Fumihiko Shibata の記事

ローランドの小型レコーダーR-07はスマホアプリよりかなりいい
スマホで何でもできるようになった時代に、なぜ独立したオーディオレコーダーが必要なのか?音響機器メーカーのRoland(ローランド)が、その答えを明らかにしてくれる。 ローランドのR-07ボイスレコーダーは、だいたいオリジナルiPodと同じくらいの大きさ。音楽の録音、練習、そして再生の機能を持つ。2つのマイクを上部に内蔵し、外部マイク用の入力端子も備えている。もちろん、ヘッドフォンジャックも装備し、Bluetoothもサポートしている。 シングルタッチで録音開始できる操作性は斬新だ。電源が入っている状態で、真ん中の赤いボタンを押すだけ。…続きを読む

飛行機と綱引きをする四足ロボHyQReal
さかんに開発が進む四足ロボットは、確かに力強く、機敏に動く。しかしそうした四足ロボットに何ができるのか、実際のところまだよく分からない。それでも、四足ロボットが動く様子は、何度見ても飽きないものだ。その最新版は、HyQRealと呼ばれるイタリア製のロボットが、なんと飛行機と綱引きをして力比べに勝つというシーンだ。 このビデオが、HyQRealにとってのデビューとなる。これは、数年前にイタリア工科大学と、その関係者によって作成されたより小型のモデル、HyQの後継機だ。それ以来、それほど大きく育ったわけではないものの、市場もそれなりに進化…続きを読む

Cruiseの自動運転車は対向車を避けて1400回の左折に成功
対向車がある状況での左折(右側通行の場合)は、ロボットにとっても人間にとっても難しい。対向車の進路を横切る際の判断の基準が複雑なだけに、運転の中でも最も難度の高い行動と言える。もちろん自動運転車にとっても最大の課題の1つだ。人間は、対向車の運転者のしぐさなどを観察して、安全な左折のタイミングを計っているのだから、なおさらだ。 ゼネラルモーターズの自動運転車部門であるCruiseは、米国時間の5月23日、24時間で1400回の左折を成功させたというビデオを公開した。そのテストは、サンフランシスコの起伏に富んだ混雑した道路で実施された。ビ…続きを読む

自動運転車と2足歩行ロボがタッグを組んで配達するフォードの近未来構想
自動運転車は、混み合った街の通りを走り抜け、食料品、ピザ、その他の荷物を、やがて人間が運転しなくても配達できるようになるかもしれない。しかし、それだけでは、フォード自動車のCTO、Ken Washington氏が言う「最後の50フィート(約15m)の問題」を解決できない。 フォードと、スタートアップのAgility Roboticsが共同で取り組む研究プロジェクトでは、2足歩行ロボットと自動運転車を連携させて、道路からドアまでの問題に対処する方法を検討する。このプロジェクに採用されたのは、頭の部分にライダー(Lidar)を取り付けた2…続きを読む

マイクロソフトはサービスメッシュの相互運用性向上に一石を投じる
クラウドネイティブのコンピューティングの世界では、今サービスメッシュがホットだ。隔年で開催されるKubeConは、クラウドネイティブに関するあらゆる事柄を扱う。その場でマイクロソフトは、米国時間の5月21日、この分野の何社かと協力して、ジェネリックなサービスメッシュのインターフェイスを開発すると発表した。これによりデベロッパーは、特定の技術に縛られることなく、サービスメッシュのコンセプトを容易に適用できるようになる。 現状では、ネットワーク上で利用可能なAPIの数は増え続けている。あちこちのデベロッパーが、猛烈な勢いで新たなマイクロサ…続きを読む

Instagramインフルエンサーの何百万もの個人情報がネットに晒される
Instagramの何百万人ものインフルエンサー、著名人、ブランドアカウントの連絡先情報を含む膨大なデータベースがオンラインで公開されているのが発見された。 そのデータベースは、Amazon Web Servicesによってホストされていて、パスワードも付けず誰でも中身を見られる状態で公開されていた。この記事を書いている時点では、データベースには4900万件を超えるレコードがあり、数時間に渡って増加し続けていた。 そのデータをざっと見てみると、各レコードにはインフルエンサーのInstagramアカウントから抜き出した公開データ、つまり…続きを読む

ハードウェアをアップデートしたGoogle Glassの新モデルが登場
Googleのヘッドマウント型スマートディスプレイ、Google Glassがついに普及の段階に入った。 Glassが最初に登場したのは2013年。Googleが思い描いていた未来の夢を具現化する役割を果たした。その後、一般ユーザー向けではなく、企業向けとして再定義されたが、今回ハードウェアのアップデートを受けて、Googleの親会社Alphabet(アルファベット)の研究部門Xのムーンショットファクトリから卒業することになった。これにより、多くの企業にとって手を出しやすい製品となることを目指している。 最初のコンシューマ向け製品は、…続きを読む

Powerbeats Proは待ち望まれたBluetoothイヤフォンの最高峰
とりあえず今回は、よくない点から先に見ていくことにしよう。 まずなによりも、充電ケースが巨大だ。こればかりはどうしようもない。だんだん暖かくなってきて、ポケット付きのジャケットを着なくなると、どうやって持ち運ぼうかと、ますます悩むことになる。充電ケースのためにもそれなりの金額を払っているわけだからだ、これはよくよく考えてみる必要があるだろう。要は、どれだけの時間外出するのか、ということと、かさばるケースを持ち運ぶことに、どう折り合いをつけるかだ。 価格も問題だ。数年前なら、 250ドル(日本では2万4800円)のワイヤレスイヤフォンは…続きを読む

イスラエルのAIチップメーカーが最新ディープラーニングチップを発表
Hailoは、テルアビブに本拠を置くAIチップメーカーだ。米国時間の5月14日、同社初のディープラーニングプロセッサとなるHailo-8チップのサンプル出荷を開始すると発表した。このチップは、1秒あたり最大26テラオペレーション(TOPS)が保証されている。現在、何社かの選抜された顧客とともにテスト中で、その多くは自動車業界だ。 Hailoは、昨年になって表舞台に登場した会社で、シリーズAラウンドで1250万ドル(約13億7000万円)を調達した。その時点では、まだチップのサンプル出荷もできていなかった。同社によれば、Hailo-8は…続きを読む

TwitterのDeveloper Labsは設計し直されたAPIへのベータアクセスを提供
ついにTwitterは、7年間も放置状態だったコアAPIをモダンなものにするために動き出した。デベロッパーからの早期のフィードバックを求めている。 米国時間の5月14日、Twitter Developer Labsを立ち上げたのもそのためだ。アプリのデベロッパーは、サインアップすることでプレリリース版のベータAPIを使った実験が可能となる。中でも真っ先に挙げられるのは、設計し直されたGET /TwittsとGET /UsersのAPIだ。 それに続くのが、初めての機能的な変更で、そこにはTwitter Firehoseへのリアルタイム…続きを読む

Adobe Lightroomがチュートリアル・共有アルバム・テクスチャコントロールを新装備
Adobe Lightroomは米国時間の5月14日、かなり久しぶりとなる新たなスライダーの追加を含むアップデートを受けた。そのスライダーは、画像に含まれるテクスチャを目立たせる効果を発揮する。この新機能は、Adobe製の写真編集、管理ツールの2019年5月リリースに含まれているもので、LightroomとLightroom Classicの他、Camera Rawでも利用できる。また、Lightroom内で利用できる新たな学習ツールもいくつか追加されている。これによって、初心者から上級者まで、写真編集の方法を学ぶことができる。さらに…続きを読む

中国の報復関税で米ハイテク株が軒並み下落
米中の間で進行中の貿易戦争の新たな局面として、中国が米国に報復の総攻撃をかけたことにより、米ハイテク企業の株価は大打撃を受けた。 S&P 500指数は、金額にして約1.1兆ドル(約120兆円)ぶんも下げ、ダウ工業株平均とナスダック総合指数も、それぞれ2.38%と3.41%下落した。 米国時間5月13日の月曜日に、中国は、米国が中国からの輸入品に25%の関税をかけたことへの報復として、約600億ドル(約6兆6000億円)にもなる米国からの輸入品に25%の関税を課すことにした。 6月1日から、中国政府は5000以上の品目に25%の関税をか…続きを読む

アドビのCommerce CloudはMagentoにAmazonとGoogleを統合
Adobe(アドビ)がMagentoを16億ドル(約1760億円)で買収し、Adobe Commerce Cloudを立ち上げてから、まだ2、3カ月しか経っていない。米国時間5月13日、MagentoのImagine 2019カンファレンスで、同社はいくつかのアップデートを発表した。プラットフォームのカバー範囲を同社のサービスを利用する中小企業にも拡げることを狙ったものだ。 AdobeがMagentoを買収した際には、同社のサービスを利用していた中小企業の多くはAdobeが既存の大企業に注力するようになるのではないかと心配した。つまり…続きを読む

ランサムウェアWannaCryの猛威から2年、まだ100万台以上のコンピュータが危険な状態
ちょうど2年前の5月12日、強力なランサムウェアWannaCryが世界中に拡散し始めた。 それは山火事のように広がり、たった数時間で150以上の国々の、何十万台ものコンピュータを暗号化してしまった。これは、ユーザーのファイルを勝手に暗号化し、解除するために仮想通貨の身代金を要求するというマルウェア、つまりランサムウェアが組織的なサイバー攻撃として世界中に拡まった最初の例だった。 イギリスでは、このマルウェアのせいで、あちこちの病院がオフラインとなり、「重大事件」と宣言された。政府のシステム、鉄道網、民間企業も大きな被害を受けた。 セキ…続きを読む

HTCはブロックチェーンスマホの普及機を発表、Zion Vault SDKオープンソース化
HTCは、Blockchain Weekで、近々発売予定のHTC Exodus 1sについて紹介し、このイベントを盛り上げるのにひと役買った。この好奇心をそそられる最新のブロックチェーンスマホは、Exodus 1の低価格版に相当するもの。Exodus 1は、一般の通貨での支払いも可能にした際に、699ドル(約7万7000円)という値段が付けられていた。 HTCは、やはりまだ正確な価格については明らかにしたくない様子で、単に「より価格重視のバージョン」とだけ称している。また、HTCは製品コストを下げるために、どの部分を削ったのかについて…続きを読む

Chromeの変更がブラウザのプライバシーとセキュリティに及ぼす大きな意味
楽観的すぎると思われるのを覚悟で言えば、2019年はプライベートウェブブラウザの年になるかもしれない。 初期のころ、ブラウザはまだ混沌とした状態で、とりあえず中身をきれいに見せることに注力したものだった。セキュリティは二の次。Internet Explorerがその良い例だった。また、Google ChromeやMozilla Firefoxのような新しいブラウザが登場しても、ユーザーのプライバシーはめったに顧みられることはなかった。そうしたブラウザはスピードと信頼性に重点を置いていたからだ。 広告によって、長い間インターネットの利用…続きを読む

マイクロソフトは量子コンピュータ用開発ツールをオープンソース化
Microsoft(マイクロソフト)の量子コンピュータは、まだ量子ビットが実際に動作するところまではできていないかもしれない。それでも同社は、将来の量子コンピュータをプログラムするためのツールの開発に熱心に取り組んできた。ここ数年の間に、量子コードを書くためのプログラミング言語Q#、その言語のためのコンパイラ、そして量子シミュレータなどを発表してきた。そして米国時間の5月6日、Microsoftはこれらの成果を今後数カ月のうちにオープンソース化すると発表した。 Microsoftによれば、この動きは「量子コンピューティングとアルゴリズ…続きを読む

Googleは高速な画像読み込み機能をChrome Canaryに展開
Googleは米国時間5月7日、重い画像を含むウェブサイトをより高速に読み込むための機能をChromeに追加することを発表した。ただし現時点では、Chromeの実験的なバージョンであるChrome Canaryでのみ利用可能となっている。Chrome担当のプロダクトマネージャ、Tal Oppenheimer(タル・オッペンハイマー)氏が米国時間5月7日に開催されたGoogle I/Oカンファレンスで説明したところによれば、Googleはウェブサイトの画像読み込みに関するユーザー体験を改善する新たな方法を展開することになるという。「レイ…続きを読む

GoogleのFlutterはmacOSやWindowsも含む真のマルチプラットフォーム対応へ
GoogleのFlutterは、クロスプラットフォーム開発に対応した UIツールキット。登場してからまだ2年しか経っていないが、あっという間に多くのデベロッパーがこぞって採用するフレームワークとなった。ただし、これまでは「クロスプラットフォーム」の意味は、AndroidとiOSにのみ限定されていた。昨年末になってGoogleは、Flutterをモバイル用だけでなくウェブにも拡張すると発表した。そして米国時間5月7日に開催されたGoogle I/Oで、その言葉通り、ウェブ用Flutterのテクニカルプレビュー版を発表した。 さらにGoo…続きを読む

スタバの後を追う中国Luckin Coffeeが米国でのIPOで660億円超の調達を目論む
Luckin Coffeeは、スターバックスの後を追う野心的な中国のスタートアップ。間近に迫った米国でのIPOで6億ドル(約660億円)近くを調達する可能性がある。この金額は、Luckin Coffeeが公表した株式公開時の価格帯から算出したもの。 Luckinの申請によれば、3000万株を15〜17ドルの価格帯で売り出す計画だという。これにより、4億5000万ドル(約495億円)から5億500万ドル(約605億円)の資金調達が可能になる計算だ。ただし、引受会社が450万株の追加割当を受けた場合には、この金額はさらに膨れ上がることにな…続きを読む


