タグ: マイクロプラスチック(用語)

  • 九州大学と土木研究所、1960年代から現在まで約60年間にわたる海洋プラスチックごみの行方を重量ベースで解明

    九州大学と土木研究所、1960年代から現在まで約60年間にわたる海洋プラスチックごみの行方を重量ベースで解明

    九州大学と土木研究所 寒地土木研究所は3月2日、1960年代から現在までに海に流出したプラスチックごみ「海洋プラスチック」の行方を、コンピューター・シミュレーションによって重量ベースで解析したと発表した。その結果、海に流れ出たプラスチックは2500万トンほどであり、この60年間に陸上で環境に漏れ出たとされるプラスチックごみの総量の約5%に過ぎないことがわかった。残りの95%は陸上(5億トン程度)で行方不明になっている。 世界中で陸から海に流れ出るプラスチックごみは、年間で115万〜241万トン(Lebreton et al., 201…続きを読む

  • 海洋研究開発機構と鹿児島大、デジカメ撮影による海岸の写真からAIで漂着ごみの被覆面積を高精度に推定する新手法を開発

    海洋研究開発機構と鹿児島大、デジカメ撮影による海岸の写真からAIで漂着ごみの被覆面積を高精度に推定する新手法を開発

    セマンティック・セグメンテーションを用いた、海岸の写真からの海ごみ検出のイメージ図。写真に対して、ピクセル単位でのクラス分類が行われる。訓練用に2800枚、評価用に700枚の画像データを用いた(写真は山形県提供) 海洋研究開発機構と鹿児島大学は2月4日、ディープラーニングを用いた画像解析で、デジカメなどで普通に撮影された海岸の写真から、海岸の漂着ゴミを検出する手法を開発したと発表した。 海岸漂着ゴミの実態調査は世界中で行われているが、ゴミの現存量の定量化が行える、汎用性と実用性の面で優れた技術がなかった。人による調査では、経済的負担、…続きを読む

  • 廃ペットボトルをバクテリアでバニラ香料「バニリン」に変換、英エディンバラ大学が実証実験に成功

    廃ペットボトルをバクテリアでバニラ香料「バニリン」に変換、英エディンバラ大学が実証実験に成功

    Sami Sert via Getty Images エディンバラ大学の研究者たちは、深刻化するプラスチック汚染の問題に取り組むため、われわれ凡人には思いもよらない斬新な発想による解決策を編み出しました。それは、廃プラスチックをバクテリアによってバニラ風味の元になるバニリンと呼ばれる成分に変えてしまおうというものです。 近年の研究ではバクテリアがプラスチックの分解を手助けすることがわかってきています。たとえば日本では2016年、ゴミ集積場に存在する細菌類からペットボトルの材質(ポリエチレンテレフタレート:PET)のエステル結合を、カル…続きを読む

  • ごみ拾いSNS「ピリカ」やマイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」運営元が1億円調達

    ごみ拾いSNS「ピリカ」やマイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」運営元が1億円調達

    環境領域スタートアップ「ピリカ」(Pirika)は3月15日、第三者割当増資による総額1億円の資金調達を発表した。引受先は、瀧口浩平氏など複数名の個人投資家。調達した資金により人材採用を強化し、サービスの開発、営業網の拡大などを通じて、ごみの自然界流出問題をはじめ環境問題の解決に向けた事業を加速する。 ピリカは、2011年の創業以来ごみの自然界流出問題をはじめ環境問題の解決に取り組み、ごみ拾い活動を共有・促進するSNS「ピリカ」(Android版・iOS版)、画像解析技術で広範囲のポイ捨て状況を調査できる「タカノメ」、マイクロプラスチ…続きを読む

  • 250万個以上の使い捨てプラボトルをなくす洗剤タブレット「everdrop」が23.9億円調達

    250万個以上の使い捨てプラボトルをなくす洗剤タブレット「everdrop」が23.9億円調達

    簡単な話だ。水に溶かせばキッチン、窓ガラス、浴室などのクリーニングスプレーになる住居用洗剤のタブレット。溶かすための水を輸送する必要はない、なぜなら蛇口をひねれば出てくるから。それは、ドイツ・ミュンヘン拠点のスタートアップeverdrop(エバードロップ)の掲げた約束だ。このタブレットは消費者だけでなく、すでに投資家の心も掴んでいる。 2019年12月に発売されたそのクリーニングタブレットは使い捨てのプラスチックボトルも不要にするため、環境にこだわる消費者にアピールしている(消費者製品会社としては異例ともいえる11万人のフォロワーがI…続きを読む

  • 100%植物性・完全生分解性の素材を開発するアミカテラが資金調達、国内初の工場を熊本で6月稼働

    100%植物性・完全生分解性の素材を開発するアミカテラが資金調達、国内初の工場を熊本で6月稼働

    100%植物由来および完全生分解性を示す新素材「プラントファイバーセラミック」(PFC)を開発するアミカテラは1月20日、第三者割当増資による資金調達を発表した。引受先は、EEI4号イノベーション&インパクト投資事業組合、伊藤園、イノベーション創出投資事業有限責任組合(阿波製紙)、住友商事、ハウス食品グループ-SBIイノベーション投資事業有限責任組合など(50音順)。 これに伴い、2021年6月に国内初となる第一工場(熊本県益城町)稼働を開始し、PFC製品の開発・製造販売を推進する。さらに2022年1月には、第二工場(熊本県水俣市)の…続きを読む

  • アクアフュージョンが魚1匹1匹を識別する高性能魚群探知機「AquaMagic」をバージョンアップ

    アクアフュージョンが魚1匹1匹を識別する高性能魚群探知機「AquaMagic」をバージョンアップ

    AquaFusion(アクアフュージョン)は12月9日、魚1匹1匹を識別する高性能魚群探知機(水中可視化装置)「AquaMagic」のバージョンアップを発表した。また、関連製品の資源解析ソフト「MagicView」も新製品として調査・研究機関向けにリリースし、12月13日から販売を開始すると明らかにした。 AquaMagicは、従来の魚群探知機の100倍の分解能を有し、わずか5cmの魚を単体で識別できる海洋音響機器。今回のバージョンアップでは、密測定機能と魚体長測定機能を追加した。 密度測定機能では、深度毎の魚の密度(1㎥ごとの魚の尾…続きを読む

  • ペプシがミネラルウォーターをアルミ缶で販売へ

    ペプシがミネラルウォーターをアルミ缶で販売へ

    PepsiCo(ペプシコ)は米国地区を対象に、ミネラルウォーター製品Aquafinaのペットボトルをアルミ缶に切り替える計画であることを発表した。 これはプラスチック利用削減を目指す同社の大規模な取組みの一環であり、全米に広がりつつありるプラスチック利用に対する批判に答えるものだ。マイクロプラスチックは大気中海洋中いずれにおいても動物や昆虫の体内に蓄積し、海洋生態系に著しい害を及ぼす恐れがある。 こうした動きはLiquid Deathのように、アルミ缶入りの水を売ってうわべの環境保護責任を謳うスタートアップに打撃を与えるかもしれない。…続きを読む

  • 筑波大発の水中ドローンスタートアップFullDepthがDrone Fundなどから3.4億円を調達

    筑波大発の水中ドローンスタートアップFullDepthがDrone Fundなどから3.4億円を調達

    地球上の表面積の7割を占める海は、生命の起源や地震活動のメカニズムといった多くの謎の手がかりを秘め、水産物や鉱物、エネルギーなど資源の宝庫でもある。だが海中の実態については、ほとんどが明らかになっていない。 「陸上に比べて海の理解は遅れている。マイクロプラスチックによる汚染や地球温暖化などの問題にも関与する海のことを、もっと分かるようにしたい」そう語るのは、水中ドローンを自社開発し、サービスを提供するFullDepth(フルデプス)代表取締役の伊藤昌平氏だ。 筑波大学発のスタートアップである同社は5月27日、約3.4億円の資金調達を明…続きを読む