Nariko Mizoguchi の記事

衛星画像スタートアップのSatellogicがSPAC合併で上場へ、評価額は約940億円
宇宙分野におけるSPAC狂騒は鎮まったかもしれないが、まだ終わっていない。地球観測スタートアップのSatellogic(サテロジック)はSPAC上場の最新例となる。同社はCantor FitzgeraldのSPAC(特別買収目的会社)であるCF Acquisition Corp. Vとの合併を通じて上場する。 Satellogicはすでに軌道に衛星17基を打ち上げており、毎日アップデートされるサブメーター解像度の地球画像を提供するのに衛星コンステレーションを300基に拡大することを目指している。 SPAC取引ではSatellogicを…続きを読む

アマゾンのベゾス氏が退任、新CEOにAWSトップのアンディ・ジャシーが就任
Amazon(アマゾン)の創業者でCEOのJeff Bezos(ジェフ・ベゾス)氏は常に、毎日がDay 1だと言って従業員を鼓舞することを好んだ。そして米国時間7月6日は、後継者であるAndy Jassy(アンディ・ジャシー)氏にとってのDay 1であり、正式にAmazonのCEOに就任した。 ベゾス氏は2021年2月、自身の慈善活動のDay 1 FundやBezos Earth Fund、億万長者である同氏の宇宙企業Blue Origin、2013年に買収した新聞The Washington Postなどの事業に注力するためにCEO…続きを読む

任天堂が有機ELディスプレイSwitchを10月8日発売、価格は3万7980円
E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)で発表するには大きすぎるニュースだ。世界最大のゲーム見本市が終了して数週間、任天堂がとうとう広く人気を博しているハイブリッドのゲームコンソールの最新版を発表した。Nintendo Switch 有機ELモデルは10月8日に350ドル(日本では税込3万7980円)で発売される。また、手短な発表によると、待望の最新ソフト「Metroid Dread(メトロイド ドレッド) 」も同日発売する。 6.2インチの有機ELディスプレイを搭載する本モデルはオーディオが向上し、内部ストレージも6…続きを読む

元Alibabaの科学者がコンピューターサイエンス分野以外の創業者に出資する理由
North Summit CapitalとAlibaba Cloudの元チーフサイエンティストであるミン・ワンリ氏(画像クレジット:North Summit Capital) Min Wanli(ミン・ワンリ)氏は、コンピューターサイエンスを追求している人みなが切望するキャリアパスを持っていた。天才のミン氏は14歳のときに中国の一流大学に入学を許可された。同氏はその後、シカゴ大学で物理学と統計学の博士号を取得し、IBMとGoogleに計10年近く勤めた。 米国で働く多くの野心を持つ若い中国人科学者と同様、ミン氏は2010年代初めに中国…続きを読む

中国で配車アプリDidiがストアから削除、不正個人情報収集疑いで
中国はアプリストア運営事業者にストアからDidi(ディディ)のアプリを削除するよう命じた。このところ中国最大の配車事業者と中国当局の間では緊張が高まっていた。Apple(アップル)の中国App Storeを含むいくつかのアプリストアからDidiがなくなっているのをTechCrunchは確認している。 現地時間7月4日に削除命令を明らかにした中国のネット規制当局は、Didiが違法にユーザーの個人情報を収集していた、と述べた。 Apple、SoftBank、Tencent、Uberなどを投資家に持ち、2021年6月下旬に上場したばかりのD…続きを読む

子どもがCEOになって実際にオンラインショップを経営、様々なことも学べるプラットフォーム「Mighty」
子どもたちがある年齢に達するまで、充実したプログラムは学校、スポーツ、キャンプなどに限られており、お金を稼ぐ機会はほとんどない。 しかし現在、 創業1年のロサンゼルス拠点のMighty(マイティ)というスタートアップが、子ども向けのShopify(ショッピファイ)のようなプラットフォームを構築し、子どもたちに新たな選択肢を提供しようとしている。同社は、GOOD誌を創刊した創業者のBen Goldhirsh(ベン・ゴールドハーシュ)氏と、Etsyに5年近く在籍し、Sidewalk Labsのアドバイザーを務めたDana Mauriell…続きを読む

スウェーデンのゲーム大手MTGがインドのゲームスタジオPlaySimpleを約400億円で買収
スウェーデンのゲーム大手Modern Times Group(MTG)がインドのスタートアップPlaySimple(プレイシンプル)を3億6000万ドル(約400億円)で買収した。両社が現地時間7月2日明らかにした。 MTGはPlaySimpleに買収代金の77%を現金で、残りを株式で支払う。非公開の特定パフォーマンスメトリクスが向上した場合のために、買収額とは別に1億5000万ドル(約167億円)の報酬も用意されている、と両社は述べた。 この買収取引はインドのスタートアップ界で最大のエグジットの1つとなる。PlaySimpleは20…続きを読む

GMがカリフォルニアでのリチウム抽出プロジェクトに投資、優先権を獲得
General Motors(ゼネラルモーターズ、GM)は米国産のリチウムに投資する。同社は米国時間7月2日、ロサンゼルス近くのソルトン湖地熱地帯からリチウムを採取するオーストラリア企業のプロジェクトの初の投資家になったと明らかにした。リチウムは電気自動車(EV)のバッテリーの重要な要素だ。GMはControlled Thermal Resources(CTR)の「Hell’s Kitchen(ヘルズ・キッチン)」リチウム採取プロジェクトで生産されるリチウムの優先権を獲得する。 ヘルズ・キッチンプロジェクトでは2024年からリチウムを…続きを読む

大富豪による宇宙飛行レースも最終局面、ヴァージンのブランソン氏がアマゾンのベゾス氏より早く大気圏外へ
2人の大富豪がカーマン・ライン(高度約100キロメートル)へのラストスパートで先頭を争っているが、Richard Branson(リチャード・ブランソン)氏が7月11日にVirgin Galactic(ヴァージン・ギャラクティック)の宇宙船で飛行し、現地時間7月20日にBlue Origin(ブルーオリジン)の New Shepard(ニューシェパード)カプセルでの飛行を予定しているJeff Bezos(ジェフ・ベゾス)を僅差で抑えるかもしれない。誰が勝つにせよ、ここでの真の教訓は、十分な資金があれば、本当に何でもできるということだ。…続きを読む

ヒートアップする倉庫や仕分けのロボティクス、Zebra TechnologiesがFetchを約324億円買収
Zebra Technologies(ゼブラテクノロジーズ)は米国時間7月1日、ベイエリア拠点の倉庫ロボティクス会社Fetch(フェッチ)を買収する意向を発表した。買収額2億9000万ドル(約324億円)のこの取引では、すでにZebraが保有しているFetchの株式5%に加え、残りの95%を取得する。 パンデミックで労働力が不足し、また小売事業者がAmazon支配への抵抗で潜在的な優位を模索していることを受けて、倉庫や仕分けのロボティクスはヒートアップし続けている。そうした中でこの取引は興味深いものだ。最近SPAC(特別買収目的会社)…続きを読む

EUが新型コロナ「デジタル証明書」を本格運用、ワクチン接種や検査陰性を証明
共通のクレデンシャルで個人の新型コロナウイルス関係のステータスを認証する、欧州連合(EU)のデジタル証明書システムの運用が予定通り現地時間7月1日に始まった。 欧州委員会によると、ほぼすべてのEU加盟国がデジタル証明書を発行・認証することができるようになり、欧州経済域のひと握りの国だけがまだ保留中だとウェブサイトにはある。 多くの国がこれより前に証明書発行を開始した。当局は6週間の移行期間を認めている。 欧州委員会は、2億件超の証明書がすでに発行された、と述べた。 証明書発行の案が公になり始めた2021年1月以来、いくつかの名称が浮上…続きを読む

Slackの新音声・動画ツールは買収完了後のSalesforceプラットフォームにうまくフィットする
忘れるのは簡単だが、Salesforce(セールスフォース)は2020年末におおよそ280億ドル(約3兆1240億円)でSlack(スラック)を買収し、この取引はまだ完了していない。完了がいつになるのか正確なところはわからないが、Slackは最終的にSalesforceの一部になるのを待つ間も、新たな機能を加えてプロダクト計画を発展させ続けている。 ちょうど米国時間6月30日朝、Slackはこのところ話していた新しいツールを正式に発表した。ここには、6月30日から利用できるようになったSlack Huddlesという音声ツールや、ビデ…続きを読む

BMW i Venturesが持続可能な技術への投資を目的とした約336億円の新ファンドを発表
BMWグループのベンチャーキャピタル部門であるBMW i Venturesは、輸送、製造、サプライチェーンをより持続可能にする技術への投資を促進するため、新たに3億ドル(約336億円)のファンドを設立するとを発表した。 このファンドは、従来のコーポレートベンチャーキャピタルとしては運営されておらず、ドイツの自動車メーカーであるBMWの全面的な支援を受けながら、BMWから独立して活動している。2016年のシリコンバレー移転時に発表した1つ前の5億ユーロ(約660億円)のファンドは、新規投資の期間が終了した。今後、新規投資はファンドIIか…続きを読む

小さいほうがコストも下がる、小型ロケットに特化した豪スタートアップGilmour Spaceが約50億円調達
オーストラリアのロケット打ち上げスタートアップGilmour Space Technologies(ギルモア・スペース・テクノロジーズ)は、大きければいいとは限らない、という考えに賭けている。同社はErisと呼ぶ、最大215kgのペイロードを太陽同期軌道へと運ぶことができる小型の打ち上げビークルを開発した。そして現在、同社はErisを2022年に宇宙へと送るためにシリーズCラウンドで6100万豪ドル(約50億円)を調達した。 Gilmour Spaceの創業者、アダム・ギルモア氏とジェームズ・ギルモア氏(画像クレジット:Gilmour…続きを読む

米司法省がCapital Oneハッキングの容疑者を新たに7つの罪状で起訴
米司法省は、Capital Oneのハッキングと1億人超の米国人の個人情報を盗んだとして起訴された元Amazon Web Services(AWS)のエンジニアPaige Thompson(ペイジ・トンプソン)被告を、新たに7つの罪で起訴した。 関連記事:米金融大手キャピタル・ワンで1億人の個人データが流出 6件のコンピューター不正行為と1件のアクセスデバイス詐欺は、2021年6月初めに提出された裁判資料で明らかになった。その資料をThe Recordが入手した。以前は通信詐欺とコンピューター犯罪で起訴していた。これにより被告は懲役最…続きを読む

リアルな会場が再開し始める中、コンサートライブストリーミングのMandolinが約13億円調達
Mandolin(マンドリン)は6月初旬に創業1年を迎えたばかりだ。にもかかわらずインディアナポリス拠点の同社はもう1200万ドル(約13億円)のシリーズAを発表した。2020年10月初旬に500万ドル(約5億5000万円)のシード資金を調達してから間もない動きだ。コンサートストリーミングプラットフォームを立ち上げて成長させるのに、世界的なパンデミックは思いがけず幸運な時間となった。 申し込み超過だったラウンドは645 VenturesとFoundry Groupが共同でリードし、High Alpha、TIME Ventures (マ…続きを読む

ID認証の独IDnowが同業の仏ARIADNEXTを買収、新型コロナ追い風に事業好調
ドイツ拠点のID認証スタートアップIDnow(アイディナウ)が、リモートID認証とデジタルID制作を専門とするフランスの同業ARIADNEXT(アリアドネクスト)を買収する。両社は買収額を非公開としたが、情報筋から得たところでは取引はおおよそ5900万ドル(約66億円)だったとTechCrunchは理解している。 AI駆動から人間によるサポート、オンラインから店頭での認証オプションに至るまで、合併会社は総合的なID認証プラットフォームを提供することができる、とIDnowは話す。同社は英国、フランス、ドイツ、スペイン、ポーランド、ルーマ…続きを読む

Shopifyが売上高1.1億円以下のデベロッパーへのアプリストア手数料を免除
AppleやGoogle、そして直近ではAmazonなどの動き同様に、eコマースプラットフォームのShopify(ショッピファイ)は米国時間6月29日、同社のアプリマーケットプレイス、そして新しいShopify Theme Storeでデベロッパーに課す手数料を下げると発表した。同社のUnite 2021カンファレンスで、Checkout、API、デベロッパーツール、フレームワークなどへのアップデートを含む他のデベロッパー関連のニュースとともに発表された。 Shopifyのアプリデベロッパーパートナーは2020年に、2018年と201…続きを読む

コネクテッドカーデータ分析のWejoが損保ホールディングスやマイクロソフトと提携
コネクテッドカーデータのスタートアップであるWejo(ウィージョ)が、世界中の何百万台というコネクテッドカーからのデータを収集・保存・分析するのにMicrosoft、Palantir、損保ホールディングスと提携すると発表した。 WejoはGMの出資を受けており、今回のニュースは特別買収目的会社(SPAC)Virtuoso Acquisition Corp.との合併を通じて上場するという発表に続くもので、SPAC合併は2021年後半に完了する見込みだ。Microsoftと損保が拠出する2500万ドル(約28億円)、そしてGMとPalan…続きを読む

ゲーミングチャットアプリのDiscordがARスタートアップUbiquity6を買収
投資家から数千万ドル(数十億円)も調達し、2021年初めに実質的な方向転換を図った後、拡張現実(AR)のスタートアップUbiquity6とそのチームはゲーミングチャットアプリのDiscordに買収された。 野心的なUbiquity6はBenchmark、First Round、Kleiner Perkins、そしてARコンテンツをホストする消費者向けプラットフォームを構築するというビジョンに賭けていたGoogleのGradient Venturesなど一流の投資家からこれまでに3750万ドル(約41億円)を調達した。公開された直近の資…続きを読む


