カテゴリー: バイオテック

バイオテック(BioTech)、アグリテック(AgriTech)、遺伝子工学などに関する最新ニュース

  • 誰でもDNA折り紙の達人になれるアルゴリズムが開発された

    誰でもDNA折り紙の達人になれるアルゴリズムが開発された

    高さ数インチのものをプリントしたいのなら、プラスチックを押し出して成形すれば良い。しかし、ナノスケールのものが必要ならDNAを使うのが良いだろう。でも、DNA1塩基単位でデザインして組み上げる時間のある人などそうそうはいない。しかし、今回の新しい研究成果を使えば、形さえ決めればあなたもDNA折り紙の達人になれる。A、T、G、Cをどのような順番で並べれば良いかはアルゴリズムが全部決めてくれるのだから。 DNAの構造は単純な二重らせんのみである必要はない。塩基の順番をいじくったり他の分子を入れ替えたりすることで、DNA鎖を右に鋭く旋回させ…続きを読む

  • 遺伝子編集技術が人類の健康と生活に革命をもたらす

    遺伝子編集技術が人類の健康と生活に革命をもたらす

    この記事はCellectisのchairman、CEOでCrunch NetworkのメンバーAndré Choulikの執筆 遺伝子編集技術は21世紀前半を通して、我々の生活と我々が伝統的に健康というものに抱いている概念を根本的に変えるだろう。 遺伝子編集により病気の治療方法が変わる。これまでの治療が対症療法だったのに対して、遺伝子編集は病気を引き起こす原因を直接治す。遺伝子編集技術は我々が体に取り込むものに対する概念を変える。なぜなら、遺伝子編集を使えば、地球を汚染することなく、より健康的な食物を我々の食卓に供給することが可能にな…続きを読む

  • 土壌センサーのデータに基づいて庭や芝生の水やりを自動化するEdyn、多方面からシード資金を獲得

    土壌センサーのデータに基づいて庭や芝生の水やりを自動化するEdyn、多方面からシード資金を獲得

    カリフォルニア州オークランドのEdynが、スマートガーデニングのための新製品を発売した。水道栓をインターネットに接続して、庭や芝生を自動的に潅水する、というデバイスだ。 そのEdyn Water Valveは、土壌センサーEdyn Garden Sensorと各地の天候情報を基に、土壌水分を調整する。ユーザーはその潅水システムの動作を、Edynのスマートフォンアプリで調節することもできる。 定価69ドルのEdyn Water Valveは、重さが8オンス足らず、太陽光発電を利用、Wi-Fi対応、庭の散水用ホースに取り付けられる。小さい…続きを読む

  • 蜘蛛の糸を作るBoltが5000万ドルを調達、Patagoniaと製品開発を開始

    蜘蛛の糸を作るBoltが5000万ドルを調達、Patagoniaと製品開発を開始

    蜘蛛の糸でできた洋服を着るのが面白いアイディアだと思うなら、蜘蛛を大量に飼うことになるだろう。 Bolt Threadsという名のスタートアップは蜘蛛や他の昆虫が作る繊維を生成し、アパレルメーカーや内装関連の企業が利用できるよう、その繊維で糸を紡ぐ方法を開発した。 2009年にCEOのDan Widmaier、Chief Scientific OfficerのDavid Breslauer、Vice President of OperationsのEthan Mirskyが共同創業したBolt ThreadsはシリーズCラウンドで50…続きを読む

  • インドア農業にデータ分析と営農アドバイスを提供するAgrilystがシードで$1Mを調達

    インドア農業にデータ分析と営農アドバイスを提供するAgrilystがシードで$1Mを調達

    Disrupt SF 2015のBattlefieldで優勝したAgrilystが今日(米国時間5/11)、インドア農業に同社が提供する分析サービスの育成のために100万ドルのシード資金を獲得したことを発表した。 ラウンドをリードしたのはBrooklyn Bridge Venturesで、これにMetamorphic Venturesやそのほかのエンジェル投資家とシードファンドが参加した。その中には、同じくBattlefieldでデビューし、のちにFacebookが買収したQuickFireの創業者たちもいる。 Agrilystの協同…続きを読む

  • わずか1ドルの紙の上で約2時間でジカウィルス感染を検出できる合成生物学的技術をMITが開発

    わずか1ドルの紙の上で約2時間でジカウィルス感染を検出できる合成生物学的技術をMITが開発

    その日、メディアへの対応に追われていたMITの生物医学工学の教授Dr. James Collinsによると: “これはわれわれのグループにとって、何かの大感染が急激に勃発したとき、どれだけ早く対応できるかを知るための、興味深いケーススタディになった”、という。その日5月6日に発表された論文は、今感染が広まりつつあるジカ・ウィルス(Zika virus)を診断する、安上がりで、結果が出るのが早くて、効果的なツールを詳述していた。 Collins博士は話を続ける: “1月の終わりごろMITは、今誰がジカを研究しているか、と問う同報メールを…続きを読む

  • Spirocallは専用アプリなしで世界の誰もが肺の検診を受けられるサービス

    Spirocallは専用アプリなしで世界の誰もが肺の検診を受けられるサービス

    最近のスタートアップの多くは利己主義で近視眼的だと批判されることがある。そうした時代に「今までなぜこういうテクノロジーの応用がなかったのか?」と思えるほど画期的で、しかも実際に人々のために役立つサービスを発見するのはすばらしい経験だ。 Spirocallはまさにそのような例だ。無料通話番号に電話するだけで世界中の誰でも肺の健康診断を受けることができる。そう聞けば話がうますぎると思われるかもしれない。しかしこれは現実のサービスで、しかも実際そのとおりに機能する。 肺の疾患は世界で毎年何十万という命を奪っている。しかも喘息のような慢性疾患…続きを読む

  • 高校生が3Dプリントで作った‘ミニ脳’バイオリアクターがジカ熱の研究を加速

    高校生が3Dプリントで作った‘ミニ脳’バイオリアクターがジカ熱の研究を加速

    ジカ熱に感染した”ミニ脳”。赤の染色は感染した弱い前駆細胞を表す。 あなたのこの夏の計画はなんだろう? 1000個の”mini-brain(s)”(ミニ脳)を検査できるバイオリアクターを設計することでは、たぶんないだろう。バイオリアクターの設計ですら、ないかもね。でもニューヨークの高校生Christopher Hadionoは、それをやった。そして彼の、3Dプリントで作った強力で効率の良いマシンが今、話題になりつつある。 Hadionoがこのマシンを作ったのは、ジョンズ・ホプキンス大学の神経科の教授Hongjun Songの研究室で夏…続きを読む

  • 遺伝子組み換え作物ではない遺伝子“編集”作物は農務省が規制しないので将来性あり

    遺伝子組み換え作物ではない遺伝子“編集”作物は農務省が規制しないので将来性あり

    遺伝子組み換え作物(GMO)は今、遺伝子編集という新しい技術のおかげで、変わろうとしている。 その最新の例は、CRISPR(クリスパー)を利用して遺伝子を編集した白いボタンマシュルームだ。‘編集’とはこの場合、生物のDNAのパーツを切って並べ替えることだ。 合衆国農務省によると、そのマシュルームは、別の、有害かもしれない、バクテリアのDNAを使っているGMO植物のような危険性がないと思われるので、規制の対象としない。 ペンシルヴェニア州立大学の植物病理学者Yinong Yang博士は、マシュルームのDNAを変えて、酸素に触れても褐変し…続きを読む

  • グラフェンを電極として使用すると効果的な脳移植が可能になる…二つの大学の研究より

    グラフェンを電極として使用すると効果的な脳移植が可能になる…二つの大学の研究より

    厚さ1炭素原子の超薄炭素結晶シート、グラフェン(graphene)は、それを通常のバルク材から取り出せるようになって以来この10年あまり、科学者たちを興奮させてきた。なぜなら、この特殊な炭素結晶体により、電子工学と生物学の混合が可能と思われてきたからだ。 Cambridge Graphene Centreとイタリアのトリエステ大学が行い、ACS Nano誌に載った最新の研究は、有効性が高くて柔軟性に富む脳移植が、この素材により可能であることを示唆している。今日の、シリコンやタングステンなどの剛体でできている電極には、術後痕における信号…続きを読む

  • 新薬開発をデータ分析で助け実験を効率化するElemental Machinesがシード資金$2.5Mを獲得

    新薬開発をデータ分析で助け実験を効率化するElemental Machinesがシード資金$2.5Mを獲得

    ケンブリッジのElemental Machinesは、ウェットラボのソフトウェアシミュレーターを作っていて、とくに、新薬開発など薬の研究開発をデータによって行うことにより、その時間と費用を低減することをねらっている。 同社は、ラボで得られたデータで、シミュレーションにおける実験の再現性を改良することを目指しており、その新しい考え方に目をつけた投資家のFounders Fundは、同社に250万ドルのシード資金を提供した。 Founders Fundは、SpaceXや、Lyftの車の相乗りサービス、寿命延伸の研究など、未来をラジカルに変…続きを読む

  • バイオテックの実験を自動化する安上がりなロボットを作ったOpenTrons、生命科学のためのPCを自称する

    バイオテックの実験を自動化する安上がりなロボットを作ったOpenTrons、生命科学のためのPCを自称する

    ロボットを作っているOpenTronsが、ウェットラボの実験を迅速かつ安上がりに行えて、自動化もできる、と称する装置を考案した。 ライフサイエンス(生命科学)の研究は、今でもその多くが手作業で行われている。OpenTronsはその、往々にしてかったるい過程を、ロボットとソフトウェアの組み合わせで減らそうとしている。 “要するに生物学者という人種は毎日々々、小さなガラス瓶から別のガラス瓶へ少量の液体を移すことが仕事さ。それを、手に持った小さなピペットでやる人もいれば、10万ドルもするロボットを使う人もいる。うちのは、3000ドルのロボッ…続きを読む

  • 鉢植えの植物を死なせることのない自動コントロール植木鉢Parrot Pot

    鉢植えの植物を死なせることのない自動コントロール植木鉢Parrot Pot

    多くの人が、Parrotはドローンのメーカーだと思っているようだが、実はヘッドフォーンや車内の情報娯楽装置など、いろんなものを作っている。昨年のCESで同社は、植木鉢ロボットParrot Potを披露した。そのときはまだプロトタイプだったが、今年は第一四半期にいよいよ、この新製品を発売する。 小売価格99ドルのこの植木鉢は、潅水用の水を2リットルキープできる。それは多くの植物にとって、ほぼ1週間ぶんの量だが、“節水モード”に設定すれば、植物は3〜4週間生き延びることができる。 植木鉢のコントロールはモバイルアプリから行う(アプリの名前…続きを読む

  • DJIが農地の害虫駆除専門のドローン機種を発売、消費者市場よりも大きな市場をねらう

    DJIが農地の害虫駆除専門のドローン機種を発売、消費者市場よりも大きな市場をねらう

    中国深圳のDJIといえば、消費者向けドローンの高級品で有名だが、しかし同社の最新モデルを見るとドローンメーカーたちの今後の競合は、一般消費者市場ではないところで戦われる、という気がしてくる。 ローターが8つあるドローンAgras MG-1は、より安全な農薬散布の方法を提供することがねらいだ。これまではヘリや小型飛行機、何らかの陸上車、あるいは化学薬品を背負った人間が手に噴霧器を持って散布していた。 DJIによるとこのドローンは、一時間で7から10エーカーの農地に散布できる。 Wall Street Journalの記事によると、Agr…続きを読む

  • Andreessen Horowitz、バイオテック投資に2億ドルを用意―新たなゼネラル・パートナーが就任

    Andreessen Horowitz、バイオテック投資に2億ドルを用意―新たなゼネラル・パートナーが就任

    シリコンバレーを代表するベンチャーキャピタル、Andreessen Horowitzが大々的にバイオテック分野に参入しようとしている。同社はAH Bio Fundと呼ばれる2億ドルのファンドを組成した。同時にこのファンドの運用の指揮を取る新たなGP(ゼネラル・パートナー)にVijay Pandeが就任した。 新ファンドはコンピューターとバイオテックの交差する分野の初期のスタートアップを主たる投資ターゲットとしている。HA BioはAndreessen Horowitzとして特定分野を対象とする最初のファンドとなる。またスタートアップが…続きを読む

  • 壁にかける小さな棚で21種類の野菜やハーブを水耕栽培するEdn、iPhoneアプリがユーザを教育する

    壁にかける小さな棚で21種類の野菜やハーブを水耕栽培するEdn、iPhoneアプリがユーザを教育する

    父の家は農家だった。毎晩彼のキッチンテーブルに並ぶ食べ物は、実家の畑から運ばれてきた。私はそうやって郊外で育ち、今は都市に住んでいる。食べ物はもっぱら、近くのグロサリーストア(八百屋兼食料雑貨店)やレストランに依存している。未来の子どもたちの食べ物はインターネットから、びん詰のSoylentみたいな形でやってくるだろう。 デンヴァーでステルスしているスタートアップEdnは、そうなることを防ごうとしている。 Ednは壁にかける装置で(下図)、数種類の野菜の自動栽培を行う。ほかに必要なのは、iPhoneアプリと人間ユーザの愛とお世話だ。 …続きを読む

  • 近未来地球社会の最重要分野: アグテック(Agtec, 情報テクノロジによる農業生産性向上策)の、よちよち歩きの現状

    近未来地球社会の最重要分野: アグテック(Agtec, 情報テクノロジによる農業生産性向上策)の、よちよち歩きの現状

    [筆者: Robyn Metcalfe](Dr. Robyn MetcalfeはFood + Cityの編集長で出版人。世界の食糧系に対する果敢な探求を行っている。) ほぼ2世紀前にJethro Tullが、馬に曳かせた播種機を使って、作物の種子を一つずつ蒔き、それまでのばらまき方法を置換した。精密農業の初期の形とも言える彼の独創的なツールは収穫を劇的に増やし、農業の革命に導いた。 もう一人の初期の農業起業家Robert Bakewellは、1700年代の後期に同種交配法を完成させ、農家が、特別の性質を持った家畜だけを選んで、繁殖でき…続きを読む

  • 地域<del>農家</del>農業と地域消費者をコミュニティで結びつけるFarmigo、好調なフードテック企業として創業6年、シリーズBで$16Mを調達

    地域<del>農家</del>農業と地域消費者をコミュニティで結びつけるFarmigo、好調なフードテック企業として創業6年、シリーズBで$16Mを調達

    地域農家の市場をディスラプトしようとする、創業6年目のFarmigoが、シリーズBで1600万ドルを調達した。 ファウンダでCEOのBenzi Ronenによると、同社は農家のためのソフトウェアデベロッパとしてスタートしたが、消費者が新鮮な農産物を入手できるマーケットプレースと、そのための地域の“食べ物コミュニティ”の育成に関心が移行した。地域の学校や企業も、そのコミュニティの核になりえる。Farmingoは2011年の本誌TechCrunch主催スタートアップコンペDisruptで、プロダクトの一つをローンチしている。 Ronenに…続きを読む

  • アメリカの農家の3分の1が活用するFarmLogsは農地のビッグデータを収集する

    アメリカの農家の3分の1が活用するFarmLogsは農地のビッグデータを収集する

    ビッグデータがディスラプトする分野として一番に「アメリカの農地」を挙げる人は少ないかもしれないが、農家は既に最新のテクノロジーを駆使して作物のモニタリングを行っている。 FarmLogsのファウンダーでCEOのJesse Vollmarは、TechCrunchのJon Shieberに、彼らのプロダクトは農家が蓄熱、雨量、土壌の構成といった項目をトラックしたり、確認したりすることを助けていると話す。アメリカの農家の3分の1が彼らのプロダクトを活用しているそうだ。 「FarmLogsは、データサイエンスが農地に革新をもたらす次の波だと考…続きを読む

  • 温室栽培農家のための農業のGoogle Analytics(総合データ分析)を目指すAgrilyst

    温室栽培農家のための農業のGoogle Analytics(総合データ分析)を目指すAgrilyst

    今日(米国時間9/21)TechCrunch Disrupt SF Battlefieldに登場したAgrilystは、温室に備え付けたセンサやそのほかのデータを利用して、温室栽培農家の農業を効率化しようとする。 AgrilystのCEOで協同ファウンダのAllison Kopfによると、ニューヨークの都市農家BrightFarmsで働いているときに、このサービスを着想した。この農家にはVCも投資していた。物理学を専攻した彼女は最初、農業の仕事をするつもりはなかったが、“改良の余地が大きく急成長産業である”ところから農業に惹かれた。 …続きを読む