Maeda Hiroaki の記事

セキュリティの重要性が強調される時代、それでも跋扈する「人気」パスワード
2014年は、デジタル・セキュリティについての話題が多く登場した年でもあった。被害者となるのも、もはやテック系の業界に身を置く人や、新手のサービスに関わる人ばかりではない。たとえばSnapchat、Target、あるいはSony Entertainmentの情報が漏洩したりもして、セキュリティ被害というのが誰の身にも起こりえることが明らかになってきた。セキュリティ被害といっても、NSAの動向がどうしたというような難しい話をしようとしているのではない。インターネット上での活動を増加させつつある私たち自身が、十分な対応をとっていないことが…続きを読む

ウェアラブルからのデータに基づき、関係を切るべき相手を自動的に判断してくれるpplkpr
ある人のことをどう思っているのか、自分でもわからないということはないだろうか。そんなときに役立ちそうなのが、間もなくリリース予定のpplkprだ。iOSアプリケーションで、心拍計と繋いで使う。 心拍計はBluetoothに対応していればどの機種でも利用できるそうだ。心拍計を通じて、特定の人とコンタクトした際の身体的反応を測定するという仕組みになっている。心拍数の変化をアプリケーションで分析し、楽しさ、怒り、悲しみなどの感情を判断するわけだ。 pplkprは、ソーシャルメディアを通じて誰かとコンタクトした際のデータを分析する。そして特定…続きを読む

クラウドを通じて視覚障害者の「目」となる機能を提供するBe My Eyes
デンマークの非営利スタートアップが、スマートフォンについているカメラを使って、視覚障害者を支援するためのBe My EyesというiOSアプリケーションをつくりあげた。視覚障害をもつ人が、このアプリケーションを経由して「見る」ことができるようにするものだ。 最近、TwitterおよびSquareのファウンダーでもあるJack Dorseyも興味を持つこととなったBe My Eyesの仕組みは次の通りだ。視覚障害をもつ人がアプリケーションを通じて手助けを依頼した際、視覚障害を持たない利用者に対して通知が送られることとなる。手助けを必要と…続きを読む

Wikipedia、Android版アプリケーションをバージョンアップ(画像閲覧性の向上等)
Wikimedia Foundationは、モバイル版のWikipediaアプリケーションのリニューアルを行った。より快適に閲覧できるようにし、検索性能を向上させ、そして画像も見やすく変更したと主張している。今回のアップデートはまずAndroid版がリリースされた。iOS版も間もなくリリースされることになっている。 アップデートの狙いの第一は、Wikipedia(現在287の言語で3350万の項目を掲載している)のモバイルデバイスによる操作性を向上させることだ。 新しいバージョンから、内容に関するわかりやすい画像が記事の先頭に表示され…続きを読む

TwitterやFacebookで自動消滅型投稿を可能とするXpire、Android版が登場(iOS版もアップデート)
FacebookやTwitterといった一般的なソーシャルネットワークに比べて、投稿が自動で消去されるSnapchatなどの方がプライバシーが保護されやすいと感じている利用者も多いようだ。「自動消滅」を完全に信じてしまうことにも問題があるようだが(たとえば2014年にはSnapchatがハックされた)、しかし投稿がオンライン上にいつまでも残るよりも、その瞬間に消費されて(閲覧されて)そして消えてしまう方が良いと考えている人が存在するのは間違いない。 そうした「非永続性」を、一般的なソーシャルネットワーク上でも実現しようという試みもいく…続きを読む

2014年のApp Store、アプリケーション数および新規開発者数でGoogle PlayがAppleを圧倒
appFiguresの最新レポートによれば、アプリケーションストアのGoogle Playは2014年、アプリケーションの新規登録数でAppleのストアを初めて上回ったようだ。開発者コミュニティの成長率でも3年連続でApple側を上回っているらしい。登録アプリケーションの開発者数が388,000となっているのだ。タイミング的には、昨年後半になって新たなアプリケーションを登録した開発者が多いのだとのこと。昨年7月のレポートとの違いもなかなか興味深い。 ちなみに2014年においては、Googleのアプリケーションストアにアプリケーションを…続きを読む

デジタル時代の「記憶喪失」に備えよう
編集部注:本稿執筆者のKevin SkobacはSS+KのDigital Strategy and Innovation部門のシニアバイスプレジデントであり、またインハウスでインキュベーションを担当するSS+K Labsの共同ファウンダーでもある。 私たちは、何年にもわたって「デジタルメディア革命」とでもいうべきものの波に乗っかって過ごしてきた。多くのイノベーションが生まれたし、かつてはできなかったことができるようになった。消費の楽しみや創造の楽しみも味わうことができた。面白いことが次々に生まれ、テック時代の楽しさがさまざまに提示され…続きを読む

CES 2015からのベストビデオ
CESは非常に巨大なイベントだ。私たちはHardware Battlefieldを開催しつつ、コンベンションセンター中を広く歩き回りもした。そこで何時間分ものビデオを撮影したが、以下ではその中で「ベスト」なものをいくつか紹介しようと思う。 ちなみに撮影した全ビデオはこちらに置いてある。「ベスト」として選んだのは愉快なものや、ドローン・ラブがあふれたもの、あるいはいかにもCESらしいものなどだ。ぜひお楽しみいただきたい。また来年のCESで面白いプロダクト(とビデオ)を発掘したいと思っている。 CES Drone Rodeo Indieg…続きを読む

Pewレポート:人気ながら成長率が鈍化するFacebookとエンゲージメント率低下に悩むTwitter
Facebookは最もポピュラーなソーシャルネットワークだ。但し、Pew Researchの最新のレポートによると、アメリカ国内における成長速度には衰えがみられるようだ。ソーシャルネットワーク全体で見ると、多くの人がTwitter、Instagram、Pinterest、およびLinkedInなど複数のサービスを利用するようになっており、すべてをまとめると昨年も利用者数が大いに伸びている。 Facebookについては、アメリカにおいて「クリティカルマス」に達したのだということが言われることもある。そしてレポートの数字を見てみる限り、確…続きを読む

Fitbit CEOのJames Park曰く「Apple Watchは脅威ではない」
FitbitはCESにてSurgeとChargeという新しいスマートデバイスの出荷開始をアナウンスした。この新プロダクトはもちろんCESにも出品されている。TechCrunchではFitbitのCEOであるJames Parkに話を聞く機会をもつことができた。話題はウェアラブル全般のことや、そしてApple Watchに関することだ。 話の中、ParkはAppleを脅威には感じていないと話している。脅威となるのかどうかについてはまだよくわからない面もある。しかしウェアラブルがファッション分野などにも分化していく中、Fitbitのターゲ…続きを読む

赤ちゃんの夜泣き当番を決めて、深夜の夫婦ストレスを軽減するNapTime
赤ちゃんはまさに神の恵みといっても良い存在だと思う。しかし新生児とともに暮らしながら、十分な睡眠をとるというのは非常に難しいことでもある。そのような状況に、少しでも役だとうと考え出されたのがNapTimeだ。Bluetoothを搭載して赤ちゃんをモニターする。そして必要なときにはお父さんとお母さんに順番で通知するようになっているのだ。 たとえば、おむつを替えて優しく寝かしつけるのがお父さんの番ならば、お父さんが身に着けているブレスレッドが振動するようになっているのだ。大きな音で二人を同時に起こしたりしないようになっている。もちろん、お…続きを読む

手のひらサイズ燃料電池の「kraftwerk」、1度のガス充填で11台のiPhoneを充電可
外見も機能もこれまでのバッテリーパック同様に見えるが、実はこのkraftwerkは携帯型「燃料電池」なのだ。電池の充電は3秒で行える。そして1週間にわたってモバイルデバイスの充電に利用できるのだ。 この「kraftwerk」という言葉はドイツ語で「発電所」という意味だ。そしてこのプロダクトを作ったのも、ドイツの研究機関であるFraunhofer GesellschaftからスピンアウトしたeZelleronというエンジニアリングチームだ。現在Kickstarterにてキャンペーンを展開中だが、開始から3日で目標額50万ドルのほぼ半分を…続きを読む

お金持ちゲーマーとしてのシャキール・オニール
「シャックアタック」という言葉を知らない人も増えてきたかもしれない。しかしシャキール・オニール(シャック)は相変わらずの活躍ぶりであるようだ。 どうやらMonsterと協働して、水に浮かぶBluetoothスピーカーの開発を手がけたりもしたそうだ。「バスルームに持ち込むだけでなく、じゃんじゃん水をかけても大丈夫なんだ」とシャックは言う。 プロダクト名をSuperStar BackFloatという。水に沈めても、水を弾きながらすぐに浮かび上がってくるらしい。水の上で陽気に音楽を奏でてくれるわけだ。発売開始は今年後半予定で、価格は170ド…続きを読む

自転車用GPSロガーであり盗難防止にも役立つConnected Cycleの「スマート・ペダル」
いつもブログにも書いているのだが、自転車に乗るのが大好きだ。もちろん自転車そのものも好きだ。サンフランシスコにある職場にも、たいてい自転車で通っている。ほぼ車を必要としないというライフスタイルが、自分ではとても気に入っているのだ。 但し。いつでも自転車が使えるというわけでもない。乗って行く場所によっては、大いに盗難の危険性にさらされることになってしまうのだ。これを解決しようという新しい試みが、Connected Cycleというフランス企業による「ペダル」だ。盗難防止機能を備える上に、自転車活動の記録を取ることもできるようになっている…続きを読む

Garmin、250ドルのVivoactiveでスマートウォッチ市場に本格参入
Garminが、ついにApple WatchやFitbit Surgeなどのスマートウォッチに対抗するプロダクトを投入してきた。名前をVivoactiveという。後発であることをメリットに、確かになかなかの魅力を備えたデバイスだと言えそうだ。 歩数計としての機能などをもっていて心拍計デバイスとも連携でき、GPSおよびタッチスクリーンを備えたデバイスとなっている。Garmin曰く、スクリーンは太陽光のもとでも可読性を備えたものとなっているのだとのこと。バンドは交換可能で、また用途に応じたバンドを用意しているとGarminはアピールしてい…続きを読む

iPadをセカンドディスプレイ化したい人にはOne Designの「Mountie」がおすすめ
MacBookやiMacをモバイル環境で利用する際、一層効果的に2画面化を実現することができるようになりそうだ。One Designの産みだしたMountieを使えば、MacBookないしiMacのベゼル部分を利用して、iPadやiPhoneをセカンドディスプレイとして装着することができるのだ。しかもMountie本体は上着のポケットや、ノートPCケースのアクセサリ収納用ポケットに入れておくこともできる。 もちろんこうした機能を持つガジェットは他にもある。ただ、Mountieこそデザイン的に最も優れたものだと言って良いのではないかと思…続きを読む

溺れる人を救うためのドローンプロジェクトが始動へ
ドローンという言葉も市民権を得たようだ。 ただ、身近な存在としてはうるさく飛び回り、プライバシー問題を感じさせるようなガジェットだ。今年のクリスマスにはプレゼントにドローンをもらい、そして木や電線、取りに入らせてもらえないような場所に突っ込ませて壊してしまうことになった人も多いことだろう(飛ばす前にはぜひ「初めてドローンを飛ばす人へ」を見ておきたい)。 しかしゆっくりとではあるものの、ドローンの新しい、そして実際に役に立つ使い方も生まれてきつつあるようだ。サイの密猟を防ぐのに利用されたり、雪山で遭難した人の捜査に役立てようとする動きも…続きを読む

Instagram上の犯罪容疑者と偽アカウントで友だちになる「犯罪捜査」は合法か?
警官が偽のInstagramアカウントを作成して、誰かと友だちになり、そして流れてくるフィードを調査したり、犯罪の証拠を摘発するようなことは合法だろうか。ニュージャージー州地方裁判所裁判官のWilliam Martiniによると、そのような行為は完全に合法であるとのこと。捜査令状も必要ない。 ArsTechnicaの記事によると、この判断は宝石窃盗団のリーダーであったDaniel Gatsonの裁判で示されたものだ。Gatsonは2013年に、FBIにより逮捕された。その際に、警官側はInstagram上に偽アカウントを作ってGats…続きを読む

Google、歌詞検索の結果ページトップにて歌詞の直接表示を開始
Googleが検索結果ページに歌詞の表示を開始したようだ。曲名に「lyrics」(歌詞)を加えて検索すると直ちに歌詞を確認できるようになったわけだ。azlyrics.comやsonglyrics.comなど、歌詞を登録していて高ランクを獲得しているサイトも多くあるわけだが、そうしたサイトへの誘導件数を減らすことにもなるだろう。マイクロソフトのBingでもこの機能を先行して実現している。これはGoogleのナレッジグラフに対抗する機能を実装した際に実現したものだった。 Googleはナレッジグラフの導入にあわせて、検索結果ページのさらな…続きを読む

Samsung、自閉症児童治療支援アプリケーションの「Look At Me」をリリース
ここ数年、自閉症スペクトラムの子供を持つ親や教師のために、さまざまなテック系ツールが登場してきている。コミュニケーションスキルを磨くためのアプリケーションやゲームが登場しているし、またバーチャルリアリティによって、さまざまな「状況」への対応力を訓練させようとするツールもある。多くは小規模チームが開発するものだが、自閉症スペクトラムの診断が増加する中、大企業の参入も増えてきたようだ。 本稿で紹介するLook At MeはSamsungが開発した自閉症児支援アプリケーションだ。Androidアプリケーションを通じて子供たちに視線を合わせる…続きを読む


