タグ: データセンター(用語)
データセンターに関する記事一覧

毎秒1.7ペタビット、既存技術の7倍の容量を可能にするマルチコアファイバーによる光海底ケーブルの5つの基盤技術を確立
KDDI総合研究所は3月28日、1本の光ファイバーの中に複数のコアを持つマルチコアファイバーで大容量化した光海底ケーブルの実用化に向けた各種技術の開発と実証を行い、基盤技術を確立したことを発表した。これにより、アジア域をカバーする3000km級の光海底ケーブルを、既存システムの7倍(毎秒1.7ペタビット程度)に容量を拡大できるという。2020年代半ばの実用化を目指す。 KDDI総合研究所、東北大学、住友電気工業、古河電気工業、日本電気(NEC)、オプトクエストの6機関は、総務省の委託研究として大容量光海底ケーブルの研究開発を行っている…続きを読む

サーバーのクロックを同期するClockworkがその技術の応用プロダクトをローンチ
膨大な数のサーバー隊列のクロックの同期は、解決済みの問題と思われるかもしれないが、実は今なお難しい問題で、特に要求がナノ秒クラスの精度という場合は難しい。そしてこのことはまた「クロックの時間に基づくシステムを作ってはならない」という命題が、コンピューターサイエンスの公理であり続けている理由でもある。米国時間3月16日、2100万ドル(約25億円)のシリーズAの資金調達ラウンドを発表したClockwork.ioはこれを、ハードウェアのタイムスタンプでは5ナノ秒、ソフトウェアのタイムスタンプでは数百ナノ秒という同期精度でこの状況を変えよう…続きを読む

東京都市大学、磁気ヘッドの誤差を減らしデータセンター用HDDを30%大容量化する技術を開発
HDDの磁気ヘッドは、ボイスコイルモーター(VCM)とピエゾ素子(PZT)を用いた2つのアクチュエーターによって制御される 東京都市大学は2月21日、インターネットのデータセンターで使われるHDDを、現行から30%大容量化する技術を開発したと発表した。ディスクにデータを読み書きする磁気ヘッドの位置決め精度を改善し、単位面積あたりの記録密度を向上させるという。 東京都市大学理工学部機械システム工学科の藪井将太准教授と、千葉工業大学工学部の熱海武憲教授らからなる研究グループは、磁気ヘッドの位置決め制御系に着目し、ディスク上の1bitあたり…続きを読む

北極圏にデータセンターを構えて実質無料で冷却、Neu.roはゼロエミッションの機械学習モデル構築ソリューションを発表
企業が機械学習を活用してビジネスをより効率的に運営しようとする動きはますます活発になっているが、機械学習モデルの構築、テスト、稼働には膨大なエネルギーを必要とすることも事実だ。アーリーステージのスタートアップ企業でフルスタックのMLOps(エムエルオプス、機械学習運用基盤)ソリューションを手がけるNeu.ro(ニューロ)は、より環境負荷の少ないグリーンなアプローチに取り組んでいる。 同社は米国時間11月22日、フィンランドのクラウドインフラストラクチャパートナーであるatNorth(アトノース)とともに、ゼロエミッションのAIクラウド…続きを読む

慶應が通信エラーフリーのプラスチック光ファイバー開発、データセンター通信の次世代標準PAM4伝送を誤り訂正なしで成功
慶応義塾大学の慶応フォトニクス・リサーチ・インスティテュート(KPRI)小池康博教授らの研究グループは、通信エラーをほとんど発現しないプラスチック光ファイバー(エラーフリーPOF)を開発したことを発表した。100m以内の短距離通信において、データセンター通信の次世代標準となるPAM4(4値パルス振幅変調)方式による毎秒53ギガビットの信号の伝送を、誤り修正機能を使うことなくエラーフリーで実現した。 光ファイバーは、通信速度が上がるにつれ、光の拡散やノイズの影響が大きくなり、誤データを補正する誤り訂正機能や波形成型回路が必要となることか…続きを読む

IBMが新型「Power E1080」サーバーを発表、エネルギー効率とパワーの劇的な向上を約束
強力なサーバーを稼働させる大規模なデータセンターでは、膨大な量の電力が使われていることを私たちは知っている。とりわけ気候変動が問題になっている今、電力消費量を削減できるのであれば、何であれ歓迎すべきことだ。その点においても注目されるのが、最新の「Power10」プロセッサーを搭載した新しい「IBM Power E1080」サーバーである。 IBMの主張によれば、競合する126台のサーバーで行っていた作業を、たった2台のE1080に集約することで、エネルギーコストを80%削減できるという(同社推定)。さらに同社は「この新サーバーは、主要…続きを読む

さくらインターネットが石狩データセンターの主要電力をLNG発電に変更、年間CO2排出量の約24%にあたる約4800トン削減
クラウドコンピューティングサービスのさくらインターネットは6月21日、北海道石狩市・石狩データセンターの電力調達先について、LNG(液化天然ガス)火力発電を主体とする電力会社に6月より変更したと発表した。これにより、石狩データセンターの二酸化炭素(CO2)年間排出量を約4800トン削減できるという。 サーバー室面積5000平方m2以上、ラック単位の電力供給量が6kVA(キロボルトアンペア)以上の大規模データセンター、いわゆる「ハイパースケールデータセンター」は、IDC Japanが2021年5月に発表した調査報告によると、2021年か…続きを読む

元インテル社長が創業したAmpereが同社初のデータセンターとクラウド専用カスタムチップを構想中
Armベースのチップをデータセンターやエッジに売り込もうとしているAmpereが米国時間5月19日、例年のメディアデーを開催した。80コアのAltraと128コアのAltra Maxで同社は、ライバルのIntelやAMDに多くの共通のシナリオで勝るプラットフォームをすでに提供しており、そしてAltra Maxは現在では量産と一般販売を始めている。ただしこれらのチップは、ARMの標準アーキテクチャであるNeoverse N1がベースだが、しかしこれから同社は、5nmのプロセスによる独自のAmpere Coreをローンチしようとしている。…続きを読む

エネルギー事業で余った天然ガスを利用し暗号資産のマイニングに電力供給するCrusoe Energy
Crusoe Energy(クルーソーエナジー)の2人の創業者が、今日の地球が直面している2つの大きな問題、すなわちハイテク産業のエネルギー使用量の増加と、天然ガス産業に関連した温室効果ガスの排出に対する解決策を見つけたかもしれない。 エネルギー事業で余った天然ガスを利用してデータセンターや暗号資産のマイニング事業に電力を供給するクルーソーは、事業の拡大に向けて、つい最近ベンチャーキャピタル業界のトップ企業から1億2800万ドル(約139億6396万円)の新規資金を調達したところであり、これはこれ以上なく良いタイミングだ。 温室効果ガ…続きを読む

データセンターの膨大な電力需要を補うための液浸冷却技術にマイクロソフトが参入
LiquidStackもやっている。Submerもそうだ。どちらも地球を救うために、機密データを搭載したサーバーを液体に浸しているのだ。そしてついに、データセンターのエネルギー効率を向上させるため、世界最大級のハイテク企業であるMicrosoft(マイクロソフト)が液浸冷却市場に参入した。 マイクロソフトは、水の沸点よりも低い華氏122度(摂氏50度)で沸騰するように設計された自社開発の液体をヒートシンクとして使用し、サーバー内の温度を下げることで、オーバーヒートのリスクなしに、フルパワーで稼働できるようにしている。 関連記事 ・仮想…続きを読む

仮想通貨批判の的であるエネルギー消費量を95%も削減する二相式液浸冷却式データセンターを展開するLiquidStack
データセンターとビットコイン採掘事業は、膨大なエネルギーを消費しており、この2つの事業が爆発的に成長すると、世界的な温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みを帳消しにしてしまう恐れがある。これは仮想通貨事業に対する大きな批判の1つであり、業界の多くの人々がこの問題に対処しようとしている。 そこに新たに参入したLiquidStack(リキッドスタック)は、仮想通貨のハードウェア技術を開発するBitfury Group(ビットフューリー・グループ)から、1000万ドル(約11億円)の投資を受けてスピンアウトした会社だ。 以前はAllied …続きを読む

マイクロソフトがProject Natickで海底データストレージの実行可能性を確認、乾燥地と比べて信頼性が最大8倍
Microsoft(マイクロソフト)はスコットランドのオークニー諸島沖の海底に設置した輸送コンテナサイズの海中データセンターを使用するという数年にわたる実験を終えた(Microsoftリリース)。同社は「Project Natick」と呼ぶ海中データウェアハウスを夏の初めに水中から引き揚げ、この数カ月をデータセンターとその中の空気の研究に費やし、モデルの実行可能性を判断した。 結果は、オフショアの海中データセンターを使用すると、性能の点でうまく機能するだけでなく、データセンター内のサーバーの信頼性が乾燥地に比べ最大8倍になることがわか…続きを読む

レーザー照射による水中Wi-Fiシステムをサウジの研究チームが開発
サウジアラビアにあるキングアブドゥラ科学技術大学(KAUST)の研究チームが、水中で使用するる双方向ワイヤレスデータ接続(KAUSTウェブサイト)を開発した。確固としたワイヤレスデータ接続は、携帯電話サービスから家のWi-Fiネットワークまで、私たちの日常生活の中で基本的に当たり前のものになっているが、水のような媒体の中で高速のワイヤレス接続を実現するのはとてつもなく難しい。実現すれば、水中のデータセンターを常に地上のネットワークインフラと接続できる極めて価値の高いものになるだろう。 KUASTの研究チームは、モデムの役割を果たすRa…続きを読む

マイクロソフトがスコットランド沖の海底データセンターを新型コロナワクチン開発に活用
新型コロナウイルスの効果的な治療法を発見する努力における課題の1つは、簡単にいえば規模の問題だ。 ウイルスが健康な細胞に感染するメカニズムを解明するためにはタンパク質の構造解明がカギとなる。 新型コロナウイルスの折り畳み構造をモデル化するためには巨大なコンピューティング能力を必要とするため、一般ユーザーのパソコンをグローバルな分散処理ノードとして利用するFolding@homeのような取り組みが非常に効果的だ。Microsoft(マイクロソフト)は、こうした努力に貢献するためにオンデマンドで処理をスケール可能な海底データセンターを利用…続きを読む

データセンター企業Equinixが大手電気通信事業者Bell Canadaのデータセンター13カ所を約800億円で買収
データセンター企業であるEquinix(エクイニクス)は最近、69四半期連続の成長を記録した。継続的な売上成長を達成した手法の1つは戦略的買収だ。同社は米国6月1日、カナダの大手電気通信事業者であるBell Canada(ベルカナダ)からデータセンター13カ所を7億5000万ドル(約800億円)で買収し、カナダ国内の基盤を大幅に拡大すると発表した。 Equinixは買収金額について売上高と調整後利益という2つの財務的指標から詳細に説明した。売上高に関しては、直近四半期の実績を4倍した「年換算売上高」1億500万ドル(約110億円)に対…続きを読む

17年以上69四半期連続で売上が増加しているデータセンターベンダーのEquinixとは
良い時も悪い時も一貫しているとき、そこには何か語るべきことがある。驚異的な一貫性で実績を上げる企業の1つが、国際的なデータセンターベンダーであるEquinix(エクイニクス)だ。同社によると、69四半期連続で売上高が増加しているという。 これは驚くべき記録だ。17年以上にわたり売上高が成長している。連勝が始まったのは2003年だということだ。当四半期も堅調だった。経済の混乱にもかかわらず四半期売上高は14億4500万ドル(約1500億円)と前年同期比6%増、前四半期比では2%増となった。同社は、企業がサーバー用にスペースをレンタルでき…続きを読む

マイクロソフトがニュージーランドに初のデータセンター設置、クラウド利用増に対応
新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックで経済の先行きが不透明であるにもかかわらず、成長を続ける分野がクラウドコンピューティング。直近の四半期決算でAzureが59%成長したMicrosoft(マイクロソフト)がニュージーランドにデータセンターを設置すると発表したのはおそらくこのためだ。海外投資局から許可が降り次第、新データセンターをオープンさせる。 「ニュージーランドのデジタルインフラへの今回の大型投資は、イノベーションに対する同国の素晴らしい精神への誓いであり、国としての可能性を我々がいかに広げていくかを反映している」と…続きを読む

Google Cloudがラスベガスにデータセンターをオープン
Google Cloud(グーグル・クラウド)は4月29日、ラスベガスのデータセンターリージョンの正式オープンを発表した。米国西部のリージョンは4カ所となり、ラスベガスは既存のデータセンター(カリフォルニア州ロサンゼルス、オレゴン州ダレス、最近オープンしたユタ州ソルトレイクシティ)を補完することになる。 Googleは現在、世界合計23地域でアプリケーションをホストするオプションを顧客に提供している。今回の新しいリージョンのオープンにより、米国のリージョンは7つとなる。 Googleのすべての新しいリージョンと同様に、ラスベガスでも3…続きを読む

2020年のデータセンターM&A総額が早くも2019年実績超え
全てのニュースが経済活動をマイナスに押し下げるものとなっているこの時期に、Synergy Research(シナジー・リサーチ)は23日、今四半期のデータセンターM&Aがかなり活発で、すでに2019年の実績を上回ったとする新たなレポートを発表した。 急増は主に84億ドル(約9000億円)ものDigital Realty(デジタル・リアルティ)によるInterxion(インターシオン)の買収だ。Synergyによると、これはこれまでで最大のデータセンターM&Aで、このディールにより四半期の計28件の総額は150億ドル(約1兆6000億円…続きを読む

AWS Nitroの競合技術を有するPensandoが脱ステルス
元Cisco(シスコ)の技術者たちが創業したエッジコンピューティングのスタートアップであるPensando(ペンサンド)がシリーズCで1億4500万ドル(約157億7000万円)を調達し、ステルス状態を終えた。同社のソフトウェアとハードウェアはデータセンターにおけるクラウドコンピューティングサーバーの柔軟性を拡大し、Amazon Web ServicesのNitroと競合する技術と位置づけられる。 今回のラウンドはHewlett Packard EnterpriseとLightspeed Venture Partnersがリードし、こ…続きを読む


