Atsushi Yukutake の記事

  • BMW、車載システムにAlexaを導入――音声だけでなくビジュアルも

    BMW、車載システムにAlexaを導入――音声だけでなくビジュアルも

    BMWが数日中にAmazon Alexaのドライバー向けサポートを開始しようとしている。これまでBMWは、Alexaを筆頭にCortana、Google Assistantなどの音声アシスタントの導入計画について語っていたことから、このニュース自体は大きなサプライズというわけではない。しかし私は、車内でAlexaを使うとは一体どういうことなのかを実際に体験するため、ドイツ、オーストリア、アメリカ、イギリスでのオフィシャルローンチ(その他の地域でも近日中にローンチ予定)を前に、ミュンヘンへ飛んだ。 BMWでデジタル・プロダクト担当SVP…続きを読む

  • 「未来の仕事」に備えて――終身雇用の終わりと教育、法制度のあり方

    「未来の仕事」に備えて――終身雇用の終わりと教育、法制度のあり方

    【編集部注】本稿はJim HimesとAlastair Fitzpayneによる共著。Himesは下院議員(コネチカット第4区選出)で、New Democrat Coalitionの議長。Fitzpayneはアスペン研究所Future of Work Initiativeのエグゼクティブ・ディレクター。 今年アメリカの大学を卒業する200万人もの若者の多くは、彼らの両親や祖父母が理解できないようなキャリアを進むことになるだろう。安定した職業やひとつの企業でキャリアをまっとうするような時代はもう終わったのだ。 ハーバード大学エクステンシ…続きを読む

  • Google、“コンテキスト・アウェア”なユーザー認証ツールを発表

    Google、“コンテキスト・アウェア”なユーザー認証ツールを発表

    アプリケーションやオンラインサービス上の情報を保護するにあたり、もはやユーザーネームとパスワードによる認証だけでは不十分だということには、すでに多くの人が気づいているだろう。にもかかわらず、未だほとんどのケースにおいて、このふたつはセキュリティ上の重要なツールとして機能している。問題は、EquifaxやAnthem、Targetをはじめとするデータ漏えい事件を背景に、ネット上のブラックマーケットで人々のログイン情報が広くやりとりされているという点だ。 Googleはまさにこの問題に取り組むため、本日の(現地時間7/25)Google …続きを読む

  • エンタープライズ市場に臨むブロックチェーン――仮想通貨以外の可能性

    エンタープライズ市場に臨むブロックチェーン――仮想通貨以外の可能性

    現在ブロックチェーンには過度な期待が寄せられているため、同テクノロジーを真剣に取り合えないでいる人は多い。しかしそのコアとなるデジタル台帳テクノロジー自体には、ビジネスにおける信頼性の考え方を大きく変える力が秘められている。とは言え、まだブロックチェーンは黎明期にあり、エンタープライズ市場で受け入れられるにはまだ欠けているものがたくさんある。 いずれにしろ、SAPやIBM、Oracle、Microsoft、Amazonなどエンタープライズ市場の主要企業は、顧客にブロックチェーン関連の何かしらのサービスを提供しようとしている。 まだブロ…続きを読む

  • 中国で加速するオリジナル番組制作――Baidu、Alibaba、Tencentが続々参入

    中国で加速するオリジナル番組制作――Baidu、Alibaba、Tencentが続々参入

    【編集部注】筆者のHugh Harsonoは元金融アナリストで、現在はアメリカ陸軍に所属している。 近年オリジナルコンテンツ市場が賑わいを見せており、その主役は制作スタジオをはじめとする従来の主要コンテンツプロバイダーから、インターネット時代のスタートアップへと移行しつつある。彼らはオリジナルコンテンツを制作することで、事業ポートフォリオの拡大や限定コンテンツの配信を通じた有料会員数の増加を狙っているようだ。 アメリカでは、同市場の覇権を握るAmazonやNetflix、Huluが『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』『高い城の男』『侍…続きを読む

  • Second Lifeの共同開発者によるVRブロックチェーンスタートアップが3500万ドルを調達

    Second Lifeの共同開発者によるVRブロックチェーンスタートアップが3500万ドルを調達

    「ブロックチェーンベースのVRプラットフォーム」というフレーズに驚いてしまうようなら、今すぐタブを閉じてラッダイト運動を続けた方がいいだろう。 Second Lifeのクリエイターが立ち上げたソーシャルVRスタートアップのHigh Fidelityは、この度ブロックチェーンに特化した投資会社Galaxy Digital Venturesがリードインベスターを務めたシリーズDで3500万ドルを調達した。同ラウンドには、Breyer Capital、IDG Capital Partners、Vulcan Capital、Blockchai…続きを読む

  • iOS版Telegramのアップデートが再開――Appleが凍結を解除

    iOS版Telegramのアップデートが再開――Appleが凍結を解除

    一日のあいだに物事は良い方向にも悪い方向にも変わるものだ。6月1日、TelegramのCEO Pavel Durovは、6週間におよぶ凍結期間を経てiOS版Telegramのアップデートを再開すると発表した。凍結期間のあいだ、Appleは世界中のApp Storeに登録されたTelegramには手をつけず、すでに同アプリをインストールしたユーザーに対するプッシュ通知も許可していたが、アップデートは受け付けていなかったのだ。弊誌が確認したところ、現在ではTelegramのアップデートを許可していることをAppleも認めた。 「素晴らしい…続きを読む

  • ジャーナリストから投資家への転身――元TechCrunch社員がたったひとりで立ち上げたVCファンドDream Machine

    ジャーナリストから投資家への転身――元TechCrunch社員がたったひとりで立ち上げたVCファンドDream Machine

    5年ほど前、Alexia Bonatsos(旧姓Tsotsis)はTechCrunchの共同編集長として働いており、スタートアップ界では名のしれた存在だった。さまざまなスタートアップやファウンダーとも顔見知りだったBonatsos。しかし彼女が本当にやりたかったのはスタートアップ投資だった。 「私はかなり早い段階でPinterestやWish(当時はまだContextLogicという名前だった)、Uber 、Instagram、WhatsAppの記事を書いていた。そのため、自分はいいタイミングにいい場所にいる(つまりラッキーだった)か…続きを読む

  • アシュトン・カッチャーが語るスタートアップ投資の目的と戦略

    アシュトン・カッチャーが語るスタートアップ投資の目的と戦略

    【編集部注】筆者のアシュトン・カッチャーは俳優兼投資家で、Sound Venturesの共同創業者でもある。 注:本稿の英語原文はAtriumの記事を転載したもの これまで何度も投資先の選び方について訊かれたことがある。投資先のステージは? 収益指標は? どのセクターか? と。 しかし私は企業のステージにこだわるのではなく、難しい課題を解決しようとしている優秀な人たちに投資する気持ちでいる。 明日をより良いものにするための力を備えた、素晴らしい投資家を見つけるというシンプルなゴールに集中することこそが、私の投資戦略のキモだ。 アシュト…続きを読む

  • あるVCがファンドの規模を急激に拡大しないワケ――業界の流れに逆行するEmergence Capital

    あるVCがファンドの規模を急激に拡大しないワケ――業界の流れに逆行するEmergence Capital

    テック業界への投資を強化しようとする機関投資家が増えたことで、シリコンバレーでは実績のあるベンチャーキャピタル(VC)が資金調達で困ることはない。今年の3月にはSECに提出された書類によって、General Catalystが13億7500万ドルのファンドを立ち上げたことがわかった。これは同社の18年におよぶ歴史の中でも最大規模だ。設立から35年が経つBattery Venturesも、今年に入ってから2つのファンドを組成し、合計調達額は同社史上最大だった。さらにSequoia Capitalは、複数のファンドを通して合計120億ドル…続きを読む

  • アメリカで増加するシェアハウススタートアップーー住宅不足解消への一手となるか

    アメリカで増加するシェアハウススタートアップーー住宅不足解消への一手となるか

    【編集部注】筆者のJoanna GlasnerはCrunchbaseのレポーター。 実家から巣立った若者の行動はある程度パターン化している。まずルームメートを見つけてどこかに一緒に住み、次は一人暮らしもしくはパートナーとの同居。その後、家族で住むための家を購入し、もしかしたら芝刈り機にも手を伸ばすかもしれない。 新設住宅市場の様子を見てみると、この常識が未だにしっかりと成り立っているとわかる。今年に入ってからアメリカで新たに建てられた住宅のうち、約3分の2がこぎれいな庭と大きな駐車スペースのある核家族向けのものだったのだ しかしスター…続きを読む

  • Facebookのストーリーズ機能が1億5000万DAUを突破ーー広告の試験運用をスタート

    Facebookのストーリーズ機能が1億5000万DAUを突破ーー広告の試験運用をスタート

    ローンチから14か月が経ち、FacebookはSnapchat Storiesに酷似した同社のストーリーズ機能のDAU(デイリーアクティブユーザー数)がようやく1億5000万人に達したと発表した。そしてストーリーズから収益を生み出すための次のステップとして、同社はアメリカ・メキシコ・ブラジルの3か国で、現地時間の5月17日からストーリーズへの広告掲載をスタートさせた。 ストーリーズ広告は5〜15秒程度の動画で、ユーザーはスキップすることもできる。クリックスルーやコールトゥアクションは今のところ備わっていないが、Facebookは向こう…続きを読む

  • XRPエコシステム構築に向けて動き出したリップル

    XRPエコシステム構築に向けて動き出したリップル

    ついにこの時が来た。これまでの銀行・送金サービスへのフォーカスから一転し、リップルがそれ以外の分野へも自社の仮想通貨XRPを活用しようとしているのだ。 仮想通貨の代名詞とも言えるビットコイン、そして開発者から多大な支持を得ているイーサリアムに続き、XRPは世界第三位の仮想通貨だ。Coinmarketcap.comの情報によれば、その時価総額は5/14時点で287億ドルにのぼる。その一方で、これまでに発表されたいくつかのパイロットプロジェクトを除くと、XRPは実世界ではほとんど利用されていない。 しかしそれもすぐに変わるかもしれない。リ…続きを読む

  • 売上と共に増大するテクノロジー企業の社会的責任

    売上と共に増大するテクノロジー企業の社会的責任

    主要プラットフォームが成長を続けるなか、FacebookやApple、Google、Amazonをはじめとする大手企業は人類全体にまで影響を及ぼすようになった。そしてその影響はポジティブなこともあれば、そうとは言えないときもある。 そのため大手のプラットフォーマーは、ユーザーの行動を把握するだけでなく、どんな場合にユーザー(もしくはプラットフォーマー自身)が不正をはたらいたり、悪意を持ってサービスを操作したりするか、ということを理解しなければならない。同様に、AIのような個別のテクノロジーやそのほかの先進的な技術、そしてそれらの影響に…続きを読む

  • 「フェイクニュース」拡散の原因はボットではなく人間だった――MITが発表

    「フェイクニュース」拡散の原因はボットではなく人間だった――MITが発表

    嘘の伝わる速さは何世紀にも渡って語り継がれており、1710年の時点で既にジョナサン・スウィフト(『ガリヴァー旅行記』の著者)が「まず嘘が広まり、真実はその後をノロノロとついていくものだ」という言葉を残しているほどだ。そうはいっても、このような事実を示す証拠というのはこれまでほとんど存在しなかった。しかし、ここ数年のソーシャルメディアの様子を見ると、嘘が真実に大きな差をつけながら信じられないほどの速さで広がっており、もはやそれが当然のようにも感じられる。 そしてこの度、MITが10年分ものツイートを分析した結果、嘘が真実よりも速く広まる…続きを読む

  • ICO時代の新しい企業のカタチ「自壊企業」

    ICO時代の新しい企業のカタチ「自壊企業」

    【編集部注】筆者のEden SchochatはイスラエルのベンチャーキャピタルAlephのパートナー。 数々の投資家や起業家は、トークンを基点としたネットワークが企業の誕生や運営を左右する世界に突入しようとしている。ネットワークビジネス(ネットワークが根幹にあるビジネスの意。連鎖販売取引とは異なる)のモデルを根源から変えるこの変革についていけない企業は、いずれ取り残されることになるだろう。 ネットワークビジネスのなかでも、特にスケールやマネタイズが困難でこれまで広告に頼ることの多かったものは、一企業が顧客にサービスを提供するというモデ…続きを読む

  • 中国のアクセラレーターCOMB+、7700万ドル規模のファンドを立ち上げ――中国進出目指すAI企業を支援

    中国のアクセラレーターCOMB+、7700万ドル規模のファンドを立ち上げ――中国進出目指すAI企業を支援

    中国のテクノロジー界では、人材、イノベーション、ビジネスの観点から、アメリカと同じくらいAIに関する議論が活発に行われている。しかし、多くのAI企業がアメリカに拠点を構えようとする一方で、海外企業にとって中国進出のハードルは高い。 そんな背景を受け、この度新たなファンドが誕生した。中国でアクセラレータプログラムを運営するCOMB+が、中国進出を狙う海外AI企業のために6500万ユーロ(7700万ドル)のファンドを立ち上げたのだ。 先週、フィンランド・ヘルシンキで行われたSlushでお披露目されたこのファンドは、COMB+とBeijin…続きを読む

  • Twitterの軽量版「Twitter Lite」24ヶ国でリリースへ

    Twitterの軽量版「Twitter Lite」24ヶ国でリリースへ

    Twitterはフィリピンで行ったトライアルの成功を受け、”軽量版”アプリの世界展開を決定した。アンドロイド向けの「Twitter Lite」は、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、中東、南米の計24ヶ国でリリースされる予定だ。 同社はこれまで、「Facebook Lite」のような途上国向けのアプリの開発に取り組んできた。Twitter Liteではデータ消費量が最小化されているため、通信費用の高い地域でも消費者はTwitterを利用しやすくなる。 Twitter Lite さらに同アプリは、通信速度が遅い環境でも情報を早く読み込めるよう…続きを読む

  • 米モール最大手Simon Malls、EC企業向けポップアップスペースをローンチ

    米モール最大手Simon Malls、EC企業向けポップアップスペースをローンチ

    EC業界では現在さまざまな変化が起きている。多くの小売企業が実店舗からオンラインショップへの移行を画策するなか、逆にほとんどのECスタートアップは、できるだけコストを抑えながら、実店舗で消費者が商品を手にとって試せるような方法を模索している。そして、スタートアップとはあまり縁がないように思われる企業が、彼らに救いの手を差し伸べようとしている。その企業とは、アメリカで300店舗以上のショッピングモールを運営するモール界最大手のSimon Mallsだ。 同社は『The Edit』と呼ばれる「スケーラブルな小売プラットフォーム」をローンチ…続きを読む

  • ビットコイン、遂に1万ドルを突破

    ビットコイン、遂に1万ドルを突破

    ついにこのときが来た。ビットコインの価格が1万ドルを突破したのだ。 現地時間の11月28日午前に、ビットコインはまず国際市場(通常各国の現地市場に比べて価格が数%高い)でこのマイルストーンに到達し、CoinbaseやGeminiをはじめとするアメリカの取引所でもその後1BTCが1万ドルを超えた。 なお、ビットコインは8日前に8000ドル、2日前に9000ドルを突破したばかりだった。 現代の金融市場でこれほどまでに急激な値上がりを記録した資産は存在しない。参考までに、過去1年間でビットコインの価格は1258%上昇し、仮想通貨全体の価格も…続きを読む