カテゴリー: バイオテック

バイオテック(BioTech)、アグリテック(AgriTech)、遺伝子工学などに関する最新ニュース

  • ほとんどの種類のAIDSウィルス(HIV)の細胞付着を阻止できる新しい化合物を発見

    ほとんどの種類のAIDSウィルス(HIV)の細胞付着を阻止できる新しい化合物を発見

    HIVを阻止する新しい化合物が、すでに30年にも及ぶAIDSワクチンの研究に対する答かもしれない。 National Institute of Allergy and Infectious Diseases(国立アレルギーおよび感染症研究所)の科学者たちによると、彼らが発見した新しい化合物は、通常の抗体のような蛋白質を細胞中に作るが、そのY型の頭部が、AIDSを起こすウィルスに対するブロッカー(遮断因子)として働く。 HIVはスパイクにおおわれていて、細胞内の二つのレセプターに付着しようとする。抗体は一つのタイプのスパイクをブロックで…続きを読む

  • 農地の土壌水分を自動測定して灌水量を適正化するTule

    農地の土壌水分を自動測定して灌水量を適正化するTule

    前世紀までの技術的進歩により、農家の仕事は以前に比べてずいぶん楽になった。でも、農地に対する水の管理は、まだ手作業によるところが大きい。大農場では多くの人を雇って車で圃場を巡回させ、作物の健康状態や土の湿り具合をチェックしている。 Y Combinatorが支援するTule(“トゥーリー”と発音する)は、その過程を、広い土地の上の植物の水分量を感知するデバイスを使って、より簡単な作業にしてくれる。そのデバイスは、植物から空気中に放出される水分の蒸散量ないし‘蒸発散量’(evapotranspiration)を測定する。そしてセンサが集…続きを読む

  • ニューヨークの都心ブルックリンで農産物の産直を展開するFarmigoに地域農家も好感

    ニューヨークの都心ブルックリンで農産物の産直を展開するFarmigoに地域農家も好感

    ニューヨークのどまんなかで、農産物の地産地消でスタートアップしているFarmigoは、サンフランシスコ出身だ。ぼくみたいに。 今でもチームはウェストコーストにいるし、イスラエルのテルアビブにもいる。2年前にファウンダでCEOのBenzi Ronenと同社の本社は、合衆国を横断してニューヨークのブルックリン(Brooklyn)に来た。このシリーズBuilt in Brooklynの中でも、変わり種だ。 Ronenによると、“Brooklynは地域産の自然食品が360度全方向から集まるすばらしいハブだ。地元産の農産物もね。オンラインとオフ…続きを読む

  • 農業経営支援のFarmLogsが早くもシリーズB、$10Mを獲得

    農業経営支援のFarmLogsが早くもシリーズB、$10Mを獲得

    ほぼ1年前にFarmLogs は400万ドルのシリーズAの獲得を発表した。そして今日同社は、農業のデジタル化を推進するための新たな資金として、シリーズBで1000万ドルを獲得したことを発表した。 この新たな投資は既存の投資家であるDrive CapitalとHuron River Ventures、およびHyde Park Venture Partnersによって行われた。SV Angelと、Y Combinatorの社長Sam Altmanもこのラウンドに参加し、これでFarmLogsの総資金額は1500万ドルになった。 YCの20…続きを読む

  • バイオスタートアップが行う実験を代行して研究開発の迅速化/低コスト化を支えるTranscriptic

    バイオスタートアップが行う実験を代行して研究開発の迅速化/低コスト化を支えるTranscriptic

    これからY Combinator(YC)で育っていく新進のバイオテックスタートアップたちは、ある先輩企業とその育ての親であるYCとのパートナーシップに助けられることになる。 その、3年前に創業した企業Transcripticは、自動化実験を代行するサービスで、今およそ60の企業や研究機関を顧客として抱えている。同社はこれまで約600万ドルの資金を調達して、ハードウェアとソフトウェアのスペシャリストや実際の実験担当員など、社員を18名にまで増やしてきた。 同社の実験室(ラボ)は、一つが貨物船用のコンテナぐらいの大きさで、同社はそれを“ワ…続きを読む

  • 母体と胎児にとって安全で正確な出生前DNA検査技術のPreneticsが$2.65Mを調達

    母体と胎児にとって安全で正確な出生前DNA検査技術のPreneticsが$2.65Mを調達

    創業から5年になる企業がシード資金として数百万ドルを調達する、という例はあまりないと思うが、今日香港でまさにそれが起きた。バイオテックのPreneticsが、同社の次世代型出生前DNA検査技術で265万ドルを獲得したのだ。 と同時にPreneticsは、新しいCEOとしてDanny Yeungを迎えた。彼はGrouponの東アジアにおけるビジネスを今年の4月まで率いた。PreneticsではYeungは無給のCEOで、シードラウンドへの参加も個人として行った。しかし彼は、500 Startupsや彼自身が今年協同ファウンダとして創業し…続きを読む

  • 企業集団Farm2050は農業スタートアップを資金と技術面で援助していく…Google会長Eric Schmidtも発起人

    企業集団Farm2050は農業スタートアップを資金と技術面で援助していく…Google会長Eric Schmidtも発起人

    2050年には世界の人口が100億になり、その命を支えるためには食糧を今より70%増産する必要がある。しかし食糧増産技術に取り組んでいるスタートアップたちは、生産や試験のための十分な資金を欠き、苦労しているところが多い。そこでGoogleの会長Eric SchmidtのInnovation EndeavorsとFlextronicsのLab IXは今日(米国時間11/20)、AgTech(農業技術)スタートアップを資金や技術面で支援する集団Farm2050を立ち上げた。 Farm2050のそのほかの構成員は、GoogleとDuPont…続きを読む

  • ニューヨークの都心ブルックリンで無農薬野菜を作るGotham Greens、その農地は“屋上”

    ニューヨークの都心ブルックリンで無農薬野菜を作るGotham Greens、その農地は“屋上”

    本誌の連載ビデオ記事Built in Brooklynで前回は、Gowanus地区にオープンしたWhole Foodsを取り上げた。スーパーの開店なんてこの連載の趣旨に合わない、と思われた方もおられるかもしれないが、実は、都市農業のスタートアップGotham Greensがここにいるのだ。 この企業は、お店の屋上に作った温室で無農薬の農産物を作り、Whole Foodsで売っている。というか、Gotham Greensの屋上温室農場はニューヨークに3つあり、ほかの都市にも作る予定だ。また、売っているお店はWhole Foodsだけでは…続きを読む

  • 農家のデータ管理のすべてを面倒見るFarmLogsが半年でシェアを三倍増

    農家のデータ管理のすべてを面倒見るFarmLogsが半年でシェアを三倍増

    ミシガン州のFarmLogsが今日(米国時間9/5)、この若き企業の社歴における重要な節目を発表した。創業2年の同社は成長著しく、今や顧客は50の州のどの州にもいて、110億ドル相当あまりの収穫を同社のサービスが管理している。この数字は、6か月前に比べて3倍増だ。FarmLogsの推計では、全米の農家の15%が同社のサービスを利用している。 シリコンバレーでスタートした同社はその後ミシガン州Ann Arborに移った。今年の初めにCEOで協同ファウンダのJesse Vollmarは、同社の中心的目標として、最適な輪作作物の決定をインテ…続きを読む

  • 体内細菌の検査を一般個人に提供するuBiomeが$4.5Mを調達、クラウドファンディングから離陸へ

    体内細菌の検査を一般個人に提供するuBiomeが$4.5Mを調達、クラウドファンディングから離陸へ

    Microbiome(マイクロバイオーム、体内微生物相叢)は、体の中に住んでいるバクテリアの生態系で、その数は人体の細胞の数の10倍(数百兆)といわれる。それらの微生物は食べ物の消化やビタミンの合成などさまざまな機能を担い、人間の気分や行動にも影響を与える。 最近バイオテクづいているY Combinatorが支えるuBiomeは、人体内の微生物の状況を各人が知れるようにしたい、と考えている。昨年同社は、標本採集キットを作る資金としてIndiegogoで10万ドルを募り、35万ドルあまりを集めた。そのキットは、われわれしろうとが便を採取…続きを読む

  • 最近バイオづいてきたY Combinator、今度は暗闇で光る植物のGlowing Plantを支援

    最近バイオづいてきたY Combinator、今度は暗闇で光る植物のGlowing Plantを支援

    これまで主にソフトウェア企業を育ててきたY Combinatorが、 最近はバイオテクにも手を出し始めた。 YCの今の‘学期’には、昨年暗闇の中で光る植物でKickstarterに登場したGlowing Plantがいる。 Glowing Plantは、害虫を寄せ付けない、空気清浄効果がある、など、家庭用の機能性植物を生産しようとしている。光る植物は、街灯などの、夜間照明器具を見ていて思いついた。 CEOのAntony Evansはこう言う: “光る植物は今でも主力製品だが、ほかのことも考え始めている。1980年代には、すべての家庭に…続きを読む

  • YC育ちのBikanta…ダイヤモンドの粉塵が微小段階の癌を正確に見つける

    YC育ちのBikanta…ダイヤモンドの粉塵が微小段階の癌を正確に見つける

    【抄訳】 Y Combinatorが支援するバイオテク企業Bikantaは、小さな蛍光性のダイヤモンドを体内に入れることによって、がんをその発生箇所で退治することを目指す。オックスフォード大学で生物医学工学の博士号を取ったドクターAmbika Bumbが創始したこのスタートアップは、ナノサイズのダイヤモンドを使って、がんのうんと初期の時点で分子レベルの異状を見つけ、その拡大を抑止する。 Bumbはオックスフォード大学における博士課程終了後の特別研究を、国立衛生研究所(National Institute of Health, NIH)…続きを読む