タグ: コラム(用語)

コラム記事一覧

  • 【コラム】2人のFBI捜査官が私の家にきた、米国における法的要求と報道の自由について

    【コラム】2人のFBI捜査官が私の家にきた、米国における法的要求と報道の自由について

    2020年8月、予告なしに2人のFBI捜査官が私の家の玄関先にやってきて、前年に掲載したTechCrunchの記事について質問したいと言ってきた。 記事の内容は、あるハッカーがグアテマラのメキシコ大使館のサーバーから、ビザや外交官パスポートを含む数千件の書類を持ち出したというものだった。そのハッカーによると、脆弱なサーバーについてメキシコ当局に連絡したが無視されたため、大使館のファイルへのリンクをツイートしたという。「返事がない場合は公開する」とハッカーは言っていた。 関連記事:ハッカーがメキシコ大使館の文書を大量にネット公開 私は取…続きを読む

  • 【コラム】屋上レンタル、米国の不動産所有者は5Gキャリアと手を結ぶべきだ

    【コラム】屋上レンタル、米国の不動産所有者は5Gキャリアと手を結ぶべきだ

    5Gインフラを敷設する動きが活発になり各社の競争が激しくなるに連れ、レストラン、ホテル、住居用建物、さらには病院や教会の屋上までもがインフラ敷設場所として注目されている。5Gテクノロジーを人口密度の高い地域に確立したいと考えるテレコミュニケーション会社にとって、こうした屋上は急速に重要な不動産ターゲットとなりつつある。 事実、次世代のワイヤレス展開から得られるリース収入は、今後5年間で、米国内のリース収入の大きな部分を占めると考えられており、不動産所有者や事業主にとって大きなチャンスとなる。 バイデン政権は、5Gインフラの拡大を国の主…続きを読む

  • 【コラム】米国のスマート道路への投資は好景気への道を開くだろう

    【コラム】米国のスマート道路への投資は好景気への道を開くだろう

    米国の交通システムが直面している課題は数多く、年々悪化している。米国の道路への需要が高まるにつれて、安全性、効率性、持続可能性の問題も増大している。 歴史的な1兆ドル(約114兆円)規模のInfrastructure Investment and Jobs Act(インフラ投資・雇用法)は、数十年間で最大かつ広範囲に及ぶインフラパッケージの1つであり、この国の投資ニーズに対する巨額の頭金となって、すべての州で数千もの重要なプロジェクトの鍵を握ることになる。しかし、公的資金だけでは、特に5年間に配分される場合、人口や都市、そして道路を毎…続きを読む

  • 【コラム】テック企業は採用の場で恵まれた学生が持つ魅力とその潜在能力を混同するのをやめるべきだ

    【コラム】テック企業は採用の場で恵まれた学生が持つ魅力とその潜在能力を混同するのをやめるべきだ

    大学に通う低所得の学生の数は増加している。Pew(ピュー)研究所からの2016年のレポートによれば、低所得の家庭出身の各部学生が占める割合は、1996年の12%から2016年には20%に増加している。ただし、6年以内に学位を取得できるのは、収入が上位4分の1の学生の場合は58%に達しているのに対し、下位4分の1の学生の場合はわずか11%にとどまっている。 この不一致に対して思いを馳せる必要がある。なぜ低所得層の学生の多くが大学に進学しても学位を取得できず、労働力としての潜在能力を十分に発揮できないのだろうか?この疑問への手短な回答は、…続きを読む

  • 【コラム】Web3の根拠なき熱狂

    【コラム】Web3の根拠なき熱狂

    2021年最もホットな新規テクノロジーの用語は間違いなく「Web3」と「メタバース」であろう。前者はブロックチェーンをベースにした分散型のウェブを指し、後者はインターネットと拡張現実および仮想現実を組み合わせたものである。ある時点で、これらの概念が融合する可能性がある。もちろん、その概念が何かに変わることがあればの話だが。 関連記事:【コラム】NFT、メタバース、ゲームの親和性が持つ魅力と高まる関心における間違い 突如として、2021年内のどこかからか、私たちはこれらの用語を所与のものであるかのように使い始め、そして私たちは誰もがその…続きを読む

  • 【コラム】米国は対中国競争でも「スプートニク・ショック」が起こせるだろうか?

    【コラム】米国は対中国競争でも「スプートニク・ショック」が起こせるだろうか?

    TechCrunch Global Affairs Projectは、テクノロジー部門と世界政治のますます複雑になっている関係を検証する。 1957年10月4日、旧ソビエト連邦がカザフスタンの草原から世界初の人工衛星を宇宙に打ち上げ、宇宙時代の幕が開けた。ビーチボールほどの大きさの、小さなアルミニウムの球体であるスプートニク1号の打ち上げは、米国にとって変革の瞬間となった。それは、米ソの宇宙開発競争の引き金となり、新しい政府機関を生む推進力となり、連邦政府の研究開発費とSTEM(科学・技術・工学・数学)教育に向ける財政的支援を大幅に増…続きを読む

  • 【コラム】完全なソーシャルメタバース体験は「音声」の要素が揃うことで実現する

    【コラム】完全なソーシャルメタバース体験は「音声」の要素が揃うことで実現する

    Facebook(フェイスブック)の社名がMeta(メタ)に変更されたことで触発された「メタバース」にまつわる会話の多くは、ビジュアル的な要素に焦点を当てている。ほとんど言及されていないのは、オーディオだ。しかし仮想環境を現実のものにするには、音声は間違いなく重要になる。 時には、それがすべての場合もある。 Spike Jonze(スパイク・ジョーンズ)に尋ねてみよう。この映画監督は、2013年の映画「Her(her/世界で1つの彼女)」のタイトルロールで、その声を演じていた当初の女優を降板させ、Scarlett Johansson(…続きを読む

  • 【コラム】プーチンと習近平の進化した偽情報の手法は新たな脅威をもたらす

    【コラム】プーチンと習近平の進化した偽情報の手法は新たな脅威をもたらす

    TechCrunch Global Affairs Projectは、テクノロジー部門と世界政治のますます複雑になっている関係を検証する。 情報領域が国家間の競争においてますます活発で重要なものとなる中、2つの国が全面的に乗り出している。中国とロシアは、地政学的な利益を促進するために洗練された情報戦略を展開しており、その手法は進化している。ロシア政府はもはや、極論を展開するコンテンツを大量に生成するプロキシトロールファームに依存するのではなく、軍事インテリジェンス資産を利用して、プラットフォーム検知メカニズムを回避するために、よりター…続きを読む

  • 【コラム】バイデン大統領は本当に技術独占を取り締まることができるだろうか?

    【コラム】バイデン大統領は本当に技術独占を取り締まることができるだろうか?

    ジョー・バイデン大統領は2021年7月、米国経済における「競争促進」の行政命令を出した。この命令の中で、大統領は特に大手テクノロジー企業に対して「現在、少数の有力なインターネットプラットフォームがその力を利用して、市場新規参入者を排除し、独占的利益を引き出し、自分たちの利益のために利用できる個人の秘密情報を収集している」と述べている。 米上院は11月、ハイテク企業の反競争的買収を規制する法案を提出した。米国ではこの20年間、重大な独占禁止法事案はなかったが、最近の勢いは、現政権が運用の透明化を望んでいることを示唆している。 これまでの…続きを読む

  • 【コラム】非営利団体にはソーシャルメディアを改善する答えがあり、ビッグテックにはそれを実現するリソースがある

    【コラム】非営利団体にはソーシャルメディアを改善する答えがあり、ビッグテックにはそれを実現するリソースがある

    ソーシャルメディアがメンタルヘルスに与える影響についての議論は目新しいものとはいえないが、この秋、Facebook(フェイスブック)が自社プラットフォームの10代向けのメンタルヘルスに対する悪影響を十分に認識していたことを示唆していた報告が出されたことで、議論は再び世界の注目を取り戻した。 このデータ(およびFacebookがこれらの懸念を無視したという事実)は厄介な話だが、ソーシャルメディアがメンタルヘルスに与える影響を理解することはそれほど簡単ではない。実際、ソーシャルメディアは若者が自分自身や自分のアイデンティティを発見するため…続きを読む

  • 【コラム】私たちが自律型ロボットを設計できなくても、ロボットが自らを設計できるかもしれない

    【コラム】私たちが自律型ロボットを設計できなくても、ロボットが自らを設計できるかもしれない

    Elon Musk(イーロン・マスク)氏が先に発表した、人間型で「人間レベルの手」と特徴的に楽観的な納期を備えたTesla Bot(テスラ・ボット)は、当然のことながらそれなりの批判を集めている。 関連記事:テスラはロボット「Tesla Bot」を開発中、2022年完成予定 このロボットは最終的に、単独で食料品店に行くなどの用事をこなすことができるようになるとマスク氏は述べている。Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)は、これまでで最も高度なヒューマノイドロボットを開発中だが、Atlas(アトラス)プラットフォームへ…続きを読む

  • 【コラム】マイニング業界の転換で訪れる、暗号資産のグリーンな夜明け

    【コラム】マイニング業界の転換で訪れる、暗号資産のグリーンな夜明け

    気候変動は現代における主要な問題だ。政策立案者から個人まで、誰もが持続可能性とグリーンな行動が社会に浸透するために自らの役割を全うする責任を持っている。 事実、米国から中国まで世界中の政府が気候変動に積極的に取り組んでおり、最近行われた2021年国連気候変動会議、COP26は、 パリ協定の目標に向けた気候変動対策の推進力となっている。 企業もまた大きな責任を負うべく前進を続けており、今や多くの投資家が、財務実績だけでは成功の指標に足り得ないと考え始めている。ESG(環境・社会・ガバナンス)指標、即ち負の外部性(negative ext…続きを読む

  • 【コラム】米国特許商標局はイノベーションを推進するために今すぐ行動すべきだ

    【コラム】米国特許商標局はイノベーションを推進するために今すぐ行動すべきだ

    近年、発明を促進すべき米国の特許システムの乱用がはびこりイノベーションを阻止している。即刻刷新が必要であり、そこにはあらゆる規模のイノベーターと起業家のためにシステムが働くように変える「今すぐ」実行可能な決定的修正方法がある。 バイデン政権が米国特許商標庁(USPTO)長官に指名したKathi Vidal(カシー・ビダル)氏は最近、上院司法委員会で指名承認公聴会を行った。両党の上院議員(民主党のバーモント州選出Patrick Leathy[パトリック・リーヒ]氏と共和党ノースカロライナ州選出Thom Tillis[トム・ティリス]氏)…続きを読む

  • 【コラム】開発者と設計者が企業の半導体不足解消のためにできること

    【コラム】開発者と設計者が企業の半導体不足解消のためにできること

    米半導体メーカーMarvell Technology(マーベル・テクノロジー)のCEOであるMatt Murphy(マット・マーフィー)氏は2021年10月、半導体不足は2022年さらにはそれ以降にも及ぶだろうとの見解を示した。供給不足はすでに世界中で甚大な影響をもたらしており、ドイツの自動車メーカーOpel(オペル)は一部ラインの稼動を2022年初めまで停止すると発表している。 Society of Motor Manufacturers and Traders(英国自動車製造販売協会)が最近発表したところによると、2021年9月の…続きを読む

  • 【コラム】地球を救い、利益を上げるために地球の最大の課題に投資する

    【コラム】地球を救い、利益を上げるために地球の最大の課題に投資する

    それを持続可能性と呼ぼうが、ESGまたは気候技術と呼ぼうが構わないが、お金を稼ぎながら良いことをしようとする動きが世界を席巻していることは間違いない。 ブルームバーグによれば、世界の持続可能性への投資資産は、2020年には35兆3000億ドル(約4000兆円)に増加している。これは「世界をより良い場所にする」ことで利益を得ようと管理されている3ドル(約340円)分に対して約1ドル(約110円)分に相当する。 こうした資金がベンチャーキャピタルに流れ込む中で、世界は地球を温暖化の摂氏1.5度以内に保つために、気候関連の最も困難な問題のい…続きを読む

  • 【コラム】創業者は自らのアイデアを自分から切り離す必要がある

    【コラム】創業者は自らのアイデアを自分から切り離す必要がある

    ファウンダーはみんな、自分の会社が自分たちなしで繁栄することを願っているが、その意識に基づいて行動することの覚悟は、昨今の市場で交わされる最もぎこちない会話の1つである。結局のところ、ファウンダーへの賛美(および彼らをロックスターのように扱うマスコミの変わらぬ習慣)には一定の正当性がある。ビジョンを持つ人たちは、本質的に興味深い人間であり、人が他人の家に寝泊まりしたり小鳥がさえずるようなアプリで日々生の意見を公表したりすることに賭けるほど狂気に満ちている。 この緊張感、ファウンダーをスタートアップ成功の導き手として位置づけると同時に、…続きを読む

  • 【コラム】新たなハイブリッド生活、私たちと共存するハードウェアにできること

    【コラム】新たなハイブリッド生活、私たちと共存するハードウェアにできること

    社会におけるさまざまな場面でハイブリッドモデルが登場しているが、それらは驚くほどの柔軟性がある一方で、仕事とプライベートの境界線はますます曖昧になり、私たちが精神的に疲弊をしていることは明らかだ。 儀式というのは、常に私たちの精神的、感情的な状態を形作る強力な力を持っている。例えば、人の集まり、物理的なトーテム、衣装や空間デザインなどはすべて、その経験を生み出すために機能する。しかし、ハイブリッドで働く人々にとっては、これまで慣れ親しんできた儀式の多くがもはや手の届かないものになっているのだ。彼らの日々の仕事には、人と集まることも、場…続きを読む

  • 【コラム】Discordの可能性を知る。創業からマネタイズ、Web3でのチャンスまで

    【コラム】Discordの可能性を知る。創業からマネタイズ、Web3でのチャンスまで

    編集部注:本稿は米国スタートアップやテクノロジー、ビジネスに関する話題を解説する「Off Topic」の投稿の転載だ。Off Topicでは、最新テックニュースの解説やスタートアップについてポッドキャストやYouTubeも配信している。ぜひチェックしてみてほしい。 今回は1年以上ぶりの翻訳記事となる。2020年5月から愛読しているニュースレター「Not Boring」のPacky McCormick(パッキー・マコーミック)氏と2020年8月のスタートから読んでいるニュースレター「The Generalist」のMario Gabri…続きを読む

  • 【コラム】「本を売ることと何の関係があるのですか?」その頃、誰もAWSの価値をわかっていなかった

    【コラム】「本を売ることと何の関係があるのですか?」その頃、誰もAWSの価値をわかっていなかった

    米国時間11月30日午前、Adam Selipsky(アダム・セリプスキー)は2021年にAndy Jassy(アンディ・ジャシー)氏からCEOを引き継いで以来、初めてAWS re:Inventカンファレンスの基調講演を行った。重責をともなう任務だったが、それはセリプスキー氏がAWSチームをまったく知らなかったという意味ではない。事実、彼はごく初期からこの部門に関わり、ジャシー氏を助けてAWSを巨大ビジネスに育てた後、2016年に退社してTableau(タブロー)のCEOになった。 初日は歴史を学ぶことから始めたが、背景を知るために誰…続きを読む

  • 【コラム】誕生から10年、ソーシャルメディアなども活用するデジタル外交は次のフェーズに

    【コラム】誕生から10年、ソーシャルメディアなども活用するデジタル外交は次のフェーズに

    英国レバノン大使 Tom Fletcher(トム・フレッチャー)氏は、外交にデジタル技術を持ち込んだ最初の大使の1人だ。10年が経った今、同氏が「テクノ外交」の最初の波で、うまくいった点といかなかった点を振り返り、今後のデジタル外交について考える。 外交はかつては、外交儀礼、決まり文句、地図と男によって支配されていた世界であった。しかし、あらゆる産業や技能職がそうであるように、外交もデジタル技術によって大きく様変わりしている。 多くの専門職では、目立った効果の大半は道具に現れる。外交でも、外交キット、通信手段(外部と内部)、作業スピー…続きを読む