カテゴリー: バイオテック

バイオテック(BioTech)、アグリテック(AgriTech)、遺伝子工学などに関する最新ニュース

  • Google Mapsでは水飲み場水汲み場が分からないからTapは水のWazeになってプラスチック瓶を世界から減らそうとする

    Google Mapsでは水飲み場水汲み場が分からないからTapは水のWazeになってプラスチック瓶を世界から減らそうとする

    レンタル倉庫サービス、MakeSpaceのファウンダーで元CEOのSamuel Rosenが次のベンチャーを立ち上げようとしているが、それはオンデマンド経済とはほとんど無関係だ。今回Rosenが目指すのは、水の世界だ。 Tapがねらうのは、世界で初めての飲料水のための公開インデックスとグローバルな検索エンジンだ。 水を売るために使われているプラスチックボトルは、いろんな意味で、この惑星を苦しめている。プラスチック製の水の瓶が環境に与える悪影響の90%以上は、製造過程で起きており、そしてGuardianの記事によると、2016年には世界…続きを読む

  • 空気から水を採取する技術のコンテストWater Abundance XPRIZEの優勝チームが決定

    空気から水を採取する技術のコンテストWater Abundance XPRIZEの優勝チームが決定

    XPRIZEのWater Abundanceコンペ、空中から水を採取する持続可能でスケーラブルな技術の懸賞は、5月に5社のファイナリストが決まった。その後一社が脱けて、奇しくも代わりに入った一社が優勝をさらった。 コンペの課題は、“1日に2000リットル以上の水を1リットルあたり2セント以下の費用で、再生可能エネルギーだけで大気から収集する”ことだった。それは、不可能と思えるほどの難題だ。 でも多くのチームがさまざまなやり方でこの難題に挑戦した。そして二位入賞のハワイのJMCC Wingは、効率のきわめて高い風力発電機と市販のコンデン…続きを読む

  • この小さなロボットは濡れた胃壁を這いまわって薬を届ける

    この小さなロボットは濡れた胃壁を這いまわって薬を届ける

    香港城市大学が作ったこの小さなロボットはまだ生まれたばかりだが、将来あなたの胃腸に送り込まれるかもしれない。 この小さくてワイルドなロボットは、電磁力を利用して泳いだり前後に倒れたりしながら過酷な環境の中を前進して行く。研究者らは体の外からロボットを遠隔操作する。 「ほとんどの動物は足の長さと足の間の距離の比率が2:1から1:1だ。そこでわれわれは比率1:1のロボットを作ることにした」と同大学バイオ医療工学部のDr. Shen Yajingは言う。 足の長さは0.65 mmで先端を尖らせて摩擦を減らしている。ロボットは「ポリジメチルシ…続きを読む

  • CRISPRは次のステージへ?科学者たちはRNA編集に一歩近付いた

    CRISPRは次のステージへ?科学者たちはRNA編集に一歩近付いた

    有名なSalk研究所の研究者たちが、細胞内の機能をより正確に操作できるようにするCRISPR酵素の分子構造を、決定できたと報告している。 過去数年間にわたって、CRISPR-Cas9が、個人の細胞の中にある欠陥を修正するために、遺伝子編集能力を提供してくれるのでは、という大衆の期待を担い続けてきた ―― 突然変異を治療し、多くの病気の出現を防いでくれるかもしれないものとして。 具体的には、Cas9酵素群は、はさみのような振る舞いをして、遺伝子コードの一部を切り取り、それらを代替片と置き換える働きをする。しかし、これらの酵素は生体の発達…続きを読む

  • 書評:Bad Blood――地道な調査報道が暴いたシリコンバレー最大の嘘

    書評:Bad Blood――地道な調査報道が暴いたシリコンバレー最大の嘘

    シリコンバレーでは毎年千の単位でスタートアップが生まれている。その中で全国で名前を知られた会社になるというのはそれだけで大変なことだ。 指から一滴の血を絞り出すだけで多数の病気が検査できると主張したTheranosはそうした稀有なスタートアップとなり、続いて真っ逆さまに転落した。 Wall Street Journalの記者、ジョン・カレイルーの忍耐強く勇気ある調査報道が起業家、ファウンダーのエリザベス・ホームズとそのスタートアップの実態を暴露した。これによりバイオテクノロジーの新星は、嘘で塗り固められた急上昇の後、あっというまに空中…続きを読む

  • 昆虫からヒントを得た羽ばたくロボットが一回の充電で1キロメートルを飛ぶ

    昆虫からヒントを得た羽ばたくロボットが一回の充電で1キロメートルを飛ぶ

    イエバエやミバエなどの、信じられないほどの敏捷さは、すべてのロボットとドローンを赤面させる。でも彼らに見倣ったデバイスが、やっと追いつきつつある。このたび新たに作られた四翼の羽ばたきロボットは、ミバエのあまりにも敏捷な飛行方法の模倣に成功しただけでなく、一回の充電で最大1キロメートルも飛ぶことができる。 デルフト工科大学のロボティクスの研究者たちは、昆虫の飛び方に関して彼らがまとめた理論を、実際にロボットとして実装し検証するための飛行体を作りたい、と思った。もちろんそれはワイヤレスで、しかもプロペラなど昆虫に本来ない推進機構があっては…続きを読む

  • Y Combinatorデモデー2日目からピックアップ10チーム

    Y Combinatorデモデー2日目からピックアップ10チーム

    Y Combinatorのデモデー2日目には59チームのスタートアップが登壇した。アプリ内課金を処理するサービス、現実の対象を写した写真からアニ文字を作成するサービス、余剰医療機器の再販売プラットフォーム、それに、なんと大腸菌からまったく新しい生命形態を合成するスタートアップもあった。イノベーションはたしかに起きている。 以下、投資家の反応も加味し、TechCrunchが独自の視点からピックアップした10チームを紹介する。 こちらはデモデー1の全チーム紹介、TechCrunchが選んだ1日目のトップ10だ。 64-x バイオエンジアリ…続きを読む

  • 23andMeの祖先判定ツールが黒人や黄色人種に対しても詳しくなった

    23andMeの祖先判定ツールが黒人や黄色人種に対しても詳しくなった

    遺伝子検査サービスの23andMeが、これまで大まかだったアフリカ、東アジア、およびアメリカ先住民の子孫たちの祖先判別機能を、より細かくした。とくにアフリカと東アジアに関しては、12の新しい地域を加えた。私が数年前に23andMeを試したときには、71%が西アフリカと言われだけで、具体的にどの国か分からない。それが、今度から変わる。もっとも私はすでに、Ancestryにも調べてもらったんだけどね。 [2017/10月Ancestryの結果] 23andMeのシニアプロダクトマネージャーRobin Smithによると: “今回のアップデ…続きを読む

  • Cytera CellWorksは細胞培養を自動化してあなたの食卓に細胞から育てた肉を届けたい

    Cytera CellWorksは細胞培養を自動化してあなたの食卓に細胞から育てた肉を届けたい

    Cytera CellWorksは、細胞培養の自動化によって、いわゆる“クリーンミート”産業を革命したいと願っている。そしてそれは、すべてが計画通りに行ったら、同社の製品がアメリカのすべての食料品店で買えるようになることを意味している。 でも、その日はまだまだ遠い。2017年にイギリスの二人の大学生Ignacio WillatsとAli Afsharが創ったCyteraは、ロボットを使用するオートメーションで細胞培養を構成し、 ペトリ皿でターキーの肉を育てたり、幹細胞を検査したりするようなときの培養過程を本格的な生産工程に乗せるつもり…続きを読む

  • 海を護る非営利アクセラレーターOcean Solutions Acceleratorが最初の育成候補5社を選定

    海を護る非営利アクセラレーターOcean Solutions Acceleratorが最初の育成候補5社を選定

    今年の初めにSustainable Oceans Alliance(SOA)は、自然保護に的を絞ったアクセラレーターを立ち上げる、と発表した。そしてそのアクセラレーターOcean Solutions Acceleratorがこのほど、支援する最初のスタートアップ5社を発表した。それらはとっても多様で国際的なので、そのどれかに誰もが積極的な関心を持てるだろう。 NPOのSOAは、謎の暗号通貨億万長者が管理する謎のファンド、Pineapple Fundから資金をもらっているので、アクセラレーターとしての十分な活動もできるはずだ。 今度選ば…続きを読む

  • インディーゲームの傑作Stardew Valleyが8月1日からマルチプレーヤーにも対応

    インディーゲームの傑作Stardew Valleyが8月1日からマルチプレーヤーにも対応

    人気の農業RPGインディーゲームStardew Valleyは、時代を超えた名作と言ってよいだろう(要素は農業だけではないが)。でもマルチプレーヤーができないと、ちょっとさびしい。農業も、魚釣りも、鉱山の探検も、友だちと一緒ならもっと楽しいだろう。〔日本語化はここにあるリンク先を参考に。日本語ホームページあり。…最近は輸入版でも最初から日本語対応してるらしい…〕 でも、もうすぐそれが実現する。1年近くの開発努力の結果、8月1日からこのゲームに協力型マルチプレーヤープレイが加わる。 最初のうち、マルチプレーヤーはPCとMacとLinux…続きを読む

  • シドニー空港がフェイススキャン(顔認識)によるチェックインを試行

    シドニー空港がフェイススキャン(顔認識)によるチェックインを試行

    オーストラリアは、パスポートによるチェックインをフェイススキャンに置き換えようとしている。その、昨年発表された計画が今週の初めから、シドニー空港でQantasの乗客に対して試行されることになった。それは、従来の紙のパスポートに依存する“不便”を駆逐する試みだ。 シドニー空港のCEO Geoff Culbertが、プレスに配った声明でこう述べている: “この計画で最初から協働しているQantasと、このたび共に試行期を迎えられたことは、まことに喜ばしい。未来には、チェックイン時にパスポートとバッグで曲芸を演じたり、ポケットやスマートフォ…続きを読む

  • 作物/農地のスペクトル画像から適切な営農診断をするCeres Imagingが$25Mを調達

    作物/農地のスペクトル画像から適切な営農診断をするCeres Imagingが$25Mを調達

    アグテック(agtech, 農業+テクノロジー)のスタートアップCeres Imagingは、コンピュータービジョンとスペクトル画像(spectral imaging, 分光イメージング)を利用して、作物に関するインサイトを農家に届ける。同社はこのほど、 Insight Venture Partnersが率い、Romulus Capitalが参加する投資ラウンドにより2500万ドルを調達した。同社の調達総額は、これで3500万ドルになる。 この前のシリーズAの資金調達以来同社は、対象作物をこれまでのブドウ園や果樹園から、大豆や小麦のよ…続きを読む

  • Google StreetViewの撮影車がロンドンの大気汚染を地図化

    Google StreetViewの撮影車がロンドンの大気汚染を地図化

    来月から二台のGoogle StreetView撮影車が、大気の質を調べるセンサーを乗せてロンドン中を走り回り、イギリスの首都の空気のクォリティを30メートル間隔で地図に落としていく。 またとくに汚染が激しい地区や、汚染があってはいけない地区には街灯や建物などに計100個のセンサーを取り付け、ロンドン市長のSadiq Khanが“世界に類がないほど高度な”という、大気質監視ネットワークが出来上がる。 この1年がかりのプロジェクトの目標は、ハイパーローカルなデータを得てそれらを政策に反映させることだ。Khanは、大気汚染対策を優先課題の…続きを読む

  • Disrupt SF(9/5-9/7)でバイオテク投資家の話を聞こう――ローラ・デミングらが登場する

    Disrupt SF(9/5-9/7)でバイオテク投資家の話を聞こう――ローラ・デミングらが登場する

    9月5日から7日にかけてTechCrunch Disrupt SFがサンフランシスコで開催される。すでにカレンダーにチェックはお済みだろうか? 今年のDisrupt SFは過去の例にくらべてスペースも予想来場者数もセッションの数も2倍以上の規模だ。われわれはあらゆるエマージング・テクノロジーをカバーする予定だ。これにはスーパー・ホットなバイオテク分野も含まれる。 Startup Alleyにはバイオテク分野のスタートアップのためのセクションが設けられ(バイオテクのファウンダーも無料のTC Top Picks に選ばれる資格がある。また…続きを読む

  • 乾燥した砂漠の空気から水を集めるボックス…エネルギーや消耗品不要、キーワードは‘MOF’

    乾燥した砂漠の空気から水を集めるボックス…エネルギーや消耗品不要、キーワードは‘MOF’

    私たちにとっては、きれいな飲用水は水道の蛇口から出てくる。でも世界にはそうでない人たちが何十億もいて、研究者たちがその対策を探している。たとえばカリフォルニア大学バークリー校ではあるチームが、電力不要で砂漠の乾燥した空気からでも水を採取できる器具を開発している。サボテンにそれができるのなら、人間にだってできるだろう。 空気から水を集める方法は、従来からいろいろあるが、電気や交換部品(〜消耗品)を必要とするものが多い。でもOmar Yaghi教授が開発した方法は、どちらも要らない。 その秘密は巧妙なソーラー集光集熱器でも、摩擦係数の低い…続きを読む

  • 細胞培養技術で“人工フォアグラ”実現も、インテグリカルチャーが3億円を調達

    細胞培養技術で“人工フォアグラ”実現も、インテグリカルチャーが3億円を調達

    細胞培養技術を用いた食料生産に取り組むインテグリカルチャーは5月25日、リアルテックファンドなど複数の投資家を引受先とした第三者割当増資により、総額で3億円の資金調達を実施したことを明らかにした。同社にとってはシードラウンドとなる位置付けで、投資家は以下の通りだ。 リアルテックファンド(リード投資家) Beyond Next Ventures 農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE) MTG ユーグレナ 北野宏明氏(ソニーコンピューターサイエンス研究所代表取締役社長) その他非公開の投資家 今後は同社の細胞培養システムの大規模化と価…続きを読む

  • 生物学を3Dで視覚化する強力なツールAllen Integrated Cellで感動しよう

    生物学を3Dで視覚化する強力なツールAllen Integrated Cellで感動しよう

    細胞ってどんな形をしているのだろう? 絵を描(か)けと言われたらたぶん誰もが、中央に卵黄のある目玉焼きのようなものを描き、リボゾームを二本ぐらい添えるだろう。凝り性の人なら、さらに小胞体をざっと描くかもしれない。でも本物の細胞はそれよりもずっと複雑で、しかももちろん立体だ。そして細胞を実際に体(からだ)にあるとおりに、誰もが視覚化できるツールが、ここでご紹介するAllen Integrated Cellだ。 このツールを作ったAllen Institute for Cell Science(アレン細胞科学研究所)は、Microsoft…続きを読む

  • 批判を浴びていたMITが脳を保存するスタートアップNectomeとの関係を断つ

    批判を浴びていたMITが脳を保存するスタートアップNectomeとの関係を断つ

    MITが、Nectomeとの関係を断つことになった。この、Y Combinatorが支援するスタートアップは、将来のデジタルアップロードの可能性のために顧客の脳を保存すると称してきた。 協同ファウンダーのRobert McIntyreはその処置を、“100%致死的である”と述べている。それは、末期の患者をマシンに接続して動脈に防腐液を注入する、などの過程を含んでいる。 同社は申込者から10000ドル(返金可)を集めたが、今同社のWebサイトには“最近の報道への応答”と題する注記があり、処置の実行は今後のさらなる研究の後になることが示唆…続きを読む

  • SEC、Theranosを「巧妙大規模な詐欺」として告発――エリザベス・ホームズは制裁受諾

    SEC、Theranosを「巧妙大規模な詐欺」として告発――エリザベス・ホームズは制裁受諾

    SEC〔証券取引委員会〕は一時シリコンバレーの期待の星だったバイオテックのスタートアップTheranosにおける不正を長期間捜査していたが、このほどファウンダーのエリザベス・ホームズ、元プレジデントのラメシュ・サニー・バルワ二を大規模な詐欺を実行したとして正式に告発した。 SECの告発内容は、この2人が7億ドルを投資家から騙し取ったというのものだ。SECは2人が「数年にわたって同社のテクノロジー、ビジネス、財務実績に関して誇張ないし虚偽の発表を行うという巧妙な手口により」詐欺行為を働いたとしている。 SECによればTheranos と…続きを読む