タグ: 培養肉(用語)

細胞を組織培養して作られた肉製品。

  • サシの入った和牛肉など培養肉の「3Dバイオプリント技術の社会実装」に向け大阪大学・島津製作所・シグマクシスが提携

    サシの入った和牛肉など培養肉の「3Dバイオプリント技術の社会実装」に向け大阪大学・島津製作所・シグマクシスが提携

    大阪大学大学院工学研究科、島津製作所、シグマクシスは3月28日、「3Dバイオプリント技術の社会実装」に向けた協業に関する契約を締結した。またこれに先立ち、大阪大学大学院工学研究科と島津製作所は、「3Dバイオプリントを応用したテーラーメイド培養肉の自動生産装置の開発」に関する共同研究契約も締結したと発表した。環境・食糧問題の解決、健康、創薬、医療の進化に貢献するという。 社会実装を目指す技術は、大阪大学大学院工学研究科の松崎典弥教授が開発した筋肉組織構造を自由自在に製作できるというものだ。食糧分野では「筋・脂肪・血管の配置が制御された培…続きを読む

  • 3Dプリントによる次世代小型バイオリアクターの開発でStämm Biotechが約20億円調達

    3Dプリントによる次世代小型バイオリアクターの開発でStämm Biotechが約20億円調達

    この1年、細胞を使った食肉加工や微生物を使った医薬品製造など、バイオマニュファクチャリングが盛んに行われるようになっている。しかし、合成生物学は、バイオリアクターという重要な装置なしには成り立たない。生物学を利用した製造業の実現に向けて、世界中でさまざまな議論が行われているが、ある企業ではすでに最も重要な装置を再考に取り組んでいるしている。 2014年に創業されたStämm Biotechは、工業用やベンチトップのバイオリアクターにすら見られるタンクとチューブとつまみの集合体とはかなり異なっているデスクトップ型のバイオリアクターを開発…続きを読む

  • 低コスト細胞培養技術CulNet Systemのインテグリカルチャーが7.8億円調達、2022年に世界初の培養フォアグラ上市を目指す

    低コスト細胞培養技術CulNet Systemのインテグリカルチャーが7.8億円調達、2022年に世界初の培養フォアグラ上市を目指す

    独自開発の低コスト細胞培養技術「CulNet System」(カルネット システム)の生産プラットフォーム化を目指すインテグリカルチャーは、シリーズA’ラウンドにおいて、第三者割当増資による総額7億8000万円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、リアルテックファンドやFuture Food Fund1号投資事業有限責任組合をはじめとする複数のベンチャーキャピタル、および事業会社の計12社。累計資金調達額は約19億円となった。また、2022年後半以降には施設拡大を目的としたシリーズBを予定。 リアルテックファンド Future F…続きを読む

  • 植物由来のタンパク質を利用して安価に細胞肉を生産するTiamat Sciences

    植物由来のタンパク質を利用して安価に細胞肉を生産するTiamat Sciences

    細胞培養培地とは、実験室で育てた食肉を低コストで生産する細胞農業の構成要素だ。しかしそのための成長因子すなわち試薬を作る従来からの方法はそれ自体が高費用で、大量生産が困難だった。 報道によると、実験室で育てた食肉を使ったバーガーは1個が約50ドル(約5750円)になるが、新技術はそれを2030年までにはもっとリーズナブルな1ポンド(約450g)3ドル(約340円)にまで下げるという。 Tiamat Sciencesは、高価なバイオリアクターに代わるコスト効率の良い生物分子を開発しているバイオテックスタートアップの1つだ。米国時間11月…続きを読む

  • バイオリアクターと培養細胞で、従来の肉と区別がつかないような培養肉を生み出すAnimal Alternative

    バイオリアクターと培養細胞で、従来の肉と区別がつかないような培養肉を生み出すAnimal Alternative

    従来の食肉生産はサステナブルなプロセスとは程遠いものであり、また人々に「本物」の肉を食べるのをやめてもらうという課題は先が見えていない。そんな中、バイオリアクターと培養細胞を使って、動物由来の肉と区別がつかないような肉を作ろうとしている企業の1つがAnimal Alternative(アニマル・オルタナティブ)だ。同社はデータとAIを活用したカスタマイズ可能なプロセスによって、地元の生産者にこの方法を活用してもらおうと試みている。 米国時間9月22日にTechCrunch Disrupt Startup Battlefieldで発表し…続きを読む

  • カリフォルニアの培養肉メーカーNew Age Meatsが約28億円調達、2022年にポークソーセージを生産開始

    カリフォルニアの培養肉メーカーNew Age Meatsが約28億円調達、2022年にポークソーセージを生産開始

    バークリーの培養肉メーカーNew Age Meatsは、米国時間9月27日に、シリーズAで2500万ドル(約28億円)を調達、2022年に同社初の製品であるポークソーセージの生産を開始できると発表した。 このラウンドは韓国のHanwha Solutionsがリードし、これまでの投資家であるSOSVのIndieBio、TechU Ventures、ff VCそしてSiddhi Capitalが参加している。 CEOのBrian Spears(ブライアン・スピアーズ)は化学工学のバックグラウンドを持ち、12年間にわたり研究室や産業界のオー…続きを読む

  • 【コラム】気候変動を解決するのは米国のイノベーターであり規制当局ではない

    【コラム】気候変動を解決するのは米国のイノベーターであり規制当局ではない

    Joe Biden(ジョー・バイデン)大統領は米国の温室効果ガス排出を2030年までに半分に削減することを誓約した。大統領は相次ぐ新たな予算と政府事業計画によってこの野心的目標を達成しようとしている。 しかし、炭素排出削減で我々が最も期待しているのは新たな財政支出ではない。それはテクノロジーの大転換であり、実現できるのは民間セクターだけだ。 実際、政府は排出削減テクノロジーが市場に出ることを妨げる規制を設けることで、気候変動の進展を遅らせている。もし我々の指導者たちが本当にこの惑星を救いたければ、実際にそれを実行できる起業家たちの邪魔…続きを読む

  • 大阪大学生命工学科研究グループが3Dプリントで和牛のサシを再現できる「金太郎飴技術」を開発

    大阪大学生命工学科研究グループが3Dプリントで和牛のサシを再現できる「金太郎飴技術」を開発

    大阪大学大学院工学研究科の松崎典弥教授ら研究グループは8月24日、和牛肉の複雑な組織構造を自在に再現可能な「3Dプリント金太郎飴技術」を開発し、筋・脂肪・血管の繊維組織で構成された和牛培養肉の構築に世界で初めて成功したと発表した。 これは動物から採取した少量の細胞から人工培養した筋・脂肪・血管の繊維組織を3Dプリントしたあと、金太郎飴のように束ねてサシの入った培養牛肉を作るというもの。この研究では、筋繊維42本、脂肪組織28本、毛細血管2本の計72本の繊維をバイオプリンティングし、手で束ね合わせ、直径5mm、長さ10mmの肉の塊を作る…続きを読む

  • 実験室でフォアグラを生み出すスタートアップ「Gourmey」

    実験室でフォアグラを生み出すスタートアップ「Gourmey」

    フランスのスタートアップGourmey(グルメイ)が、株式と融資による1000万ドル(約11億円)のシードラウンドを実施した。このスタートアップは、実験室で動物の細胞からの食肉培養に取り組んでいる。特に同社は家禽類に力を入れており、世の中のシェフたちに同社の製品をレストランで採用してもらうことを目指している。 「私たちは2万年前から動物を飼育してきました」と語るのは共同創業者でCEOのNicolas Morin-Forest(ニコラ・モラン・フォレスト)氏だ。「私たちは細胞を育てます。こうすることで食べる分だけ生産できるので、はるかに…続きを読む

  • ラボ育ちの和牛、ヘラジカ、バイソンに投資家が殺到、billion Bioが5.4億円調達

    ラボ育ちの和牛、ヘラジカ、バイソンに投資家が殺到、billion Bioが5.4億円調達

    Orbillion Bioは実験室で高級肉を製造する計画を立てており、投資家たちは同社のキャップテーブルに座るために列をなしている。 シリコンバレーに拠点を置くOrbillion Bioは高級ラムのロース肉、エルクのステーキ、バイソンのハンバーガーなどを提供する会社として、著名なY Combinatorのアクセラレータプログラムを開始してからわずか数週間で500万ドル(約5億4000万円)の資金調達に成功した。 関連記事:和牛、ヘラジカ、羊の細胞株で培養肉を高級化するY Combinatorスタートアップ「Orbillion Bio」…続きを読む

  • 細胞培養スタートアップ「インテグリカルチャー」が培養肉技術を活用し世界初のスキンケア化粧品原料を開発

    細胞培養スタートアップ「インテグリカルチャー」が培養肉技術を活用し世界初のスキンケア化粧品原料を開発

    細胞培養スタートアップのインテグリカルチャーは4月7日、スキンケア化粧品原料「CELLAMENT」(セラメント)を開発し、量産体制が整ったことから、2022年にセラメント配合スキンケア化粧品の上市を目指す化粧品会社と原料販売の商談を開始したと発表した。 セラメントは、原料素材にワクチン製造にも使われる安全性の高い卵(国産)を使用しており、卵由来「鶏胚膜(胎盤様)組織」の培養上清液化粧品原料としては世界初としている。成長因子(グロースファクター)、アミノ酸、ビタミンなど、肌に有用な生理活性物質を豊富に含んでおり、線維芽細胞増殖促進・抗酸…続きを読む

  • 和牛、ヘラジカ、羊の細胞株で培養肉を高級化するY Combinatorスタートアップ「Orbillion Bio」

    和牛、ヘラジカ、羊の細胞株で培養肉を高級化するY Combinatorスタートアップ「Orbillion Bio」

    先に、20名の選ばれた従業員とゲストがサンフランシスコ湾のイベントスペースに集まり、ベイブリッジを眺めながら厳選されたヘラジカのソーセージ、和牛のミートローフ、羊肉のハンバーガーを楽しんだ。これらの肉はすべてシャーレで培養されたものだ。 この夕食会は、Y Combinator(Yコンビネーター)の最新デモデイに参加する新しいスタートアップOrbillion Bio(オルビリオン・バイオ)のお披露目パーティーだ。同社はスーパーマーケットではなく、高級精肉専門店で売られるような培養肉の普及を目指している。 Orbillionでは豚肉や鶏肉…続きを読む

  • タマゴを使わないタマゴとマヨネーズを開発する代替タンパク製品のEat Justがさらに217億円調達

    タマゴを使わないタマゴとマヨネーズを開発する代替タンパク製品のEat Justがさらに217億円調達

    タマゴを使わないタマゴとマヨネーズ、そして初めてシンガポール政府の承認を得た培養鶏肉のメーカーEat Just(イート・ジャスト)は、新規ラウンド2億ドル(約217億円)の資金調達を行ったと発表した。 このラウンドは、カタールの政府系ファンドQatar Investment Authorityが主導したもの。これに、Charlesbank Capital Partners、Microsoft(マイクロソフト)の共同創設者Paul G. Allen(ポール・G・アレン)氏の遺産で運用される投資会社Vulcan Capitalが参加してい…続きを読む

  • ビル・ゲイツ氏が勧める合成肉の開発に取り組むオランダのMeatableが約51億円調達

    ビル・ゲイツ氏が勧める合成肉の開発に取り組むオランダのMeatableが約51億円調達

    Bill Gates(ビル・ゲイツ)氏の近著「How to Avoid a Climate Disaster」について語った最近のインタビューの中で、Microsoft(マイクロソフト)とBreakthrough Energyの創業者で世界長者番付第3位の同氏は、温室効果ガスの排出を抑制するために世界の最富裕国の市民は同氏がいうところの合成肉が完全に使われている食事に切り替えるべきだと啓発した。 ゲイツ氏の要望は、アムステルダムからテルアビブ、ロンドン、ロサンゼルス、バークレー、シカゴに至るまであちこちで設立されたスタートアップや上場…続きを読む

  • 代替肉に本物の風味を、動物なしで動物性脂肪を作るHoxton Farmsがシード資金3.9億円を調達

    代替肉に本物の風味を、動物なしで動物性脂肪を作るHoxton Farmsがシード資金3.9億円を調達

    動物を使わずに動物性脂肪を生産することを目指している英国のスタートアップHoxton Farmsが、シード資金270万ポンド(約3億9000万円)を調達した。 このラウンドは、PayPalの創業者でもあるPeter Thiel(ピーター・ティール)氏が設立したシリコンバレーのベンチャーキャピタルであるFounders Fundが主導している。またBacked、Presight Capital、CPT Capital、Sustainable Food Venturesも参加した。 まだ研究開発段階にあるHoxton Farmsは、ロンド…続きを読む

  • 培養肉の最大の問題点に立ち向かうカナダ拠点のFuture Fields、培養を促す安価で人道的な材料を発見

    培養肉の最大の問題点に立ち向かうカナダ拠点のFuture Fields、培養を促す安価で人道的な材料を発見

    細胞農業が抱える最大の問題の解決策、つまり培養肉の培養を促す、安価で人道的な材料の開発に有望な方法が生まれたのは、カナダはアルバータ州にあるドーナッツチェーンのTim Hortons(ティムホートンズ)の店内での会話からだった。 Matt(マット)とJalene(ジャリーン)のAnderson-Baron(アンダーソン=バロン)夫妻は、ティムホートンズでドーナッツとコーヒーを待っている間、2人が設立したスタートアップ企業のFuture Fields(フューチャー・フィールズ)の柱となるテクノロジーについて話し合っていた。そのとき、ジャ…続きを読む

  • 動物を殺さずに肉の細胞を得る、培養肉生産技術開発のMeatableが10億円超を調達

    動物を殺さずに肉の細胞を得る、培養肉生産技術開発のMeatableが10億円超を調達

    動物に対して残酷でない培養肉製造技術を開発しているオランダのMeatable(ミータブル)が、世界の豚肉の供給量の4分の1を損なったと言われる豚インフルエンザの流行を契機に豚肉に専心することになり、このほどその新しい方向性を支えるために1000万ドル(約10億円8500万円)の資金を調達した。 同社はその技術を昨年公開したが、動物の細胞から食肉を作っている企業はほかにも数社ある。この食肉生産方法は、理論としては炭素排出量が極めて少なく、従来の畜産よりは環境に優しいと言われている。 これまでの同社は、Memphis MeatsやFutu…続きを読む

  • 細胞培養技術で“人工フォアグラ”実現も、インテグリカルチャーが3億円を調達

    細胞培養技術で“人工フォアグラ”実現も、インテグリカルチャーが3億円を調達

    細胞培養技術を用いた食料生産に取り組むインテグリカルチャーは5月25日、リアルテックファンドなど複数の投資家を引受先とした第三者割当増資により、総額で3億円の資金調達を実施したことを明らかにした。同社にとってはシードラウンドとなる位置付けで、投資家は以下の通りだ。 リアルテックファンド(リード投資家) Beyond Next Ventures 農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE) MTG ユーグレナ 北野宏明氏(ソニーコンピューターサイエンス研究所代表取締役社長) その他非公開の投資家 今後は同社の細胞培養システムの大規模化と価…続きを読む