Akio Hoshi の記事
ITジャーナリスト。

滞在を快適にする旅行者向け荷物保管アプリのStasherが約2億7500万円を追加調達
旅行者向け荷物保管アプリのStasherが、新たに250万ドル(約2億7500万円)を調達した。このラウンドを主導したのはVenture Friendsで、Expedia傘下のHotels.com代表取締役社長だったJohan Svanstrom(ヨハン・スヴァンストローム)氏などさまざまなエンジェル投資家も参加した。 Stasherは2015年にイギリスで設立され、現在は荷物保管の「シェアリングエコノミーソリューション」と自称している。Stasherのマーケットプレイスとアプリは、旅行者やイベント参加者、民泊利用者と短期または中期に…続きを読む

ZendeskがCRMプロダクトのためのアプリストアを開設
2018年にZendeskは、同社の中核であるカスタマーサービスソフトウェアとともに使えるCRMコンポーネントを顧客に提供するためにBaseを買収した。BaseのCRMは買収後に名称が「Sell」と変更された。米国時間1月17日、Zendeskは新たに「Sell Marketplace」の開設を発表した。 画像:cifotart / Getty Images 新たに開設されたマーケットプレイスの正式名称は「The Zendesk Marketplace for Sell」で、他社がここでSellプロダクトの機能を拡張するコンポーネント…続きを読む

クラウドのデータを保護するCyralが約12億円を調達
画像:Colin Anderson Productions pty ltd / Getty Images 米国時間1月16日、クラウドのリポジトリに保管されたデータを保護するアーリーステージのスタートアップのCyralが、シリーズAで1100万ドル(約12億1000万円)を調達したと発表した。同社はこれまでにエンジェル投資で410万ドル(約4億5000万円)を調達していたことも明らかにし、調達の合計額は1510万ドル(約16億6000万円)となった。 シリーズAを主導したのはRedpoint Venturesで、A.Capital V…続きを読む

OCR技術を提供するオーストリアのAnylineが約13億円を調達し米国進出
オーストリアのウィーンを拠点とし、ウェブサイトやアプリにOCR機能を組み込む開発者向け技術を提供するAnylineが、シリーズAで1200万ドル(約13億2000万円)を調達した。同社は米国進出の計画も明らかにした。 このラウンドを主導したのはベルリンを拠点とするVCファームのProject Aで、これまでもAnylineに投資してきたJohann ‘Hansi’ Hansmann(ヨハン・ハンシ・ハンスマン)氏、Senovo、Gernot Langes-Swarovski Foundationも参加した。 Anylineは2013年…続きを読む

植物由来の乳製品代替品スタートアップ「Califia Farms」が約248億円を調達
乳製品の代替品を手がける企業のマーケットが、まさに沸いている。 2019年12月に、スタートアップのPerfect Day Foodsが乳製品の代替品のための資金として1億1000万ドル(約121億円)を調達したと発表した。そして今度は、オーツ麦とアーモンドミルク由来のさまざまな製品(コーヒー、ジュース、乳製品不使用のスナック)を製造するCalifia Farmsが、新たに2億2500万ドル(約248億円)を調達した。 このラウンドには、カタール投資庁、シンガポールの政府系ファンドのTemasek、カナダのClaridge、香港を拠点…続きを読む

駐車管理サービスのFlashParkingが約66億円を調達
米国テキサス州オースティンを拠点に駐車管理ソフトウェアとサービスを開発するFlashParkingが、プライベートエクイティ投資会社のL Cattertonから新たに6000万ドル(約66億円)を調達した。 画像:Jason Hawkes / Getty Images FlashParkingのソフトウェアが最初にリリースされたのは2011年で、駐車場業者に対してリアルタイムのデータと変動価格のオプションを提供している。 FlashParkingのCEOで共同創業者のJuan Rodriguez(ファン・ロドリゲス)氏は、同社のソフト…続きを読む

サムスンがARグラスを披露、製品化は不明だが開発は進めている模様
Samsung(サムスン)の記者会見は奇妙だった。Galaxyや洗濯機といったおなじみの製品はほとんど採り上げられず、代わりに中心となったのはワークアウトに使用するパワードスーツ(人体に装着する外骨格)と親しみやすいロボットのコールアシスタントだった。 そしてAR関連の発表があった。しかしそれは、ARについてのはっきりした製品やサービスの説明ではなく、開発していることを示す程度の内容だった。ARが登場したのは、ワークアウトに利用されたパワードスーツであるGEMS(Gait Enhancing and Motivation System…続きを読む

フランス拠点のPollen Roboticsが研究者やスタートアップに約186万円の胴体ロボットを販売
これまでCESは、本格的なロボティクスが登場する展示会では断じてなかった。その状況が近い将来に大きく変わるとは思えないが、毎年少しずつ変わってはきているようだ。コンパニオンロボットやスマートホームロボットなどが主に話題となる中で、Pollen Roboticsの登場は興味深い。 創業してから3年のフランスのスタートアップ、Pollen Roboticsが提供しているReachyという名前のロボットの胴体は、ほかのロボットとは確かに一線を画している。2本のアーム、胸部、頭のあるこの胴体ロボットは、プロトタイピングや研究の目的で作られたオ…続きを読む

デルタ航空はAIを悪天候時の運用に役立てる
米国時間1月7日、デルタ航空はCESでの初の講演で、天候が荒れて安全な運航が難しくなった場合にAIを活用してスマートな決定を下すのに役立てる新たなシステムを発表した。同社は旅客航空業界では初めて、運用の全面的なデジタルシミュレーションを構築し、この新しいシステムで特定の状況において乗客の混乱を最小限に抑えるのに最適な方法を提示する。 画像:Alex Tai/SOPA Images/LightRocket / Getty Images 最高の条件のときでも航空会社を運営するロジスティクスがおそろしく複雑であることは言うまでもない。悪天候…続きを読む

OrCamがAIを活用した聴覚補助デバイスを発表
MyEye 2という視覚障がい者向けデバイスで知られるOrCamが、新たなユースケースに取り組んで製品ラインナップを増やす。MyEye 2はメガネに取り付けて周囲をナビゲートする小さなデバイスだ。 CESでOrCamはMyEye 2の新機能を発表した。テキストや看板にカメラを向けて読み上げるこれまでの機能に加えて、顔や物体、紙幣を認識してガイドする。 例えば「私の前に何がある?」と尋ねるとデバイスは「ドアがある」と答えるので、ドアの方向にガイドするように頼むことができる。MyEye 2はインタラクティブな読み上げの際の自然言語処理も向…続きを読む

PopSocketsがポップグリップを付けたまま使えるワイヤレス充電器を発売
米国ラスベガスで開催されているCESで、PopSocketsがポップグリップユーザーの大問題を解決する新しいマストアイテムを発表した。米国時間1月7日に発表されたのはPopPower Homeワイヤレス充電器で、中央に穴が空いているのでiPhoneやAndroidスマートフォンの背面にポップグリップを付けたままワイヤレスで充電できる。 ポップグリップを付けていると一般的なワイヤレス充電器は使えなかったが、この形ならモバイルデバイスを水平に置いてワイヤレスで充電できる。これまでポップグリップユーザーは、ケースやスワッパブル・ポップグリッ…続きを読む

アメリカン航空がGoogle Nest Hubの通訳機能を試験導入
米国時間1月7日、デルタ航空はCESでの講演でデジタルサービスに関する最新情報を多数発表した。もちろん競合各社も後れを取るわけにはいかない。だから同日にアメリカン航空がちょっとした、でも実用的な発表をしたのは驚くにはあたらないだろう。アメリカン航空はGoogleと連携し、まず今週、ロサンゼルス国際空港を皮切りに、空港のラウンジでGoogle Nest HubとGoogleアシスタントの通訳モードの試験運用を始める。 これにより、カスタマーサービスチームに複数言語を話せる担当者がいないときでも、顧客に合わせたサービスができるようになる。…続きを読む

Eargoがバンド幅とノイキャン機能を改善した新しい補聴器を発売
ベイエリアを拠点とする医療用デバイスのスタートアップ「Eargo」が、同社の補聴器としては第4世代となるNeo HiFiをCESで発表した。創立以来の6年間で同社が学んだことを活かして作られた製品だ。改善されたのは主に音質に関することで、バンド幅が広くなり、風切り音の低減とハウリングのキャンセル機能も向上している。Eargoは、これらの改善がすべて組み合わされて「これまで以上に豊かなサウンドで、さらに自然なリスニング体験」を提供すると説明している。 ほかには、同社の補聴器製品ラインの特徴である「Flexi Palmデザイン」も改善され…続きを読む

HP製ノートPCに忘れ物タグ「Tile」のトラッキング技術が搭載される
「なぜ今までなかったんだろう」と思うことはいろいろある。これもそのひとつだ。HPはCESで、PCとしては初めてTile(タイル)のトラッキングテクノロジーをラップトップに内蔵すると発表した。Tileが初めて内蔵されるのはHPのElite Dragonflyラインで、今年の第1四半期に登場する予定だ。 ベイエリアに拠点を置くTileにとって、この決定の意味は大きい。Tileのテクノロジーが内蔵されたラップトップを購入したら、ラップトップが見当たらないときに追跡するためにスマートフォンにTileアプリをダウンロードする必要がある。当初はひ…続きを読む

自然言語理解APIを開発するヘルシンキの「Speechly」が2.4億円を調達
音声認識と「自然言語理解」の経験豊かな専門家チームを誇るヘルシンキのスタートアップ「Speechly」(スピーチリー)が、200万ユーロ(約2億4000万円)のシード資金を調達した。この資金で、開発者がプロダクトに音声UIを簡単に組み込めるようにしていく。 このラウンドはベルリンのCherry Venturesが主導し、Seedcamp、Quantum Angels、Joyance Partners、Social Starts、Tiny.vc、King.comにエグジットしたNonstop Gamesの共同創業者であるJuha Paa…続きを読む

AIが声の調子を理解してカスタマーエクスペリエンスを向上させるOtoが5.8億円を調達
SRI Internationalの研究からスピンオフしたスタートアップのOtoは、声の語調を理解してカスタマーサービスの運営に生かそうとしている。このOtoが米国時間12月18日、シードラウンドで530万ドル(約5億8000万円)を調達したと発表した。 画像:filadendron / Getty Images このラウンドには、Firstminute Capital、Fusion Fund、Interlace Ventures、SAP.iO、SRI Internationalが参加した。Otoによれば、総額には以前のシードラウンド…続きを読む

InstagramはAIにより悪質なキャプションにも注意を与える
今年7月にInstagram(インスタグラム)は、悪質と思われるコメントが投稿される前に警告する機能を発表した。先回りして警告するこの機能を、今度はキャプションにも拡張する。今回のこの新機能では、ユーザーが投稿に付けるキャプションを書くと、これまでにいじめと報告された文言に類似していないかどうかをインスタグラムのAIが検知する。 ただし悪意のある発言の公開を阻止するわけではない。書いた言葉を考え直すようにとちょっと注意を促すだけだ。しかし前述の機能が公開された後は、コメント欄でのいじめが減っている。 この新機能が実装されると、ユーザー…続きを読む

iPad版Photoshopが被写体だけをAIが自動選択する「被写体を選択」機能を搭載
iPad版のAdobe Photoshopは、デスクトップ版のファンが満足するようなものではなく、幸先のいいスタートではなかった。しかしAdobe(アドビ)はユーザーからのフィードバックを取り入れた機能を追加したアップデートを適宜リリースしているようだ。米国時間12月16日には、iPad版のPhotoshopに「被写体を選択」機能が追加された。この機能があれば、iPad上での写真の操作や合成がこれまでよりもずっと簡単に、そしてフレキシブルにできるようになる。 「被写体を選択」は昨年デスクトップ版に搭載された新機能で、画像を1回タップす…続きを読む

Spotifyがこの10年間を振り返るオリジナルポッドキャストを配信
Spotify(スポティファイ)のポッドキャスト推しは続いている。米国時間12月16日に、10個のエピソードから構成されるポッドキャストのオリジナルシリーズ「The Decade Wrapped」(10年間のまとめ)が新たにリリースされた。Spotifyの年末の「Wrapped」(まとめ)キャンペーンから得られた知見やデータを活用したポッドキャストだ。WrappedはSpotifyが年に1度(今年は10年分)、その年最大の音楽のトレンドを振り返るものだが、それぞれのユーザーに合わせてパーソナライズされている。これに対してThe Dec…続きを読む

都市のブロック単位で大気汚染を監視するHawa Dawa
都市の行政機関がブロック単位で大気汚染の状況を把握できるとしたら、行政の判断は変わるだろうか?これがHawa Dawaの背景となっている発想だ。同社は、TechCrunch Disrupt Berlinのスタートアップバトルフィールドでトップパッターとして登場した。衛星や専用の大気観測装置などのデータを組み合わせて大気汚染のきめ細かいヒートマップを作成し、これをサブスクリプションのAPIとして都市や企業に販売している。 同社は、このサービスはハードウェアに依存しないが、企業や都市に大気を測定するセンサーがまだない場合には独自のIoTセ…続きを読む


