Nariko Mizoguchi の記事

リモートワークに必要なツールとサポートを提供するFirstbaseが約14億円調達、フィンテックから方向転換
FirstbaseのファウンダーTrey Bastian(トレイ・バスティアン)氏とChris Herd(クリス・ハード)氏(画像クレジット:Firstbase) 将来、 筆者がきちんと頻繁に通勤する可能性はゼロだ。あまりに非効率的である。従業員と雇用主は、リモートワークの問題に関して立場が若干違うものの、新型コロナウイルスのパンデミックは将来にわたり職場環境を揺るがした。新型コロナ以前のノーマルな状態には戻らないだろう。 Firstbase(ファーストベース)は、オフィスに戻らず遠隔地から働き続ける従業員らを支援するために、ソフトウ…続きを読む

SpotifyのCEOがライブオーディオコンテンツを次の「Stories」だと有望視
ライブオーディオエクスペリエンスは、Storiesがそうだったようにメジャーなプラットフォームすべてに受け入れられるだろう、とSpotifyのCEOであるDaniel Ek(ダニエル・エク)氏は米国時間4月28日の決算会見で投資家に話した。Spotifyはこのほど、ライブオーディオアプリのLocker Roomを買収した。スポーツやカルチャー、そしてもちろん音楽などを中心にさまざまな種の新しいライブオーディオを展開するのにLocker Roomのテクノロジーを使う予定だ。 同社は録音されたコンテンツである音楽とポッドキャストを流すこと…続きを読む

多数の著名投資家が支援するカーボンオフセットマーケットPachamaが約16億円調達
世界の森林の復元と保全は、大気中の温室効果ガスを減らす最も簡単でコストも安く、シンプルな方法の1つだと長い間考えられてきた。 脱炭素、あるいは事業から排出される炭素の相殺に向けた長い道のりにおいて、簡単な最初のステップを模索している企業にとっては圧倒的に人気の手法だ。しかしこのところ、Bloombergの爆弾のような報道のおかげで、数多くの森林オフセットの効率、妥当性、そして信頼性には疑問の目が向けられてきた。 森林カーボンクレジットのためのマーケットプレイスを構築しているPachama(パチャマ)の財務を投資家が補強することになった…続きを読む

クラウドインフラ市場の2021年第1四半期売上高は約4.3兆円、新型コロナ追い風に移行が加速
パンデミックによって企業は2020年、かつてない速さでクラウドへと移行した、というのが広く受け入れられている見解だろう。数年かかるトランスフォーメーションを数カ月で達成し、強制するような要因がなければなし得なかったスピードだった。直近の四半期のクラウドインフラ市場の売上高はこの見解が正しかったことを証明しているようだ。 Synergy Researchのデータによると、今週四半期決算を発表したAmazon(アマゾン)、Microsoft(マイクロソフト)、Google(グーグル)のビッグスリーを含め、クラウドインフラマーケットの売上高…続きを読む

割り勘アプリのSplitwiseがシリーズAで約22億円を調達
米国ロードアイランド州プロビデンスを拠点とするスタートアップのSplitwise(スプリットワイズ)が米国時間4月28日、2000万ドル(約22億円)のシリーズAをクローズしたと発表した。 同社は、ユーザーが支払いを割り勘にできる消費者向けフィンテックソフトウェアを開発している。ただし、SplitwiseはVenmoやPaytmのクローンではない。同社はユーザーの友人への送金は支援しない。送金は他社に任せる。Splitwiseは、お金があらゆる種類の人間関係に与えるストレスと煩雑さを軽減したいだけだ、とCEOのJon Bittner(…続きを読む

PayPalと提携したPaxosが暗号資産インフラとサービス拡大で約326億円を調達
Paxos(パクソス)はOak HC/FTがリードしたシリーズDラウンドで3億ドル(約326億円)を調達した。これによりPaxosの評価額は現在、24億ドル(約2612億円)だ。同社は顧客に暗号資産(仮想通貨)プロダクトを提供したい法人顧客のためのインフラ構築とホワイトラベルのサービスを手がけてきた。 中でも、Paxosは暗号資産機能でPayPal(ペイパル)と提携した。2020年10月以来、PayPalの顧客はBitcoin(ビットコイン)、Ethereum(イーサリアム)、Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)、Lit…続きを読む

インドの小規模小売店の運転資金や在庫を支えるElasticRunが約80億円調達
インドの小規模小売12万5000店超が運転資金やトップブランドからの在庫を確保したり、売り上げを伸ばすためのeコマース会社と協業をサポートするスタートアップElasticRunが、現地時間4月28日、世界2番目のインターネットマーケットである同国でさらにリーチを伸ばすために新たに資金調達したと発表した。 インド・プネー拠点のElasticRun(イラスティックラン)は、既存投資家のAvataar VenturesとProsus Venturesが共同でリードしたシリーズDラウンドで7500万ドル(約80億円)を調達したと明らかにした。…続きを読む

米国の2021年第1四半期のビデオゲーム支出は30%増の1.6兆円、ハードウェアが好調
パンデミックを経て米国では人生への希望の兆しが見え始めているが、ビデオゲーム支出額の増加は続いている。2020年のかなりのビデオゲーム支出額は、米国や世界の多くのところで実施された外出禁止によるものだったことは間違いない。米国では2020年にゲーム関連の支出額が27%増加した。 しかし、人々がこれまでよりも外出するようになり、この勢いは続くのだろうかという大きな疑問が残る。差し当たっては、少なくともこの業界にとってはバラ色の状態が続いているようだ。NPDは米国時間4月29日、2021年第1四半期の米国のビデオゲーム支出額は前年同期比3…続きを読む

EUがプロバイダーによるテロ関連コンテンツの1時間以内の削除を法制化
欧州議会は現地時間4月28日、テロリストのコンテンツ取り締まりに関する新しい法律を承認した。1時間以内のコンテンツ削除が欧州の法定基準となる。 「テロリストコンテンツのオンラインでの拡散に対処する」規則は欧州連合(EU)の官報掲載後すぐに発効し、12カ月後に適用が始まる。 規則の導入で、欧州でユーザーにサービスを提供しているプロバイダーは加盟国当局からの通知を受けて1時間以内にテロリストコンテンツの削除を行うか、あるいはなぜ削除できないのかを説明しなければならない。 教育、研究、文化、報道のコンテンツは例外とし、ソーシャルメディアサイ…続きを読む

ブルーオリジンが弾道飛行ロケットでの商業フライトチケットを5月5日に発売
直近のミッションで宇宙飛行士を乗せてリハーサルを行ったBlue Origin(ブルーオリジン)は、有料顧客を乗せての弾道飛行ロケットNew Shepard(ニューシェパード)打ち上げにかなり近づいているようだ。同社は米国時間4月29日、初の商用飛行の搭乗チケットを5月5日に発売すると明らかにした。 Jeff Bezos(ジェフ・ベゾス)氏の宇宙会社の初の商用有人飛行に関しては「いつ、いくら」という疑問が依然として残っている。Blue Originは過去数年、人間が乗り込んで使用する宇宙船のテスト、開発、フライト認証に取り組んできた。そ…続きを読む

ソーラールーフタイルで家を仮想電力会社にするSunRoofが約5.9億円調達
SunRoof(サンルーフ)は、巧妙なアイデアを思いついた欧州のスタートアップだ。同社は、太陽光で発電する独自のルーフタイル技術を持つ。さらに、ルーフタイルを使う家をつなげて一種の仮想発電所を構築し、住宅の所有者が余剰エネルギーをグリッドに売却することを可能にする。 同社は、Inovo Venture Partnersがリードし、SMOK Venturesが参加した450万ユーロ(約5億9400万円)のラウンド(シード延長)をクローズしたばかりだ(200万ユーロ、約2億6400万円はコンバーチブルノートで調達した)。他の投資家には、L…続きを読む

GMが電気自動車推進で充電ネットワーク7社と提携、アプリでチャージャー案内も
GM(ゼネラルモーターズ)は米国時間4月28日、公共のチャージャーの検索や電気使用料の支払いなどを含む、電気自動車(EV)充電に関するあらゆる側面に対処しようと、4部構成計画を明らかにした。2025年までに発売する予定のEV30種に顧客を引きつける方法を模索している中でのものだ。 Ultium Charge 360と呼ばれるプラン(同社が今後展開するEVに活用されるプラットフォームとバッテリーにちなんだ名称だ)は家庭や道路でのEV充電のアクセス、支払い、顧客サービスをカバーすることを目的としている。プランの一部は今後18カ月以内に提供…続きを読む

Uberがコロナ禍後を見すえてワクチン予約やレンタカーデリバリーなど新サービスを発表
Uber(ウーバー)は最終的に収益につながるビジネスモデルに的を絞る中で、6つを超える機能を新たに立ち上げる。ここには、ユーザーがWalgreensでのワクチン接種を予約し、接種会場への乗車を手配できる機能が含まれる。 米国時間4月28日に発表された機能は、Uberが「go get」戦略と呼ぶものの一環だ。新型コロナウイルスパンデミックで14カ月にわたり閉鎖された事業を「ノーマル」に戻すことも意図している。ワクチン予約や、レンタカーを必要な場所にまで持っていくバレットサービス、最大1時間まで待機する空港での乗車の予約、乗車ルートの途中…続きを読む

PayPalの中国における野心と苦戦、クロスボーダー決済に注力
過去数カ月、PayPal(ペイパル)は中国での事業拡大に向けて静かに準備してきた。 最近開催された、ダボス会議の中国版Boao Forumで、米国の決済大手PayPalは同社の中国での戦略がAlipayとWeChat Payの複占に挑むというものではないと述べた。その代わり、PayPalはクロスボーダー事業にフォーカスし、中国の小売業者が集金したり、中国の消費者が海外の商品購入の代金を支払ったりするためのゲートウェイを提供する。 これはもちろん儲けが多い分野だ。マーケット調査会社iResearchによると、中国のクロスボーダーeコマー…続きを読む

フォードが約200億円かけてEV向けバッテリーセル開発ラボを新設
Ford Motor Company(フォード・モーター・カンパニー)はバッテリーセルとバッテリーを開発して製造するために1億8500万ドル(約201億円)のR&Dバッテリーラボを設置する。おそらく自社でバッテリーセルをつくることに向けた最初のステップだ。またラボの設置は、同社がバッテリーで走る電気自動車への移行において、もはや賭けではないという、消費者や他の自動車メーカーに向けた別のシグナルだ。 同社の幹部は、Fordがいつバッテリー製造をスケール展開するのか、タイムラインを示すのは却下したが、同社がこの施設をそうした未来の基礎を築…続きを読む

TikTokが米国に続き欧州に「透明性」センターを設置、専門家に取り組みを開示
TikTok(ティックトック)は米国時間4月27日、コンテンツモデレーションやレコメンデーション、プラットフォームセキュリティ、ユーザープライバシーに同社がどのように取り組んでいるかを外部の専門家に示すセンターを欧州に設置すると発表した。 欧州Transparency and Accountability Centre(TAC、透明性・説明責任センター)は2020年の米国センター開所に続くもので、米国同様、同社の「透明性へのコミットメント」の一環と位置づけられている。 米国TACを発表してすぐにTikTokは米国でコンテンツ・アドバイ…続きを読む

カナダのリーガルテックClioが約119億円を調達しユニコーンに
弁護士がクラウドベースのテクノロジーを使ってより効率的に業務を行うのをサポートしているソフトウェア企業Clio(クリオ)が現地時間4月27日、T. Rowe Price Associates Inc.とOMERS Growth Equityが共同でリードしたシリーズEラウンドで1億1000万ドル(約119億円)を調達したと発表した。 本ラウンドでブリティッシュコロンビア州バンクーバーを拠点とするClioの評価額は16億ドル(約1733億円)となり、ユニコーンステータスを獲得した。Clioの前回の資金調達は2019年9月で、そのシリーズ…続きを読む

フェイスブックがアプリ内でSpotifyをストリーミングできる新機能を導入、日本でも提供
Facebook(フェイスブック)は先週、アプリ内で直接音楽やポッドキャストを聴く新しい方法を導入しようと、音楽ストリーミングサービスSpotify(スポティファイ)とのProject Boomboxという提携拡大を発表した。そして米国時間4月26日、両社は新しい「ミニプレイヤー」エクスペリエンスとして統合の展開を開始した。この新機能では、FacebookユーザーはiOSとAndroidのFacebookアプリを通じてSpotifyからストリーミングできる。無料のSpotifyユーザー、プレミアム購読者いずれも利用可能だ。 関連記事:…続きを読む

テスラの第1四半期売上高は74%増の1.1兆円、EV生産台数も大幅増
米国時間4月26日の株式取引開始直後に米国の電気自動車会社Tesla(テスラ)は2021年第1四半期決算を発表した。その後、同社の株価は下げた。 ここ数カ月、多くのSPAC(特別買収目的会社)との合併を模索してきた電気自動車(EV)・バッテリースタートアップのマーケットにとって、一般的にポジティブなTeslaの決算はこの分野のハードウェアに対するマーケット需要が続いていることを強調し、業界にとって大きな恩恵となり得る。 関連記事 ・EVが制度面で追い風を受ける中、バッテリー会社が最新のSPACターゲットに ・EVのLucid Moto…続きを読む

AIスタートアップ英Facultyが将来の医療需要を予測する事業を同国保健サービスから受注
VCが支援する人工知能スタートアップのFaculty(ファカルティ)が、新型コロナウイルスパンデミック対応状況から抽出したデータに基づいて、患者が将来必要とするサービスの予測を向上させることを目的とするNHS(英国民保健サービス)の事業の入札を勝ち取った。 Facultyは2019年12月にシリーズAラウンドで英国拠点のVCであるLocal Globe、GMG Ventures、そしてSkypeの創業チームのエンジニアの1人であるJaan Tallinn(ジャン・タリン)氏から1050万ドル(約11億3500万円)を調達し、評価額は約…続きを読む


