Atsushi Yukutake の記事

  • LEGOドローンのFlybrixがクラウドファンディングを行わなかった理由―、ハードウェアスタートアップのジレンマ

    LEGOドローンのFlybrixがクラウドファンディングを行わなかった理由―、ハードウェアスタートアップのジレンマ

    Flybrixは、子どもがLEGOブロックを使って組み立てられるドローンを2015年に発表した。その当時、共同ファウンダーであるAmir Hirsch、Robb Walters、Holly Kasunの3人は、クラウドファンディングを通じた資金調達の賛否について議論していた。KickstarterやIndiegogo上で資金を調達した、PebbleやOculus、Scanaduといったスタートアップのような露出を求めていた彼らだが、同時にクラウドファンディングを行うハードウェアスタートアップに対して、疑いの目を向ける消費者が増えている…続きを読む

  • 『トムとジェリー』など懐かしのアニメが復活―、アニメ専門SVODのBoomerangがローンチ

    『トムとジェリー』など懐かしのアニメが復活―、アニメ専門SVODのBoomerangがローンチ

    タイム・ワーナー傘下のターナーとワーナー・ブラザーズは、共同でBoomerangと呼ばれるサービスをローンチし、競争激化が続く定額制動画配信サービス(SVOD)業界に進出した。Boomerangでは、月額5ドルで懐かしの作品から最近のものまで、さまざまなアニメシリーズを楽しむことができ、将来的にはワーナー・ブラザーズ傘下のHanna-Barberaや、Looney Tunes、MGMの作品を含む、計5000タイトル以上が視聴できるようになる。『スクービー・ドゥー』『トムとジェリー』『バッグス・バニー』『宇宙家族ジェットソン』『原始家族…続きを読む

  • Facebookで新たに違法コンテンツ放置の疑い―、レコメンド機能にも疑いの目

    Facebookで新たに違法コンテンツ放置の疑い―、レコメンド機能にも疑いの目

    英紙の調査によって暴かれた、児童性的虐待やテロリストのプロパガンダに関連したコンテンツの拡散により、再びFacebookは、問題のあるコンテンツへの対処について厳しい批判にさらされることとなった。 UGC(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)をアルゴリズムで管理するというFacebookの仕組みは、確かに違法コンテンツの拡散に繋がっているようだ。 昨日のThe Timesの報道では、同紙の記者が仮のアカウントを作成したところ、すぐに不快で違法性の高いコンテンツを発見できたと、Facebookが糾弾されている。発見されたコンテンツの…続きを読む

  • 本はまだ死んでいない―、ウェブメディアが出版業をはじめた理由

    本はまだ死んでいない―、ウェブメディアが出版業をはじめた理由

    【編集部注】執筆者のChris Lavergneは、Thought.isのCEOでThought Catalogの創設者でもある。 2012年に私たちはThought Catalog Booksをローンチした。それ以前に、Thought Catalogと名付けられたウェブサイトを通して、ウェブ用の短い文章に関する技術をマスターした私達には、新たな挑戦が必要だったのだ。本を出版することで、デジタル出版という時流に乗ったThought Catalogブランドの対極にある、もっと観想的なブランドを構築しようというのが、Thought Cat…続きを読む

  • Adidasが新たな3DプリントスニーカーFuturecraft 4Dを発表

    Adidasが新たな3DプリントスニーカーFuturecraft 4Dを発表

    Adidasが最新の3Dプリントスニーカー、Futurecraft 4Dを先週木曜日に公開した。先日発表された3Dプリント・ランニングシューズは、製品というよりもコンセプトモデルに近かったが、Futurecraft 4Dでは様々な部分が大幅に改良されている。 さらに今回発表されたスニーカーは大量生産にも向いており、Adidasはまず今年の秋に5000足を販売した後、2018年中に生産数を10万足以上までスケールアップする予定だ。価格はまだ発表されていないが、おそらく最初の5000足は限定モデルのような価格水準になるだろう。なお、同社初…続きを読む

  • 第二のサブプライム問題にテック業界が関係するかもしれない理由

    第二のサブプライム問題にテック業界が関係するかもしれない理由

    【編集部注】執筆者のMike LovanovはTarget Globalのパートナー。 2016年10月に、Lending ClubとProsperというアメリカの2大ソーシャルレンディングプラットフォームで、低グレードローンの利上げが発表された。この施策は、Lending Clubのコンプライアンス問題や、ソーシャルレンディング業界全般に対する風当たりの厳しさといった背景を受けて、両社がプラットフォーム上に資金を継続的に集めることを目的に実施されたものだった。 しかしLending Clubが発表した通り、貸し主からの安定的な資金供…続きを読む

  • Facebook上の動画の5分の1がライブ動画に―、問題を抱えつつも前進を続けるFacebook Live

    Facebook上の動画の5分の1がライブ動画に―、問題を抱えつつも前進を続けるFacebook Live

    多くの人は、まだ何をライブ配信すれば良いのかわかっておらず、中にはいかがわしい内容や犯罪関連の動画を公開している人もいるが、Facebookはこの度、同プラットフォーム上で公開されている動画のうち、ライブ動画の割合が5分の1に達したと発表した。さらに、ライブ動画の視聴時間も前年比で4倍に伸びたと、動画部門のトップであるFidji Simoは記している。 このニュースから、”Live”という単語を自社のものにしようとしているFacebookの努力が報われ始めていることが分かる。 ライブ動画配信は、2015年に予測されていたほど爆発的には…続きを読む

  • Amazonが中東市場に進出―、現地のEC大手Souqを6億5000万ドルで買収

    Amazonが中東市場に進出―、現地のEC大手Souqを6億5000万ドルで買収

    世界制覇に向けて動くAmazonの次の狙いは中東だ。中東市場進出のため、同社が現地のEC企業Souqを6億5000万ドルで買収したとする複数の報道内容を、われわれの情報筋が認めた。アラブ世界のAmazonとも言われているSouqは、同地域最大のEC企業だ。契約書のサインの「インクはすでに乾いている」と、Souqに近い情報筋は語っている。 Souqは本件に関するコメントを控えており、同社CEOのRonaldo Mouchawarも、TechCrunchからのメールや電話には応えなかった。 Amazonも同様にコメントを控えており、広報担…続きを読む

  • 90秒で相手に興味を持たせるピッチとは―、投資家からCEOへのアドバイス

    90秒で相手に興味を持たせるピッチとは―、投資家からCEOへのアドバイス

    【編集部注】Vitaly M. Golombは、HPのベンチャー投資部門HP Tech Venturesで、世界各地の企業に対して投資を行っている。以下は、企業を成長させる上での彼のアドバイスをまとめた本『Accelerated Startup』から、Golombが大好きなピッチに関する箇所を抜粋したもの。 私がイベントで話す姿を見たことがある人は、恐らく私のピッチに対する興奮や情熱についてご存知だろう。素晴らしいピッチはビジネスのさまざまな場面で役立つと私は信じていて、それこそが私のピッチに対する熱い思いの理由なのだ。企業のCEOで…続きを読む

  • スマホから1分で作れるウェブサイト―、モバイル専用サイトビルダーのUniverseがローンチ

    スマホから1分で作れるウェブサイト―、モバイル専用サイトビルダーのUniverseがローンチ

    ウェブサイトを作成するプラットフォームや、オンラインのパブリッシングサービスを提供している企業は既に多数存在し、WordPressやWix、Zoho、Weebly、Duba Mobile、Squarespaceといった既存の企業が、MediumやLinkedInといった新規参入企業と熾烈な戦いを繰り広げている。こんな競争の激しい業界に新たに参入しようとしているUniverseは、モバイル端末で”ライトな”ウェブサイトをつくるというアプローチで、競合他社とは違ったポジションに立とうとしている。その売り文句は、「モバイル端末を使って”1分…続きを読む

  • 想定範囲内の新製品、遅い買い替えサイクル、値下げ―、タブレット市場で今何が起きているのか

    想定範囲内の新製品、遅い買い替えサイクル、値下げ―、タブレット市場で今何が起きているのか

    過去一ヶ月の間にAppleとSamsungの両方が、どちらにとっても2014年以来初となるフラッグシップタブレットのリニューアルを行った。2014年から今までの間に、タブレット市場ではさまざまな変化が起きたが、そのほとんどはタブレット市場全体の売上のように悪い方向への変化だった。IDCは昨年のQ4のタブレット出荷台数は前年比で20%減少したと報じ、Strategic Analyticsは9%減と伝えている。 どのくらい全体の出荷台数が落ち込んだか(そしてそもそも何をタブレットと考えるかについて)については議論の余地があるものの、少なく…続きを読む

  • 社員数は3倍、投資額は2倍に引き上げ―、Airbnbが中国市場に攻め込む

    社員数は3倍、投資額は2倍に引き上げ―、Airbnbが中国市場に攻め込む

    中国進出に失敗した欧米テック企業の長いリストに、最近Uberが加わったように思われたが、Uberと共にギグエコノミーの寵児となったAirbnbは現在同国に攻勢をかけようとしている。 本日同社は、中国事業の新たなブランド名と旅行サービス機能Tripsの中国でのローンチについて発表した。さらに、Airbnbは中国でのプレゼンスを高めるために、現地にいる社員数を3倍、投資額も2倍に引き上げていくとも語った。 まず、China Broadband CapitalやSequoia Chinaらを株主に持つ現地法人Airbnb Chinaは、サー…続きを読む

  • 毎週2〜4社のスタートアップが倒産―、企業清算の専門家が語る業界の現状

    毎週2〜4社のスタートアップが倒産―、企業清算の専門家が語る業界の現状

    Marty Pichinsonと彼が共同設立したSherwood Partnersは、事業に失敗したスタートアップの資産売却や、彼らが順を追って倒産の手続きを踏めるように資金をやりくりして猶予期間を伸ばす手助けを、25年間にわたって主要事業として行ってきた。その結果、彼はターミネーターや葬儀屋といった死に関連した様々なニックネームで呼ばれている。 しかし、セールスマン魂と同じくらい気の強さで有名なイリノイ生まれのPichisonは、Sherwood Partnersの事業がうまく行く限り、そんなニックネームのことを気にかけることもない…続きを読む

  • イギリスでも大型電子機器の持ち込み禁止へ―、中東・北アフリカ6カ国からの直行便が対象

    イギリスでも大型電子機器の持ち込み禁止へ―、中東・北アフリカ6カ国からの直行便が対象

    中東・北アフリカの10ヶ所の空港から運航されている直行便への、スマートフォンより大きな電子機器の持ち込みがアメリカで禁止された後、イギリスでも同様の禁止令が発布された。 イギリス版の禁止令では、6カ国(トルコ、レバノン、ヨルダン、エジプト、チュニジア、サウジアラビア)14ヶ所の空港から運航されている直行便が対象となる。 両国の規制の対象となっている空港(そして航空会社)には重複しているところもあるが、イギリスの禁止令では、ノートパソコン、タブレット、ポータブルDVDプレイヤーだけでなく、サイズの大きな携帯電話も客室内への持ち込みができ…続きを読む

  • かつては誰もが移民だった―、移民の子孫の視点から見た現在のアメリカ

    かつては誰もが移民だった―、移民の子孫の視点から見た現在のアメリカ

    ここ数年の間、世界は怒りで溢れている。まともに見えた国がヨーロッパ大陸から自らを切り離し、慈悲深く見えた国境警察が怒りで震え、移民は仕事を奪い、人を殺し、ドラッグや暴力事件を持たらすような存在だと言われている。 何かが間違っている。 移民賛成派の意見として、全体の数を比較すれば、移民よりもアメリカ生まれの人の方が犯罪率が高いという事実が知られている。一方反対派からは、全てを決定づけるように見える複数の凶悪事件についての話を聞くことが多い。さらに、アメリカやイギリスの労働者の苦境についても知っておかなければいけない。移民は実際にその国で…続きを読む

  • 米電子機器持ち込み禁止令の対象はイスラム教国からの直行便―、航空会社9社に影響

    米電子機器持ち込み禁止令の対象はイスラム教国からの直行便―、航空会社9社に影響

    昨日の混乱の後、中東や北アフリカからアメリカに向かうフライトでは、スマートフォンよりも大きな電子機器の機内持ち込みが本当に禁止されることになるという情報を、新たに政府高官から入手した。この禁止令が施行されると、乗客はノートパソコン、タブレット、ゲーム機、カメラ、ポータブルDVDプレイヤーといった電子機器を預入荷物の中にいれなければいけなくなる。なお、禁止令がいつ頃解除されるかについては決まっていない。 運輸保安局(TSA)の”緊急修正”と呼ばれるこの禁止令によって、中東と北アフリカにある以下の10ヶ所の空港から運航している航空会社9社…続きを読む

  • モバイル化が進むアフリカの医療業界―、遠隔医療相談サービスのKangpe

    モバイル化が進むアフリカの医療業界―、遠隔医療相談サービスのKangpe

    アフリカの医療業界と聞くと、国境なき医師団から派遣された医師が、人里離れた村で治療にあたっている様子を思い浮かべる人もいるかもしれないが、実際には、モバイルテクノロジーがアフリカ大陸全体の医療業界を急激に変化させている。Y Combinatorのプログラムに参加しているKangpe Healthは、モバイルデバイスを通じて医師と遠隔で連絡がとれるプラットフォームを開発し、変革が続くアフリカ市場に挑もうとしている。 ユーザーは、ベーシックな携帯電話やスマートフォン上のアプリを通じてKangpeのプラットフォームにアクセスし、健康に関する…続きを読む

  • ローンチから半年でiMessage App Storeの成長率が急降下―、使いづらいUIが一因か

    ローンチから半年でiMessage App Storeの成長率が急降下―、使いづらいUIが一因か

    ローンチ当初、iMessage App Storeは次の大型アプリプラットフォームになると謳われており、ディベロッパーの間では、同アプリストアが新たなユーザーと収益源獲得の場として期待され、ローンチ直後はiMessageアプリのダウンロード数が急増した。しかし、アプリストアの成長の鈍化と共に、今ではその盛り上がりも落ち着き始めたようだ。公開されているアプリの数を見てみると、iMessage App Storeのローンチからの数ヶ月間は、毎月100%以上の伸びを見せていたが、今年の1月から2月の結果を見ると、その数はたった9%まで落ち込…続きを読む

  • 深海に眠るタイタニック号を3Dスキャン―、米OceanGateが2018年5月に実施予定

    深海に眠るタイタニック号を3Dスキャン―、米OceanGateが2018年5月に実施予定

    シアトルに拠点を置くOceanGate Inc.は、世界で最も有名な沈没船のタイタニック号を調査するため、有人探査を行う予定だと今週発表した。歴史学者の推定によれば、1912年4月の沈没以降、タイタニック号を訪れた人の数は200人にも満たないとされており、エベレスト登頂者や宇宙に行ったことがある人の数の方が多いくらいだ。 2018年5月に予定されているこの調査は、2005年に別のチームがタイタニック号を訪れて以来初の調査となる。前回の調査が行われた頃や、ジェームズ・キャメロン監督が映画『タイタニック』のために沈没船の様子を撮影した19…続きを読む

  • Uberの社内文書が流出―、データが示す自動運転車の不安定な走行状況

    Uberの社内文書が流出―、データが示す自動運転車の不安定な走行状況

    Recodeが新たに入手したUberの社内文書には、人間のドライバーを必要としない全自動運転車隊の夢に向けた進捗の詳細が記載されている。同文書を見てみると、月次の指標が着実に向上しているとは言えず、むしろ全自動運転技術の実現に向けたデコボコ道を、Uberがガタガタと進んでいる様子が窺える。さらに自動運転テクノロジーに関するUberとGoogleの法廷闘争が始まったことで、デコボコ道という比喩のもっともらしさが増してくる。 ペンシルベニア、カリフォルニア、アリゾナの3州に広がったUberの自動運転車の走行距離は着実に伸びているものの、乗…続きを読む