
現在も成長する石油化学分野でバイオベースの代替品を創造するFabricNanoが13.7億円を調達
DNAを「ウェハー」と表現するのを耳にすることはあまりないが、セルフリーのバイオ製造企業FabricNanoの創業者であるGrant Aarons(グラント・アーロンズ)氏は、自社の主要製品を説明する際にアナロジー的な表現としてこれを使用している。このDNAが、化石燃料とその副産物に目下依存しながら成長を続ける世界の石油化学産業に資することを、同社は期待している。 FabricNanoはロンドンを拠点とする会社で、2018年にテクノロジースタートアップアクセラレーターのEntrepreneur Firstによって設立された。Fabri…続きを読む

LinkedInのメタデータツールDataHubを商用化するAcryl Dataが約10億円を調達しステルスを脱却
2019年、LinkedInのエンジニアリングチームは「DataHub」を発表した。同社の膨大なデータコレクションからインサイトを整理、検索、発見するのに役立つように構築されたメタデータツールだ。LinkedInは2020年にこれをオープンソース化している。そしてこのたび、DataHubの開発者の1人と、Airbnbのデータポータルの開発に貢献した元上級エンジニアが共同で設立したスタートアップがステルスを脱し、LinkedInなどの支援を受けて、DataHubプラットフォームをその最新チャプターとなる商用化へと導こうとしている。 Ac…続きを読む

【中国】政府はテック巨人にもっと社会的責任を負わせたい
TechCrunchチャイナ・ラウンドアップへようこそ&おかえりなさい。中国テック業界の近況と、それが世界の人々に与える影響ついてまとめてみた。 先週、中国ゲーム業界は再び政府の標的となり、未成年プレイヤーに対する世界で最も厳格と思われるルールが施行された。また、中国のテック巨人たちは、社会的責任を取り、束縛のない拡大にブレーキをかけるようにという政府の要請に急いで答えている。 ゲーム制限令 中国政府はこの国の若きゲーマーたちに爆弾を落とした。現地時間9月1日以降、18歳未満のユーザーはゲーム時間が1日当たりのわずか1時間、金曜、土曜…続きを読む

EU「2030年の温室効果ガス55%削減」が21年遅延・2051年まで未達との調査報告、挽回には約470兆円の投資必要との試算も
Reuers / Srdjan Zivulovic 欧州連合(EU)は、温室効果ガスを2030年までに1990年比55%削減するという目標「Fit for 55」を達成するのに、21年も遅れていることがわかりました。Reutersは、Enel財団と国際経済会議European House-Ambrosettiの研究の結果、現在のペースのまま大幅な改善がなければ、2030年の目標値は2051年まで達成できないと報じています。 また温室効果ガス以外でも、2030年に40%の再生可能エネルギーを導入するという目標が、2043年にずれ込むと予…続きを読む

ZOZO研究所が分布シフト研究促進に向けファッションの流行変化を検証するデータセット・実装基盤をオープンソースで公開
ZOZOテクノロジーズの研究開発組織「ZOZO研究所」は9月2日、同所研究員が研究において使用している大規模データセット「Shift15M」および実装基盤をオープンソースとして公開したと発表した。データセットおよび実用基盤をGitHub上に公開し、データセットの概要説明を同研究所上に掲載している。 また、同データセットを使用した研究結果をまとめた研究論文「SHIFT15M: Multiobjective Large-Scale Fashion Dataset with Distributional Shifts」をarXivに公開して…続きを読む

純粋に「写真を楽しむ」だけの写真共有アプリGlassは有料だが公開前から人気、iOS版リリース
Instagram(インスタグラム)はそのフォーカスを買い物、ビデオへと変えてきており、同社の製品責任者Adam Mosseri(アダム・モセリ)氏は6月に「もはやInstagramは単なる写真共有アプリではない」と発言したときはニュースになった。しかしソーシャル写真共有エクスペリエンスを求めているフォトグラファーはどうすればいいのか。 Facebook(フェイスブック)とPinterest(ピンタレスト)でプロダクトデザイナーを務めたTom Watson(トム・ワトソン)氏によると、フォトグラファーはしばらくの間、ソーシャルネットワ…続きを読む

NASAが「空飛ぶタクシー」目指すJoby製eVTOLの飛行試験、新たな空の交通基準策定に向け性能・騒音など情報収集
Bradley Wentzel / Joby Aviation NASAがJoby Aviation(ジョビー・アビエーション)が開発する電動垂直離着陸機(eVTOL)の飛行試験を開始しました。この試験は8月30日から9月10日にかけて行われこの試験機が安全に安定した飛行を行うかを確認し、各種データを収集します。 Jobyは2009年創業のeVTOL企業で、NASAのAdvanced Air Mobility(AAM) と称するキャンペーンに参加する企業のひとつ。AAMキャンペーンは都市近郊や地方の地域環境における新たな旅客および貨物…続きを読む

Zoom商談を書き起こしSalesforceに自動入力するオンライン商談自動化ツール「アンプトーク」が発売開始
amptalkは9月6日、オンライン商談自動化ツール「アンプトーク」の発売を9月1日より開始したと発表した。また2021年5月、ジェネシア・ベンチャーズ、モバイル・インターネットキャピタルより、シードラウンドにおいて約1億円の資金調達を実施したと明らかにした。調達した資金は、今後のプロダクト開発・販売の為の人材の採用に活用する予定。 2020年5月設立のamptalkは、「データによって価値あるアドバイスを」作り出すことをミッションとし、「昨日まで世界になかったチャンスを」作り出すことをビジョンに、「人」だけではできなかったことを成し…続きを読む

【コラム】その正当性確保のために暗号資産の規制は不可欠だ
編集部注:本稿の執筆者はHenrik Gebbing(ヘンリック・ゲビング)氏とWilhelm Nöffke(ウィルヘルム・ネフケ)氏。ヘンリック・ゲビング氏は機関投資家や企業向けに欧州のデジタル資産のカストディと金融サービスのプラットフォームを提供するFinoaの共同CEO兼共同設立者。ウィルヘルム・ネフケ氏もFinoaのシニア・コンプライアンス・マネージャー。 ーーー 過去10年間、欧州や世界各国で顧客確認(KYC)やマネーロンダリング対策(AML)の規制に関するさまざまな構造的変化が見られてきた。有名企業によるマネーロンダリング…続きを読む

自律型潜水機とクラウドベースのデータでBedrockは海底マッピングを近代化
再生可能エネルギーの推進により、多くのエネルギー会社の最重要課題となっている洋上風力発電。これを実現するには設置場所となる海底を詳細に調査する必要があるのだが、幸いなことにBedrock(ベッドロック)が自律型水中ロボットと最新のクラウドベースのデータサービスを用いてそのマッピングプロセスを21世紀にもたらそうとしている。 「大きな船に大きなソナー(音波探知機)を」という一般的なアプローチに代わり、より速くよりスマートで、よりモダンなサービスの提供を目指している同社。ウェブサイトをホストするためにサーバーを立ち上げるのと同じくらい簡単…続きを読む

ドイツ政府がEUに対しスマホメーカーによる7年間のセキュリティ更新・パーツ供給の義務づけを提案
sigoisette via Getty Images ドイツ政府が欧州委員会に、スマートフォンメーカーにセキュリティアップデートやスペアパーツを7年間提供するよう義務づけることを提案したと報じられています。 ドイツのニュースメディアHeise.de(ハイス・オンライン)によると、ドイツ連邦政府はスマートフォンやタブレットの修理・サービスに関する規制を変更するために、欧州委と交渉を開始したとのことです。欧州委はスペアパーツの供給につきスマートフォンでは5年間、タブレットでは6年間を義務づけることを計画していますが、ドイツはこれらを7年…続きを読む

フェイスブックが顔認識AIの有色人種バイアス問題で謝罪、黒人が登場する動画に「霊長類」とタグ付け
Sundry Photography via Getty Images FacebookのAIが、黒人男性が映っている動画に「霊長類」とラベル付けし、ユーザーに「さらに霊長類の動画を視聴しますか?」といった内容の定型メッセージを表示していたことがことがNew York Timesによって報道されています。Daily Mailが6月に投稿したこの動画には、警察官を含む白人が黒人男性と向き合って話しているという構図でしたが、霊長類(動物分類学上での霊長目)はそこには映っては居ません。 FacebookはすぐにAIによる投稿推薦機能をすべて…続きを読む

17歳で開発、ディズニーも使うベクターデザインツール「Vectornator」が約22億円調達
企業が自社の問題を解決するためにツールを開発し、そのツールの方が実は今やっている事業よりも価値があることに気づく、というのはテック業界では昔からある話だ。Linearityは同じような状況から生まれた。17歳だった創業者のVladimir Danila(ウラジーミル・ダニラ)氏は、2017年にベクターデザインをより簡単にするために「Vectornator」ツールを考え出した。今ではApple(アップル)、Disney(ディズニー)、Wacom(ワコム)、そしてMicrosoft(マイクロソフト)でも使われている。Disney(ディズニ…続きを読む

北欧発「企業向けマーケットリサーチのNetflix」を目指すStravitoがシリーズAで約16.2億円調達
マーケットリサーチやインサイトは企業にとってフルに活用されていない資産であることが多い。通常、コンテンツを見つけるのが難しく、重複が多かったり、情報がうまく使われていなかったりする。 スウェーデンのスタートアップ企業であるStravitoは、社内外のデータソースを一元化し、この種の資産のための「SpotifyかNetflix」のようなものを作ることで、はるかに使いやすく、消費しやすくできるという。 Stravitoはこのたび、Endeit Capitalが主導して1240万ユーロ(約16億1700万円)のシリーズAラウンドを調達した。…続きを読む

Agility Roboticsが倉庫で働く二足歩行ロボット「Digit」のビデオを公開
Agility Robotics(アジリティー・ロボティクス)が公開した新しいビデオでは、だんだん見慣れてきつつある光景が紹介されている。それは高度な自律型ロボットが、退屈な倉庫作業を行う様子だ。同社にとってこのビデオは、拡散させて世間の注目を集めようとしたものではない。むしろ、Boston Dynamics(ボストンダイナミクス)のような企業が、派手なパルクールのビデオと高度に振り付けられたダンスセッションの間に挟む、最も基本的なコンセプトの証明のようなものだ。 しかし最終的に、このロボットの開発者たちがターゲットにしているのは、ま…続きを読む

Rivian電動ピックアップトラックの航続距離を米国環境保護庁が発表
Rivian(リビアン)は、電動ピックアップトラック「R1T」の初期生産仕様車が、EPA(米国環境保護庁)基準で314マイル(505.3キロメートル)の航続距離を達成したと発表した。同様に、電動SUVの「R1S」は航続距離316マイル(508.5キロメートル)とされている。 航続距離と電力消費率の公式値は、米国EPAのウェブサイトに掲載されている。これらの数値は、Rivianがこれまでに公約していた航続距離300マイル(約482.8キロメートル)を上回るものだ。 EPAの試算では、さまざまな運転スタイルまで考慮できるわけではないが、同…続きを読む

情熱から趣味そしてスタートアップへ
スタートアップとマーケットの週刊ニュースレター「The TechCrunch Exchange」へようこそ。 やあみんな!アレックスだ。今週はお休みをいただく。平日のコラムで私を助けてくれている副操縦士のアンナが私が不在の間のニュースレターを扱う。最高なものになるだろう。お楽しみに! さて数週間前、私たちは成長に焦点を当てながら、いくつかのスタートアップの結果を調べた。今回私たちは、そうして書いたスタートアップコレクションからさらにそれを1社に絞り込む。Water Cooler Trivia(ウォーター・クーラー・トリビア)だ。 関連…続きを読む

不動産テックのHomeLightが収益急増にともない110億円のシリーズDをクローズ
不動産テックプラットフォームを運営するHomeLight(ホームライト)は米国時間9月2日、シリーズDラウンドで1億ドル(約110億円)の資金を確保し、2億6300万ドル(約289億円)を負債で調達したと発表した。 今回のエクイティラウンドでは、リターンを提供したZeev Venturesがリードし、Group 11、Stereo Capital、Menlo Ventures、SoftBank Vision Fund(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)のLydia Jett(リディア・ジェット)氏が参加した。今回の資金調達により、サン…続きを読む

米SECが証券3社に制裁金、社員クラウドメールのハッキングで顧客情報が流出した疑いで
米国証券取引委員会(SEC)は複数の証券会社に対し、ハッカーがそれら企業の従業員の電子メールアカウントを乗っ取った後、数千人の顧客や取引先の個人を特定できる機密情報を漏洩させたとして、合計75万ドル(約8230万円)の制裁金を科した。 SECから制裁を受けたのは、3社に属する計8事業体。Cetera Financial Group(Advisor Networks、Investment Services、Financial Specialists、Advisors、Investment Advisers部門)、Cambridge In…続きを読む

メルセデス・ベンツが買収したYASAの革新的な新型モーターはEV業界を変える
革新的な「axial-flux motor(アキシャルフラックス、軸方向磁束)」モーターを開発した英国の電気モータースタートアップ企業であるYASA(かつてはYokeless And Segmented Armature、ヨークレス・アンド・セグメンテッド・アーマチュアという名称だった)が、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)に買収されたのは2021年7月のことだった。この買収は、発表された情報が少なかったため、それほどマスコミの注目を集めたわけではなかった。しかし今後、YASAは注目する価値のある存在となるだろう。 20…続きを読む


