は昨年9月の紹介時点ではサービスとしては不十分さが残っていたが、最近になって改良が重ねられてようやくソーシャルリクルーティングとして機能しはじめている。そして今日、ウォンテッドリィを運営するウォンテッドが資金調達を実施して3,000万円を調達したことを発表した。 資金調達の第三者割当の増資を引き受けたのは、ここ最近多くのスタートアップに投資をしているエンジェル投資家でDeNAの共同創業者の一人だった川田尚吾氏とスタートアップのインキュベー…続きを読む

  • メガネのeコマースのOh My Glassesがマルイと提携して実店舗でサポートを受けられるように

    メガネのeコマースのOh My Glassesがマルイと提携して実店舗でサポートを受けられるように

    メガネがオンラインで本当に売れるのかという疑問はあったのだが、昨年末からスタートしたミスタータディーが運営するOh My Glassesではメガネの販売本数を着実に伸ばしているようだ。ただ、フィッティングや度つきのレンズを一緒にオーダーするのには抵抗があるユーザーも多いのかもしれない。そこがネックになって購入に踏み切れていない人もいるかもしれない。だから、Oh My Glassesではマルイと提携して、マルイの実店舗でサポートが受けられるようにしたのだいう。 いままでもメガネを購入したユーザーでアフターサポートを望むユーザーには、Oh…続きを読む

  • どうやったら開発のコストを少なくできるか? 答え:コードを書かない

    どうやったら開発のコストを少なくできるか? 答え:コードを書かない

    もう2週間前ほどの話になってしまって恐縮なのだが、Eric Riesがやってきてリーンスタートアップについて説いてまわったとき、リーンスタートアップを実践する1つの興味深い話を聞いた。それはデジタルガレージのイベントで、同社のCTOを務めるIan McFarland(@imf)が講演した話なのだけど、彼はアジャイル開発の専門家でいかに無駄をなくしてプロダクトを開発するかについて語っていた。 彼の話はこんな感じだ: 「どうやったら開発のコストを少なくできるか? コードをなるべく少なく書くことだ。コードは資産じゃない、負債だ。コードは書く…続きを読む

  • 先生と生徒をマッチングしてカジュアルな学びを提供するLearnEver

    先生と生徒をマッチングしてカジュアルな学びを提供するLearnEver

    日本版Skillshareとも言えるLearnEverがスタートする。このサービスは先生と生徒をマッチングするCtoCのサービスだが、先生といってもそんな形式ばったものではない。たとえば、料理の腕前がなかなかのものだというレベルからもちろん高度な学習まで、複数人に同時に教えられるスキルを持っていれば、誰でも先生になれる。LearnEverはそういった先生が生徒を募集するプラットフォームとなる。LearnEverが提供するのは、生徒をマッチングさせるところまでで、実際の教える場はオンラインではなくてリアルな場所である。 LearnEve…続きを読む

  • 宮崎発Fコマースのソーシャルゲートウェイがタイムライン化したFacebookページに対応

    宮崎発Fコマースのソーシャルゲートウェイがタイムライン化したFacebookページに対応

    Facebookページがタイムライン化してよりブランド色の強いページを作れるようにって数週間が経った。マーケティング担当者にとって新しいチャンネルを管理しなければいけないという手間は増えているのかもしれないが、積極的にFacebookページを活用しようという企業にとってはこの変更は歓迎すべきことなのかもしれない。Facebookページ上でEコマースを提供しようとしている人たちもいるだろうが、朗報である。宮崎に本拠地をかまえるeコマースのテクノロジーに特化したスタートアップのアラタナが、タイムライン化したFacebookページ上にEC機…続きを読む

  • フィードフォースがサイトをソーシャル化させるソーシャルPLUSをローンチ

    フィードフォースがサイトをソーシャル化させるソーシャルPLUSをローンチ

    そろそろ企業も自社で運営しているECだとか会員向けのサイトをソーシャル化させることを考え始めているころなのではないかと思う。Facebookページやmixiページで自社のサイトを運営することも着手しているのだろうけれど、それよりも既存のサイトをソーシャル化させるニーズのほうが高いのではないかな。たとえば、FacebookやTwitterなどのアカウントでログインしてもらったり、あるいはそこからサイトにある情報をソーシャルメディアにシェアしてもらったりといったことだ。 海外ではgigyaやJanrainのようなサービスがあって、サイトオ…続きを読む

  • 印刷通販のポータルサイトのラクスルが1億1000万円を調達

    印刷通販のポータルサイトのラクスルが1億1000万円を調達

    ラクスルは印刷サービスの価格比較や通販の見積もりを提供している。一見、印刷というと地味な世界だが、いや実際にそうなのかもしれないが、その市場規模は大きい。印刷市場全体は工業統計によれば年々その規模は下がっているのだが、2009年は5.5兆円もある。そのうちインターネットを介して印刷を依頼する通販市場は500億円程度で、年率40パーセントで成長中なのだとラクスル代表取締役の松本恭攝氏は教えてくれた。 このラクスルが資金調達を実施し、総額で1億1,000万円の資金を調達したと発表している。その調達先の内訳は1億円がニッセイキャピタルから残…続きを読む

  • Twitter CEOのDick Costolo氏が来日、日本へのコミットメントをアピール

    Twitter CEOのDick Costolo氏が来日、日本へのコミットメントをアピール

    Twitterにおける日本の存在はどうやら大きいようだ。今日、TwitterのCEOのDick Costolo氏がやってきて、Twitterは企業として今後も日本に積極的な投資をしていくこと明らかにしている。理由はいくつかあるが、1つはいまも日本でのアクティブユーザー数が伸びていて、具体的な数字は明らかにされなかったが、ほかの市場に比べてその伸びが堅調だということだ。もちろん、年越しやワールドカップ女子の決勝戦や天空のラピュタのテレビ放送の反響によって、1秒あたりのツイート数の記録を更新していることもTwitterが日本に注目している…続きを読む

  • エンジニアのためのポートフォリオ作成サービスhat.ioが登場

    エンジニアのためのポートフォリオ作成サービスhat.ioが登場

    ここのところエンジニア支援のサービスが同時多発的に起きているような気がするのだが、新たにエンジニアのポートフォリオを作成するサービスが本日リリースされた。hat.ioはリクルートのメディアテクノロジーラボが提供するサービスで、エンジニアがこれまでどんな仕事をしてきたのか、つまりエンジニアのプロフィールを可視化しようというサービスである。いわば、エンジニア版About.meというわけだ。 hat.ioではエンジニアが「どんな仕事」で「どんなアクション」に(「何を使って」)携わった行なったのかということを登録する。具体的には、「Faceb…続きを読む

  • Androidの人気カメラアプリFxCamera事業をスタートアップのビットセラーが買収

    Androidの人気カメラアプリFxCamera事業をスタートアップのビットセラーが買収

    Instagramの買収は記憶に新しいが、1500万ダウンロードを達成したと言われるAndroidで人気のカメラアプリFxCameraの事業を日本のスタートアップのビットセラーが買収した。FxCameraは山下盛史氏の個人プロジェクトだったが、この買収にともなって山下氏はビットセラーの取締役に就任している。買収額は明らかにされていないが、ビットセラーが創業1年程度のスタートアップであることを考えるとあまり高額ではないだろう。ビットセラーは現在ステルスモードで活動するスタートアップで、ケータイ向けの写真ストレージサービスを開発している。…続きを読む

  • 大学生諸君、新学期の「すごい時間割」は今日リリースだ

    大学生諸君、新学期の「すごい時間割」は今日リリースだ

    4月も2週目に入り、大学でも授業の履修登録がすんでそろそろ本格的に授業がスタートするころだろう。大学生にとっては新しいキャンパスライフが始まるわけだが、そんなときに必要になるのが、時間割の管理ツールである。そこで大学生におすすめしたいのが、昨年一部で話題になったすごい時間割である。このツールがまもなく新しいバージョンで登場することになる。マーク・ザッカーバーグがFacebook以前に作ったその前身とも言えるCourseMatchの日本版とも言えるこのツールは、自分が履修した授業の時間割を管理できるとともに、同じ授業を履修しているのが誰…続きを読む

  • エリック・リース曰くリーン・スタートアップはトヨタから学んだマネージメント

    エリック・リース曰くリーン・スタートアップはトヨタから学んだマネージメント

    もうすでにご存知だと思うのだが、先週はリーン・スタートアップ提唱者のEric RiesがやってきてAmazonやデジタルガレージのイベントで講演をしてそのエッセンスについて直伝していた。来週にはいよいよ彼の本も出版され、この1週間はリーンスタートアップ週間とも呼べるべきものが日本にきているのかもしれない。 リーン・スタートアップについてはTechCrunch Japanでも何度か話題にしている、無駄なくビジネスを立ち上げるための方法論である。この手法はマウンテンビューの500 startupsにオフィスを構えるHapyrusのファウン…続きを読む