Nariko Mizoguchi の記事

  • 個人のプライバシー vs. 公共のセキュリティ

    個人のプライバシー vs. 公共のセキュリティ

    個人のプライバシーというのはかなり新しい概念だ。ほとんどの人はかつて、互いの暮らしに絶えず首をつっこむような緊密なコミュニティーの中で暮らしていた。 プライバシーは個人の安全面で重要な部分を占めているという考えはもっと新しいものだ。よく比較の対象となる公共セキュリティの必要性−例えば壁を築き、ドアを施錠する−というものは明白だ。政府に反発するアナーキストすら、暴力的な敵やモンスターがいることを認めるだろう。 富める人々なら、自己防衛用に高い壁を築き、ドアを閉めるということができる。プライバシーというのは、長い間、ぜいたくなものだったし…続きを読む

  • Facebookの個人情報保護はまだ不十分、とドイツ司法大臣

    Facebookの個人情報保護はまだ不十分、とドイツ司法大臣

    ドイツの司法大臣はFacebookの個人情報流出問題に関して、サードパーティデベロッパーや他の外部プロバイダーがFacebookの情報を誤った形で使用することができないよう、内部統制と罰則を盛り込んだプラットフォームを要求する書簡をFacebookに送った。サードパーティがプラットフォームポリシーを遵守し、ルール違反した場合には厳しい罰則を課すことを求めている。 地元メディアに全内容が掲載されたこの手紙は、ロンドンのオブザーバー紙とNYタイムズが3月中旬にスクープして以来、Facebookが集中砲火を浴びている個人情報流出問題をさらに…続きを読む

  • Xiaomiが正式に香港市場にIPO申請、公開価格は推定100億ドルか

    Xiaomiが正式に香港市場にIPO申請、公開価格は推定100億ドルか

    かねてより噂のあったXiaomiのIPO(株式公開)だが、この中国の巨大スマホメーカーはようやく正式に香港証券取引所にIPOを申請した。 申請書類のドラフト初版には上場に伴う財務諸表といった詳細は記載していないものの、地元メディアSouth China Morning Postは「設立8年のこの会社は公開価格100億ドル、時価総額にして1000億ドルを狙っている」と報じている。これは、今年最大のIPOとなるばかりでなく、アリババが2014年にニューヨーク証券取引所に上場した時以来の規模となる。時価総額に基づくと、Xiaomiは上場によ…続きを読む

  • Snapchat、第一四半期のユーザー数の伸びは過去最低—株価は15%ダウン

    Snapchat、第一四半期のユーザー数の伸びは過去最低—株価は15%ダウン

    Snapchatの2018年第一四半期(1〜3月期)決算はまったく芳しいものではなかった。デザインの試行錯誤やFacebookとの競争を展開する中で、前四半期からの復活はならなかったようだ。1日あたりの平均利用者数は1億9100万人に達し、前期の1億8700万人より増えたものの、成長率は2.13%に落ち込んだ。これは、2017年第四四半期の5.05%、最悪だった同年第三四半期の2.9%に比べても、最も低い成長率だ。一株当たりの損失は0.17ドルで、収益は2億3070万ドルだった。市場は一株当たり損失を0.16ドル、収益を2億4450万…続きを読む

  • テスラの株主、Elon Musk氏を取締役会議長から外すよう提案

    テスラの株主、Elon Musk氏を取締役会議長から外すよう提案

    テスラの株主総会が6月に開かれるのを前に、株主のJing Zhao氏はCEOのElon Musk氏が2004年から務める取締役会議長の職を、社外取締役が担うよう提案書を提出した。 Zhao氏の主張はこうだ。議長とCEOを同じ人物が担うというのは、社の創成期であればリーダーシップとして有効だったかもしれない。しかし、競争は厳しく、変化の激しい時代にあって、議長とCEO職を兼ねるのでは、事業や首脳陣の監督をする(特に、起こりうる対立を最小限に抑える)のは難しくなるばかりだ−。 テスラの普通株を保有しているZhao氏はまた、SolarCit…続きを読む

  • レポート:中国のスマホ出荷21%減、2013年以来最低水準に

    レポート:中国のスマホ出荷21%減、2013年以来最低水準に

    かねてからアナリストたちは中国のスマホ市場の成長に警戒感を示していた。それが、とうとう現実のものとなったようだ。 10億超もの人口を抱える中国では多くの人がスマホに飛びつき、スマホ市場はしばらく右肩上がりで、これにより中国国内のOEMメーカーの業績は目覚ましいものだった。しかしそのスマホ市場は2017年に飽和点に達し、初めて成長が止まった。そして今年の第一四半期では、状況はさらに悪化している。 調査会社Canalysが今日発表したレポートによると、2018年第一四半期のスマホ出荷台数は前年同期に比べ21%減だった。 四半期の全モバイル…続きを読む

  • IoT会話と、文脈から意を汲み取るということ

    IoT会話と、文脈から意を汲み取るということ

    modern cityscape and business person, IoT(Internet of Things), ICT(Information Communication Technology), abstract image visual (日本語版注:本稿を執筆したJim Hunterは、Greenwave Systemsのチーフサイエンティスト兼エヴァンゲリストだ) 数年前、テクノロジーとコミュニケーションをとる方法について書いた。当時、身の回りにあったアプリや電話、車、半自動のコーヒーメーカーといった便利なツール…続きを読む