タグ: 量子コンピューター(用語)

量子コンピューターに関連する記事一覧

  • D-Waveが新型コロナ対策用に量子コンピューターへのアクセスを無料提供

    D-Waveが新型コロナ対策用に量子コンピューターへのアクセスを無料提供

    D-Waveは、カナダにある量子コンピューティング企業だ。米国時間3月31日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応に取り組んでいる人なら誰にでも、Leap 2と呼ばれる量子コンピューティングのクラウドサービスへのアクセスを無料で提供すると発表した。これは新薬の開発に取り組んでいる人たちだけのものではなく、現在の危機を解決するために働いている研究者、チームなら誰にでも提供される。例えばロジスティクス、ウイルス蔓延のモデル化、あるいは新しい診断方法の開発など、分野は問わない。 D-Waveのプログラムをユニークなものにして…続きを読む

  • ASMRを企業のブランディングに活用する「SOUNDS GOOD」が渋谷でノイズの展覧会を開催

    ASMRを企業のブランディングに活用する「SOUNDS GOOD」が渋谷でノイズの展覧会を開催

    オーディオブックを中心に展開するオトバンクがQUANTUMと共同で運営しているブランデッドオーディオレーベルの「SOUNDS GOOD」。東日本のASMRをサンプリングネタとしてばら撒くなどユニークな取り組みを行ってきたSOUNDS GOODだが、今度は青森県の特別協賛のもと、渋谷と青森の環境音や生活音を含む「ノイズ」を写真と映像で体験できるイベント「THIS SOUNDS GOOD?展 #渋谷x都市 #青森x農林水産業」を開催すると発表した。 SOUNDS GOODは、以前に紹介した通り、企業の「特有の音」、例えば「山手線大塚駅…続きを読む

  • 量子コンピューターを制御する古典的コンピューターに注力するQuantum Machines

    量子コンピューターを制御する古典的コンピューターに注力するQuantum Machines

    量子コンピューターは通常、量子世界のエキゾチックな特性を、基本的な管理を担う古典的コンピューターと組み合わせたハイブリッドマシンとなっている。この業界では、量子プロセッサーの部分に注目が集まりがちだが、量子部分がより強力になるにつれて、古典的な部分がボトルネックになりつつある。つまりデジタルコマンドを、量子コンピューティングの世界のアナログ世界で使うために変換するプロセスを担う部分だ。そしてそれこそ、ステルス状態から姿を表したイスラエルのスタートアップ、Quantum Machinesが取り組んでいる課題なのだ。 同社のQuantum…続きを読む

  • D-WaveとNECがハイパフォーマンスコンピュータと量子システムのハイブリッドアプリを開発

    D-WaveとNECがハイパフォーマンスコンピュータと量子システムのハイブリッドアプリを開発

    D-Wave Systemsは米国時間12月10日、NECとのパートナーシップを発表した。NECのハイパフォーマンスコンピューター(HPC)とD-Waveの量子システムを組み合わせて「ハイブリッドアプリケーションとサービス」の開発を目的としている。 また、両社はNECがD-Waveへ1000万ドル(約10億900万円)を投資することも発表した。Crunchbaseのデータによると、D-Waveがこれまで獲得した資金調達総額は2億400万ドル(約222億)だ。 今週、1月1日付けで同社のCEOに就任すると発表されたD-Waveのプロダク…続きを読む

  • AWSが量子コンピューティング・サービス「Braket」を発表

    AWSが量子コンピューティング・サービス「Braket」を発表

    ここ数カ月、Google、Microsoft、 IBM他の有力ライバルがこぞって量子コンピューティングにおける進歩を宣伝する中、 AmazonのAWSは沈黙を守ってきた。またAWSには量子コンピュータ研究の部署がなかった。しかし米国時間12月2日、AWSはラスベガスで開幕したデベロッパー・カンファレンスのre:Invent 2019で、独自の量子コンピューティングサービスとしてBraket(ブラケット)を発表した。 現在利用できるのはプレビュー版で、量子力学計算でよく用いられるディラックが発明したブラケット記法が名称の由来だ。ただしこ…続きを読む

  • 日本の量子コンピュータ系スタートアップQunaSysが2.8億円調達、量子化学計算を軸に研究開発加速へ

    日本の量子コンピュータ系スタートアップQunaSysが2.8億円調達、量子化学計算を軸に研究開発加速へ

    量子コンピュータ向けのアルゴリズムとアプリケーションを開発するQunaSysは11月25日、グローバル・ブレイン、新生企業投資、ANRIを引受先とした第三者割当増資により総額2.8億円を調達したことを明らかにした。 同社にとっては2018年4月にANRIから数千万円を調達して以来の資金調達。今後はエンジニアを中心に人材採用を強化しながらアルゴリズム・ツールの開発を加速させるほか、量子情報・量子化学の研究者コミュニティの活性化など、量子コンピュータ技術の社会実装に向けたエコシステム作りも行っていく計画だ。 QunaSysは東京大学で機械…続きを読む

  • ビットコイン急落の原因はFacebookか?Googleか?

    ビットコイン急落の原因はFacebookか?Googleか?

    画像クレジット:Blablo101/Shutterstock(画像の一部を改変) Bitcoin(ビットコイン)と他の暗号通貨の価格は、米国時間10月23日に暴落した。ここ数カ月、Bitcoinの価値は徐々に下落しており、年初には1万ドルを超えていたものが、昨日までに2000ドル以上も下げていた。 投資家は今回の急落の原因について依然として推測を巡らせているが、昨日までは当面の底値は8000ドルくらいだろうと楽観的に考える強気の投資家もいた。 早くもその期待は覆された。今日になってBitcoinの価格は、早朝にほぼ8000ドルだったも…続きを読む

  • 量子コンピューティングの「民主化」を目指すAliroが2億9000万円を調達

    量子コンピューティングの「民主化」を目指すAliroが2億9000万円を調達

    量子コンピューティングはまだ黎明期だが、それにもかかわらず世界が新しいテクノロジーを活用できるように支援することを目指す、興味深いスタートアップ企業群が出現しつつある。Aliro Technologies(アリロ・テクノロジー)は、量子環境向けに開発者がより簡単にプログラムを書くことができるようにするプラットフォームを構築した、ハーバードのスタートアップである。「Write Once, Run Anywhere」(一度書けばどこでも実行できる)というのがスタートアップのモットーの1つだ。本日同スタートアップはステルス状態を抜け出し、事…続きを読む

  • IBMが53量子ビットの量子コンピューターを近日公開

    IBMが53量子ビットの量子コンピューターを近日公開

    量子コンピューティングの探究を続けるIBMは、53量子ビット(Qubit)の量子コンピューターを近々顧客に提供すると、米国時間9月18日にIBM Q Networkで発表した。来月中旬に稼働予定の新システムは、一般利用向けとしては最大の汎用量子コンピューターになる。 新しいマシンは、IBMがニューヨークに新設し、同じく今日発表された「Quantum Computation Center」内に設置される。新センターは実質的にIBMの量子コンピューター用データセンターであり、ほかに20キュービットのマシンが5台設置され、来月にはその数が1…続きを読む

  • IBMの耐量子磁気テープ記憶装置には聞き流せない重要な意味があった

    IBMの耐量子磁気テープ記憶装置には聞き流せない重要な意味があった

    技術業界で誰かが「量子」という言葉を使い始めるたびに、私は両手で耳をふさいで、話が終わるまで歌をうたうことにしている。IBMが発表した量子コンピューティングに対する安全性が保たれるテープ記憶装置の件でも私は歌いかけたのだが、よく見てみると、けっこう重要な話だった。 断っておくが、その言い方はちょっと誤解されやすい。テープ自体が耐量子というわけではまったくないからだ。量子ビットが超低温の牢獄から逃げ出してデータセンターや企業の本社の地下室にあるテープ記憶装置にちょっかいを出すなどといった心配があるわけでもない。問題は、量子コンピューター…続きを読む

  • D-Waveがハイブリッド量子プラットフォームを公開

    D-Waveがハイブリッド量子プラットフォームを公開

    初期の量子コンピュータのスタートアップD-Waveが、新製品「D-Wave Hybrid」の一般提供を開始することを発表した。これはオープンソースのハイブリッドワークフロー・プラットフォームで、開発者は通常のコンピューティングと量子コンピューティングを融合したハイブリッド量子アプリケーションを作ることができる。D-Wave Hybridは、同社の量子コンピューティング・クラウドサービスであるLeapの一部を構成するソフトウェア開発キット、Oceanの一コンポーネントとして提供される。 量子コンピューターは、量子チップを制御するために伝…続きを読む

  • 英国政府が量子コンピューティングの商用化に210億円を投資

    英国政府が量子コンピューティングの商用化に210億円を投資

    英国政府は米国時間6月13日、量子コンピューティングの商用化に向けた取り組みに、1億5300万ポンド(約210億円)を投資することを発表した。これは約1億9300万ドルに相当するが、業界からの多数の追加コミットメントにより、その総額は4億4000万ドル(約476億円)を超える。これにより、英国のNational Quantum Technologies Programme(国家量子技術プログラム)は、2014年の開始時以来、10億ポンド(約12.7億ドル、約1374億円)以上の投資を受けることになる。 米国では、昨年トランプ大統領が、…続きを読む

  • マイクロソフトは量子コンピュータ用開発ツールをオープンソース化

    マイクロソフトは量子コンピュータ用開発ツールをオープンソース化

    Microsoft(マイクロソフト)の量子コンピュータは、まだ量子ビットが実際に動作するところまではできていないかもしれない。それでも同社は、将来の量子コンピュータをプログラムするためのツールの開発に熱心に取り組んできた。ここ数年の間に、量子コードを書くためのプログラミング言語Q#、その言語のためのコンパイラ、そして量子シミュレータなどを発表してきた。そして米国時間の5月6日、Microsoftはこれらの成果を今後数カ月のうちにオープンソース化すると発表した。 Microsoftによれば、この動きは「量子コンピューティングとアルゴリズ…続きを読む

  • 約17億円の量子コンピューターをクラウドで貸し出すD-WAVEの「Leap」、ついに日本でも正式公開

    約17億円の量子コンピューターをクラウドで貸し出すD-WAVEの「Leap」、ついに日本でも正式公開

    カナダの量子コンピューター企業D-WAVE Systems(以下、D-WAVE )は日本時間3月26日、同社の量子コンピューター「D-WAVE 2000Q」にアクセスできるクラウドサービス「Leap」を、日本を含む33カ国で利用可能にすると発表した。これまではアメリカおよびカナダ限定の公開だった。 D-WAVE Systemsの量子コンピューター「D-WAVE 2000Q」 Leapは、D-WAVEが販売する量子コンピューターにアクセスできるクラウドサービスだ。その量子コンピューター「D-WAVE 2000Q」は販売価格が1500万ド…続きを読む

  • ASMRを企業のブランディングに活用するレーベル「SOUNDS GOOD」がローンチ、JR東などが参加

    ASMRを企業のブランディングに活用するレーベル「SOUNDS GOOD」がローンチ、JR東などが参加

    本を音声で楽しむオーディオブックを中心に展開するオトバンクは3月5日、QUANTUMと共同でブランデッドオーディオレーベルの「SOUNDS GOOD」を設立し、本日より運営を開始したと発表した。 SOUNDS GOODの特徴は企業の“特有の音”をASMR化し、音声コンテンツにすることでブランディングに活用し、企業とリスナー、若手アーティストの間に新たな関係性を構築する。 ASMRはAutonomous Sensory Meridian Responseの略で、よく“音フェチ”などとも言われる、脳や感情に働きかける“気持ちいい音”…続きを読む

  • 量子コンピュータは速いだけじゃない

    量子コンピュータは速いだけじゃない

    古典的なコンピュータのパラダイムは、常にスピードで語られてきた。少なくとも一般的なイメージでは。もちろん実際には、古典的なコンピュータの目標は、もっとずっと複雑なものになってきている。たとえば、より大きな、より多くの、あるいはより微妙なデータから、意味のある洞察を取り出せるような能力の向上、といったものだ。しかし、われわれがスマートフォン、タブレット、ラップトップを評価する際に気にするのはスピードだ。つまりどれだけ速いかということ。それによって、どれが「最高」なのかが決まる。 というわけで、この妄信的なものさしが、量子コンピュータの議…続きを読む

  • 大学発、量子コンピュータ用ソフト開発のJijがANRIから資金調達

    大学発、量子コンピュータ用ソフト開発のJijがANRIから資金調達

    従来型のコンピュータに対して、より効率よく計算ができる量子コンピュータは、カナダのD-Wave が実機を開発し、2013年にNASAとGoogleが共同で導入を決めたことで、広く注目されるようになった。機械学習や物流、金融など、さまざまな分野で「実際に使えるもの」として認識が進んだのだ。 しかし、D-Waveの量子コンピュータを使って実社会にある課題を解くためには、これまでのコンピュータのプログラミングとは異なる形で課題を定式化して、アプリケーションやアルゴリズムを用意しなければならない。 そうした実業務向けに、量子コンピュータ、より…続きを読む

  • IBM、CESで史上初の商用量子コンピューターを発表――20Qビットだがパイオニアとして大きな意義

    IBM、CESで史上初の商用量子コンピューターを発表――20Qビットだがパイオニアとして大きな意義

    今日(米国時間1/8)、ラスベガスで開幕したCESでIBMは世界で初となる実験室の外で稼働する商用量子コンピューターを発表した。 このIBM Qシステムには20Qbitの量子コンピューターと伝統的なコンピューターが統合されている。ビジネス、研究の双方で、従来のコンピューターとほぼ同様にアプリケーションを作動させることができる。物理的にはまだ相当にかさばるシステムだが、量子コンピューター部分の冷却システムを始め、利用に必要なすべてのハードウェアがパッケージに含まれているとう。 IBMは発表にあたって「作動に必要なすべての要素を統合した初…続きを読む

  • HP、量子ドット液晶(QLED)使用のモニターPavilion 27を発売

    HP、量子ドット液晶(QLED)使用のモニターPavilion 27を発売

    本日(米国時間1/6)HPはPavilion 27を発表した。QLED画面(HPは正式名称のQuantum Dot[量子ドット]と呼んでいる)を搭載した初めてのディスプレイで、フィルムの代わりにガラスの上にドットがある。違いは明らかだ。ガラスの上の画像は鮮明で美しい。私はガラスディスプレイが気に入っている。 これはディスプレイ世界の大きな一歩であり、大画面にも小さな画面にも新しい製品の可能性を開くものだ。この画面は10億色以上を表現することができる。 Pavilion 27は、HPのこれまでで最も薄いディスプレイでもある。上から下まで…続きを読む

  • AIではなく、量子コンピュータが我々の将来を決める

    AIではなく、量子コンピュータが我々の将来を決める

    「量子(quantum)」という言葉は、20世紀後半になって、他の一般的な形容詞では表せない、何かとても重要なものを識別するための表現手段となった。例えば、「Quantum Leap(量子の跳躍)」は劇的な進歩のことを意味する(Scott Bakula主演の’90年代初頭のテレビシリーズのタイトルでもあるが)。 もっとも、それは面白いとしても、不正確な定義だ。しかし、「量子」を「コンピューティング」について使うとき、我々がまさに劇的な進歩の時代に入ったことを表す。 量子コンピューティングは、原子と亜原子レベルで、エネルギーと物質の性質…続きを読む