Fumihiko Shibata の記事

NASAや米海軍用のソフトロボットを開発するBreeze Automation
サンフランシスコにあるソフトロボット工学のスタートアップであるBreeze Automationは米国時間4月18日、カリフォルニア大学バークレー校で開かれたTechCrunchのTC Sessions、Robotics + AIイベントのステージに登場した。共同創立者でCEOのGui Cavalcanti氏がステージに立ち、同社がNASAや米海軍といった組織から委託されている仕事を紹介したのだ。 Cavalcanti氏が、前回TechCrunchのステージに登場したのは、2016年9月だった。その際は、パイロット用のサングラスと米国…続きを読む

Express Logicを買収してAzureのIoT対応に本腰を入れるマイクロソフト
Microsoft(マイクロソフト)は決して買収を躊躇するような会社ではないが、米国時間の4月18日、サンディエゴのExpress Logicを買収することを発表した。Express Logicは、世界中で増殖を続けるIoTデバイスを制御するRTOS(リアルタイム・オペレーティングシステム)を開発した会社だ。 買収価格は明らかにされていない。 Express Logicは、絵に描いた餅のような大きな目標を掲げる会社ではない。23年ほど前からあり、(同社の言葉を借りれば)「組み込み用とIoT開発者向けの産業グレードのRTOSおよびミドル…続きを読む

アップルは世界規模で製品のリサイクルプログラムを拡大
Apple(アップル)は米国時間4月18日、リサイクルプログラムと、電子廃棄物への取り組みに対する投資を増強すると発表した。消費者向けのリサイクルプログラムを拡充し、新たに9000平方フィート(約836平方メートル)のMaterial Recovery Lab(材料回収研究施設)をテキサス州オースチンに建立して、将来のリサイクル技術を開発する。また、これまで取り組んできた古いApple製デバイスのリサイクル、整備済製品としての再生により、電子廃棄物を埋め立て処理しないという活動の成功にも触れている。 リサイクルプログラムの拡充としては…続きを読む

GoogleとAmazonが仲直り、ストリーミングビデオの相互乗り入れに合意
Google(グーグル)とAmazon(アマゾン)は、争いの矛先を収め、それぞれのストリーミングビデオのユーザーに対して、より良いサービスを提供することにしたと、米国時間の4月18日に揃って発表した。これから数カ月のうちに、公式のYouTubeアプリがAmazon Fire TVデバイスとFire TV Editionのスマートテレビ上でも動くようになり、反対にPrime VideoアプリはChromecastとChromecast内蔵の各種デバイス上で動作するようになる。 さらにPrime Videoは、Android TVに対応す…続きを読む

アドビがUI/UX開発ツール「Adobe XD」テコ入れのためデベロッパーを約224万円で勧誘
デザイン業界は本格的な競争状態にある。これまでの歴史を振り返って見ても、デザイナーやそのチームにとって、これほど豊富なオプションが選択肢として揃っていることはなかった。需要と供給が共に増加するにつれて、デザインのためのツールを作る側は、ユーザーに対してなるべく包括的な体験を提供できるように努めてきた。 この分野の重要なプレーヤーであるAdobe(アドビ)は、米国時間4月16日にAdobe Creative Cloud Plugin Accelerator(アドビ・クリエイティブクラウド・プラグイン・アクセラレータ)を発表した。Adob…続きを読む

アウディの自動運転車はアップルとニコンの出身者が作ったAevaのセンサーを採用
Audi(アウディ)の自動運転車部門は、ユニークなライダー(LIDAR)を開発しているスタートアップと手を組んだ。自律走行可能なSUVタイプの電気自動車、e-tronに搭載して、ミュンヘン市内でのテストを拡大する。 Audiの子会社となっているAID(Autonomous Intelligent Driving)は、Aevaによって開発されたライダーセンサーを採用したことを、水曜日に明らかにした。AevaはAppleとNikonの出身者によって、わずか2年前に設立されたスタートアップだ。 Aevaは、カリフォルニア州のマウンテンビュー…続きを読む

伝染病の発生地域を世界地図上にプロットするMetabiota
世界中で発生している健康リスクについて、広く一般の人々に知らせるため(あるいはもともと被害妄想のある人々をぞっとさせるために)、スタートアップのMetabiotaは無料の伝染病トラッカーをリリースした。世界中の誰もが流行状況をくまなくモニターできる。 サンフランシスコに拠点を置くMetabiotaは、このツールを一種の公衆衛生サービスとして考案した。世界経済フォーラムは、世界規模の伝染病の流行によって、世界経済が年間570億ドル(約6兆3800億円)もの損失を被っていると見積もっていること、そして新種の薬剤耐性菌や致死性の疾病が拡散し…続きを読む

Dropboxに挑むスイスのpCloud、差別化に成功し黒字化達成
一般向けクラウドストレージ市場は、Dropbox、Google Drive、Microsoft OneDrive、iCloud Driveなどがひしめき合い、混沌としている。そんななか、pCloudと呼ばれるスイスの小さな会社が、この5年で900万人以上のユーザーを獲得した。この社員32人の会社は、最近ようやく採算が取れるまでに成長した。 Dropboxを使い慣れた人なら、pCloudにも戸惑うことはないだろう。このサービスも、ファイルをバックアップしたり、デバイス間で同期する機能を提供する。容量は10GBまでは無料で、それ以上の容量…続きを読む

普及が加速するスマートスピーカーは2年以内にタブレットを追い越す勢い
スマートスピーカーの世界的なインストールベースは、この年末までに2億台に達する勢いで伸びているという。この数字は、米国時間4月15日にCanalysのアナリストが発表した報告によるもの。もう少し具体的に言うと、インストールベースは2018年の1億1400万台から、2019年の2億790万台へと、82.4%も増加するという予想になっている。スマートスピーカーの普及率という点では、米国が引き続き世界をリードするかたちだが、今年の成長の大きな部分は東アジアの市場に見込まれている。特に中国だ、と同報告は指摘する。 その報告では、中国本土におけ…続きを読む

iPhoneでもダークモードをサポートするiOS 13
Guilherme Rambo氏が書いた9to5macの記事によると、iPhoneやiPad用iOSの次期メジャーバージョンには、システムレベルのダークモード、新しいジェスチャー、音量のポップアップ表示の変更など、多くの新機能の搭載が予定されている。 ダークモードは、macOS Mojaveのダークモードとほとんど同じように動くはずだ。つまり「設定」で、システムレベルのオプションとして選択できる。ダークモードをサポートするアプリは、それ以降に起動すれば、自動的にモードが切り替わる。あとは、サードパーティのデベロッパーが、ダークモードを…続きを読む

ネイティブアプリ開発者は絶滅危惧種なのか?
最近ちょっとおもしろいことに気づいた。5年ほど前なら、新たな仕事で頼りになるiOSの経験豊かな熟練開発者は、少なくとも金の卵を生むユニコーン企業と同じくらいには簡単に見つけることができた。それが2年前になると、そんな人を見つけ出すのはかなり難しくなった。そして今年は?もしかすると、ランダムなノイズのようなものかもしれないが、今年はそのあたりにいることはいるようだ。あれこれ考えてみると、それも単なる偶然ではないように思えてくる。 App Annieの「State of Mobile 2019」は、「モバイルの成熟」について遠回しに触れて…続きを読む

AIの倫理規定を試行し参加を呼びかける欧州委員会
欧州委員会は、人工知能技術を開発し、適用する際の倫理規定の草案をテストする試験的プロジェクトを開始することを発表した。そうした規定を実際に施行できることを確認するためだ。 このプロジェクトでは、フィードバックを集積し、いわゆる「人間中心のAI」についての国際的な合意形成を促すことを目指している。さまざまな懇談会だけでなく、今後のG7やG20といった場で議論を盛り上げることが目標だ。 欧州委員会のAIに関するハイレベルグループは、産業界、学界、市民社会にまたがる52人の専門家によって構成されるもので、昨年の夏に公告された。そして昨年12…続きを読む

アプリの定期購読申し込みをしつこく確認するアップルのiOS
Apple(アップル)は、操作に1ステップを追加して、ユーザーが誤ってiOSアプリのサブスクリプションにサインアップすることを防ぐようにした。これは、ルールに反して定期購読に誘い込む詐欺まがいのアプリへの対策になる。そのために導入したのは、サブスクリプションを確認するダイアログボックスだ。定期購読を申し込む意思があることを確かめるため、操作の最終ステップに表示される。 このiOSの変更は、最初にアプリ開発者David Barnard氏によって発見され、ツイートされた。そしてAppleのニュースサイト、9to5Macによってもレポートさ…続きを読む

イスラエルのBeresheetは月面への降下中に消息を絶つ
イスラエルのSpaceILは、あともう少しで歴史を作るところだったが、米国時間4月11日、Beresheet宇宙船は月面に着陸する寸前、下降中に失敗を喫することになってしまった。イスラエルは、制御された月面着陸を成功させた4番目の国になるチャンスを逃したことになる。しかし、全行程の99パーセントまで到達したことは、民間による宇宙飛行としては並外れた成果と言えるだろう。 Beresheet(Genesis)は、この2月にSpaceXのFalcon 9ロケットの第2ペイロードとして打ち上げられ、螺旋状に軌道を拡げながら1カ月半後に月の周回…続きを読む

普通のAndroidスマホをセキュリティキーにするGoogleの新技術
もうすぐAndroidのスマホは、ハードウェアのセキュリティキーの代わりに、Googleアカウントへの2段階認証アクセスを可能にするデバイスとして使えるようになる。Googleが米国時間4月10日のCloud Nextカンファレンスで発表したところによれば、同社はChromeブラウザーと通信することで、同社のサービスにアクセスするための標準的な第2段階として機能するBluetoothベースのプロトコルを開発した。つまり、Androidスマホが、最新のハードウェアセキュリティキーと同様の機能を発揮できるようになる。 2段階認証が、オンラ…続きを読む

Amazonの廉価版の新型Kindleの表示品質にはちょっとがっかり
Amazon(アマゾン)のKindleは、言うまでもなく、電子書籍リーダーの購入を検討する際に、真っ先に思い浮かぶブランドだ。とはいえ、もちろんライバル機種もある。比較してみると、最新のエントリーモデルのKindleは、あまりお買い得とは言えないように思える。価格は安いが、品質もそれなりで、水準を満たしていない。 電子ペーパーを採用したKindleのラインナップの中で、最も基本的な現在のデバイス、つまりただの「Kindle」(Kindle Paperwhiteや、Kindle Oasisなどではない)は、今年2019年にアップデートさ…続きを読む

中国はビットコインのマイニングを禁止か
仮想通貨のマイニングは中国政府の最新の標的となっている。自国の経済にとって障害となりそうなものを徐々に排除する政策の一環だ。 同国の国家発展改革委員会(NDRC)は、世界最大のビットコイン採掘市場である中国の経済を率いる計画機関だ。今週の月曜日に、促進、制限、あるいは排除を計画している分野のリストを発表した。仮想通貨の採掘とは、ビットコインやその他のデジタル通貨を、コンピューターの能力を利用して生成する活動のこと。今回、他の多くの分野とともに、当局が「排除」したいと考えているリストにノミネートされた。その理由は「安全な生産条件が欠如し…続きを読む

ChromiumベースのEdgeブラウザーが公式プレビュー
Microsoft(マイクロソフト)は、米国時間4月8日、Chromiumエンジンを搭載したEdgeブラウザーの最初の公式バージョンを、Windows 10用にリリースした。最初のデベロッパー向け、およびカナリービルドは、ここからダウンロードできる。カナリービルドは毎日、デベロッパービルドは週1回のペースで更新される予定だ。もう少し経てば、ベータチャンネルも、そして最終的には安定版チャンネルのリリースも期待できる。 Microsoftは、このプロジェクトについて昨年12月に初めてアナウンスした。そのニュースは、やはりかなり物議を醸した…続きを読む

iPhoneを狙う強力なスパイウェアが登場
セキュリティ研究者は、当初Android用に設計された強力な監視アプリが、今やiPhoneユーザーをターゲットにしていることを発見した。 このスパイアプリは、モバイルセキュリティ会社Lookoutの研究者が見つけ出したもの。その開発者は、Appleが発行したエンタープライズ用の証明書を悪用してApp Storeをバイパスし、無警戒な被害者のデバイスに感染させるのだ。 このアプリは、キャリア支援ユーティリティを装っている。いったんインストールされると、密かにユーザーの連絡先リスト、音声録音、写真、ビデオ、その他のデバイス情報、さらにはリ…続きを読む

もうすぐ月面に着陸するイスラエルのBeresheet
Beresheetは、イスラエルの私的資金で開発され、打ち上げられたミッションで、月面着陸を目指している。今回、1ヶ月半におよぶ飛行の末、月の周回軌道に入ることに成功した。機体は現在、4月11日の着陸に備えて、軌道を調整しているところだ。 この宇宙船は、去る2月21日に、SpaceXのFalcon 9によって打ち上げられた。その後地球の軌道を回りながら、月に向けて加速した。この機体を制作したSpaceILのエンジニアは、その正確な仕事を証明して見せた。Beresheetが最後の噴射を終えて月の楕円軌道に入ったのは、打ち上げ前に予想され…続きを読む


