タグ: 独占禁止法 / 反トラスト法(用語)

独占禁止法 / 反トラスト法に関する記事一覧

  • バイデン大統領はグーグル批判者を司法省の反トラスト部門のリーダーに起用

    バイデン大統領はグーグル批判者を司法省の反トラスト部門のリーダーに起用

    バイデン政権は米国時間7月20日に、強力なテクノロジー企業に政府が手綱を付ける手段の第3弾として、これまで巨大テクノロジー企業を熱心に批判してきたテクノロジー評論家であるJonathan Kanter(ジョナサン・カンター)氏が司法省の反トラスト部門を率いることを提案した。 カンター氏は弁護士として、Googleに対する反トラスト訴訟でYelpのような小企業を代表してきた長年の実績がある。現在の彼は自分の法律事務所を持ち、その専門分野は、国や州による反トラストの執行において原告を代弁することだ。 ホワイトハウスのプレスリリースでは、「…続きを読む

  • フェイスブックがFTCのリナ・カーン委員長を独禁法違反訴訟から除外するよう要求

    フェイスブックがFTCのリナ・カーン委員長を独禁法違反訴訟から除外するよう要求

    Facebook(フェイスブック)がAmazon(アマゾン)の仲間に加わって、反トラストのタカ派であるLina Khan(リナ・カーン)氏が突然FTCの委員長になったことに警戒を示し、氏を同社に関するすべの決定から外すよう要求した。その主張はAmazonの場合とほぼ同じで、就任前のカーン氏のプロフェッショナルとしての意見が、このような企業は反トラストのルールに違反しているという、あまりにも過激なものだった、と両社は述べている。 関連記事:アマゾンがFTCの新委員長と独占禁止強硬派のリナ・カーン氏の辞任を求める嘆願書を提出 今回はFTC…続きを読む

  • バイデン氏がビッグテックの「悪質な合併」阻止目指す大統領令に署名、過去のM&Aにも異議の可能性

    バイデン氏がビッグテックの「悪質な合併」阻止目指す大統領令に署名、過去のM&Aにも異議の可能性

    バイデン政権は米国経済の一部の寡占化が進む分野、中でもハイテク業界に、大統領令によって強制的に競争を導入する大規模かつ野心的な計画を発表した。 「バイデン大統領は本日、企業統合の傾向を緩和し、競争を促進して、米国の消費者、労働者、農家、中小企業に具体的な利益をもたらすために、断固たる措置をとります」と、ホワイトハウスが公表した今回の大統領令に関するファクトシートには記されている。 バイデン氏が米国時間7月9日に署名したこの大統領令は、連邦レベルで12以上の異なる機関を巻き込み独占を規制し、消費者を保護し、世界最大級の企業の悪行を抑制す…続きを読む

  • グーグルがGoogle Playの課金をめぐり大規模な反トラスト訴訟に直面

    グーグルがGoogle Playの課金をめぐり大規模な反トラスト訴訟に直面

    37人の司法長官からなるグループが米国時間7月7日、複数州にまたがる2件目の大規模な反トラスト訴訟をGoogle(グーグル)に対して起こした。 ニューヨーク州のLetitia James(レティシア・ジェームズ)司法長官は、テネシー州、ノースカロライナ州、ユタ州の司法長官と共同でこの訴訟を主導している。超党派の連合体は、カリフォルニア、フロリダ、マサチューセッツ、ニュージャージー、ニューハンプシャー、コロラド、ワシントン、およびコロンビア特別区を含む、米国の36の州を代表している。 「Googleは、その違法行為により何億ものAndr…続きを読む

  • アップルのApp Storeがドイツで調査の対象に、競争規制当局が「市場支配力」に向けた手続きを進行

    アップルのApp Storeがドイツで調査の対象に、競争規制当局が「市場支配力」に向けた手続きを進行

    ドイツの競争規制当局であるドイツ連邦カルテル庁(FCO)は、ビッグテックGAFAの「ビンゴ」カードを完成させ、Apple(アップル)に対する手続きを開始した。 当局はすでに2021年に入り、Amazon(アマゾン)、Facebook(フェイスブック)、Google(グーグル)に対して同様の調査を開始しており、本措置も、改正されたドイツの競争法の基準をiPhoneメーカーが満たすかどうかを判断するものとなる。 関連記事:大手テック企業に対する反トラスト調査の手を強めるドイツ競争規制当局がGoogle News Showcaseの徹底調査…続きを読む

  • インド当局がグーグルに対し印スマートTV市場での独禁法調査を命令

    インド当局がグーグルに対し印スマートTV市場での独禁法調査を命令

    インドの独禁法監視当局は、Google(グーグル)が同国のスマートテレビ市場でAndroidの支配的地位を乱用しているとの疑惑について調査を命じた。このニュースは、Googleが広告テクノロジー分野での主導的役割を乱用しているとの疑惑について、EUが正式な反トラスト調査を開始した数時間後に発表された。 2020年にこれらの疑惑について調査を開始したインド競争委員会(CCI、Competition Commission of India)は、最初の審査で、Google(グーグル)が一定の反競争法に違反していると指摘した。このような規模の…続きを読む

  • 米上院議員が「データ保護局」新設を提案、米国人のデータを取り戻せ

    米上院議員が「データ保護局」新設を提案、米国人のデータを取り戻せ

    民主党のKirsten Gillibrand(カーステン・ギリブランド)上院議員は、テック企業が自分の庭で行う自由な侵入行為から米国人を守るべく、新たな連邦政府機関を設立する法案を再提出した。 ギリブランド議員(民主党・ニューヨーク州)は2020年、データ保護法を提案した。プライバシーおよび既存政府機関が十分に対応できないことがわかっているテック企業に関する法的措置を講じるための法案だ。 「米国はプライバシーとデータ保護のための新しいアプローチを必要としています。そして議会は、人命より利益を重んじる民間企業から米国人を守る有効な解決策…続きを読む

  • 大手テック企業に対する反トラスト調査の手を強めるドイツ競争規制当局がGoogle News Showcaseの徹底調査開始

    大手テック企業に対する反トラスト調査の手を強めるドイツ競争規制当局がGoogle News Showcaseの徹底調査開始

    ドイツ連邦カルテル庁(ドイツ語表記は「Bundeskartellamt」、英語表記は「Federal Cartel Office」、以下「FCO」)は非常に活発な競争規制当局だ。2021年に入って大手テック企業を規制する新たな力を得たFCOは、時を逸することなく行動しており、最近も3件目となるGoogle(グーグル)の調査を発表したばかりだ。 FCOが競争規制禁止に関して行っている最新の調査は非常に興味深い。なぜなら、調査対象となっているのがGoogle News Showcase(グーグル・ニュース・ショーケース、以下「News S…続きを読む

  • アップルがようやく開発者向けにスクリーンタイムAPIを公開

    アップルがようやく開発者向けにスクリーンタイムAPIを公開

    2018年に公開されたiOS 12で、Apple(アップル)は独自の内蔵スクリーンタイム追跡ツールと制御機能を導入した。そして独自のスクリーンタイムシステムを実装したサードパーティアプリの取り締りを開始した。同社は彼らの方法がユーザーのプライバシーを危険に晒しているためだと説明した。当時なかったものは何か?デベロッパーがAppleのスクリーンタイムシステムを利用して、独自の体験を作り出すためのスクリーンタイムAPIだ。それがようやく変わった。 関連記事 ・Appleが目を光らせるサードパーティ製スクリーンタイムアプリ ・アップルがスク…続きを読む

  • フェイスブックの広告データ利用について英国と欧州の規制当局が競争規則違反の疑いで調査開始

    フェイスブックの広告データ利用について英国と欧州の規制当局が競争規則違反の疑いで調査開始

    Facebook(フェイスブック)は、欧州で新たに2つの独占禁止法違反の調査を受けている。 英国の競争・市場庁(CMA)と欧州委員会は現地時間6月4日、ソーシャルメディアの巨人であるFacebookの事業に対する正式な調査開始を発表した。そのタイミングはおそらく協調して合わせたものと思われる。 英国と欧州の競争規制当局は、Facebookが広告顧客やSSO(シングルサインオン)ツールのユーザーから得たデータをどのように利用しているかを精査し、特にこのデータを、クラシファイド広告などの市場で、競合他社に対して不公正な手段として利用してい…続きを読む

  • アマゾン「プライムデー」は例年より早く6月21日・22日開催、米では独禁法調査の中で中小企業との提携アピール

    アマゾン「プライムデー」は例年より早く6月21日・22日開催、米では独禁法調査の中で中小企業との提携アピール

    Amazon(アマゾン)は、年に1度の有料会員(プライム会員)向けセールイベント「プライムデー」を6月21日(月)と22日(火)に開催すると発表した。Bloombergは以前、リークされた記録を元に同じ日程を報じていた。毎年恒例のこの大規模なセールは通常、ショッピングシーズンが一服する7月に開催されていた。しかし新型コロナウイルスのパンデミックにより、2020年のプライムデーは米国を含むほとんどの市場で10月まで延期された。 関連記事:アマゾンが米国でのプライムデーの遅れを認める、インドでは8月に開催すると発表 そうした変更にもかかわ…続きを読む

  • ワシントンD.C.の司法長官がアマゾンを「オンライン小売市場の競争を阻害している」と提訴

    ワシントンD.C.の司法長官がアマゾンを「オンライン小売市場の競争を阻害している」と提訴

    ワシントンD.C.のKarl Racine(カール・ラシーン)司法長官は米国時間5月25日、Amazon(アマゾン)が反トラスト法(独占禁止法)に違反しているとする新たな訴訟を発表した。この訴訟では、アマゾンがサードパーティ販売業者に支配力を行使することで競争を阻害していると非難している。 ワシントンD.C.の高等裁判所に提出されたこの訴訟は、アマゾンがその巨大なオンライン小売プラットフォーム上で価格を決定づけ、サードパーティの販売業者が他の場所で商品をより安く販売することを妨害していると主張。販売者は契約によりアマゾンの高額な手数料…続きを読む

  • ティム・クック氏はEpic Games対アップルの反トラスト裁判でしらを切る

    ティム・クック氏はEpic Games対アップルの反トラスト裁判でしらを切る

    Apple(アップル)CEOのTim Cook(ティム・クック)氏は米国時間5月21日、初めて証言台に立った。おそらくEpic Games(エピックゲームス)対Appleの反トラスト訴訟で最も期待されていた証言だ。しかし、クック氏はEpicの偽りや申し立てを激しく非難するのではなく、重要な質問の多くに対して答えなかったり答えられないとして、注意深く準備された穏やかな無知を装った。 この期待はずれの結果は派手な報道にはならないものの、AppleのApp Store(アップ・ストア)が独占に当たるとする少々疑わしいが危険な主張を無力化する…続きを読む

  • イタリア公正取引委が支配的地位乱用でグーグルに約130億円の罰金を命令

    イタリア公正取引委が支配的地位乱用でグーグルに約130億円の罰金を命令

    Google(グーグル)は、市場での支配的地位を乱用したとして、イタリア独占禁止監視当局から1億ユーロ(約130億円)を少し超える罰金を科された。 今回のケースは、GoogleのモバイルOSの車載用バージョンにしたAndroid Autoに関連していて、具体的にはエネルギー会社Enel X Italiaが作ったJuicePassという電気自動車充電アプリがAndroid AutoにアクセスするのをGoogleがいかに制限したかを扱っている。 Android Autoは自動車を運転する人が、関連するアプリ(マップや音楽ストリーミングサー…続きを読む

  • テック業界に対するリナ・カーン氏の時宜を得た懐疑論はFTCの承認公聴会を新鮮かつ友好的な方向に導くものだ

    テック業界に対するリナ・カーン氏の時宜を得た懐疑論はFTCの承認公聴会を新鮮かつ友好的な方向に導くものだ

    近ごろの承認公聴会がどう進むかは誰にもわからない。現状と大企業に挑みながらも重要な地位に指名された若い部外者にとっては特にそうだ。FTC委員のポジションに就く予定のLina Khan(リナ・カーン)氏はまさにそのような人物だが、米国時間4月22日に行われた上院商業委員会の承認公聴会で、意外なほど快適な時間を過ごした。おそらく、反トラストに対する彼女の因習打破的なアプローチが昨今の政策を良い方向に導いているからであろう。 コロンビア大法科大学院の准教授であるカーン氏は「Amazon’s Antitrust Paradox(アマゾンの反ト…続きを読む

  • 米上院は独禁法公聴会でアップルのApp Storeにおける不正防止の怠慢を非難

    米上院は独禁法公聴会でアップルのApp Storeにおける不正防止の怠慢を非難

    米国時間4月21日に米上院司法委員会の反トラスト法小委員会で開催されたヒアリングでApple(アップル)はApp Store における詐欺的行為についても追及を受けた。Appleはこれまで、App Storeにおける高額の手数料はAppleが詐欺、不正を防止し消費者を守るために必要だと主張していた。しかし最近デベロッパーコミュニティは「Appleは詐欺的であることが明白な有料・課金アプリに対して防止の努力を十分払わずこうしたアプリ全般に対する消費者の信頼損ねている。そのため合法的なサブスクリプション・ビジネスに対しても悪影響が出ている…続きを読む

  • アップルとグーグルが上院の独禁法ヒアリングでサードパーティーアプリのデータ共有の詳細を問われる

    アップルとグーグルが上院の独禁法ヒアリングでサードパーティーアプリのデータ共有の詳細を問われる

    米国時間4月21日、米上院で行われた反トラスト法に関するヒアリングでAppleとGoogleの代表がそれぞれのアプリストアで収集されたデータを不当に利用していないかどうか質問された。プラットフォームにアプリを登録しているサードパーティーの企業のデータを自社の製品開発に流用し、不当に競争力を得ることを防ぐために「厳しいファイアウォール」その他の内部ポリシーを設けているかどうかが焦点となった。Richard Blumenthal(リチャード・ブルーメンソール)上院議員(コネティカット州、民主党)はAppleに対して「sherlocking…続きを読む

  • テクノロジー大手の買収をすべて禁止する共和党の独占禁止法案

    テクノロジー大手の買収をすべて禁止する共和党の独占禁止法案

    テクノロジー大手を狙った独占禁止法がたくさん登場しそうな状況だが、さらにもう1つある。上院議員のJosh Hawley(ジョシュ・ホーリー)氏(共和党、ミズリー州)が今週提出した新法案は、テクノロジー大手の力を抑制するための厳しい措置を盛り込んでおり、特に合併や買収を公然と押さえ込もうとしている。 その「Trust-Busting for the Twenty-First Century Act(21世紀の企業合同の打破)」と題された法案は、時価総額が1億ドル(約110億円)以上の企業の、垂直合併を含むいかなる買収をも禁じる。法案はさ…続きを読む

  • アップルとグーグルがアプリストアの競争に関する米上院公聴会に出席

    アップルとグーグルがアプリストアの競争に関する米上院公聴会に出席

    姿を見せない思われていたApple(アップル)が、2021年4月末に行われる同社アプリストアの独占禁止をめぐる上院の聴聞会に代理人を送ることを約束した。 先に上院議員のAmy Klobuchar(エイミー・クロブシャー)氏(民主党・ミネソタ州)とMike Lee(マイク・リー)氏(共和党・ユタ州)はAppleに圧力をかけた。クロブシャー氏はこの小委員会の議長を務めており、テクノロジー業界で最も支配的な企業に対する独占禁止法上の懸念に焦点を当てている。 Google(グーグル)も出席するその聴聞会では、AppleとGoogleによる「消…続きを読む

  • 中国が独占禁止にいよいよ本腰、アリババに約3010億円の記録的な罰金

    中国が独占禁止にいよいよ本腰、アリババに約3010億円の記録的な罰金

    中国の規制当局は、Alibaba(アリババ)が同国最大のインターネット複合企業の支配権を握ろうとしている中、独占禁止法に違反したとして、180億元(約3010億円)という記録的な罰金を科した。 2020年11月、中国はそのインターネット経済を対象とする包括的な独占禁止規制を提案した。12月下旬、国家市場監督管理総局(State Administration for Market Regulation、SAMR)は、当局がAlibabaの金融関連会社であるAnt Groupの新規株式公開を中止した数週間後に、Alibabaに対する反トラ…続きを読む