Nariko Mizoguchi の記事

Shellが2025年までにEV充電ステーションを50万カ所に設置
今後4年で50万カ所に電気自動車(EV)充電ステーションを設置するというShell(シェル)の計画は、EV充電インフラブームを示す最新の証拠だ。ブームで投資家はこの業界に資金を注ぎ、需要に対応するのに必要な資本を求めて数社に上場を促した。 年初来、この業界の3社が特別買収目的会社(SPAC)に買収され、公開への道を歩んでいる。その一方で3分の1の企業が商業化に向けた取り組みのために名だたるプライベートエクイティ投資家から数千万ドル(数十億円)を調達した。 SPAC攻撃はEV充電ネットワークChargePointが市場価値24億ドル(約…続きを読む

遺伝子検査Ancestryが警察からのDNAデータベース検索要求2件を拒否
消費者向け遺伝子検査会社のAncestry(アンセストリー)は、過去6カ月間に米国の法執行機関からDNAデータベースへのアクセスを2回要求されたが、どちらの要求も顧客データまたはDNAデータの提出に至らなかったと認めた。 ユタに本社を置く同社は、2020年下半期を対象範囲とする最新の透明性レポートで2つの要求について開示した。米国時間2月9日に発行されたレポートによるとAncestryは「最終的に取り下げられたこれらの要求の両方を拒否」し、同社は当時「データを提供しなかった」。 Ancestryは、どの機関または警察署がDNAデータを…続きを読む

この1年で急激に変化する教育に特化した3つめのファンドをReach Capitalが組成
Shauntel Garvey(シャウンテル・ガービー)氏と Jennifer Carolan(ジェニファー・カロラン)氏は、EdTechがヒートアップする前からこの部門が好きだった。2人は2015年に5300万ドル(約55億5000万円)の初ファンドを組成し、Reach Capital(リーチ・キャピタル)を共同で創業した。サンフランシスコ拠点のベンチャーファームであるReach Capitalは以来、Newsela、Sketchy、ClassDojo、Outschoolといった教育スタートアップに出資し、これまでに出資企業6社がイ…続きを読む

アップルの「マップ」に道路情報やスピード違反の取り締まりを報告する機能追加
Apple(アップル)のマップにドライバーが道路の危険情報や事故、スピード違反取り締まりなどを報告できる機能が追加された。新機能は一般ベータ版テスターとデベロッパーに公開されているiOS 14.5ベータ版で利用できるが、2021春まで一般展開はされないと同社は話している。 新機能では、ドライバーは道路の問題や事故をiPhoneのSiriかAppleのCarPlayを通じて報告できる。たとえばナビの途中、ドライバーはSiriに「この先で事故がある」「道路上に何かがある」「ここにスピード違反取り締まりの計測器がある」などと報告できる。また…続きを読む

eVTOL開発のArcherがユナイテッド航空から受注、SPAC経由で上場も
都市部の航空モビリティマーケットをターゲットとしている電動航空機スタートアップのArcher Aviation(アーチャー・アビエーション)が、SPAC(特別買収目的会社)との合併を通じて公開企業となることを目指す一環で、United Airlines(ユナイテッド航空)を顧客そして投資家として獲得した。 Archer Aviationは米国時間2月10日、SPACのAtlas Crest Investment Corpと合併することで合意したと明らかにした。SPAC合併はスタートアップが従来のIPOプロセスを回避するのを可能にすると…続きを読む

セキュリティスタートアップSentinelOneが高速ロギングのScalyrを約162億円で買収
顧客がAIと機械学習を使用してセキュリティデータを理解するのを支援するレイターステージのセキュリティスタートアップであるSentinelOne(センチネルワン)は米国時間2月9日、高速ロギングスタートアップのScalyrを1億5500万ドル(約162億円)で株式と現金を対価に買収すると発表した。 SentinelOneは顧客がセキュリティの状況を理解するのに役立つよう大量のデータを分類する。エンジニアがデータを迅速に行き来し、問題の根本を突き止めることができるツールを持つことは顧客にとって非常に価値がある、とCEOで共同創業者のTom…続きを読む

TikTok米国事業のオラクルへの強制売却が棚上げ
TikTokの米国事業の売却が強制されるという非常識な話に終止符が打たれると報道されている。TikTokは、Joe Biden(ジョー・バイデン)政権下での退屈なニューノーマルであるように思われる整然とした、そして合理的な政策立案への移行の犠牲者だ。 2020年秋、当時のDonald Trump(ドナルド・トランプ)大統領政権下で米政府は、Oracle(オラクル)やWalmart(ウォルマート)を含む買い手グループへのTikTok売却を強制することで「ギャングの資本主義」を試みた。 関連記事:ギャング資本主義と米国の中国イノベーション…続きを読む

流入データの健全性をチェックするMonte Carloが約26億円を調達
企業のデータ流入の監視をサポートしているスタートアップMonte Carlo(モンテカルロ)は米国時間2月9日、2500万ドル(約26億円)のシリーズBラウンドをクローズしたと発表した。 GGVとRedpointが共同でリードした本ラウンドの数カ月前の2020年9月、同社はシリーズAで1500万ドル(約16億円)を調達したばかりだ。シリーズAとシードのディールはシリーズBにも参加したAccelがリードした。 今回のラウンドが注意を引いたのは、前ラウンドからそれほど時間が経っていなかったからだけでなく、筆者はMonte Carloの専門…続きを読む

軌道上の衛星間で放出されるビームにデータを保存するLyteLoopが42億円調達
間もなくあなたのクラウド写真バックアップは、巨大で多量のエネルギーを消費する地上のサーバーファーム施設ではなく、衛星間で放出される光のビームに存在するようになるかもしれない。スタートアップのLyteLoop(ライトループ)は、それを可能にする上での物理学の課題を解決すべく過去5年を費やしてきた。そして同社は現在、大胆なビジョンを現実のものにすべく、残るエンジニアリングの障壁を乗り越えるのに使う4000万ドル(約42億円)を調達した。 LyteLoopの新たな資金は次の主要なマイルストーンを達成するまでの十分なランウェイとなる。そのマイ…続きを読む

ネットから自らを隔離するリトリートのための小さなキャビンを建てるGetawayが43.6億円調達
GetawayのCEOであるJon Staff(ジョン・スタッフ)氏は、同社の製品はパンデミックを念頭に置いて設計されたものではないが、人々がZoom(ズーム)から離れて家の外で過ごす安全な方法を見つけたがっている時代に適していることがわかった、と語った。 2015年創業のGetawayはアトランタ、オースティン、ロサンゼルス、ニューヨークなどの主要都市から車で2時間以内の素朴な場所に小さなキャビンの集まりである「アウトポスト(前哨基地)」を建設する。こうしたキャビンは社会的に距離をおいて実施するリトリートに最適のように思える。ゲスト…続きを読む

再生可能ジェット燃料LanzaJetが英国航空と提携、年間7500トン供給へ
再生可能ジェット燃料のスタートアップLanzaJet(ランザジェット)は、British Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ、英国航空)に年間7500トンの燃料添加剤を供給することで同航空と契約をかわした。LanzaJetは長年、再生可能・合成燃料に取り組んでいるLanzaTech(ランザテック)のスピンオフだ。 今回の契約は英国企業とのものとしては2件目で、その前の2019年8月にLanzaJetは英国企業Velocysとも契約を結んでいる。また、LanzaJetにとって2つめのオフテイク契約(長期供給契約)だ。同社は全日…続きを読む

事業者がクライアントとパートナーを結びつけるB2B向けバーチャル会議プラットフォームのInEventが約2億円調達
バーチャルイベントとハイブリッドイベントをサポートするスタートアップInEvent(インイベント)がシードラウンドでStorm Venturesから200万ドル(約2億1000万円)を調達したと発表した。 オンラインイベントプラットフォームのHopin(ホピン)が2020年秋に調達した1億2500万ドル(約131億1000万円)に比べるとわずかなものだ。実際、TechCrunchの最近のEquityエピソードによると、Hopinは現スタートアップ時代において最も早い成長を遂げる企業となるかもしれない。 InEventのCEOであるPe…続きを読む

マイクロモビリティHelbizがSPACと合併しゴーストキッチン事業へ参入
欧州と米国で事業展開するマイクロモビリティスタートアップのHelbiz(ヘルビズ)が、公開企業となるために特別買収目的会社(SPAC)と合併する。公開することで同社はマイクロモビリティ分野における自社よりも小さい企業との競合に打ち勝つための軍資金、そしてフードデリバリーへの業務拡大の一環として「クラウド」あるいは「ゴースト」キッチンと呼ばれるものに参入するためのリソースを得る。 Helbizは2021年第2四半期にGreenVision Acquisition Corpと合併する。合併企業の社名はHelbiz Inc.で、ティッカーシ…続きを読む

フードデリバリーのDoorDashがサラダづくりロボットのChowboticsを買収
DoorDash(ドアダッシュ)はキッチンにロボティクスを取り込もうとしている。デリバリーサービスの同社は、サラダを作るロボットSallyで知られるベイエリア拠点のChowbotics(チョウボティクス)を買収する。ウォールストリートジャーナル紙が買収を最初に報じ、TechCrunchも確認した。 「新鮮な食事へのアクセスを増やすために画期的なロボットプロダクトとビジョンを持ってChowboticsが成し遂げたことに長年感心していました」とDoorDashの共同創業者Stanley Tang(スタンリー・タン)氏はTechCrunch…続きを読む

2つの新しい取り組みがベンチャーファンドに直接投資する人々の範囲を広げる可能性
Acrew Capitalのメンバー。彼らはDiversity Capital Fundと呼ばれる最初のグロースファンドのメンバーでもある ベンチャーファンドは歴史的に自身の投資資本について限られた種類のリミテッドパートナー(LP)に頼ってきた。1つのグループは年金基金、大学基金、病院システムなどの機関投資家だ。2つ目は企業。3つ目は裕福な個人と、多くの場合そのファミリーオフィスだ。 つまり、かなり狭い世界だが、今週発表された新しい、非常に異なる2つのイニシアチブがいずれもその方程式を変えようとしている。そしてまもなく同様の取り組みの…続きを読む

アマゾンの倉庫労働者が組合結成へ向け郵便投票を開始
全米労働関係委員会(NLRB)は米国時間2月5日、2月8日に開始予定の組合投票を遅らせようとするAmazon(アマゾン)の試みを却下した。会場での投票実施の要求などを含め、オンライン大企業Amazonの動きは多くの人の目に引き伸ばし作戦のように映った。会場での投票実施は、まだ新型コロナウイルスが米国そしてグローバルで大きな脅威である中で明らかに健康リスクをともなう。 「Amazonの労働者は、組合の声を勝ち取るための取り組みにおいて再び勝利を手にしました」と小売・卸売・デパート労組の組合会長であるStuart Appelbaum(スチ…続きを読む

注文から15分でグローサリーを配達するCajooがパリでサービス開始
730万ドル(約7億7000万円)を調達したフランスのスタートアップCajoo(カジュー)を紹介しよう。同社は現地時間2月4日、携帯電話から注文したグローサリーを15分後に受け取れるサービスをパリで立ち上げた。 「私は2020年8月中旬にBolt(ボルト)を離れ、2人の創業者と一緒に15分で配達する会社を立ち上げました」と共同創業者でCEOのHenri Capoul(ヘンリ・カプル)氏は筆者に語った。Boltでの経験のおかげで、同氏はおそらくロジスティックとマーケットプレイス大規模運営について多少は知っている。他の創業者メンバーはGu…続きを読む

ソフトバンクがSPACをさらに2社申請
SPAC(特別買収目的会社)を巡る熱狂は衰えることなく続いており、時には新しいSPACがほぼ1時間ごとにSECに申請されることがある。 巨大なビジョンファンドとその後継ファンドを運用する日本の通信コングロマリットであるSoftbank(ソフトバンク)は取り残されたくないと考えている。同社は米国時間2月5日、2つの新しいブランクチェック(白紙小切手)会社に関して連続してSPAC登録届出書を提出した。 SVF Investment Corp 2(SVF2)は2億ドル(約210億円)、SVF Investment Corp 3(SVF3)は…続きを読む

ダブリンのVC「Frontline Ventures」がB2Bスタートアップ向けファンドに89億円調達
ダブリン拠点のFrontline Ventures(フロントラインベンチャーズ)が欧州のB2Bスタートアップを対象とする7000万ユーロ(約89億円)のFrontline Seed Fund IIIの詳細を明らかにした。新ファンドによりFrontlineが管理するファンド総額は2億5000万ユーロ(約317億円)になる。同社はロンドン、ダブリン、サンフランシスコにオフィスを構えている。ファンドへの出資者は欧州と米国にまたがり、European Investment Fund(EIF)、Ireland Strategic Investm…続きを読む

a16zによる次の気候テック投資がカーボンオフセットAPIのPatchになる可能性
アーリーステージのカーボンオフセットAPI開発会社のPatch(パッチ)は、Andreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ、a16z)にとって気候テックへの初期の投資の1つになる可能性がある。 この投資ラウンドについて知る何人かによると、OpenTableの元最高経営責任者であり、現在Andreessen Horowitzのパートナーを務めるJeff Jordan(ジェフ・ジョーダン)氏がこの若い会社の最新の資金調達をリードすることを検討している。 このような投資はPatchにとって勝利だ。ますます混みあってきて…続きを読む


