タグ: 炭素 / 二酸化炭素(用語)
carbon dioxide。化学式はCO2。地球上における代表的な炭素の酸化物。

地球温暖化がいよいよ「赤信号」、国連IPCCが報告書で警告
国連の科学報告書は、人間の活動が前代未聞の速さで気候を変えていると結論づけた。執筆者らは報告書で「人類にとって非常事態」と表現した。 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の結論は容赦なく、率直だ。「人間の影響で大気、海洋、陸地の温暖化が進んだことは明白だ」としている。 世界の政府によって支持されている科学者の集まりであるIPCCは、今後10年で猛烈な熱波や干ばつ、洪水、鍵を握る温度の限界超えがますます増えると警告している。 これは「想定よりもずいぶん早く、おそらく2034年半ばに世界の気温が1.5度上昇する」ことを意味する、…続きを読む

トヨタ、BMW、ブリヂストンの迷い、環境に配慮したモビリティは必要だがそのコストは誰が払う?
国連が採択したSDGsや、ESG投資に注目が集まる中、自動車業界にも環境への配慮が求められるようになってきた。フロスト&サリバン主催「インテリジェントモビリティサミット2021 ゼロへのイノベーション」においても、今後のモビリティを考える上で「循環型経済」がテーマとして挙げられている。同サミットでは、トヨタ・ダイハツ・エンジニアリング&マニュファクチャリング上級副社長兼一般財団法人トヨタ・モビリティ基金アジア・パシフィック地区担当プログラムディレクターのPras Ganesh(プラス・ガネシュ)氏、BMW Groupサーキュラーイニシ…続きを読む

コロナ禍でモビリティも変化、いま押さえておくべき5つのトレンドとは?
人の移動を支えるモビリティは、日々変化している。移動のあり方、移動のニーズも変わってきた。Frost & Sullivan(フロスト&サリバン)でアジア太平洋地区モビリティ部門担当アソシエイト・パートナーを務めるVivek Vaidya(ヴィヴェック・ヴァイジャ)氏は「コロナ禍はモビリティトレンドを変化させました」と語る。 ヴァイジャ氏が明かす、5つのモビリティトレンドとは何か。本記事はフロスト&サリバン主催『インテリジェントモビリティサミット2021 ゼロへのイノベーション』中のセッションの一部講演を編集、再構成したものとなる。 「…続きを読む

BMW i Venturesが持続可能な技術への投資を目的とした約336億円の新ファンドを発表
BMWグループのベンチャーキャピタル部門であるBMW i Venturesは、輸送、製造、サプライチェーンをより持続可能にする技術への投資を促進するため、新たに3億ドル(約336億円)のファンドを設立するとを発表した。 このファンドは、従来のコーポレートベンチャーキャピタルとしては運営されておらず、ドイツの自動車メーカーであるBMWの全面的な支援を受けながら、BMWから独立して活動している。2016年のシリコンバレー移転時に発表した1つ前の5億ユーロ(約660億円)のファンドは、新規投資の期間が終了した。今後、新規投資はファンドIIか…続きを読む

ナノ加工された「十四面体」がケブラーを凌ぐ防弾性能を発揮
マサチューセッツ工科大学(MIT)とカリフォルニア工科大学(Caltech)の研究者は、ケブラーや鋼鉄よりも強靭なナノエンジニアリング素材を開発した。この素材は相互に連結した炭素の「十四面体」でできており、微小な弾丸の衝撃を見事に吸収した。 MITのCarlos Portela(カルロス・ポルテラ)教授が主導したこの研究は、ナノメートル単位で設計・製造されたナノアーキテクチャ材料が、超強靭なブラストシールドやボディアーマーなどの保護面として有効な手段となり得るかどうかを調べることを目的としている。 もっとも、十四面体をベースにした材料…続きを読む

「カーボンKPI」でウェブサイトのカーボンフットプリントを測定するRyte
Ryteの創業者チーム 故郷であるこの惑星に我々が及ぼす影響についての意識が高まり、あらゆることに対してCO2の影響が測定されるようになっている。例えば、つい最近までストリーミングのNetflixが測定可能な影響を環境に与えているとは誰も思わなかっただろう。しかしインターネットの相当な部分をウェブサイトやストリーミングサービスが占めると考えると、何らかの影響はあるはずだ。 その影響を測定する方法を確立した新しいサービスが登場し、スケールするための資金を調達した。 RyteはWebsite User Experience Platfor…続きを読む

個人で使えるモジュール状の炭素回収デバイスをHoly Grailが開発・試験中、巨大プラントの時代は終わる
2年前にカリフォルニア州マウンテンビューで生まれたHoly Grailの創業者たちは、炭素の回収という特大サイズの問題をミクロな技術で解決しようとしている。 これは、発電所や工業施設などの大規模な集中排出源から二酸化炭素を回収することを目的とした米国内外の数十のプロジェクトとは異なるものだ。Holy Grailの共同設立者であるNuno Pereira(ヌーノ・ペレイラ)氏は、このアプローチによってコストが削減され、許可や資金調達の必要性がなくなるとTechCrunchに語っている。 Holy Grailの前途には長い開発と試験の段階…続きを読む

ソラコムが施設内の二酸化炭素濃度をIoTセンサーで計測するスターターキットを提供開始
「IoTテクノロジーの民主化」を目指し、誰もが簡単に活用できるIoTプラットフォームを提供するソラコムは6月15日、CO2(二酸化炭素)・温度・湿度センサーを備えたIoTデバイスとIoT SIM(LTE-M)をパッケージ化した「LTE-M CO2 センサー RS-LTECO2 スターターキット」の提供を開始したと発表した。公式通販サイト「SORACOM IoTストア」において、価格1万9800円(税込、送料別)で購入できる。なお、7月31日までのキャンペーン中は1万7820円(税込、送料別)としており、キャンペーンは在庫限りで終了の予…続きを読む

KiaとUberが提携し欧州20マーケットのドライバーにEV車両を割引価格で提供
Kia(起亜自動車)のe-Niroとe-Soulの購入、リース、ローン、レンタルにかかる特別ディールを欧州の20マーケットに住むUberドライバーに提供するためにUber(ウーバー)とKia Europeがタイアップする。配車サービス大手Uberの二酸化炭素排出抑制の目標達成に向けた最新の取り組みだ。 Uberは2030年までに欧州全体でゼロエミッションモビリティプラットフォームになることに注力していて、同年までにドライバー3万人にKiaのBEV車両に乗り換えて欲しいと考えている。KiaはUberがドライバーに電気自動車の割引価格を提…続きを読む

新興EVメーカーFiskerは2027年までに気候変動に影響を与えないEVの製造を目指す
電気自動車メーカーのFisker Inc(フィスカー)は、2027年までに同社初のクライメイトニュートラルな(気候変動に影響を与えない)自動車を作り上げるというムーンショット目標を掲げている。 フィスカーはまだ実際にクルマを販売していない(クライメイトニュートラルであろうとなかろうと)ので、この目標は野心的と言える。「Fisker Ocean(フィスカー・オーシャン)」と名づけられた完全電気自動車のSUVは、2022年11月の生産開始を目指していまだ開発が続けられている途中にあるが、クライメイトニュートラルになるのはこのクルマではなく…続きを読む

牧場経営者のCO2排出量削減を支援、家畜用の新しい環境アセスメントサービス
持続可能な畜産 / 農業において、測定作業は、食糧システムを炭素排出源から炭素吸収源へと転換するプロセスの、最初のそして時には最も困難なステップだ。 そこで、農業を中心とした食糧システムに科学的に注力するDSMと、持続可能性のためのデータ分析を行うコンサルティング会社Blonk(ブロンク)が共同開発したのがSustell(サステル)だ。これは、牧場主が自らの農場経営の持続可能性を理解し、改善するための、ソフトウェアと実践的なサービスを組み合わせたものだ。 持続可能で再生可能な農業の定義は統一されていいないが、通常、土壌中の炭素をより多…続きを読む

EUがゲイツ氏のBreakthrough Energyと提携、クリーンテックの開発・浸透加速へ
欧州委員会は、今後5年間(2022〜2026年)で最大10億ドル(約1095億円)をクリーンテックと持続可能なエネルギープロジェクトへ新たに投資することを目的に、Bill Gates(ビル・ゲイツ)氏の持続可能エネルギー投資ビークルとの提携を発表した。 この提携がフォーカスする欧州連合(EU)ベースのプロジェクトはまず、欧州域内の二酸化炭素排出の大幅削減をもたらす可能性がある以下の4つの部門に絞られる。 グリーン水素 持続可能な航空燃料 ダイレクトエアキャプチャー(大気中のCO2を直接回収するテック) 長期間のエネルギー貯蔵 化石燃料…続きを読む

南アフリカの自動車サブスクリプション会社Planet42がカーボンニュートラルを目指す理由
UberやBoltのような配車サービス企業が交通業界の在り方を覆して以来、彼らの悩みの種となってきたのは交通渋滞と公害だ。調査によると、自家用車よりも配車車両による移動の方が排出量が多いことが示されている。 二酸化炭素排出量を削減して後者の問題を解決するべく、両社はライドシェアリングや、自転車やスクーターのシェアリングサービスといった他の交通モデルの構想を打ち出してきた。また、公共交通機関のスケジュールに合わせたサービス提供や、ドライバーに電気自動車への切り替えを促すインセンティブの提供などにも取り組んでいる。しかし、これらのモデルは…続きを読む

サプライチェーンの温室効果ガス排出量計測・管理をAIで自動化するEmitwiseがシード約3.5億円を追加調達
AIプラットフォームで企業とそのサプライチェーンからの温室効果ガス排出量を測定できるとするスタートアップのEmitwiseは、シードラウンドに320万ドル(約3億5000万円)を追加し、これで同社が調達したシード資金の総額は660万ドル(約7億2000万円)となった。320万ドルの追加調達はArcTern Venturesが主導した。また、Schroders(シュローダー)のCEOであるPeter Harrison(ピーター・ハリソン)氏、テトラパックのファミリー後継者Magnus Rausing(マグナス・ラウシング)氏、そしてUb…続きを読む

グーグルが次世代カスタムAIチップ「TPUv4」を発表、1ポッドでエクサフロップ以上の処理能力
Google(グーグル)は米国時間5月18日のI/Oデベロッパーカンファレンスで、同社のカスタムTensor Processing Units(TPU)AIチップの次世代バージョンを発表した。これは同チップの第4世代で、前世代の2倍の速さだとGoogleはいう。GoogleのCEOであるSundar Pichai(サンダー・ピチャイ)氏は、チップはv4 TPU 4096基を組み合わせたPod(ポッド)として使用すると述べた。1つのポッドで1エクサフロップ以上の処理能力を持つ。 もちろんGoogleはこのカスタムチップを使って同社のさま…続きを読む

【コラム】暗号資産とブロックチェーンは問題を受け入れてサステナビリティを牽引するべきだ
編集部注:本稿の著者Monica Long(モニカ・ロング)氏はRippleXのGM。 ーーー Bitcoin(ビットコイン)が史上最高値を記録し、暗号資産(仮想通貨)が主流になりつつある中、この業界の二酸化炭素排出量増加が見過ごせない問題になっている。 Elon Musk(イーロン・マスク)氏は先週、Tesla(テスラ)はBitcoinによる車両の販売を中止すると発表し、Bitcoinマイニングに使われる化石燃料の環境への影響が理由だとした。我々この決断を称賛する。状況の深刻さに一石を投じるもるだ。業界は暗号化の持続可能性に取り組む…続きを読む

カーボンオフセットの透明性を高めるSylveraがIndex Venturesからシード資金を獲得
英国を拠点とするスタートアップのSylvera(シルベラ)は、カーボンオフセットプロジェクトの透明性を高めるため、衛星、レーダー、LiDARデータを駆使した機械学習を利用し、責任と信頼性を付与しようとしている。その上で、カーボンオフセットプロジェクトを独立の立場から格付けする。 同社の格付けは、UCLA、NASA Jet Propulsion Laboratory、University College Londonなどの研究機関の科学者と共同で開発した独自のデータセットに基づいている。 SylveraはベンチャーキャピタルのIndex…続きを読む

支援を求めるExxonMobilを横目にスタートアップ企業は炭素回収に取り組む
米国時間4月19日、温室効果ガスの排出量が最も多い企業の1つであり、長年気候変動に関する規制に抵抗してきたExxonMobil(エクソンモービル)は、メキシコ湾沖の地層に何億トンもの二酸化炭素を貯留する1000億ドル(約11兆円)の大規模プロジェクトの提案(政府も一部支援)を発表した。 Exxonの厚かましい支援の要請と対照的に、複数のスタートアップ企業がすでに二酸化炭素の回収・貯留や炭素利用プロジェクトに取り組み、商業化に向けた重要なマイルストーンを発表している。 Charm Industrial(チャームインダストリアル)は、St…続きを読む

多数の著名投資家が支援するカーボンオフセットマーケットPachamaが約16億円調達
世界の森林の復元と保全は、大気中の温室効果ガスを減らす最も簡単でコストも安く、シンプルな方法の1つだと長い間考えられてきた。 脱炭素、あるいは事業から排出される炭素の相殺に向けた長い道のりにおいて、簡単な最初のステップを模索している企業にとっては圧倒的に人気の手法だ。しかしこのところ、Bloombergの爆弾のような報道のおかげで、数多くの森林オフセットの効率、妥当性、そして信頼性には疑問の目が向けられてきた。 森林カーボンクレジットのためのマーケットプレイスを構築しているPachama(パチャマ)の財務を投資家が補強することになった…続きを読む

水素燃料電池飛行機へのZeroAviaの野望は技術的な課題が残るが大志は今なお空のように高い
2020年9月、ZeroAvia(ゼロアビア)の6人乗り航空機が英国クランフィールド空港から離陸して8分間の飛行を終えた時、同社は、商用サイズの航空機で史上初の水素燃料電池飛行を行うという「非常に大きな偉業」を成し遂げたと断言した。 この航空機はPiper Malibu(パイパーマリブ)プロペラ機を改造して作られており、同社によると、水素を燃料とする航空機の中では世界最大のものである。「水素燃料電池を使用して飛行する実験的な航空機はいくつかあったが、この機体の大きさからすると、完全にゼロエミッションの航空機に有償旅客を乗せる時代が目前…続きを読む


