
【コラム】社員を逃さないよう壁で取り囲むことはできない ──離職率を下げる方法を考えてみた
私は15年間テック企業のCEOをしてきたのだが、人々がさまざまな理由で当社に入社したり退職したりするのを見てきた。しかしこの4カ月の退職者数が過去2年間の退職者数の合計を上回る事態となり、我社は50人の社員のうち20%近くを失ってしまった。このため残った社員たちには大きな負担がかかっている。 関連記事 パンデミック下で成長する多種多様なフェムテック企業、従業員への福利厚生としても注目が集まる リクルーターが直接投稿した求人と求人サイトの広告を集約、既存サービスと対抗する求人情報ポータルTalent.comが約141億調達 プレステ版R…続きを読む

【コラム】政策立案者や法学者は「ユニコーン恐怖症」を払拭する必要がある
かつて、成功をおさめ一定の成熟点に到達したスタートアップは「一般に公開」され、株式を一般投資家に売り、国の証券取引所に上場し、国家による証券規制の下で「上場企業」としての特権と義務を引き受けるのが常だった。 関連記事 ユニコーンの投げ売りがそろそろ始まる? Web3のデジタルIDスタートアップ、Unstoppable Domainsが約1211億円のユニコーン評価額で資金調達を交渉中 インド国税庁がユニコーン企業「Infra.Market」を捜査、偽装購入や使途不明金などを摘発 しかし時代は変わってきている。成功をおさめたスタートアッ…続きを読む

地元の独立系書店を支えるBookshop.orgでの売上好調、Amazonとの競う未来を見据える
もしグーテンベルクが生きていたら、多忙なエンジェル投資家になっていただろう。 関連記事 アップルが独自のブッククラブ「Strombo’s Lit」を米国などのApple Booksアプリ内に立ち上げ 【レビュー】Amazon Glow、本当に会話相手の存在を感じる小型プロジェクターは楽しいがまだ粗削り データサイエンスでストーリーを分析・編集し人気作品を生み出す自費出版プラットフォームの独Inkitt 2020年の新型コロナウイルス(COVID-19)によるロックダウンの最中に書籍の売り上げが急増したことを受けて、この控えめな書き言葉…続きを読む

需要に対する工場の対応力向上のため金属加工の製造サプライチェーン見直すFractory
新型コロナウイルスのパンデミックで甚大な被害を受けた製造業界。しかし最近、その活気を取り戻す兆しがいくつか見えてきた。その1つは、変動する経済やウイルスの感染拡大など不安定な要素によって需要が上下するなか、需要に対する工場の対応力を高めるべく、新たに取り組みが進められている点だ。柔軟なカスタム製造で新たに頭角を現しつつあるスタートアップ企業のFractory(フラクトリー)は、2021年9月初旬、シリーズAで900万ドル(約9億8900万円)の資金調達をしたことを発表し、その傾向を改めて際立たせる結果となった。 関連記事 巨大な電子レ…続きを読む

リモートワーク時代にふさわしい「バーチャルオフィス」を提案するLoungeの新アプリ
Loungeと呼ばれるスタートアップが、リモートワーク時代にふさわしいオフィスとはなにかをもう一度考え直そうと試みている。社員同士がまだ一度も実際に会ったことがない状態で(今後、顔を合せる機会が訪れない可能性もある)企業が企業文化や社員同士の関係を築くにあたり、Slack、Zoom、Teamsといったツールでは不足している要素があるからだ。こうした従来のツールでは、ユーザーの身元はメッセージボードやプロフィールに、写真や短い経歴で記されるだけであったが、Loungeの場合は、その人物のタイムゾーン、天気、場所、所属チーム、会社のイベン…続きを読む

電動ボートのスタートアップ企業Arcにウィル・スミスやケビン・デュラント、ショーン・コムズが出資
10カ月前に設立されたArc(アーク)は、30万ドル(約3400万円)の限定版ボートを皮切りに、水上のあらゆるものを電動化するという野望を抱くスタートアップ企業だ。同社はエンターテインメント業界の大スターたちから、注目と資金を集めている。2月にVC会社のAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)が主導するシードラウンドを完了させたこのスタートアップは、Will Smith(ウィル・スミス)のDreamers VC(ドリーマーズVC)、Kevin Durant(ケビン・デュラント)とRich Kleiman(…続きを読む

G20が巨大IT企業の税逃れ防止のため法人税率を最低15%以上とする協定に合意
Kirsty Wigglesworth – Pool/Getty Images 関連記事 インド国税庁がユニコーン企業「Infra.Market」を捜査、偽装購入や使途不明金などを摘発 英歳入関税庁が2.2億円相当の脱税案件の捜査にともないNFTを押収、英法執行機関として初 約99億円費やした米国税庁、結局顔認証での本人確認を取り止め 10月30日にイタリア・ローマで開幕した主要20か国および地域首脳会議、通称G20は、多国籍企業の世界最低税率を15%以上に設定する協定を結ぶことで合意しました。この協定は主にGoogle、Amazon…続きを読む

MITの研究者による自動運転の水上タクシーが、アムステルダムの運河で初航行
関連記事 Waymoが無人ロボタクシーサービスをサンフランシスコの従業員に提供 ロータスの新型EV「Eletre」に搭載された技術に同社の自動運転への野望が見える 中国のEVシャシーメーカーPIXがスマート車両の自社製造で約14億円調達 確かに、自動運転の水上タクシーが実用化されている都市は多くないが、アムステルダムはそのうちの1つになるかもしれない。先に、MITのCSAIL(コンピュータ科学・人工知能研究所)とSenseable City Laboratory(センサブル・シティ・ラボラトリー)の研究者たちは、自律的に航行する完全自…続きを読む

Meta(元フェイスブック)がVRフィットネスアプリ「Supernatural」を開発したWithinを買収
Facebook(フェイスブック)が「Meta(メタ)」に社名を変更した翌日、同社はWithin(ウィズイン)の買収を発表した。ロサンゼルスに本拠を置くWithinは「Beat Saber(ビートセイバー)」スタイルのワークアウトアプリ「Supernatural(スーパーナチュラル)」を開発した企業だ。このアプリは、身体の動きをベースにした高負荷のカーディオエクササイズで、バーチャルリアリティフィットネスにおける本物のサクセスストーリーの1つとなっている。 関連記事 米国の州検事総長がTikTokとSnapに対して他社製ペアレンタルコ…続きを読む

AIを使った超音波分析の拡大を目指すイスラエルのヘルステックDiAが約15億円調達
イスラエルに拠点を置くAIヘルステック企業DiA Imaging Analysisは、深層学習と機械学習を利用して超音波スキャンの分析を自動化している。同社はこのほど、シリーズBのラウンドで1400万ドル(約15億3700万円)を調達した。 関連記事 スイス大研究チームがヒトデの幼生から着想を得たマイクロロボットを超音波で動かすことに成功 AIを使った超音波分析の拡大を目指すイスラエルのヘルステックDiAが約15億円調達 独自光超音波3Dイメージング技術を手がけるLuxonusが約4.3億円調達、2022年中に医療機器の開発・生産およ…続きを読む

外国に高級別荘を共同所有する方法を提供するメキシコのKocomo
メキシコのカボ・サン・ルーカスのヴィラ・アキマリナ(画像クレジット:Kocomo) 別荘が欲しくない、などという人がいるだろうか? そんな人はいないだろう。 関連記事 ラテンアメリカの「アリババ」を目指すMeru、海外から安全に商品を調達できるB2Bマーケットプレイスを構築 LiDAR使った上空からの地理調査で478のマヤ文明の遺構を発見、紀元前1200年頃から紀元前後のオルメカ文明との共通点も 外国に高級別荘を共同所有する方法を提供するメキシコのKocomo Kocomoはメキシコシティーに拠点を置くスタートアップで、別荘を所有する…続きを読む

第3四半期のクラウドインフラ市場は年20兆円規模に、チップ不足でも減速せず
Amazon(アマゾン)、Microsoft(マイクロソフト)、Google(グーグル)のクラウドインフラベンダーのビッグ3が決算を発表した。お察しのとおり、業績は好調で、成長する市場は全世界で450億ドル(約5兆1300億円)を突破した。年換算で1800億ドル(約20兆5200億円)と、気が遠くなるような金額だ。過去12カ月の売上高は1640億ドル(約18兆6960億円)に達した。Synergy Researchによれば、当四半期の売上高は全体で37%増加した。 関連記事 新興電気自動車メーカーRivianが第4四半期の決算を発表、…続きを読む

グローバル化するスタートアップ市場にVCはどのように対応しているのか
スタートアップとマーケットの週刊ニュースレター「The TechCrunch Exchange」へようこそ。 親愛なるみなさんおはよう。良い週末をお過ごしだっただろうか。これからの数日間は、医者が眉をひそめるくらいの糖分を摂取するというのはどうだろう。結局、人間は最後には死ぬわけだし。そんな勢いをつけながら、さっそく仕事に取り掛かろう! 関連記事 ユニコーンの投げ売りがそろそろ始まる? APIをプラットフォーム化せよ スタートアップ成長のパラドックス TechCrunchでは、ベンチャーキャピタルの動向を定期的に取り上げているが、スタ…続きを読む

【コラム】大手テックの考えや政策で変化し続けるインターネットの世界で道を切り開くために
現代のインターネット事情を語るとき、まず1番に頭をよぎるのはGoogleの圧倒的な市場シェアである。 関連記事 【コラム】メタバースで優先されるべき課題は「責任あるAI」 【コラム】すべての自律分散型組織が「自律的」あるいは「分散型」というわけではない 【コラム】イーロン・マスクとテスラには「ティム・クック」が必要、今こそ「大人」が跡を継ぐときだ 最新のレポートによると、Googleは世界の検索市場の87%近くを、Chromeは世界のブラウザ市場の67%以上を占め、全世界で26.5億人のユーザーを擁している。そのため、オンラインツール…続きを読む

今後、あらゆるものが指数関数的に変化する時代になる。書評「The Exponential Age」
危険ですので、シートベルトをお締めください! 生物、医学、宇宙船、製造業、ソフトウェアといった分野の進歩は、社会、経済、政治の根本を変えつつある。この流れを見るに、ここ数十年に渡る変化の速度が、今後は加速していく一方だと思われる。TechCrunchでは、こうしたイノベーションを日々取り上げてお伝えしているが、資金調達の発表やスタートアップの製品発売といった華々しい話題から少し離れて、これらの変化が結局何に繋がるのかを落ち着いて考えてみる機会はめったにない。 関連記事 Slackのワークスペースに閉じ込められるという悪夢。書評「Sev…続きを読む

【コラム】自分の価値観を自ら立ち上げたスタートアップの社風に織り込むための3つのアドバイス
「模範を示してリードする」というフレーズは聞いたことがあるだろう。しかし「価値観を持ってリードする」というフレーズは聞いたことがあるだろうか? 関連記事 【コラム】メタバースで優先されるべき課題は「責任あるAI」 【コラム】すべての自律分散型組織が「自律的」あるいは「分散型」というわけではない 【コラム】イーロン・マスクとテスラには「ティム・クック」が必要、今こそ「大人」が跡を継ぐときだ 私は常に私の価値感を指針として用いつつ、模範を示して会社をリードしてきた。しかし、私自身が最初の会社を立ち上げるまでは、それらの価値観を会社に根付か…続きを読む

Mastodonがコードの悪用を巡りトランプ氏のSNSに猶予30日間の最後通牒を提示
トランプ前大統領の新しいソーシャルネットワークは、立ち上げ前からすでに話題になっているのかもしれない。無料のソーシャルメディアフレームワークであるMastodon(マストドン)は、Truth Socialがオープンソースソフトウェアを自社のものだと偽っていると主張し、その是正に30日間の猶予を与えた。2021年11月末までに修正されなければ、事態は混乱する可能性がある。 関連記事 トランプ氏のTRUTH SocialがApp Storeに登場、しかし誰も利用できず 議事堂暴動を調査する米下院委員会がMeta、YouTube、Twitt…続きを読む

スマホで撮影した数枚の写真で簡単に3Dモデルが作れるLumaが4.9億円調達
おそらくオンラインショッピングで、商品を回転させて、全方向から見ることができる写真を見たことがあると思う。こうしたものは、製品をあらゆる角度から撮影した写真を何枚も用意して、それらをアニメーションのように再生するのが一般的だ。Apple(アップル)のAR(拡張現実)およびコンピュータビジョングループを離れたエンジニアたちによって創業されたLuma(ルマ)は、これらの課題を解決しようとしている。 関連記事 日本原子力研究開発機構、原子力施設の耐震安全性を詳細な3Dモデルで解析する手法を標準化して公開 スマートフォンで3Dスキャン&データ…続きを読む

今後100年愛されるブランドを目指す、クイックサービスレストラン「Salted」
ロサンゼルスでデジタルネイティブなクイックサービスレストラン(QSR)のブランドを展開するSaltedが、シリーズAで1600万ドル(約18億2000万円)を獲得し、全国展開を続けていくことになった。 関連記事 今後100年愛されるブランドを目指す、クイックサービスレストラン「Salted」 コロンビアのクラウドキッチンFoodologyが約17億円調達、中南米全体へサービス拡大 レストランをクラウドキッチンに変えるAcelerate、成功の鍵は地元重視 同社は7年前にCEOのJeff Appelbaum(ジェフ・アペルバウム)氏が創…続きを読む

透明性が高く持続可能なサプライチェーンを作るためにPortcastが約3.5億円調達
Portcastの創業者であるシャ・リンシャオ博士とニディ・グプタ氏(画像クレジット:Portcast) 多くの製造業者や運送業者にとって、物流管理は未だに手作業ばかりのプロセスである。電話やオンライン照会での出荷追跡に、エクセルのスプレッドシートへのデータ入力。自社を「次世代の物流運営システム」と称するPortcast(ポートキャスト)は、無数の情報源からデータを集め、リアルタイムで出荷物を追跡するだけでなく大きな天候の変化、潮流やパンデック関連の問題など何がその進行に影響を与えるか予測することにより、プロセスを効率化する。 関連記…続きを読む


