タグ: 量子コンピューター(用語)
量子コンピューターに関連する記事一覧

D-Waveが量子ゲート方式の量子コンピューター製造を計画中
20年以上にわたり、D-Waveは量子アニーリングの代名詞だった。早期にこのテクノロジーに賭けたことで、世界で初めて量子コンピューターを販売する会社になるとともに、同社のハードウェアが解くことのできる現実世界の問題をある程度限定した。それは量子アニーリングがタンパク質折り畳みやルート選定などの最適化問題で特に有効であるためだ。しかし同社は米国時間10月5日のQubitsカンファレンスで、超電導量子ゲート方式量子コンピューターをロードマップに載せたことを発表した。同じタイプをIBMをはじめとする他社がすでに提供している。 D-Waveは…続きを読む

NTTが数学の真理探求と長期的研究開発強化に向け「基礎数学研究センタ」設立、量子コンピューティングの速さの根源解明
NTTは10月1日、長期的視野に立った基礎数学研究を推進するための組織「基礎数学研究センタ」(Institute for Fundamental Mathematics)を、NTT研究所内に新設した。現代数学の基礎理論体系構築に取り組みつつ、「量子コンピューティングの速さの根源」の解明や、未知の疫病の解明、新薬の発見などにおいて、「現代数学の手法を駆使した今までにないアプローチの提案を通じた貢献」を目指すという。 同センターのミッションは、「現代数学の多様かつ広範にわたる未知なる課題」に取り組み、「数学の真理の探求」を推進することであ…続きを読む

N予備校が量子計算入門を9月15日19時開講、高校生以上からすべての者が量子コンピューターのアルゴリズムを無料で学べる
ドワンゴは9月8日、教材・生授業・Q&Aをスマートフォンに最適化したオールインワン学習アプリ「N予備校」(Android版・iOS版)において、「量子計算入門」を2021年9月15日に開講すると発表した。料金は無料。講師は、社会人のための数学教室「すうがくぶんか」の内場崇之氏。また監修を電気通信大学教授の西野哲朗氏が行っている。 受講の際は、N予備校にログイン後、ホームのサイドメニューの課外授業欄から 「数理科学」→「量子計算入門」→「量子計算入門」の順に選択する。 「量子計算入門」の特徴 数学的側面を重視:量子コンピューターに関心が…続きを読む

「量子オーケストレーション・プラットフォーム」でニッチな分野を開拓するQuantum Machinesが55億円調達
イスラエルのスタートアップであるQuantum Machines(クォンタムマシーンズ)は、量子マシンを動かすための古典的なハードウェアとソフトウェアのインフラを構築しており、現地時間9月5日、5000万ドル(約55億円)のシリーズBラウンドを発表した。 今回のラウンドはRed Dot Capital Partnersがリードし、Exor、Claridge Israel、Samsung NEXT、Valor Equity Partners、Atreides Management LPの他、TLV Partners、Battery Ve…続きを読む

東京大学とIBMがゲート型商用量子コンピューター「IBM Quantum System One」の日本初始動を発表
東京大学とIBMは7月27日、日本初のゲート型商用量子コンピューティング・システム「IBM Quantum System One」が「新川崎・創造のもり かわさき新産業創造センター」(KBIC)において稼働開始したと発表。また発表会を開催した。 発表会では、東京大学総長 藤井輝夫氏、文部科学大臣 萩生田光一氏、科学技術政策担当大臣 井上信治氏、参議院議員および自由民主党量子技術推進議員連盟会長 林芳正氏、駐日米国臨時代理大使 レイモンド・グリーン氏、慶應義塾長 伊藤公平氏、東京大学教授・元総長 五神真氏、東京大学教授 村尾美緒氏、川崎…続きを読む

2023年までに1000量子ビットの量子処理ユニット(QPU)完成を目指すフランスPasqalが約32億円のシリーズA調達
世界有数の量子研究センターであるパリのInstitut d’Optique Graduate School(IOGS。光学研究所)から2019年に独立し、基礎研究からビジネスまで広範に利用できる量子処理ユニット(QPU)の開発・製造・販売を行うスタートアップPasqal(パスカル)は7月20日、2500万ユーロ(約32億円)の資金調達を発表した。ベンチャーキャピタルのQuantonation(クアントネシオン)と仏国防省防衛イノベーション部門が率いたシリーズAラウンドとして、6月に実施された。これにより、QPU開発とともにアプリケーシ…続きを読む

ソフトバンクが2030年代の「Beyond 5G」「6G」のコンセプトと12の挑戦を公開
ソフトバンクは、2030年代の商用化が期待されている、次世代移動体通信規格「Beyond 5G」および「6G」に向けた12の挑戦を公開しました。 内容としては、5Gの「ミリ波」よりもさらに高い周波数帯「テラヘルツ波」の利用や、無人の電気飛行機を使って成層圏に携帯基地局を浮かべる「HAPS」、LEO(低軌道通信衛星)を活用した、100%のエリアカバレッジなどが紹介されています。全文は下記の通りです。 (1)ベストエフォートからの脱却 これまでのモバイルネットワークでは、スマートフォンをインターネットに接続するベストエフォートなサービスを…続きを読む

Google協力、QunaSysが量子プログラミングや量子アルゴリズムを学ぶイベント「Cirq Bootcamp」開催
QunaSys(キュナシス)は、Googleの協力のもと、量子プログラミングや量子アルゴリズムを学ぶイベント「Cirq Bootcamp」を開催すると発表した。開催期間は6月26日午前9時から14時(JST)。参加費は無料。対象は、量子コンピューティングに興味がある大学生・大学院生だが、高校生や社会人も参加可能としている。開催形態はオンラインのみ(Zoom)。申し込みの際登録したメールアドレスにZoomの招待リンクを送付する。 同イベントでは、Googleがオープンソースで開発している、量子プログラミングフレームワーク「Cirq」を解…続きを読む

量子ビジネス構築に向けCambridge QuantumとHoneywellが合弁会社を設立
つい先日、量子コンピュータへの参入を発表したばかりのHoneywell(ハネウェル)と、量子コンピュータのソフトウェア開発に注力しているCambridge Quantum Computing(ケンブリッジ・クォンタム・コンピューティング、CQ)は米国時間6月8日、Honeywellの量子ソリューション(HQS)事業とCQを新たな合弁会社という形で統合すると発表した。 HoneywellはCQと長く提携しており、2020年CQに投資もした。今回のアイデアは、HoneywellのハードウェアとCQのソフトウェアに関する専門知識を合わせ、両…続きを読む

IBMと東京大学が量子コンピューター実用化に必要な部品の試験を行うハードウェア・テストセンターを開設
IBMは6月7日、将来の量子コンピューター技術の研究開発を行うハードウェア・テストセンター「The University of Tokyo – IBM Quantum Hardware Test Center」を東京大学浅野キャンパスに開設し、量子コンピューター動作環境を再現するプラットフォーム「量子システム・テストベッド」を設置したことを発表した。 同センターの開設は、IBMと東京大学が2019年12月に設立を発表した「Japan–IBM Quantum Partnership」に基づくもの。このパートナーシップは、「産業界とともに…続きを読む

東京大学に量子ネイティブ人材を育成する「量子ソフトウェア」寄付講座が開設、2021年6月1日~2024年5月31日の3年間
電通国際情報サービスは5月24日、東京大学大学院に、協賛企業9社による「量子ソフトウェア」寄付講座を開設すると発表した。期間は2021年6月1日から2024年5月31日までの3年間。 この講座は、東京大学大学院理学系研究科に設置され、同研究室科の「知の物理学研究センター」の協力で推進される。寄付講座とは、大学外部の団体から資金や人材などの寄付を受けて開かれる講座のこと。協賛企業は、CSK、NTTデータ、電通国際情報サービス、日鉄ソリューションズ、三井住友フィナンシャルグループ日本総合研究所、日本電気、日本ユニシス、富士通、blueqa…続きを読む

量子コンピュータ同士をつなぐ「量子モデム」を開発するオランダのQphoXが約2.6億円調達
やがて実際に使える現実のものとなったとき、もしそれらが離れ離れに置いてあるだけだったら、量子コンピュータの価値は限られてしまう。インターネットと同じように、価値はネットワークにある。だが現在、これらのパワフルなデバイスをつなぐ技術はほとんど存在しない。 そこで登場したのが、QphoXだ。量子コンピュータを「量子モデム」で接続するオランダの同スタートアップは、このたび200万ユーロ(約2億6000万円)の資金を調達した。 今回の資金調達ラウンドはQuantonation、Speedinvest、そしてHigh-Tech Gründerf…続きを読む

長距離量子暗号通信の事業化を目指すLQUOMが資金調達、量子中継機の事業化に向けたプロトタイプ開発
長距離量子暗号通信の事業化を目指すLQUOM(ルクオム)は4月19日、シードラウンドにおいて、第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。調達額は非公開としているものの、8000万円規模とみられる。引受先は、インキュベイトファンド。 2020年1月設立のLQUOMは、長距離量子暗号通信の実現に必須となる量子中継機の開発および事業化を進めるスタートアップ企業。新関和哉氏(横浜国立大学 大学院工学府)が代表取締役で、堀切智之氏(横浜国立大学大学院工学研究院准教授)がテクニカルアドバイザーに就任している。 同社はこれまで、量子中継器の…続きを読む

IonQがIBMの量子コンピュータ開発キット「Qiskit」をサポート
先にSPACを通じて上場したイオントラップによる量子コンピューティング企業のIonQが米国時間4月12日、同社の量子コンピューティングプラットフォームをオープンソースのソフトウェア開発キットであるQiskitと統合すると発表した。つまりQiskitのユーザーはコードに大きな変更を加えることなく、自分のプログラムをIonQのプラットフォームに持ち込むことができる。 これは一見大したことはないように思えるが、QiskitはIBM Researchによって設立されたIBMの量子コンピュータ用デフォルトツールであることは注目に値する。IBMと…続きを読む

IBMが量子コンピュータQuantum System Oneを初めて民間の医療機関に導入
IBMは、近年、同社製のQuantum System One(クアンタム・システム・ワン)を世界各地に設置してきたが、米国時間3月30日、Cleveland Clinic(クリーブランド・クリニック)との新しい10年間パートナーシップ契約により、米国の民間セクターとしては初めてとなる設置を発表した。これは、IBMが自社施設以外で初めて設置される量子コンピュータというだけでなく、医療機関が購入し導入する初の量子コンピュータでもある。この契約により、クリーブランド・クリニックはIBMが間もなく運用を開始する次世代型1000量子ビットを超え…続きを読む

IBMが量子コンピュータの開発者認定を開始
IBMは米国時間3月29日、量子コンピュータのプログラミングに関する初の開発者認定を開始すると発表した。 量子コンピュータはまだ初期段階にあるとはいえ、業界の識者の多くは、今こそ基本的なコンセプトを学ぶべきだというだろう。量子コンピュータのハードウェア面では、すぐに直感的に理解できるものはほとんどないが、実際に使われているソフトウェアツールは、現在業界で活躍している人々が開発したものがほとんどであり、ほぼすべての開発者にとって身近に感じられるはずだ。 正式名称「IBM Quantum Developer Certification(I…続きを読む

「量子ネイティブ」育成に向けた「Q-LEAP 量子技術教育プログラム」公式サイトが公開
「Q-LEAP 量子技術教育(QEd)プログラム」は3月25日、公式サイトを公開した。同サイトは、経済・社会的な重要課題に対し、量子科学技術(光・量子技術)を駆使して、非連続的な解決(Quantum leap)を目指す文部科学省・研究開発プログラム「光・量子飛躍フラッグシッププログラム」(Q-LEAP)において採択された人材育成プログラムのひとつとして運営されている。研究開発課題名は「量子技術教育のためのオンラインコース・サマースクール開発プログラム」で、研究開発代表者は野口篤史准教授(東京大学総合文化研究科)。 同サイトでは、量子技…続きを読む

日本IBMが量子コンピューター「IBM Q」を神奈川県・かわさき新産業創造センターに設置、2021年中に稼働
日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は3月23日、東京大学とIBMによる「Japan IBM Quantum Partnership」で表明していた「IBM Quantum System One」の国内設置拠点について、「新川崎・創造のもり かわさき新産業創造センター」(KBIC)に決定したと発表した。稼働開始は本年中を予定。 ここに設置される量子コンピューターについては、東京大学とIBMの契約に基づき東京大学が占有権を有する。東京大学はこのシステムを活用し、企業、公的団体や大学等研究機関と量子コンピューターの利活用に関する協力を進める…続きを読む

マイクロソフトの量子計算機プラットフォーム「Azure Quantum」がパブリックプレビューに
Microsoft(マイクロソフト)は米国時間2月1日、Honeywell Quantum Solutions、IonQ、1QBitといったパートナーが提供する量子ハードウェアとソフトウェアツールを利用するためのクラウドベースプラットフォーム「Azure Quantum」がパブリックプレビューに入ったと発表した。Azure Quantumは2020年5月から限定プレビューが始まっていた。当時はMicrosoftの一部パートナーや顧客にしか公開されていなかったが、2月1日からは量子コンピューティングに興味のある人は誰でもサービスの試して…続きを読む

blueqatとコーセーが量子コンピューティング活用し化粧品の製品特徴分布を多次元解析する独自アルゴリズム開発
コーセーは12月17日、量子コンピュータソフトウェア開発ツールおよびクラウド環境提供のblueqatと共同で、ハイブリッド量子コンピューティング技術を応用して化粧品の製品特徴の分布を解析する独自アルゴリズムを開発し、特許出願を行ったと発表した。 これは、製品特徴のポジショニングについて、従来一般的であった2次元マッピングではなく、多次元空間で捉えて解析する手法という。多次元空間において既存品が多く存在する「実現性の高い」領域と、既存品の少ない「新規性の高い」領域の探索を行う。 加えて、量子コンピューティング技術の応用により、これまで困…続きを読む


