Maeda Hiroaki の記事

  • Code.orgの提唱した「Hour of Code」、2週間で2000万人が学び、生まれたコードは6億行

    Code.orgの提唱した「Hour of Code」、2週間で2000万人が学び、生まれたコードは6億行

    一年ほど前、Hadi PartoviとAli Partoviの兄弟がCode.orgを立ち上げた。目的はアメリカにおけるコンピュータサイエンスやSTEM教育の普及を支援するためだ。合衆国中でSTEMに力を入れる学校やコースを増やすことを目指している。どうやら、このCode.orgの動きは大きな流れとなり始めているようだ。 12月9日、Code.orgはHour of Codeという全国キャンペーンをスタートさせた。Code.orgにあるコーディングコースやチュートリアルを使って、アメリカ中の先生に初歩のコンピューターサイエンスの授業を…続きを読む

  • 皆が幸せなホリデーにちょっとイラっときたので、サムスンのCMにケチをつけてみた

    皆が幸せなホリデーにちょっとイラっときたので、サムスンのCMにケチをつけてみた

    今年は「本年度の最悪広告」候補がないのではないかと危惧していたところ、サムスンがぎりぎりでエントリーしてくれたようだ。 サムスンの意識としては「クリスマスプレゼント」(ついこちらと比較したくなる)のつもりなのかもしれないが、少々的外れなのではなかろうか。 しばしば巨匠の制作する映画には謎めいた部分が残る。サムスンのCMビデオを見て感じる違和感も、それと類似のものなのかもしれない。ともかくビデオを見て、そしていろんな人が感じた疑問点について考えてみて欲しい。 0:15 – 「クールなものを見てみたいかい?」などと、見知らぬ人に言われれば…続きを読む

  • エフェクター型ドラムマシーンのBeatBuddy、indiegogoでも大人気

    エフェクター型ドラムマシーンのBeatBuddy、indiegogoでも大人気

    こんなものがあれば良いと想像すらしていなかった。indiegogoでクラウドファウンディングによる資金調達を目指しているBeatBuddyの話だ。エフェクターの類に見えるが、これが実はドラムサウンドを鳴らすためのマシンなのだ。ギター・エフェクターに繋いでブレイクビーツのようなサウンドを鳴らすことができる。ギターを弾きながら、同時にドラム演奏をするようなこともできる。 簡単に言ってしまえばエフェクター型ドラムマシンということだが、製作者によれば、これまでに存在しなかったプロダクトであるとのこと。さまざまなドラムパターンやフィルインを足だ…続きを読む

  • Instagram Directは人気機能となるだろうか?

    Instagram Directは人気機能となるだろうか?

    すでにご存知のことと思うが、InstagramはInstagram Directという、プライベートなメッセージング機能をリリースしている。 特定の人々にのみ写真を送り(最大15人まで)、そして送られた人たちの間のみでいろいろとチャットを楽しもうというものだ。 新機能は人気を集めていくだろうか。 まず、ともかくInstagramにプライベートなメッセージング機能を持たせることは必要なことだったと思う。FacebookやInstagramが公開性に注力している中、SnapchatやTwitterなどのライバルがダイレクトメッセージ(個人…続きを読む

  • Snapchatのリプレイ機能は、Snapchat自体を消し去る時限爆弾?!

    Snapchatのリプレイ機能は、Snapchat自体を消し去る時限爆弾?!

    Snapchatを使っていて一番不便なのは、音声付きのスナップが送られてきたのに、うっかり聞き漏らしてしまうことがあることだ。騒々しいところで開いてしまったり、あるいは音がならないようにしているときに開いてしまったりする。Snapchatがリリースした最新版に搭載されたリプレイ機能は、そうした問題にも対処しようとするものなのかもしれない。1日に1度、送られてきたスナップをもう1度再生することができるようにするものだ。しかしこれがむしろ大きな問題を引き起こすことになる。自らの特徴である「はかなさ」(短期で消滅する性質:ephemeral…続きを読む

  • Snapchat、フィルター、スタンプ、そして議論となりそうな「リプレイ」機能を実装

    Snapchat、フィルター、スタンプ、そして議論となりそうな「リプレイ」機能を実装

    クリスマスを前に、Snapchatがアプリケーションのアップデートを行った。今回のアップデートでフィルター(ビジュアルフィルターとスマートフィルターがある)やフォント指定機能、そして最も話題になりそうな「リプレイ」(replay)機能などが加わることとなった。 新しい機能で、一番利用頻度が多そうなのは「ビジュアルフィルター」だろう。写真にカラーエフェクトを加えるといったようなことができるようになった。どうすれば使えるのだろうと悩んでしまう人も多いと思うが、それはきっとティーンエイジャーじゃないからだ。右から左にスワイプすればフィルター…続きを読む

  • 地を這い壁を登り、バットで打ちのめしても襲ってくるロボットたち(TIDWRTWHUFOO)

    地を這い壁を登り、バットで打ちのめしても襲ってくるロボットたち(TIDWRTWHUFOO)

    将来はボディ・パーツごとに切り分けられてショップで売られてしまう定めの人類のみなさん、こんにちは。ロボットに食いちぎられる覚悟はできただろうか。「もう諦めているよ」という人が多いことだろうと思う。毎度毎度のTIDWRTWHUFOO(毎度のご案内だがToday In Dystopian War Robots That Will Harvest Us For Our Organsをわかりやすく短縮しているのだ)の時間、今回も皆さんの諦めが正しいことを示すロボットを紹介しよう。小さな空飛ぶロボットと、大きな木登りロボットと、そしてちょっと大…続きを読む

  • 「メーカー」時代の訪れとこれからのさらなる進化の予感

    「メーカー」時代の訪れとこれからのさらなる進化の予感

    ハードウェア(ガジェット)の製造について、私たちは今、ターニングポイントにいると言えるのではないだろうか。ソニーやサムスン、あるいはLGというビッグカンパニーのイノベーション速度が大幅に低下してしまっているように感じる。こうした大企業の動向に基づくニュースを、今年はいくつ耳にしたことだろう。 もちろん年末である今は、新年早々に行われるCESに向けてさまざまな発表を控えている時期であるというのはあるだろう。しかしそのCESにても、大画面テレビや超薄型ノートパソコン、あるいは性能が向上した冷蔵庫などなど、「革新」とは呼べないレベルのモノた…続きを読む

  • 自作コンピューターキットのKano、Kickstarterで10万ドルを目指すも結局は150万ドルを調達

    自作コンピューターキットのKano、Kickstarterで10万ドルを目指すも結局は150万ドルを調達

    KanoはRaspberry Piをベースとした自作コンピューターキットで、Kickstarterにて10万ドルの資金調達を目指していた。この資金で、2014年夏までに1000台のKanoキットを世に送り出そうと考えていたのだ。しかしこの目標額はわずか6時間で集まってしまった。結局(現在Kickstarterキャンペーンは終了間際だが)150万ドル近くの資金を調達するに至っている。 キットの価格は99ドルで、パーツに分かれた形で送られてくる。コンピューターというのがいったいどうなっているのかと興味をもちながら(ちなみにこのキットのメイ…続きを読む

  • CrunchBaseデータで見る成功したスタートアップの動向(資金調達額とイグジット額の比較)

    CrunchBaseデータで見る成功したスタートアップの動向(資金調達額とイグジット額の比較)

    (本稿執筆はMark Lennon) CrunchBaseにも、イグジット関連のデータが蓄積されてきた。成功を収めたスタートアップのデータを詳細に分析して、ベンチャー投資との関連などについて分析してみよう。 まず、アメリカ国内の成功したスタートアップについて見ると、平均で4100万ドルの資金を調達していて、そして2億4290万ドルでのイグジットを果たしている。また、より大きな資金規模でのイグジットを果たした企業は、より多くの資金を調達しているという相関を確認することもできる。ただしファンディングを行う期間の長短により、買収ないし公開と…続きを読む

  • 注目すべきはPrime Airのみならず。Amazonの陸上配送に新システム登場か?!

    注目すべきはPrime Airのみならず。Amazonの陸上配送に新システム登場か?!

    Amazonは本気でドローンによる無人空輸システムを考慮中であるようだ。リリースされたコンセプトビデオもなかなかの出来だったように思う。しかし思わぬところから「ちょっと待った」の声がかかった。アピールしてきたのはiPhoneやAndroid端末から操作するボール型玩具を開発するSpheroだ。Amazon Prime Airに対抗して、「Amazon Ground」と名づけた配送システムを提案するビデオをリリースしている。 Spheroとはスマートフォンやタブレットからコントロールするボール型ロボットだ。光輝き、1台ないし複数のSph…続きを読む

  • Hub、夫婦に加えておじいちゃん、おばあちゃんも巻き込む情報共有アプリケーションをリリース

    Hub、夫婦に加えておじいちゃん、おばあちゃんも巻き込む情報共有アプリケーションをリリース

    家族でも、あるいは仕事仲間とでも、お互いのスケジュールなどの情報を共有することは非常に難しい。皆がそれぞれ自分の好きなカレンダーやTo-Do管理ツールを使っていて、それぞれの情報をチェックすることがとても難しいのだ。そこに登場してきたのがHubだ。家族間のそれぞれが、今使っているツールを使い続けながら、簡単にカレンダーやTo-Doリストなどを共有するための機能を提供する。 Hubを生み出したのはSimplyUsを作ったのと同じチームだ。昨年の春頃から夏にかけて流行した「夫婦」ないし「カップル」用のサービスのひとつだ。実はこのSimpl…続きを読む

  • 不満だらけの十代も、テックで優しくなれる。ホリデーシーズンにはそんな甘い夢をAppleと

    不満だらけの十代も、テックで優しくなれる。ホリデーシーズンにはそんな甘い夢をAppleと

    ティーンエイジャーの頃、年末年始のホリデーシーズンに、実家に帰省するのが大嫌いだったという記憶をもつ人は多いのではないだろうか。少なくともぼくはそうだった。不機嫌な顔をして友だちと田舎のつまらなさについてメッセージのやり取りをしたり、あるいはゲームに興じていたりしたものだ。最初はそういう不満だらけの十代少年の話なのかと思った。実はそうではなく、不満を感じてるように見える少年も、得意の「テック」を使って家族と愛で結ばれるという内容だ。 Appleは、たとえばAndroid陣営からプラットフォームが閉鎖的であるとか、あるいは何かおたく的視…続きを読む

  • サービスの方向性が迷走し、新たな可能性は感じられない。Instagram Directは失敗だと思う

    サービスの方向性が迷走し、新たな可能性は感じられない。Instagram Directは失敗だと思う

    友だちは誰もInstagram Direct(IGDと略す)を使っていないようだ。少なくとも今のところは使っていないらしい。先週の木曜日にスタートしてから、これまでに受け取ったIGDメッセージは2件だけだ。その間、頻繁にメッセージのやり取りをする友だちのうち20名以上がInstagramに画像を投稿している。あるいはやはり同一期間内で、18名から60通ほどのSnapchatメッセージを受け取った。始まったばかりのサービスを云々するのは時期尚早なのかもしれないが、しかしどうやらIGDは失敗に終わるのではないかという思いを強くしつつある。…続きを読む

  • 「コーディング教育など無用だ」。そう主張する人に伝えたいこと

    「コーディング教育など無用だ」。そう主張する人に伝えたいこと

    久しぶりに、オバマ大統領が2つの話題でTwitterを賑わした。ひとつはもちろん追悼式典会場における自分撮り記念写真の可否問題で、もうひとつは「皆にコーディングを学んで欲しい」という発言だ。 Computer Science Education Week関連イベントの一貫として、オバマ大統領は「アメリカ人全員にコーディングを学んで欲しい」旨を訴えかけるビデオを投稿した。 「コンピューター関連のスキルを身に付けることは、皆さん自身の未来に係るだけではないのです。アメリカという国にとっても非常に重要なことなのです」と大統領は言う。「アメリ…続きを読む

  • ZeptoLab、人気ゲームの続編Cut the Rope 2を12月19日に公開予定

    ZeptoLab、人気ゲームの続編Cut the Rope 2を12月19日に公開予定

    Angry BirdsのRovio等、世界中で成功をおさめているゲームカンパニーがいくつか登場してきている。Cut the RopeのZeptoLabもそのひとつに数えることができるだろう。しかしRovioの方は4200万ドルの資金を調達しているのに対し、ZeptoLabの方は2010年からの大ブレイクを経験しつつも、外部資金は入れていない。 世界中で大ヒットとなっているゲームメーカーが、外部の資金を入れていないというのはかなり意外な感じがするかもしれない。しかしだからと言って動きが停滞しているというようなこともなく、続編のリリースも…続きを読む

  • Twitter、近くにいる人のツイートを表示する「Nearby」機能をテスト中

    Twitter、近くにいる人のツイートを表示する「Nearby」機能をテスト中

    ウォールストリート・ジャーナルの記事によると、Twitterが「Nearby」と名づけた新機能をテストしているようだ。どんな機能かと言えば、相手をフォローしているか否かに関わらず、地理的に近くにいる人のツイートを表示するものだ。 なかなか面白そうなところもありそうだが、しかしNearbyはプライバシー問題を引き起こすことにもなろう。ウォールストリート・ジャーナルにもあるように「Twitterは2010年からツイートに位置情報を付加できるようにしている。しかしこの機能はデフォルトではオフになっていて、利用希望者は自らこの機能をオンにする…続きを読む

  • Googleが「Big Dog」のBoston Dynamicsを買収

    Googleが「Big Dog」のBoston Dynamicsを買収

    GoogleがBoston Dynamicsを買収した旨のアナウンスを行った。Big DogやPETMANなどの四足ないし二足のロボットで話題を集めたところだ。ロボット関連での買収は、Googleにとって8番目のケースとなる。 今のところ、Boston Dynamicsからの詳細情報のアナウンスはない様子だ。 情報源はNew York Timesの記事。Boston DynamicsのCEOであるMarc Raibertによると、DARPAとの間で軍事協約のようなものも結んでいたとのこと。Googleはこの協定を継続していくつもりはな…続きを読む

  • 「Creative」はもう古い。LinkedInではプロフィール欄に「Responsible」と記すのが流行中(流行語トップ10付)

    「Creative」はもう古い。LinkedInではプロフィール欄に「Responsible」と記すのが流行中(流行語トップ10付)

    LinkedInのプロフィールに「creative」であると記すのがはやった時代は去ったようだ。 LinkedInは2013年に多く使われたバズワードを発表した。これは登録利用者のプロフィール欄に登場する頻度によりランキングしたものだ。2011年と2012年については、最も多く利用されたのは「creative」の語だった。しかし今年についていえば「responsible」(責任者)の語が「creative」を上回ったそうだ。自ら「creative」を名乗るよりもまっとうな自己表現タームではあるが、しかしその分インパクトに欠ける用語であ…続きを読む

  • ソーシャルネットワークへの投稿をスケジューリングするBuffer、β段階から好調のBuffer for Businessを正式リリース

    ソーシャルネットワークへの投稿をスケジューリングするBuffer、β段階から好調のBuffer for Businessを正式リリース

    サンフランシスコに拠点をおくBufferがBuffer for Businessを正式にリリースした。BufferはFacebook、Twitter、その他のソーシャルチャネルへの投稿をスケジューリングすることのできるサービスだ。ソーシャルメディアへのプレゼンスをコントロールしようとする多くのブランドが利用している。今回正式リリースとなったBuffer for Businessは、これまでの数ヶ月間の間、小規模なプライベートベータとしてテストを行っていたものだ。記したように、これまでもブランドにとっては便利なサービスだったわけだが、ビ…続きを読む