タグ: チューリッヒ工科大学 / ETHZ(組織)

ETHZに関する記事一覧

  • 極小3Dプリント技術のScronaは大規模な製造業向けのプランを立ち上げる

    極小3Dプリント技術のScronaは大規模な製造業向けのプランを立ち上げる

    Scrona AGは2015年に「最小のインクジェットプリントカラーイメージ」でギネスの世界記録になり、ちょっとした話題を呼んだ。80×115マイクロメートルのカクレクマノミの絵は、Kickstarterでキャンペーンのときも話題になった。 ETH Zurich(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)からスピンオフした同社は、さらに大きな志を抱き、積層造形 / 3Dプリントを大量生産の世界に導入するために、極小プリント技術の規模を拡大することを計画、特にディスプレイ、PCB、半導体などのエレクトロニクス分野への応用を視野に入れている。後者…続きを読む

  • チューリッヒ工科大学の四足歩行ロボットANYmalがハイキングに挑戦

    チューリッヒ工科大学の四足歩行ロボットANYmalがハイキングに挑戦

    ここ数年、ロボット研究者たちが有脚ロボットで実現した成果は驚くべきものばかりだ。2021年7月にオレゴン州立大学はCassieを5km走らせたのは記憶に新しいところだが、今週、チューリッヒ工科大学の研究者たちは、ANYmalロボットが近くの山を登る訓練でその身体能力を伸ばしたと発表した。 訓練した四足ロボット(Boston Dynamicsの製品をどうしても連想させる形状の)は、近くのエッツェル山という標高1098メートルの山頂を歩くように訓練されている。このロボットは、120メートルの標高差がある山道を31分間で歩くことができたとい…続きを読む

  • ロボットとAIが「空中庭園」の設計と建設をサポート、チューリッヒ工科大学による実験プロジェクト

    ロボットとAIが「空中庭園」の設計と建設をサポート、チューリッヒ工科大学による実験プロジェクト

    建築や建設は、常に技術や素材のトレンドの最先端を静かに進んできた。チューリッヒ工科大学のような著名な工科大学で、AIやロボットを使った新しいアプローチのプロジェクトに取り組んでいても何ら不思議ではない。そこで行われている設計と建設を自動化する実験は、10年後に住宅やオフィスがどのように作られるかを示している。 このプロジェクトで作られているのは、古代都市バビロンの伝説的な建造物にヒントを得た「空中庭園」、つまり巨大なプランターの彫刻物だ(ちなみに、バビロン遺跡の有名な「イシュタル門」を発掘・盗掘したロバート・コールドウェイは私の祖先で…続きを読む

  • スイス大研究チームがヒトデの幼生から着想を得たマイクロロボットを超音波で動かすことに成功

    スイス大研究チームがヒトデの幼生から着想を得たマイクロロボットを超音波で動かすことに成功

    マイクロロボットは、業界の多くの人々にとって長年の関心事だった。このようなテクノロジーは、最終的に多くのアプリケーションを提供できる可能性があり、その中にはヘルスケア分野における有用な機能も含まれる。例としてよく挙げられるのが、薬の薬物送達やマイクロサージャリーなどだ。 このテクノロジーで生じる最大の疑問は、移動性をどうやって確保するかだ。具体的にいうと、バッテリーやその他の技術を搭載せずに、どうやってロボットを動かすかということである。よく提案されるのは磁石を使う方法だが、スイス連邦工科大学チューリッヒ校のチームは、超音波を使ったま…続きを読む

  • 大きな塊にもできる植物由来肉を開発したPlanted、シュニッツェルはじめさまざまな料理に

    大きな塊にもできる植物由来肉を開発したPlanted、シュニッツェルはじめさまざまな料理に

    スイスの代替プロテイン企業Plantedが2021年の2度目のラウンドで、1900万スイスフラン(約23億円)を「プレB」の成長資金および製品開発資金として調達した。米国進出も予定にはあるが、当面はPlantedの顧客はヨーロッパに限定され、彼らだけが新製品の純植物性シュニッツェルを味わうことができる。 関連記事:スイスの代替肉メーカーPlantedが製品の多様化と市場拡大に向けシリーズAで約19.8億円を調達 Plantedは2019年に、スイスのチューリッヒ工科大学からのスピンオフとして登場した。同社の共同創業者たちは、植物のタン…続きを読む

  • ディズニー・リサーチがニューラルネットワークを活用した顔交換技術を開発、高解像度映像を作成可能に

    ディズニー・リサーチがニューラルネットワークを活用した顔交換技術を開発、高解像度映像を作成可能に

    ディズニー・リサーチがチューリッヒ工科大学(ETH Zurich)と共同で発表した新しい論文で、写真やビデオの顔を入れ替えるための完全に自動化されたニューラルネットワークベースの方法について述べられている。研究者によれば、それはメガピクセルレベルの高解像度で最終結果を生み出す手法としては初だという。現実世界の出来事だと視聴者を納得させるのに十分に高解像度な映像を作り出せるので、テレビや映画での使用に適しているかもしれない。 研究者はこの技術を使って、既存の俳優が演技している顔を置き換えることを考えている。例えば若返らせたり老化させたり…続きを読む

  • モノに触れずにつかめるロボ用超音波グリッパー

    モノに触れずにつかめるロボ用超音波グリッパー

    ロボットが、病院やスマホ修理店などで仕事を手伝う場合、少なくともそっとモノに触れる必要がある。まったく何にも触れずに手伝うということは可能なのだろうか? 超音波を利用して物体を空中に浮遊させて支えるグリッパーを開発した研究者がいる。非常にデリケートな作業にも適用できるものだ。 画像クレジット:Stefan Weiss/ETH Zurich これは、極めて精緻に制御された周波数と音量で音波を発生する小さなスピーカーの配列で実現されている。それらが、ある種の定在圧力波を発生し、物体を持ち上げる。また、さまざまな方向から圧力をかけることで、…続きを読む

  • 1mmのダビデ像を3Dプリンターで出力、ミクロ・アンジェロだ!

    1mmのダビデ像を3Dプリンターで出力、ミクロ・アンジェロだ!

    3Dプリンティングはもうあらゆる産業分野で利用されているので、いまさらデモをしなくも誰もがその有用性を知っている。しかし、だからといってデモがなくなるわけではない。そのほとんどは「またか」というものだが、中には驚かされるケースもある。その1つが高さ1ミリメートルのダビデ像だ。ミケランジェロの有名な彫刻を、新しいテクノロジーを用いて銅で出力したのだという。 タイニー・ダビデと名づけられたミニ彫刻は、スイス連邦工科大学チューリッヒ校のスピンオフ企業、Cytosurge(サイトサージ)からさらにスピンオフしたExaddon(エクサドン)が製…続きを読む

  • ロボットはそっとつかんだり、倒れても起き上がれるようになった――適切なユースケースを考えよう

    ロボットはそっとつかんだり、倒れても起き上がれるようになった――適切なユースケースを考えよう

    現在のロボットの能力は驚異的レベルに達しているが、特定の分野を除いて活用は進んでいない。ここではロボットの物理的柔軟性ではなく、人間の頭の柔軟性が何より求められるところだ。この記事では新たな能力を獲得した3種類のロボット・テクノロジーを紹介する。最初のロボットは複雑、微妙な作業ができる手を備える。2番目は倒れても自力で起き上がれる。3番目は過去に一度も見たことがない視覚的指示に基づいて行動できる。 これらのロボットは別々の組織で独立に開発されたものだが、今日(米国時間1/16)、 Science誌のロボティクス特集号で一堂に会して紹介…続きを読む

  • 四足ロボットANYmalがチューリッヒの地下の下水路を冒険旅行する

    四足ロボットANYmalがチューリッヒの地下の下水路を冒険旅行する

    CheetahbotやSpotのような複数脚のロボットの多様な用途については、すでに多くが語られてきたが、でも実際にそれらが実現するためには、分野ごとに多くの困難がある。そして、下水道の点検という重要な仕事の訓練のために、このスイス製の四足ロボットは地下深くへと下(お)りていった。今後の実際の仕事には、人命救助もありうるだろう。 ETH Zurich / Daniel Winkler このロボットはANYmalと呼ばれ、スイス国立工科大学、略称ETH Zurichと、そこからのスピンオフANYboticsの長期的なコラボレーションだ。…続きを読む

  • この3Dプリントされたキャンプ用コンロは、とても効率が良く風にも強い

    この3Dプリントされたキャンプ用コンロは、とても効率が良く風にも強い

    私はキャンプが大好きだ。だがテントから起き出して来たのにまだコーヒーができていないあの瞬間は大嫌いだ。沸かないポットから目を離すわけにもいかず、テントを開けたら暖かい空気が逃げてしまって意味がないので単に寝に戻るわけにもいかない。ああまったく!だがスイス人たちがお湯をより速く沸かす素晴らしい方法を発見してくれた。この素敵なコンロが今すぐ欲しい。 PeakBoilコンロを生み出したチューリッヒ工科大学のデザイン学生たちは、明らかに私と同じ問題を抱えていたに違いない。そして彼らは実際に悪天候の中でキャンプを行っているので、通常のガスバーナ…続きを読む

  • お天気の視覚化は目的別分野別に多様であるべき、と主張するスイスの大学のプロジェクト

    お天気の視覚化は目的別分野別に多様であるべき、と主張するスイスの大学のプロジェクト

    空の雲を見て、“犬”や“綿毛”を連想する人もいる。あるいは、“あれは衰退中の積雲で、羽毛のようなエッジは北からの高気圧が上昇気流によって終わりつつあることを示唆しているが、そのためにたぶん乱気流が生じるだろう。それに、ちょっと犬にも似ているな”、と思う人もいる。天候データの複雑で美しい視覚化は、後者の人びとが作っているのだ。 ETH Zürich(スイス連邦工科大学チューリッヒ校, ETHZ)のMarkus Grossが率いるプロジェクトは、天候データの視覚化はその利用目的や利用分野によって多様であるべき、と考えている。そこで彼のチー…続きを読む

  • マグネシウム製の食べられる温度センサーが食品の鮮度を保つ

    マグネシウム製の食べられる温度センサーが食品の鮮度を保つ

    生鮮食品の温度を輸送時に適温にキープすることは意外と難しいが、スイスの人たちはそれに取り組んでいる。この前彼らは本物の果物の荷の中に混ぜ込むロボットフルーツを発明したが、今度は別のチームが、食品に貼り付ける生分解性の温度センサーを作った。そのセンサーは、食品の出荷地からあなたの口の中胃の中まで旅をする。 食品の現在の温度を目視で、あるいは手作業で確認するのは困難だが、温度をコンスタントにかつワイヤレスでモニタできるなら、時間と労力の大きな節約になる。 これまでもRFIDタグなどを使えばそれはできたが、金属製のタグを誤飲したりしたら、そ…続きを読む

  • コバルトのナノドットで磁気RAMができる、しかも高集積・超高速の

    コバルトのナノドットで磁気RAMができる、しかも高集積・超高速の

    磁気ストレージといえば、主にテープやディスクのことだが、安くて安定性が良いので長期保存に適している。そこが、固体〔主にシリコントランジスタ〕ドライブや揮発性メモリと違う。それらは高速だが高価で、一時的保存に適している。でも新しい研究が、両者の良いとこ取りを可能にするかもしれない。 磁気ストレージの主な問題は、データを書き込む==磁化の向きを変えるためには、帯電したコイルをディスクやテープ上の目的の場所に物理的に移動しなければならないことだ。固体ストレージは、ファイルシステムが何ギガバイトものデータをどこにでも瞬間的に書き込むことができ…続きを読む

  • 3Dプリントで作ったソフトな人工心臓は本物そっくりに動く

    3Dプリントで作ったソフトな人工心臓は本物そっくりに動く

    人工装具の科学技術はここ数年飛躍的な進歩を遂げ、それを補完するソフトロボティクスの研究が特に際立っている。本物のように柔軟に曲がるロボットアームの技術を、もっと複雑な臓器 ―― 例えば心臓 ―― にも応用できることをスイスの研究者らが示した。 人工心臓の問題の一つは、金属とプラスチックでできた機構を組織に同化させることが難しく、不自然な動きのために血液を損傷する恐れがあることだ。 スイス、チューリッヒ工科大学で博士課程の学生、Nicholas Cohrsが率いる少人数のチームが作ったのは、全体がソフトな初めての人工心臓と彼らが呼ぶもの…続きを読む

  • VarCityは、オンラインで集めた画像から都市の3Dマップを作る

    VarCityは、オンラインで集めた画像から都市の3Dマップを作る

    今や世界中の主要都市では、いつでもあらゆる角度から写真やビデオが撮影されている。理論的には、十分な数が集まれば道路や建物の配置がわかる ―― 待て、理論的に? いや実際に、だ。VarCityというプロジェクトがスイスのチューリッヒを再現するデモを見せてくれた。 複数年にわたるこの取り組みは、数多くのオンライン資源 ―― ソーシャルメディア、公開ウェブカメラ、車載カメラ、空中写真など ―― から得た画像を収集・分析して都市の3Dマップを作っている。ある意味でGoogleストリートビューの逆だ。地図を写真で図解するのではなく、写真に基づい…続きを読む

  • 15万RPMで回る小型モーターが人工衛星の姿勢を保つ

    15万RPMで回る小型モーターが人工衛星の姿勢を保つ

    ASUのFemtosatのような小さな衛星の設計において空きスペースはとても貴重である。 これからの宇宙で必要なのは小さいことだ:トースターサイズのCubesatsや1インチのFemtosatsが混雑する宇宙を飛ぶさまを想像して欲しい。新しく発明された小さくて強力なモーターはそのビジョンとしっかり手を取り合い、燃料を使うことなく自身の位置制御を行うことができる小さな宇宙船を作ることを可能にする。 さてまずは、少々エンジニアリングのレッスンを。科学の時間だ! 高速モーターを製作中のTüysüz(写真手前) 人工衛星や探査機のようなユニッ…続きを読む

  • 四足で歩くこともできるクアッドコプターをスイスの大学が開発…協働するロボットチームの研究の一環として

    四足で歩くこともできるクアッドコプターをスイスの大学が開発…協働するロボットチームの研究の一環として

    スイスのチューリッヒ連邦工科大学の自律システム研究所が、究極の組み合わせロボットを作った。四足歩行ができること。大丈夫。クアッドコプター(四翼ヘリ)でもあること。それもOK。両方の機能を同時に使って床(ゆか)の上をはね回らせたい。朝飯前。 この二人組ロボットは、複数のロボットをチームとして協働させ、お互いを仮想的につなぎ合わせる、という例だ。クアッドコプターを小さなかわいいプラットホームから離陸させると、そこらを歩きまわって、要所に来たら飛行して上空から調査をする、といった仕事ができる。しかもこれは、最近見たロボットビデオの中では、い…続きを読む