Nariko Mizoguchi の記事

アップルが年内にインドでオンライン販売を開始、直営店は2021年オープン
10年もの間、Apple(アップル)はインドでの製品販売をサードパーティの業者や店舗、マーケットプレイスに全面的に頼ってきた。それが今年、変わる。 米国時間2月26日に開かれた定時株主総会で、CEOのTim Cook(ティム・クック)氏は投資家に対し、アップルは年内のどこかで世界で2番目に大きいスマホマーケットであるインドでオンラインストアを開き、来年には初の直営店をオープンさせると話した。「私はインドの可能性をかなり信じている。無比の活気と人口を抱えた国だ」とクック氏は述べた。 TechCrunchは先月、アップルがオンラインストア…続きを読む

セールスフォースが顧客管理システム開発のVlocityを約1460億円で買収
米国時間2月25日はSalesforce(セールスフォース)にとって大きなニュースの日となった。共同CEOのKeith Block(キース・ブロック)氏が辞任したことと、Vlocity(ブロシティ)を全額現金で13億3000万ドル(約1460億円)で買収することを発表したのだ。 セールスフォースがこのスタートアップをターゲットにしたのは偶然ではない。同社は6つの業界(通信、メディア・エンターテイメント、保険・金融、エネルギーを含む公益産業、ヘルスケア、政府と非営利団体)向けのCRM(顧客管理システム)を開発する会社であり、Salesf…続きを読む

モルガンスタンレーのEトレード買収裏でロビンフッドはソーシャルトレーディングに向け準備
76億ドル(約8400億円)の価値がつく前、Robinhood(ロビンフッド)がもともと持っていたアイデアは株式取引ソーシャルネットワークだった。2013年、サンフランシスコの筆者自宅のキッチンテーブルで創業者らは、予測の正確性を争う順位表が閲覧できるフィードを用意し、そこに投稿された耳寄り情報を共有するアプリを構想していた。SEC(米証券取引委員会)承認後は、本当に稼げるような方向へ転換した。アプリで株式を売買したり、資金を借りて代金を払えるようにしたのだ。 7年経ち、ロビンフッドは巧妙に創業時の姿に戻る最初の一歩を踏み出した。同社…続きを読む

Comcastが広告入りの無料ストリーミングサービスXumoを買収
Comcast(コムキャスト)が広告入りの無料ストリーミングサービスXumoを買収した。 190以上のチャンネルを展開しているXumoは、複雑なオーナーシップ履歴を持つ。同社はパナソニックと、Myspaceの親会社Viantの合同ベンチャーとして2011年に始まった。ViantはTime Incに2016年に買収され、Time IncはのちにMeredithに買収された。 今回の買収については以前、Wall Street Journalが交渉中だと報じていたが、両社は買収の詳細を明らかにしていない。XumoはComcastのケーブル部…続きを読む

AIチップメーカーGraphcoreが約165億円調達、R&Dと顧客開拓を推進
英国はプロセッサーを得意としてきた歴史がある。しかしグローバルのチップマーケットはこのところ変動が激しい。そして米国時間2月25日、今後状況が厳しくなるかもしれない中で投資家がいかに次世代のチップ製造に賭けているかを強調するような大きなニュースが飛び込んできた。AIアプリケーション向けのプロセッサーをデザインするブリストル拠点のスタートアップGraphcoreは、R&Dと顧客開拓のために1億5000万ドル(約165億円)を調達したと発表した。この調達により、バリュエーションは19億5000万ドル(約2150億円)となる。 Graphc…続きを読む

フィンテックRevolutが約550億円調達、日本でのサービス立ち上げも準備
フィンテックスタートアップのRevolut(レボリュート)がシリーズDラウンドで大規模な資金調達を行った。5億ドル(約550億円)ものラウンドをTCVがリードし、バリュエーションは55億ドル(約6090億円)になった。過去数年でRevolutは計8億3600万ドル(約930億円)を調達している。 既存投資家の一部も本ラウンドに参加しているが、Revolutは名前を明らかにしなかった。既存投資家にはDST GlobalやIndex Ventures、Balderton Capital、その他多くが名を連ねる。 なじみのない人のために説明…続きを読む

新型コロナウイルス感染拡大懸念でNY株価が全面安、テックやSaaSで下げ大きく
欧州やアジア、中東で拡大している新型コロナウイルス感染の影響を懸念し、米国時間2月24日の米国株式市場は大きく下げて始まった。中でもテック株の下げ幅が顕著だ。株安の原因は明らか。週末に欧州や中国以外のアジアの国での患者数が急激に増え、ウイルス拡散を抑制するという望みが打ち砕かれることにりそうだからだ。 投資家らはグローバルでの流行と経済への影響を注視していることから、感染拡大は市場を揺るがした。中国は今週後半にも主要な経済指標を発表する見込みで、その内容は芳しいものではないとエコノミストはみている。 The Guardian(ガーディ…続きを読む

三菱電機が提携するRoboTireのロボットは10分で4本ものタイヤを交換する
ある日、サービスステーションの待合室で苦痛の時間を過ごしていたVictor Darolfi(ビクトール・ダロルフィ)氏はふとひらめいた。「俺はAmerica’s Tiresに3時間もいる。工場でのタイヤ着脱にロボットを使おう」と創業者のダロルフィ氏は説明する。「サービス業界にロボットを導入してはどうだろうか」と。 これがベイエリア拠点のロボティクス企業RoboTire(ロボタイヤ)の始まりだ。同社はSpark RoboticsでCEOを務めていたダロルフィ氏が2018年10月に設立した。そして今、最新のY Combinatorスタート…続きを読む

欧州の電動スクーターレンタルTierがシリーズBで45億円を追加調達
欧州の11カ国55都市で操業している電動スクーターレンタルのTier(ティアー)がこの4カ月で2度目となる資金調達を行った。 ベルリン拠点の同社は、昨年10月時点で6000万ドル(約67億円)としていたシリーズBラウンドを1億ドル(約112億円)に引き上げた。追加分はモスクワのRTP Global、ロンドンのNovator、名称は明らかにされていない米国のデットファンドが提供する、エクイティとデットの組み合わせだ。シリーズBの第1段階はMubadala CapitalとGoodwater Capitalがリードした。 追加で調達する資…続きを読む

クラウドインフラプロバイダーのDigitalOceanが融資で約110億円を調達
中小による企業や若い企業を対象とするクラウドインフラプロバイダーであるDigitalOcean(デジタルオーシャン)は2月20日、投資家グループから1億ドル(約110億円)の新規資金を融資で確保したと発表した。2016年にも融資で2億ドル(約220億円)を調達しており、融資による調達累計額は約3億ドル(約330億円)になった。なお、2015年にはシリーズBで8300万ドル(約91億円)を調達した。 TechCrunchはDigitalOceanのCEOであるYancey Spruill(ヤンシー・スプルール)氏に、今回の資金調達、売上…続きを読む

フィンテックスタートアップは2019年に世界で3.8兆円を調達
VCファームがレートステージ企業の支援に目を向け、そして発展途上のマーケットに注力したこともあり、金融サービススタートアップが2019年に調達した資金は2018年のものよりも少なくなったことが新たな調査で明らかになった。 調査会社CB Insightsの年次レポートによると、世界のフィンテックスタートアップは昨年、1912件のディールで計339億ドル(約3兆8000億円)を調達した。2049件のディールで408億ドル(約4兆6000億円)調達した2018年より少なくなった。 包括的なレポートで、ここでフルバージョンを読むことをお勧めす…続きを読む

SpaceXが来月にも約279億円調達、企業価値4兆円に
CNBCのMichael Sheetz(マイケル・シーツ)記者のレポートによると、SpaceXは新たに2億5000万ドル(約279億円)の資金調達を模索している。CNBCの情報筋は、新たな調達でSpaceXのバリュエーションは360億ドル(約4兆円)になる、と見込んでいる。直近に発表されたバリュエーションから25億ドル(約2790億円)超の増加となる。 ロケットを打ち上げるSpaceXはElon Musk(イーロン・マスク)氏が創業・経営している。もちろんマスク氏は巨額の資金を調達する術を知っている。2019年にはいくつかのラウンドで…続きを読む

サンフランシスコやマウンテンビューをインターネット上に構築する「リモート」アクセラレーターのPioneerとは?
ベイエリアの創業者達はリモートワークに取り憑かれている。シリコンバレーでは人材獲得に必要なプレミアムが暴騰し、事業のコストが急激に増加しているからだ。リモートワークを利用すれば、そうしたプレミアムを払わずに、資金や事業機会のネットワークにアクセスできるかもしれない。 Daniel Gross(ダニエル・グロス)氏は、シリコンバレーで得られる経営資源について誰よりも深く理解している。エルサレム生まれの同氏はY Combinator(ワイコンビネーター)の初期の成功例だ。YCに参加したAIスタートアップは、23歳のときApple(アップル…続きを読む

eコマースプラットフォームShopifyがFacebookのデジタル通貨Libra運営団体に加盟
eBayやVisa、Stripe、その他の有名企業などはFacebook(フェイスブック)が主導するデジタル通貨Libra(リブラ)を見捨てたが、Libra運用団体は米国時間2月21日、Shopify(ショッピファイ)という新たな加盟社を得た。eコマースプラットフォームのShopifyはLibra Associationの会員になる。少なくとも1000万ドル(約11億円)を拠出し、Libra取引の結節点となる。 現在は国際規制当局の懸念がLibra展開を阻んでいるが、もしその懸念をLibraが和らげることができたら、Shopifyはク…続きを読む

ワーナーの新ストリーミング「HBO Max」がYouTube TVで視聴可能に
WarnerMedia(ワーナーメディア)とYouTube TVは2月20日、HBOとCinemaxを今春立ち上げが予定されているWarnerMediaの新サービスであるHBO Maxを、Google所有のライブTVストリーミングサービスへ配信可能にする契約を発表した。 つまりYouTube TVの顧客は、Huluのような他のストリーミングサービスと同様に、現在の月額課金サービスにHBOやCinemaxを追加可能になる。またはその代わりにHBO Maxの拡張ストリーミングサービスを選ぶこともできる。 今回の契約ではまた、YouTube…続きを読む

eコマースブランドのウェブサイト立ち上げを支援するShogunが約11億円を調達
Amazon(アマゾン)の時価総額は1兆ドル(約112兆円)を超えているかもしれないが、Y Combinatorが支援するスタートアップのShogun(ショーグン)でCEOを務めるFinbarr Taylor(フィンバー・テイラー)氏は、eコマース大企業は「ヘマをしているようなもの」と話す。 特に、Amazonでの買い物体験は最悪だと彼は主張する。何かを購入した後のことではなく、ウェブサイトのブラウジングそのもののことだ。検索結果にはスポンサーがついたものやフェイクの製品が満載だと指摘する。「D2Cブランドの大きな波がAmazonの牙…続きを読む

カナダのオンライン薬局PocketPillsが全国展開へ8.2億円調達
カナダで唯一のオンライン薬局をうたうPocketPillsが全国展開に向け新たに735万ドル(約8億2000万円)を調達した。 Pacific Blue Crossといった保険業者との提携を通じて、PocketPillsは処方箋薬の自己負担を軽減する。「他の薬局と同じように我々は市民がプラットフォームに参加できるオプションをもっている」と共同創業者で最高執行責任者のHarj Samra(ハージ・サムラ)氏は述べた。 サムラ氏は2018年に、カナダで全国展開している薬局の経営者Raj Gulia(ラジ・グリア)氏と、シリアルアントレプレ…続きを読む

TikTokが子供のアプリ使用を制限する新ペアレンタルコントロールを導入
TikTokは2月19日、「ファミリー・セーフティ・モード」という新ペアレンタルコントロールの導入を発表した。これは親がティーンエイジャーの子どものTikTokモバイルアプリの使用に制限を設けることが可能にするためのもの。スクリーンタイム管理のコントロール、ダイレクトメッセージの制限、不適切なコンテンツの表示を制限するモードなどを備える。 TikTokによると、ファミリー・セーフティ・モードを利用できるようにしたい親は最初にアプリで自分のアカウントを作らなければならない。このアカウントは子供のアカウントにリンクされる。利用可能な状態に…続きを読む

教育プラットフォームのUdemyがベネッセから約56億円調達
良くも悪くも、インターネットは情報収集のデフォルトプラットフォームになった。そして米国時間2月19日、オンライン教育プラットフォームを展開する企業の1つが、次の成長へ向け資金調達を発表した。 ビジネス分析からウクレレのレッスンに至るまで、15万件ものオンラインコースを提供するマーケットプレイスを展開しているUdemy(ユーデミー)は、ベネッセホールディングスから5000万ドル(約56億円)を調達した。ベネッセは日本でのUdemyのパートナーだ。今回の資金調達で、Udemyのバリュエーションはポストマネーで20億ドル(約2225億円)に…続きを読む

WalmartのQ4決算はeコマースが35%成長も売上高は予想を下回る
Walmart(ウォルマート)のホリデー商戦の業績は予想に届かなかった。2019年第4四半期決算の売上高は1416億7000万ドル(約15兆6000億円)で、予想の1425億5000万ドル(約15兆7000億円)を下回った。1株あたりの調整後利益は1.38ドル(約152円)で、これに対し予想は1.44ドル(約158円)だった。同社は要因をいくつか挙げ、そこには米国店舗におけるホリデー商戦が予想よりも「軟調」だったことも含まれる。12月は特に玩具、メディア、ゲーム、アパレルの売上が芳しくなかった。 消費者がこれまでになくオンラインで買い…続きを読む


