Akio Hoshi の記事
ITジャーナリスト。

8980円の広告付きモデルKindleはフロントライト搭載に
ローエンドのKindleの魅力は価格だ。競合よりも低価格で提供するのはアマゾンの得意とするところで、これまで電子書籍リーダーを普及させてきた。もちろん90ドル(日本での販売価格は8980円)のデバイスには足りない点もいろいろある。中でも、Kindleのほかのラインアップには備わっているフロントライトが、ローエンドのKindleに頑なに搭載されなかったことは無視できない。 アマゾンは最新版のKindleでこの点を見直した。静電容量方式の167ppiタッチディスプレイに、明るさ調整機能付きのフロントライトを組み込んだのだ。8980円は広告…続きを読む

Twitterが「会話を購読」機能の開発を認める、Androidアプリ内で発見
Twitterは「twttr」と呼ばれているプロトタイプアプリ内で会話の新しいフォーマットや「ツイートを隠す」ボタンなどの機能をテストしているが、これらに加えて、Twitter上の個別の会話をユーザーが購読できる機能も開発中である。このことを同社は米国時間3月15日に認めた。 新しい「会話を購読」オプションを最初に発見したのはJane Manchun Wong氏だ。彼女は人気アプリをリバースエンジニアリングして、まだ発表されていない機能や変更箇所をよく見つけている。 Twitter is testing “Subscribe to c…続きを読む

新登場の第3世代iPad Airと第5世代iPad miniはTouch IDとLightningポートを搭載
アップルのiPadのラインアップが新しくなり、プレスリリースが発表された。同社は(ようやく)iPad miniをアップデートし、新しいiPad Airを追加した。新しいiPad Airはエントリーレベルの9.7インチのiPadと11インチiPad Proの間に位置することになる。 現行のモデルはすべてApple Pencilに対応しているが、Apple Pencilを購入する際にはiPadのモデルをしっかりと確認する必要がある。3月18日に発売されたiPadでは、Apple Pencil(第1世代)を使用する。マグネットで充電とペアリ…続きを読む

サンゴ礁の破壊者、ミノカサゴを一撃で退治する次世代ロボ
ロボット研究者は意外な動物関連のプロジェクトに取り組んでいる。iRobotのCEOであるColin Angle氏にとってそれは、ミノカサゴを吸い込むロボットである。Angle氏は、Robots in Service of the Environmentの名前が示す通り、環境に奉仕するロボットの開発を目指したボランティアベースの組織であるRSEの共同創設者でもある。 2017年にRSEの最初のプロジェクトが発表された。それはサンゴ礁に棲む魚類を大量に死滅させてしまう侵入種を捕獲するロボットだ。 2万9000ドル(約320万円)のKick…続きを読む

3月25日開催のアップル発表会、ストリーミングサービスのほかApple News購読やAppleクレカにも期待
長らく噂されているアップルのビデオストリーミングサービスについて、ブルームバーグが報じている。アップルは米国時間3月25日にクパティーノで開催する記者発表会で、このサービスについて明らかにすると見られている。 ブルームバーグによれば、アップルは新たに始めるストリーミングサービスのために大量のオリジナルコンテンツの準備に取り組んできたが、その大半は今月の発表には間に合わない見通しだという。おそらく記者発表会で少しは紹介するだろうが、サービス開始時のラインアップの大半は他社のコンテンツになりそうだ。 アップルはあらゆる企業と交渉をしている…続きを読む

Mozillaが無料の暗号化ファイル共有サービス「Firefox Send」を開始
Mozillaの無料の暗号化ファイル転送サービスの「Firefox Send」が、2017年8月のテストパイロットを経て、米国時間3月12日に正式に公開された。Webのユーザーが最大2.5GBのファイルをブラウザで共有できるサービスで、ファイルはエンドツーエンド暗号化と、非公開でファイルを共有し自動で期限切れとなるリンクによって保護される。 Mozillaが最初にWebベースのFirefox Sendのテストを始めたときは、ファイルの容量は1GBに制限されていた。現在も、Firefoxのアカウント(無料)にサインアップしていないユーザ…続きを読む

Amazonが有力ボイスアプリの開発者に報酬を支払うプログラムをフランス、イタリア、スペインに拡大
Amazonは、有益で品質の高いボイスアプリを作成したAlexaの開発者に直接、現金で報酬を支払うプログラムを、ヨーロッパの新しいマーケット(フランス、イタリア、スペイン)に拡大している。Alexa Developer Rewardsプログラムはゲームのスキルを作成した開発者に対して2017年に米国でスタートし、その後、対象とするスキルのカテゴリーを広げてきた。また、ヨーロッパの有力マーケットであるドイツと英国、さらに日本とインドもすでに対象となっていた。 Alexa Developer Rewardsプログラムが、フランス、イタリア…続きを読む

デジタル出版のSerial Boxが約5億円調達
連載小説の伝統を復活させたスタートアップのSerial Box(シリアルボックス)が、450万ドル(約5億円)のシード資金を調達した。 同社は米国時間2月28日、Marvelのキャラクターが活躍する物語の制作に関するパートナーシップを発表した際に資金調達について公表したが、そのラウンドについてさらに詳しい情報が明らかになった。このラウンドはBoat Rocker Mediaの主導によるもので、Forerunner Ventures、2929 Entertainmentの共同創設者のTodd Wagner、日本のビジネスインテリジェンス…続きを読む

サムスンのGalaxy S10が米国で販売開始
Galaxy S10の予約注文は、誰に聞いても好評だったようだ。実際、本体に無料でバンドルされるGalaxy Budsは予定数量を終了した。S9の売上が低調と伝えられた後だけに、サムスンにとっては良いニュースだ。 レビューを待っていた人、あるいは店頭で買いたい人のために、米国では現地時間3月8日からGalaxy S10の店頭発売が始まった。サムスンは現在も特典をいくつか提供している。最大の特典は、Spotify Premiumを6カ月間無料で「正規購入」として利用できることだ。これは同社がGalaxy S10に音楽アプリをバンドルする…続きを読む

注目のコスメブランドGlossierからインスタ映えする新ラインが登場
主張しすぎないコスメのラインアップでミレニアル世代のインスタグラマーからカルト的な人気を誇るGlossier(日本未発売)が、初のスピンオフブランドとなるカラフルな「Glossier Play」を発売した。 美容ブログ「Into The Gloss」で人気を博したEmily Weiss氏は、トップクラスのD2C投資家であるForerunner Ventures、Index Ventures、IVPから合計9,200万ドルのベンチャーキャピタル資金を調達し、創業者兼CEOとしてGlossierをおよそ4億ドルのビジネスにまで成長させた。…続きを読む

サムスンがついに魅力的なBluetoothイヤフォンを出してきた
(訳注:この記事は米国での状況に関するもの。3月4日現在、日本ではS10の発売の詳細はまだ発表されていない) そう、この記事はちょっと遅すぎたようだ。サムスンはGalaxyの新モデル、S10を予約注文すると新しいBluetoothワイヤレスイヤフォンの「Galaxy Buds」が無料で付いてくるキャンペーンを実施していたが、Galaxy Budsの予定数量はもう終了してしまった。このイヤフォンは129ドルで、特にGalaxyデバイスを持っている人におすすめだ。 S10をレビューしている多くの記者がここ1週間ほどGalaxy Budsを…続きを読む

Facebook、Workplaceの有料ユーザーが200万人に達したと発表
Slackが株式公開し、今や8万5000社、1000万人のアクティブユーザーが日々、Slackで従業員同士のコミュニケーションを促進している中、Facebookは2月28日、自社のサービスのWorkplaceに関する最新の数字を発表した。Workplaceはエンタープライズに特化したプラットフォームで、Facebookはこのサービスの有料ユーザーが200万人に達したとしている。この人数には、非営利団体と教育機関が無料で使えるWorkplace for Goodの利用者は含まれておらず、この無料ユーザーを加えれば「もっと膨大な」人数にな…続きを読む

ホンダも使っている「ゲームAIで自動運転AIを鍛える」学習シミュレータ
AI学習シミュレータ「Dimension」の動画像 クーガーは、大勢の人々が街角や商業施設内を歩き回る状況を生成するAI学習シミュレータ「Dimension」を開発、提供を開始した。同社が持つゲームAIの知見を応用したプロダクトで、自動運転車や自律移動型ロボットのAIのトレーニングやテストに利用する。1億通り以上のシーンを生成できる自由度と、動画像とLIDAR(レーザーを用いた測距技術、関連記事)データの両方を生成できる点が特徴。すでに本田技術研究所や中部大学が研究目的で利用中である。 このAI学習シミュレータが登場した背景には、自動…続きを読む

Blockstreamの「ビットコイン衛星」が双方向通信をサポート、日本や中国もサービス地域に
ビットコイン関連技術にフォーカスするカナダのスタートアップ企業Blockstream社のサービス「Blockstream Satellite」がサービス内容を大幅に拡充、双方向通信に対応するとともに、アジア太平洋地域がサービス対象となった。新たに導入した対話型サービスによりトランザクション送信、つまりビットコイン支払いに対応した。またサービス地域として新たにアジア太平洋地域を追加し、日本、韓国、中国、オーストラリア、インドなどが新たにサービス対応地域に含まれるようになる。利用に必要なのはパソコン、専用ソフトウェア、USBレシーバ、小型…続きを読む

Cryptoeconomics Lab提案のPlasma Chamberは、DAppsの性能、コスト、検証の課題を解決するか
ブロックチェーン技術に関心を持つ人々の間で、スケーリング(性能向上)は特別な話題だ。福岡のスタートアップ企業であるCryptoeconomics Labが開発を進める「Plasma Chamber」は、この分野でも特に先端的な取り組みといえる(発表資料)。短く説明すると、Plasma ChamberとはDApps(ブロックチェーン上の分散アプリケーション)を、高性能、低コスト、高セキュリティ、非中央集権で開発、実行するフレームワークだ。Cryptoeconomics Lab CTOの落合渉悟氏の「未来は非中央集権の方向にある」との信念…続きを読む

終了したゲームの記録がブロックチェーン上のトークン資産になるビットファクトリーのHL-Report
サービス終了したゲームのキャラクターを、ブロックチェーン上のトークンとして永続的に留め、いつでも呼び出せるサービス「HL-Report」がリリースされた。対象となるゲームは2018年9月19日に終了したゲーム「レキシトコネクト」。背景には、ゲーム分野でブロックチェーン上のDApps(分散アプリケーション)の普及推進を狙うビットファクトリー(モバイルファクトリー子会社、関連記事)の戦略がある。 ブロックチェーン関連の話は後ほど詳しく説明するが、まずHL-Reportとは何なのかを説明しておきたい。位置情報連動ゲーム「レキシトコネクト」は…続きを読む

スポーツ選手やチームをブロックチェーン応用の投げ銭で応援するEngateが正式ローンチ、競技場でキャンペーンを展開
エンゲートは、スポーツ選手やチームを、ブロックチェーン上で発行したデジタルの「投げ銭」で応援するサービス「Engate(エンゲート)」(関連記事)をこの10月20日より開始する。まずWebアプリケーションの形態から開始する。スマートフォンアプリ版も追って投入する方向だ。スポーツ選手、スポーツチームにとって「ファンの応援と資金」はとても重要だ。Engateが目指すビジネスは、選手やチームを応援するファンの応援の可視化、コミュニティ形成、そして投げ銭という形での収入を選手とチームにもたらすことだ。 サービス開始にあたり、複数のプロスポーツ…続きを読む

仮想通貨税金計算サービスのクリプタクト、ジャフコ、マネーフォワードらから3.3億円を調達
仮想通貨投資家向けの税金計算および資産管理サービスを提供するクリプタクトが、3.3億円の資金調達を発表した。ジャフコ、マネーフォワード、D4V投資事業有限責任組合、ベンチャーラボ、SV-FINTECH1号投資事業有限責任組合、スマートキャピタルらを引受先とする第三者割当増資を実施する。 同社は合わせてマネーフォワードとの業務提携を発表した。まず、セミナー開催など仮想通貨分野の情報提供に取り組む。将来的には、マネーフォワードのサービスから、クリプタクトの仮想通貨投資家向け機能を活用するなどの連携も考えているとのことだ。 調達した資金の使…続きを読む

ブロックチェーンでチケット転売防止、京大発スタートアップLCNEMの「Ticket Peer to Peer」
京都のスタートアップ企業であるLCNEMは、パブリックブロックチェーンを応用した転売防止機能を備えるチケット発行管理のサービス「Ticket Peer to Peer」を公開した(発表資料)。パブリックブロックチェーンの機能を、送金やゲームなどではなく、チケットの管理に使う。その仕組みはシンプルだが賢く、新しい。 最大の特徴である転売防止の仕組みについは後述することにして、概要を先に説明しておく。「Ticket Peer to Peer」はイベントのチケットの発行が行えるサービスで、仮想通貨NEMのパブリックブロックチェーンをバックエ…続きを読む

異なる仮想世界を結び商取引できる──AR/VR&ブロックチェーンのVERSES財団が東京拠点を開設、Telexistenceが参画
AR/VR(拡張現実/仮想現実)、ブロックチェーン/決済、位置情報を組み合わせた技術である「Spatial Web(空間Web)」を開発するVERSES財団が東京に拠点を開設した。同時に、テレイグジスタンス(遠隔存在)に取り組む日本のスタートアップTelexistenceがVERSES財団の取り組みに参画することを明らかにした。 Spatial Webプトロコルは、AR/VRで実現する仮想世界の相互接続、V-commerce(仮想世界での商取引)、スマートシティのインフラなどの用途を想定する技術だ。仮想世界上のモノ、場所、アセット(資…続きを読む


