タグ: 科学 / 科学者(用語)

科学 / 科学者に関する記事一覧

  • 「泥んこ発電」で子供たちの科学力を育てるMudWatt

    「泥んこ発電」で子供たちの科学力を育てるMudWatt

    またひとつ、子供たちに科学技術的な知識と興味を与えようとするプロダクトが誕生した。MudWattというもので、泥を使って電気を起こすものだ。この非常に楽しそうな(汚い、という人もいるだろうけれど)プロダクトは現在Kickstarterキャンペーンを展開中だ。泥の中でバクテリアを繁殖させ、そして時計、温度計、ブザーなど単純な電子機器を動作させる仕組みになっている。 Kickstarterでのキャンペーンということを聞いて、開発途上のプロダクトなのではないかと考える人もいるだろう。しかし実のところ、このMudWattは何年も前から開発を行…続きを読む

  • AuroraTekはCESで物理の法則に反する技術を売ろうとしていた

    AuroraTekはCESで物理の法則に反する技術を売ろうとしていた

    CESの取材のためにラスベガスのThe Sandsホテルの、スタートアップだらけのEureka Parkを歩きまわっていると、ひとつのブースがぼくと、同僚のDarrell Etheringtonの前に立ちふさがった。テーブルの上に数台の電動スクーターがあり、その背後のパネルには“惑星地球上のもっとも進歩したテクノロジ!”(The MOST Advanced Technology on Planet Earth!)と書かれている。 ぼくたち二人は、その(たぶん)素敵な電動スクーターに関心を向けるためのギャグだと思ったから、そのブースの主…続きを読む

  • 親指タイプは人間の脳を変える

    親指タイプは人間の脳を変える

    スマートフォンは人間を変えつつある、と少なくともチューリッヒ大学の神経情報科学研究所の研究者たちは言っている。Blackberryやフィーチャーフォンのようなボタンのある携帯電話から、画面を頻繁にタイプする今のスマートフォンに移行するに伴い、脳の、親指に結びついている部分が変わっていく、というのだ。 研究者たちの所見によると、スマートフォンを使っているときは、脳の、親指に結びついている部分がより活発になる。意外なことではないと思うが、この反応はタッチスクリーンタイプの電話機を使っているユーザにしか起きない。彼らの発表から引用しよう: …続きを読む

  • 見よ、この驚きの「透明自動車」を

    見よ、この驚きの「透明自動車」を

    IEEE Spectrumは、日本の研究者が製作した驚きの「透明」自動車のビデオを掲載した。この車はプロジェクター、カメラ、および特殊な鏡を使用して、車の外を車の中に投影する。その映像によって、車の周囲で何が起きているかを車内から見ることができる ― 自分の後方や死角にあたる場所であっても。 慶応大学大学院メディアデザイン学科の舘暲(たち すすむ)教授と稲見昌彦教授によるこのプロジェクトは、運転者が常に周囲に注意を払うために開発された。テクノロジー自体は新しくないが ― この種の映像カムフラージュは以前から見られた ― これをコンパク…続きを読む

  • 水を“訓練して”目的地まで行かせる方法をデンマークの科学者らが発見

    水を“訓練して”目的地まで行かせる方法をデンマークの科学者らが発見

    化学物質を移動するための便利な(と思われる)方法を、南デンマーク大学(University of Southern Denmark)とチェコ共和国の首都プラハの化学技術研究所(Institute of Chemical Technology)の科学者たちが作り出した。この方法では液体をアルコール塩基中で移動でき、それだけではあまりクールだとは思われないが、上のビデオをご覧頂きたい。色のついた水滴が、紙で作った迷路をたどりながら、二つの食塩水の水滴に近づいていく様子が見られる。 このシステムは、生命の起源を表しているかもしれない、と研究…続きを読む

  • 怪我をしたら治し方を自分で見つけて実践するロボット

    怪我をしたら治し方を自分で見つけて実践するロボット

    もしもあなたが、昆虫を真似た六脚ロボットで、その脚が一本折れたらどうするかな? ギブアップするか? 倒れて炎上するか? 涙の出ない目で泣くか? それとも、試行錯誤をしながら自分の怪我の手当をして、折れた脚を隠し、歩く努力をするか? そう、そのとおり。 ロボット研究家のAntoine CullyとJeff CluneとJean-Baptiste Mouretの三人は、六脚ロボットを訓練して、“知能を伴う試行錯誤”により、いろんな歩き方をトライできるようにした。アルゴリズムの最初のバージョンでは、20分間よたよた歩いて、転んだりしているう…続きを読む

  • 新型バイオセンサーは、皮膚の下から体液を採取して喉の渇きを検出する

    新型バイオセンサーは、皮膚の下から体液を採取して喉の渇きを検出する

    ご存じの通り、植物(および人間)は電解質を必要としている。しかし、これまで私たちは、体が少し不調を感じた時、自分の感性を信じてペットボトル飲料を買いにいかねばならなかった。しかし、この新しいセンサーは、微小な針を使って貴重な体液を少しばかり盗み取り、あなたが補給を必要としているかどうかを見極めてくれる。 Sandia National Laboratoriesの研究者、Ronen Polskyのチームが作ったそのシステムは、腕時計に収まるほど小さく、皮膚の表面に置かれる。そして間質液 ― 細胞の間にある液体 ― を採取する。血液ではな…続きを読む

  • もっとも人気の高いセルフィー(自己写真)を選ぶ科学的アルゴリズムが完成

    もっとも人気の高いセルフィー(自己写真)を選ぶ科学的アルゴリズムが完成

    セルフィーは今とてもホットだから、もしかしてブームはもう終わったのかもしれない(だいたい、ぼくが何かクールなものを知ったときには、それは終わっているのだ)。でもこれからは、ソーシャルメディアに載せる自分の写真を決めるために、腕を前方にいっぱいに伸ばしながら、大量の顔写真を見比べる必要はない。MITで博士号を取った院生Aditya Khoslaのおかげで、いちばん良い(と他人が思う)セルフィーを簡単に決められるから、腕の痛みともおさらばできる(元記事: CSAILより)。 KhoslaはFlickrの上の写真230万点を分析して、写真の…続きを読む

  • ワシントン大学の研究チームが世界初の人間での「脳波直接通信」に成功

    ワシントン大学の研究チームが世界初の人間での「脳波直接通信」に成功

    ワシントン大学の研究者、Rajesh RaoとAndrea Stoccoは非侵襲的遠隔脳波インタフェースを開発し、RaoがStoccoの指を「思考」によって動かしてキーボードのキーを打たせることに成功した。 「これまでインターネットはコンピュータを結びつけるネットワークだったが、これからは人間の脳と脳とを直接結ぶつけることが可能になる。われわれは脳から知識を直接取得して他の脳に伝えようと努力している」 とStoccoはプレスリリースに書いている。 Raoは「脳から脳へ」のコミュニケーションを10年にわたって研究しており、ハツカネズミで…続きを読む

  • 布や衣服の超リアルな表現技術が完成(今のゲーム専用機のメモリ容量では無理)

    布や衣服の超リアルな表現技術が完成(今のゲーム専用機のメモリ容量では無理)

    布を表現しシミュレートするのは難しいけど、でもゲームや科学的な分析やCGIではそれが重要だ。そこで、カリフォルニア大学バークレイ校とカーネギーメロン大学の連中が6か月かけて、アニメのキャラクターに着せる布製のローブの、ありとあらゆる表現方法を研究しつくし、今われわれが見るものとしては最良の、布のシミュレーションを作り出した。彼らの研究報告は、今日(米国時間7/23)発表されるSIGGRAPHの論文に載っている。 “データ駆動型テクニックを批判する人たちは、あらゆるものをコンピューティングで求めることはできない、と言う”、カーネギーメロ…続きを読む

  • パソコンを多機能測定機/表示器に変える小型マイコンボードRed Pitaya

    パソコンを多機能測定機/表示器に変える小型マイコンボードRed Pitaya

    科学おたくを目指していてぼくは、オシロスコープとか波形発生器とか、いろんなセンサ類に魅了されていた。でも、足し算すら満足にできない(電卓を使っても)ぼくは、学校でもどこでも、誰にもそんな装置を使わせてもらえなかった。でもこれからは…誰の許可もいらなくなる。 スロベニアの人たちが作ったRed Pitayaは、一台のコンピュータをありとあらゆる種類の計測装置に変えてしまう。使うためにはある程度の知識が必要だが、この小さな基板一つが、オシロスコープにも、スペクトルアナライザにも、波形発生器にも、周波数応答解析装置(FRA)にもなる。Baza…続きを読む

  • 最先端のバイオテク実験室シミュレーションをゲームエンジンUnity3Dで実装のLabster, 実験教室と教育ゲームの抜本改革を目指す

    最先端のバイオテク実験室シミュレーションをゲームエンジンUnity3Dで実装のLabster, 実験教室と教育ゲームの抜本改革を目指す

    教育ゲームが生徒たちの積極的で自主的な関心を引き出す、とはよく言われていることだが、でも2011年に創業され今日(米国時間6/28)ステルス状態から脱したバイオテクノロジ教育のLabsterはさらにその先を行って、実験室全体を仮想化した。これで学校や生徒は、高価な器材を買ったり、危険な実験を実物で行わなくてもすむようになる。 Labsterは先週、同社が“電子学習のためのビデオゲーム(eLearning video game)”と呼ぶ実験室シミュレーションソフトウェアを立ち上げた。登録したユーザは最初の三か月、無料で利用できる。その後…続きを読む

  • 正規の科学もWeb化したい: Mozillaがそのための運動組織ScienceLabを立ち上げ

    正規の科学もWeb化したい: Mozillaがそのための運動組織ScienceLabを立ち上げ

    Mozillaが今日立ち上げたプロジェクトは、これまでこの団体が得意としてきた標準規格周辺のプロジェクトとはやや趣が違う。そのScienceLabと呼ばれるプロジェクトは、オープンサイエンス運動のリーダーKaitlin ThaneyとSoftware CarpentryのファウンダGreg Wilsonが長となり、“世界中の科学者がオープンなWebを利用して科学の未来を作りだしていく”ことを支援する。プロジェクトは、Alfred P. Sloan Foundation(スローン財団)がスポンサーしている。 “Webを作ったのは科学者た…続きを読む

  • 充電時間が従来の1/1000, 蓄電量が30倍の超高性能電池をイリノイ大が開発

    充電時間が従来の1/1000, 蓄電量が30倍の超高性能電池をイリノイ大が開発

    イリノイ大学アーバナシャンペーン校の研究者たちが、通常の電池の1/1000の時間で充電でき、携帯電話はもとより、電気自動車用にも使える、という強力な微小電池を作った。研究者集団のリーダーWilliam Kingは、“クレジットカードのように薄い”デバイス用に使える電池を研究していた。 この電池の設計では、正極と負極の表面面積が従来よりも相当大きくなり、放電と充電のレートが上がる。正極(プラス側)の改良は前から行われているが、負極(マイナス側)も改良したのは今回が初めてである。 この電池は寿命も従来電池の30倍、同サイズなら出力電力も大…続きを読む

  • MicrosoftのWorldWide TelescopeはNASAのデータによる全宇宙の地図

    MicrosoftのWorldWide TelescopeはNASAのデータによる全宇宙の地図

    Microsoft Researchの人たちが壮大な宇宙の地図を作っている。そのために利用しているのは、NASAのHubble Space Telescopeをはじめ、世界中の天文台(の望遠鏡)から集めたデータや写真だ。彼らはそれを、The WorldWide Telescopeと呼んでいる。 銀河系宇宙にはおよそ3000億の星があり、宇宙にはそれとほぼ同じ数の銀河がある(欲しければ一つでも二つでもあげるよ)。WorldWide Telescopeでは、科学者とデベロッパが宇宙の詳細な3D画像を一つ一つ組み上げ、ユーザは人間に今分かっ…続きを読む

  • 紙のように薄い自由に曲げられる電池で電子製品の設計に革命が?

    紙のように薄い自由に曲げられる電池で電子製品の設計に革命が?

    Korean Advanced Institute Of Science And Technology(KAIST)のKeon Jae Lee教授が作ったソリッドステート(固体素子)の弾性〜可撓性電池は、たたんでも伸ばしても、やや切断してもエネルギーを保持する。この電池により、未来のeリーダーやタブレットは紙のように薄くなり、丸めたり折りたたみできるようになることが期待される。そのほかにもさまざまな、新製品のアイデアが生まれるだろう。 充電可能なリチウムイオン電池だが、それが薄いフィルムの上に印刷される。これまでは、ぐるぐる巻くことの…続きを読む

  • 2012 Google Science Fairのファイナリスト15名が決まる(日本語ページあり)

    2012 Google Science Fairのファイナリスト15名が決まる(日本語ページあり)

    毎年行われているGoogle Science Fair(Googleサイエンスフェア)は、世界中の若者たちに未来の科学や技術を考えてもらう、というコンテストだ。分野は医療でも、エコロジーでも、起業でも何でもいいが、この催しは世界中の若者たちの取り組みにGoogleがスポットライトを当てることがその目的だ。 今日(米国時間6/7)Googleは、今年のファイナリスト15名を発表した。それらのプロジェクトは、聴覚障害者が音楽を楽しめるようにする、遠隔診療、安価な水質浄化システムなど、いずれも現実世界の問題解決に取り組んでいる。 最初に、各…続きを読む

  • プリントオンデマンドでその場で誕生するロボット―NSFが5カ年計画の研究を助成

    プリントオンデマンドでその場で誕生するロボット―NSFが5カ年計画の研究を助成

    その昔、私が読んだワイアード・テイルズ誌やレイ・ブラッドベリのSFにももちろんロボットが始終登場した。しかしそいつらはごつくて重い金属製で、ドライヤーとかガス湯沸かし器みたいにパッキンを詰め込んだ大きな木箱に入って配達されるのだった。しかしこの研究のロボットはそういうイメージとはずいぶん違ったものになって実現しそうだ。カンブリア時代の生物種の爆発よろしく、ロボットの種類は無限に増殖する。形態は犬から鳥までありとあらゆるものが模倣されることになる。 NSF(アメリカ科学財団)は5カ年計画でオンデマンド製造タイプのロボットの実用化を目指す…続きを読む

  • スタートレックの「トライコーダー」を一家に一台へ―何でも測定できるポケットデバイスのプロトタイプ開発中

    スタートレックの「トライコーダー」を一家に一台へ―何でも測定できるポケットデバイスのプロトタイプ開発中

    スタートレックでドクター・マッコイが使うハンドヘルド医療デバイス「トライコーダー」の現実版を作ろうという試みがこれまでにもいくつかあった。QualcommがスポンサーになったTricorder X-Prizeもその一つで、基本的な健康情報を測定して15種類の病気の診断ができるポータブル・センサーを開発するのが目的だ。われわれもレーザーを使って遠隔的に脈拍や体温を測定できるデバイスを紹介したことがある。 しかし今回紹介するThe Tricorder Projectはヘルスケアが目的ではない。Peter JansenがMcMasters …続きを読む

  • 旅行などで家を空ける犬の飼い主が“ドッグシッター”を見つけるサービスDogVacay

    旅行などで家を空ける犬の飼い主が“ドッグシッター”を見つけるサービスDogVacay

    私も犬を飼ってたときがあるから、旅行など長期外出時の犬のケアを見つけるのがたいへんなことは、よく知っている。犬を預かるサービス(kennel)はあるけど、私はもっぱら、私の自宅やその人の家に犬を置けるドッグシッターがいいな。ケージに入れるよりは、人と接する環境のほうが。しかし人間の赤ちゃんのためのベビーシッターと違って、ドッグシッター(専門職というよりボランティア)を見つけるのは難しい。そこでこの記事は、DogVacayというスタートアップのお話だ。ロサンゼルスのインキュベータScienceから巣立ったこのマーケットプレースサービスは…続きを読む